INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

しょうもないやじうま話(時限)

しょうもないヤジウマ話で失礼。

 

なにやらNHK党の立花氏ENTPとドワンゴ川上氏INTPが生放送対談をしたらしい。

久々の川上氏登場と聞いて私も録画を見てしまったが、

全体的には、口の回る立花氏が口下手な川上氏をボコボコに論破する感じだった。

 

川上びいきの私としては、まるで自分がしばかれているような気分になり、

まあまあフラストレーションがたまる対談であった。

前回N党に投票しなくてよかったわ。しみじみ後悔させられるところだった。

 

その後、ひろゆきINTPが全面的に川上氏の味方として援護射撃をして、

立花氏もホリエモンENTPにすがりついて援護を請い、

またもや【INTP軍 対 ENTP軍】の構図になっていた。

(ただし今回はホリエモンがかなり引き気味だ)

 

それにしても、ひろゆきが言っていた通り、川上氏は実に口下手だった。

私も川上氏と同じくらい口下手なのでよくわかるが、

要するに川上氏は「頭の回転が遅い」のであろう。

これは5w6の特徴なんだろうか。

(ちなみに私は頭の回転が遅いことをまったく恥だと思っていない)

 

一方の立花氏は、頭の回転が非常に速い。

そのへんは橋下徹氏ESTJと似ていて、衆目下での口ゲンカにめっぽう強い。

だから川上氏をボコボコにするのは容易であっただろうな。

 

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だが、表面的な勝敗とは裏腹に、

川上氏の攻撃は確実に立花氏を追い込んでいると私は思った。

私は、自分とよく似た思考回路の川上の狙いが、なんとなくわかったのだ。

 

川上氏はいろいろ言っていたが、

本当に言いたいことはただひとつで、

「立花はガーシーを唆した。もしガーシーが有罪であったなら、

 党首の立場で示唆をした立花も監督者として逮捕されるべきだ」

ということである。

 

すると、立花氏は川上の攻撃に反論するには

「それは業務時間外のことだから俺には関係ない。監督責任外だ」

とか言うしかないわけだが、

しかしこれは、立花氏としては本当は言いたくないことなのである。

 

なぜなら、立花氏は後ろにガーシーESFPという地雷を抱えており、

このような返答をすればするほど、ガーシーから

「立花の野郎、すべて俺のせいにして、自分だけ助かろうとしやがって」

と言われてしまうのが目に見えている。

 

立花氏もそんなガーシーの性格を十分すぎるほど理解しているので、

「俺は最後までガーシーの味方だ、だから必死で擁護している」

というスタンスを1秒たりとも崩せないと考えているのだが、

川上氏のツッコミに対しては

「俺はガーシーの味方だが、法律的には無関係だ」

と言うしかなく、どうしても歯切れが悪くなってしまうのである。

 

この点で、立花氏は非常に苦しい立場にある。

何しろ相手は逆恨みの天才ESFPのガーシーだ。

彼の逆恨みを抑止するには「援護していた」という過去形ではダメで、

常に「援護し続けている」という現在進行形でなくてはならない。

これはめちゃくちゃ厳しい条件である。

 

現実的にいえば、立花氏は目先の時間稼ぎをすることはできても、

永遠に援護や支援をし続けることは不可能なので、

ガーシーの恨みを買うことを避けるのはほぼ不可能であろうと思う。

 

逆恨みを避ける方法は一つしかなく、立花氏自身が

【ガーシーよりも重い刑を受け、かつガーシーよりも貧乏になる】

という妬まれ要素ゼロの状況になるしかないわけだが、

これは立花氏には受け入れがたい条件なのだ。

 

従って、川上氏としては実は論戦の勝敗などどうでもよくて、

とにもかくにも

「ガーシーよりも、上長として指示したお前のほうがもっと悪い。

 お前が上長として指示したという証拠はこれだ。」

ということをしつこく言い続ければよい。

 

