「ネアンデルタール人が滅んだ話」をご存じだろうか。
(私は半年ほど前に岡田斗司夫の動画で知った)
過去の社会科の教科書では
的な説が有力であったが、今はそうではなく、
という説が有力であるという話だ。
岡田の話によると、
・ネアンデルタール人は脳容量が大きく、骨も大きかった。
しかし彼らは、最大でも150人の村落しか作れなかった。
・一方でホモサピエンスは、個体能力は知力体力ともに劣るにもかかわらず、
群れる能力に長け、大きな集落を作るのが得意だった。
・ホモサピエンスは、数の力で次々とネアンデルタールの村落を襲い、
すべてを奪われたネアンデルタール人は各地で滅んだ。
という話だった。
(以上、岡田の受け売り)
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(以下、私のたわごと)
この動画は、いままで見た中で最も衝撃的で絶望的な動画だと思い、
私はしばらくこのことが頭から離れなかった。
なぜなら、
ネアンデルタール人 = I型
ホモサピエンス人 = E型
という図式を、
おそらくI型であれば誰でも想像せずにいられないような内容だったからである。
(詳しくは岡田動画でネアンデルタールを検索してください)
そしてその後、この絶望への対策を、ずっと考え続けてきた。
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私はここで、ホモサピエンスが卑怯であると言いたいのではない。
むしろ、ネアンデルタール人がいかに無能かということを
認めざるを得ないという話だと思う。
個体としての能力なんて、どうでもいいのだ。
群れたほうが勝つ。
それは、群れたほうが兵数が多くて有利という理由ではなく、
群れたほうが「豊かになる」からである。
東京と田舎では、どちらが物質的に豊かか?
おそらく、東京であると言ってよいだろう。
では、なぜ田舎は貧しいのか?
それは、人口密度が小さすぎるからである。
人口密度が小さいということは、
ヒトモノカネに情報を含めた4つの「資源」を活用する意味において、
絶望的なまでに非効率的となる。
このことは、1人で山で暮らすことを想像すれば、すぐ理解できるだろう。
(山奥での原始生活は、スプーン1本作るのに丸一日かかる生活だ)
あるいは、5人で暮らす場合と1人で暮らす場合の1人当たり生活費を
推測比較してみてもよい。
「群れることの有利さ」は、個人の能力差など誤差と化してしまうくらい
強烈であると、すぐにわかるであろう。
一方で、Youtubeには、
「資本家に搾取されないように生きろ」
みたいな、左寄りのことを言う人がいる。
(西村ひろゆき氏もその1人である)
私も搾取されるのは大嫌いなので、そう思うのはわかる。
しかし、
A:群れて搾取される生き方
B:群れずに自活する生き方
を比べるときに、
【平均収入はAのほうが圧倒的に多い】
という事実を、しっかり理解して受け入れる必要がある。
これを受け入れたうえで、それでもBを選ぶのなら、
個人の生き方としては理解できるし賛同もできる。
I型は、おそらく少ない収入で生きる術に長けている。
半原始人的な生活も、選択肢としては有りだと思う(たぶん適性が高い)。
しかし、
【群れずに個人経営をするほうが儲かりそう】的な妄想
をするI型については、
願望と予想の区別がついてないというか、
単なる愚か以外の何物でもないと思う。
個人の能力が1割高くても、軍としての能力にはたいした寄与はない。
重要なのは物資の量、すなわち豊かさだ。
兵站に劣る軍が勝つ可能性は0ではないが、順当に行けば、まあ負ける。
(プチン軍が前評判よりしょぼかったのも、国力がうんこすぎたからだ)
群れて豊かになる天才であるホモサピエンスから見れば、
個人事業や零細事業など、カモでしかない。
適当に太らせておいて、まるごと食うのに最適な存在であろう。
I型がホモサピエンス的攻撃を防ぐためには、どうしても、ある程度の資金や物資を
効率的に備蓄せねばならないのだ。それを怠ると、いいようにやられる。
これは武力戦争だけではなく、経済戦争においても同じである。
このへんの話は、I型への根本的な否定であるため、
I型の人が読むと気に入らないだろうが(私も書いてて気に入らない)、
