ここ数日、駄文を「書いてみたけど公開しない」みたいなのが増えたな。
未来に関することを公開するのがちょっと嫌になったかも。
だってまだ結果がわからないし、作戦すら生煮えとかで不確定要素が
一定割合を超えると、他人に話したくなくなるっぽい。
そんなわけで、あんま未来とか関係ない話として、
またもやミーハーな話で申しわけないが、岡田斗司夫の動画の話をしたい。
実は、下記の動画を見返していて(←私は同じ動画を何度も見る習性がある)、
ちょっと気になる部分があったのだ。
岡田が紹介している本の内容を要約すると、以下のようになる。
【本の要約】
幸福な人生への最適戦略とは何でしょうか。それは次の3つに要約できます。
① 金融資産:「経済的独立」を実現すれば、金銭的な不安から解放される。
② 人的資本: 子どもの頃のキャラを天職とすることで、自己実現ができる。
③ 社会資本: 政治空間から貨幣空間に移ることで、人間関係を選択できる。
このうちの2つを習得して、残り1つは交換でゲットするのがいいです。
で、これについて岡田は
「①③については大賛成であるが、②については疑問。」
みたいなことを言っていた。
(ここまで受け売り)
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(ここから私の考え)
本の主旨については、まあなんとなくわかる。
私はいつも「時間・お金・エネルギーの合計で考えよ」とか言っているが、
これは時間とお金とエネルギーは同じ次元のもの(交換可能なもの)であるから
むやみに1つだけを見てはいけないという意味だ。
橘氏も同様に「交換可能な3つ」について述べているのだが、
すなわち、彼の言う①②③とは
① = 1・4・七(自己保存)
② = 2・五・8(セクシャル)
③ = 3・6・9(ソーシャル)
のことであり、これらは経済的交換が可能だと言っているのである。
(※ただし交換効率は非常に悪く、交換コストがかかる)
岡田氏はこの理屈に全面的に賛成しながらも、
②についてだけは「いまいち納得がいかない」
と疑問を呈したわけである。
私も②については疑問を感じ、
「人間は自分の子どもの頃のキャラに嫌気がさして、
その結果として現在の性格があるんじゃないの?
だって、子供のころのキャラって、カウンタウイングの性格やで?
橘氏の考察は、なんか間違ってない?」
と思ったのだが、
しかし岡田氏(ISFJ6w五)を見ていると
「岡田氏は②を否定してるけど、岡田氏の仕事って②そのものに見える。
彼の動画は【七に裏付けされた6】であるから、つまりカウンタ活用だ。
てことは、橘氏の言ってることはあながち嘘でもないってことか?」
とも思ったので、
ちゃんと自分で本を買って読んでみようと思ったのである。
で、言葉の定義とかを確認しながら読んでみたうえで
周囲の人々を観察してみると、
「たしかに、そうなってる人がけっこう多いような・・・。」
「自分自身についても、そうなってるのかも・・・?」
と、わりと肯定的に思うようになった次第である。
これを周囲の人に話したら、その人は
「自分については、たしかに②の通りに生きてますね。
そしてhizanoriさんも、おもっきし②のまんまの人生ですよね。」
って言われたので、
橘氏はそれなりに説得力のある話をしているのかもしれない。
私の考えとしては、
(これは10代~20代の人にはわかってもらいにくいかもしれないが、)
大人になった自分の性格は、子供のころとは明らかに違う。
だが、30代半ば以降で見ると、
【性格は違うが、活動内容が似ている】
という状態になっているような気がするのである。
図にすると、以下のような感じかもしれない。
(下段は【行動】っていうよりも【職業】について書くべきだが、子供時代は職業がないので行動とした)
上記のような図式の結果、私自身としては
「僕は子供のころとは性格が全然ちがいます!」
なのであるが、他人から見れば
「あんた、子供のころと同じような活動ばかりしてるやん」
みたいなことになってしまうわけである。
このテーマについて、私は周囲の性格分類仲間(←私が布教した)と
話をしてみた。その結果、
『人はみなカウンタを否定視しながらもカウンタの才能を持つ。
これはある意味ではバランスがとれているとも言えるため、
【ウィングのジャンルにおいて、カウンタっぽい活動をする】
という状態が最も落ち着きやすいのではないか?』
というような結論になったんだが、
実際のところはどうなんだろうな。
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ところで、もし上記のようなメカニズムが存在すると仮定して、
個人的にわりと納得がいったのは、私の兄についてである。
6歳上の私の兄(ISTP七w8)は、かつては転職ばかりしながら、
自由に行動する個人事業主に憧れていた。
しかし35歳くらいからずっと同じ職場で働くようになり、
もはや個人事業はあきらめたようにしか見えなかった。
そのため、私は兄に対して
「転職して新しい職場になじむことの方が、
ぶっちゃけ仕事自体よりも面倒くさく、よほどエネルギーがいる。
それなのに何度も新しい職場に行けるって、ある意味すごくない?」
とか
「個人事業したいとか言いながら、誘っても本気でやらないよね。
本当はやりたいの?やりたくないの?どっち?」
とか思って、
兄が何を考えてるのかいまいち理解できなかった。
しかし、ちょっとわかってきた。
なんだかんだ言って、兄はカウンタの6力を使っていたのだ。
兄は「他の社員とあまり深く関わらない」というスタイルだが、
(これは岡田動画の③のことであり、当然の行動ともいえる)
そのスタイルを確立することでむしろ職場になじんできた。
そして、兄は青少年期には4(統合)っぽいジャンルとか
6(カウンタ)っぽいジャンルとかに迷い込んで迷走した時期も
あったが、やがて
「8(ウイング)っぽいジャンルの職業で6力(カウンタ)を発揮」
という場所を見つけ、そこで落ち着いたのではないかと思われる。
(なお、これは七の物理的計算力を活用する仕事でもあった)
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(以下、兄ではなく私自身についての話)
思い返せば、私も青少年期にはいろいろ妙なことをしていたような気がする。
科学者になろうかなと考えてみたり技術官の道を考えたりして迷走し、
しまいには「8っぽい事業(ぶっちゃけ軍事)に6の一員として参加」しようと
してたかもしれない。
(いま考えると、6力皆無のw6の私が6として参加できるわけがなく、
結果的に8っぽいジャンルにc8として参加という感じになっていたかも。
つまり8嫌いが8ワールドに参加するという、イミフなことをしていたような気がする)
その後、35歳以降は「6っぽいジャンルに8っぽく参加(乱入)」という
仕事スタイルでおおむね固定されているような気がするが、
実際のところはどうだろうな。
てことで、どうでもいい駄文をぐだぐだと書いてきたが、
私と同じくおっさん(おばはん)の人は、自分の人生がどういう
スタイルだったかを振り返ってみたら、ちょっとおもしろいかもしれない。
また30代半ば未満の人はぼちぼち岐路が来る時期かもしれないので、何かの
参考にしてくれたら幸いである。