そうすれば、その証拠を崩せない限り、立花氏はひたすら

「いや、悪いのはガーシーであって俺は関係ない」

と言うしかなく、そのための必要経費としてガーシーに

無尽蔵の補償を約束しなくてはならず、

立花氏にとっては痛すぎる攻撃になるのである。

 

一方で、ホリエモンはそのような状況を冷ややかに見ており、

「ほうほう、立花は俺に、ガーシーの逆恨みを制止してほしいわけだな」

と理解しつつ、内心ではおそらく

「そんなのできるわけないけどな」

と思っているのだがそれは置いといて、

ともかく立花氏は完全にホリエモンの下僕となって

必死でゴマをすりまくりながら縋りつくしか道がないわけである。

 

立花氏は、内心では

「うおー、やっぱガーシーを引き込んだのは調子に乗り過ぎたか。

 最初からちょっとヤバそうな予感はしてたけど、マジでやってもうたな~

ってな感じで心底から後悔しているであろうと推測されるが、

もうやっちまったものはどうしようもなく、今後もドバイ組と形だけの

同盟関係を取り繕うのに精神力を奪われ続けるしか道がない。

 

そうすると、今度は立花氏の弱り目を見抜いたNHK総務省

「立花の野郎め、今こそ積年の恨みを晴らす時だ。喰らいやがれ!!」

とばかりに大挙して猛砲撃してくることが予想されるため、

立花氏はもはや誰と戦っているのかさえもわからないような状況になりかねない。

 

立花氏の助かる道としては、

とりあえずガーシー問題を解決して身軽になることが先決だが、

そうはさせじと川上の野郎がしつこく燃料を投下して妨害してくるに

決まっているので、いわば退路をふさがれてしまっている状態なわけである。

 

立花氏としては、本当は川上氏など何の関係も恨みもないのだから、

さっさと詫びて和睦するほうが賢明なのは十分わかっているんだが、

それをやるとFC2高橋氏への裏切りということになってしまい、

ますますガーシーからの風当たりが強くなるのは目に見えている。

そのため、にっちもさっちもいかない状態になっているわけである。

 

ちなみにFC2高橋氏のほうは、もともとガーシーから

「俺が川上を撃っておいてやったから、あとはお前が自分で撃てよ。

 俺にやらせておいて、自分は黙ってるなんて許さないぞ。」

的なことを言われてしかたなく撃ち始めただけで、内心では

「別に川上を撃ってくれなんて頼んでないんだけど、

 もう撃っちゃったなら義理として自分も撃つしかないわな」

って感じで、本当はそれほどやる気がないのかもしれない。

 

なので現時点で立花氏が取れる作戦としては、

まず高橋氏と川上氏をどうにか適当に和睦させ、そのうえで自分も川上氏と

和睦するのがよいのであるが、その動きをガーシーに悟られるとまた面倒な

ことになるのは目に見えており、ひたすらガーシーが重荷なわけである。

 

立花氏としては、

もういっそのことガーシーにはさっさと捕まってもらって、

「出所後の手当てを約束するから許してください」

とかなんとか言ってガーシーのご機嫌を伺いながら口封じをしつつ、

その間に高橋氏も含めて川上と和睦するしかないかもしれない。

 

これを成し遂げない限り、立花氏は結構やばい立場だろう。

もしガーシーが警察にあることないこと言って立花氏を道連れに

しようとしたら、ガーシー以上に政府から恨まれている立花氏は

非常に不利な立場となる。(残念ながら日本はそういう点で腐っている)

立花氏も腐った司法に口実を与えるのは避けたいと思っているはずだが、

ここまで巻き込んでしまったガーシーを一生養っていくだけの覚悟は

持っていないので、おそらく防ぎきることはできないのではないかと私は思う。

 

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これについて、ホリエモンがちくりと嫌味を言っていた。

 

ホリエモンは立花氏にとぼけた顔で

ひろゆきの嫁は左翼っぽいこと言うからうざい。左翼ってやばいよね」

みたいなことを言って、

ぱっと見は川上陣営を批判してるフリをしながら、実は暗に

「立花さん、あんた意味もなく民間企業を叩いたのは大失敗だったよ。

 だって、あんたの支持層は腐った政府に怒ってる人だったんだろ?

