INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

ドワンゴ vs FC2

またまたミーハーな話題で恐縮だが。

ドワンゴ川上量生氏が、FC2やNHK党と揉めているようだ。

 

もともとは、川上氏がFC2の高橋氏に裁判で勝訴したことから始まっており、

そしたら高橋氏と縁(友達?)のあるガーシーが脅しをしてきて、

しまいにはNHK党の党首も絡んできている、みたいな。

 

素人観察だが、構図としては以下のような感じか?

 

 西軍:川上氏INTP+ひろゆき氏INTP

 

 東軍:FC2高橋氏(7w8?4w5?)+NHK党ガーシー(+箕輪)

    +NHK党首立花氏ENTP(+ホリエモンENTP)

  

(※東軍の箕輪というのは、ホリエモンの家来である)

 

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(FC2について)

 

FC2といえば、有名なのは「違法エロ動画」だ。

会社の本拠地を海外に置けば、日本の警察は手を出せないというのを

早い段階で実演して見せた経営者とも言える。

 

高橋氏が川上氏と揉めたのは、「ブロマガ」という言葉の商標をめぐって裁判し、

川上氏が勝って、日本の裁判所は「FC2はドワンゴに1億円支払え」という

判決を下したというもの。

 

まあ今となっては、「ブロマガ」なんていう死語みたいな言葉に何の意味が

あるのかよくわからん感じだが、日本で裁判すれば、そりゃこうなるだろう。

高橋氏としては、裁判にならないように適当なところで妥協しとけば

よかったと思うんだが、そうしないのが高橋氏なんだよなあ・・・。

(単なる有利不利の話なのに、なぜか「メンツ」とか「正義」の話にしてしまう)

 

FC2のエロ動画はたしかに国内では「違法」だったのだろうが、

国民に深刻な害を与えたというわけでもない。なぜなら、

国はFC2を締め上げたところで、外国のエロサイトを締め出すことは

全然できていないからだ。

(もし国がFC2を締め上げたいなら、海外サイトも締め出さなければ、

 「外国を利するための法律なのか?」という話になるのは当然である)

 

高橋氏は「国のメンツをつぶした」というどうでもいい罪によって、

執拗に国から攻撃されている。そんな孤軍奮闘の状況であれば、

「日本の腐った法律を使って攻撃してきた川上は許せん。奴は日本政府の手先だ」

というような心情になるのも、まあ理解できる。

ただ理解はできるが、国民の多くは、高橋氏にそれほど同情的ではないと思う。

 

なぜなら日本国民の大部分は、

「腐った日本政府と戦うFC2高橋氏を、全力で応援しよう!」

とか思っているわけではなく、むしろ

「腐った政府とエロ業者が、しょうもない意地の張り合いしとるわ」

くらいにしか思っていないからだ。

 

だから揉め事の解決としての裁判をした川上氏を逆恨みするのは筋違いだし、

高橋氏は不利な裁判を避けるために「ちょっとドワンゴ有利」くらいの条件で、

さっさと妥協しとけばよかった。

川上氏も日本のアホな法律は大嫌いなタイプなのだから、

もめるより味方にしたほうがお得だったのにね。

 

 

ところで、これは私の個人的な感想になるが、

FC2のビジネスモデルは、わりと「善なるもの」だったと思う。

 

エロ動画を始める前、FC2は「FC2ブログ」というサイトを運営していたが、

これは「広告の出ないブログサイト」であることが特徴だった。

ではどこで収益をあげていたのかというと、FC2は

ブログ主が【アフィリエイトをしやすい環境】を提供して、

その対価としてアフィ収益の一部をピンハネする

というモデルであったと理解している。

 

苦労してあげた収益をピンハネされてしまうアフィリエイターから見ると、

FC2ブログはろくでもないサイトだったのだろうか?

それは私にはわからない。

しかし、

【当たり前のように広告を表示しておきながら、ブロガーには1円も支給しない】

という他のブログと比べると、

FC2のほうがよほど良心的であると私には見えた。

だからエロ動画を始めた後でさえ、私はFC2を好意的に見ていた。

(たとえ法律に反していようと、それは日本の法律の問題に見えた)

 

まあこのへんは、T4寄りとT6寄りで意見が分かれそうなところであるが、

「クリエイターの収益確保(T4)」と「有害表現(有害広告)の氾濫防止(T6)」

という難しい両面問題について長年あれこれ考えてきた川上氏も、

きっとFC2ブログのことは「一理あるやり方だ」と認めていたのでは

ないかと想像する。

 

私としては、FC2もドワンゴもどちらも好意的に見ていたので、

両者が争うのは実に悲しいことである。

むしろ両者が手を組んで、日本のアホ政治と戦ってほしいくらいである。

・・・と言っても川上氏は「そんなのやらない」って言うだろうから、

むしろ高橋氏はひろゆきと組んでガーシーを攻撃すればいいんじゃないのか?

これなら、きっとNHK党の立花氏も大喜びのはずなんだが。

 

ガーシーは、「国外に本拠を置く日本人」の地位を危うくさせる存在だから、

腐った法律に断固対抗する高橋氏ひろゆき氏の両氏にとって、

きっと共通の敵になり得ると思うんだが・・・。

高橋氏にとっては、それ以上に日本の法律が憎いということなのかもな。

 

(なお川上氏は法律を嫌いつつも逆らう気はないから、仲間にならないと思う)

 

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NHK党について)

 

私はいつもNHK党に投票していたのだが、

今回の参議院選挙ではNHK党に入れなくてよかった。

もし投票してたら、「お前みたいな奴がカーシーを当選させた」

って言われるだろうからな。

 

それにしても、NHK党はNHKだけを攻撃してればいいものを、

なんでこう、つまんないことばかりやるかね・・・?

 

「ルールを悪用してみせることで、ルールを改変させる」

みたいな感じなのかもしれんが、

さすがに呼ぶ奴がうっとうしすぎて、いつもNHK党に投票すると

周囲から人格を疑われてしまう。

腐ったNHK総務省)を糾弾するという目的なら、

たいへん素晴らしい野党なのにな。

 

立花氏がちゃんとNHKにトドメを刺した後でなら、

もしその後に奇妙なことを始めたとしても、

私は周囲に「前も結果的に良くなったでしょ?」と言えるんだが、

現状ではNHKの体質はまったく変わってないから、

彼に投票すると白い目で見られる。

 

この状況で立花氏が話題集めだけの人を呼ぶと、

I型やI型寄りの考えを持つ人にとっては

 「NHKを腐らせたのはE型。そんなNHKを攻撃してるのもE型。

  そもそもE型がいなければ、何も問題はなかった」

というE型問題のほうが強調されて、なんかうんざりしてしまう。

 

NHKを攻撃する側も守る側も、どっちも税金で食ってるって、

さすがに茶番過ぎるだろ・・・。

税金にたかる毛ダニ達は、本当にいい加減にしてほしい。