しかしT型なら、嫌でも理解できてしまうメカニズムではないかと思う。
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ということで、私は考え続けてきた。
自分はE型より弱い種の生き物であることをはっきり認識したうえで、
私は今後、どうすればよいのかを。
で、そもそもの話、
ネアンデルタール人の弱点は、150人以上の大きな群れを作れないことにあった。
しかしこれは無理矢理ポジティブに見れば、「150人まではいける」ということ
でもある。
私は村長としての資質がじゅうぶんでないので150人は無理だろうが、
半分の75人くらいなら、行けてもおかしくないかもしれない。
・・・と思ったけど、やっぱしんどいから、50人ぐらいでいいや。
50人の村でも、丸呑みしたくなるような目立つ活動をせず、かつ防衛力が
高そうな業態にしておけば、わざわざ襲って来ないだろうからな。
(それでも襲われたら、ゲリラ戦しかない。敵の補給路への徹底攻撃で反撃しながら、
こちらの補給路は見えなくして守り切る。←あくまで経済の話ね)
てことで、私は現在の製造部を拡張して、50人の村を作っていこうと思う。
(ちなみに製造部は7人しかいないので、あと43人も増やす必要がある。
増やし方は、秘策を2つほど考えたが、今はなんとなく秘密)
かつて、私は設備費をケチって1つの拠点の人数を増やしすぎたせいで、
E型の見苦しい派閥争いが起こって痛い目にあったので、
今度は7~8人程度の少人数拠点を6~7個作っていくイメージでいこうと思う。
(複数拠点は多少のロスがあるが、防衛メリット大だからよしとする)
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ところで、
「日本はT6の国」だと言われる。
すなわち、同調圧力と量産型の国であると言われる。
しかし一方で、
「日本はもうすでにT6ではなく、T9の国ではないのか?」
という意見もある。
外国人から見れば、むしろT9にしか見えないらしい。
私は、その通りだと思えてならない。
そういう目で、こないだ作った自作の表裏理論の表を見てみる。
(無根拠ゆえ転載不可)
I型限定で、上の表で比率を比べると、
T9組: 9w8(4w5)+ 9w1(5w4)= 156+226 = 382
T6組: 6w5(2w1)+ 6w7(2w1)= 154+ 95 = 249
I型って、まじでT9派多すぎ。
E型を含めればかろうじてT6と拮抗していそうだが、
I型だけで言えば、日本はたぶんT9の国だな・・・。
私はこれまでは「製造はI型のほうが向いてそう」という理由から、
I型オンリーの体制を模索してみていたのだが、
T9はやたら甘えん坊気質の人が多く、バブ味ゼロの私は非常に疲れることがわかった。
私はT9族は嫌いではないが、甘えられるのはすごく嫌だ。
レアアース並みに少ない私の貴重なFiを、
なぜ、いい年した大人に使ってやらねばならんのか?
そんなことに私のエネルギーを使わせては、会社としても損ではないか。
バカバカしすぎて、だんだんI型集団にこだわる意義を感じなくなってきた。
精密で正確な作業とかは、たしかにI型のほうが向いてそうだとは思うが、
しかし製造には工程全体を見渡すフラットな視点も必要であり、
そういう意味では、Fi寄りのT9I型よりも、Si的なT6E型のほうが頼もしい。
てことで、今後はI型に固執せず、T6(+w6)を中心にIE混合で編成して
いこうと思う。(表の人数分布からIが多くなりそうだが)
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我が村は現在、第3拠点を建設中である。
おかげでGWは肉労続きで、明日も朝から土木作業だ。
ひ弱な私にはつらいが、仕方がない。
我が村の拠点は、外装も内装も、すべて自作と決まっているからだ。
拠点の外観が怪しいため、サティアンとか言ってバカにする奴もいるが、
「なかったら、作ってしまえホトトギス」
を合言葉とする我が村には、スマートでかっこいい施設など必要ない。
一番使いやすい施設は、自分の手で作った施設だと確信しているからだ。
私とともにT6村を作ってみたい人で、もし拠点長をやってくれるI型がいたら、
参加あれ。(拠点の設計もやってください)