 なのに民間企業を叩いたら、山本太郎と同じになるじゃん。

 そんなこともわかんないの?アホなの?」

と言っているように私には見えた。

 

もし立花氏が今後もガーシーに合わせて

"体制側にまわって搾取してる上流階級は市民の敵だ!"

って言いまくれば、たしかに一部の人にはウケるだろうけど、

しかし「体制側」という言葉よりも「資本側」のほうが

わかりやすいので、いずれは金持ち叩きの流れになってしまい、

それだとホリエモンも敵ということになってしまう。

 

立花氏がホリエモンを味方にしておくには、どうにかして共産色を消し、

あくまで"日本の談合忖度的な司法は腐りきっている"という話に

収束させなくてはならないわけだが、

(これならば私みたいなひねくれた奴もたくさん賛成するだろうが、)

しかしこのへんの分野で多数の人達を制御するのはめちゃくちゃ難しく、

できる人はほとんどいない。

 

立花氏は「自分は正義のための革命家だ」とか言っていたが、

便乗左翼を上手に制御できるほどの麒麟児には見えないので、

もはや周囲の身近な人からはやべえ宗教の教祖みたいに

見えてきているかもしれない。

 

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今回の件で、立花氏の主張が通りそうな点は

「とはいえカドカワ捕まったやん。談合企業を叩くのは俺の仕事やん」

という点で、これはもし川上氏が言うように結果論であったとしても、

やはり川上側が苦しく、印象戦では勝ち目がない。

 

ただ、立花氏はあくまで税金を吸って生きている側の人間であるから、

少しでも「政治の腐敗」から話がずれたらアウトだ。

彼はいつ多くの善良な市民から

「俺から税金を吸ってるのは、民間じゃなくてお前やんけ」

と言われるかわからない立場であり、そうならないためには、

彼が叩いてもいいのはお上や談合企業だけなのだ。

 

そういう意味ではもちろん談合カドカワ叩きはセーフということになるので、

立花氏としてはそこをしつこく繰り返し主張すればいいのであるが、

一方でガーシーが「そんなの関係ねえ」とばかりに無差別に民間を

撃ちまくってしまうのを、立花氏には制御することができない。

(ガーシーを制御できるのは、おそらくENTJだけだと思う)

 

結局、立花氏がどんなに軌道修正しようとしても、

かたっぱしからガーシーに話を乗っ取られてしまい、

そのうち世間から「立花こそ俺から吸った税金を返しやがれ」と

叩かれる立場になるのは避けられないと思う。

 

立花氏は今それを避けようと必死で防衛しているのだが、

このような消耗戦を続けるのは川上氏以上に大変である。

おそらく精神力も資金も続かず、いずれはガーシーを切り捨て、

今度は自分がガーシーから攻撃されまくる立場になるのは

わりと時間の問題のように見える。

 

てことで、私には立花氏はもうだいぶ詰みかけているように見えたが、

もし本当に詰んだ場合は、彼が作り上げた「NHKいいかげんにしろ」

の票田は、維新とかがおいしく攫っていくのかもしれない。

 

てゆうか、もうそれでいいや。立花氏よ、さようなら。

私は彼を好きではなかったが、彼の戦法であった

「腐りきった法を変えさせるには、その法に合致する範囲で考え得る

 最もうっとうしいことをやればよい。そうすれば法を変えるしかなくなる」

という方法には一理あると思っていた。

しかし川上氏を撃つ姿があまりにも憎々しすぎたので、ついに愛想が尽きた。