INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

久々にやってもうた

こないだ、知り合いのおっちゃんESTP7w8に呼ばれて、飲みに行った。

 

そのころ、私は自社の通信器材用のプログラミングをしていて、

なんか思い通りにいかなくて苦戦しまくってたとこだったので、

脳みそがすっかりTiモードになり、ぶつぶつと独り言が増えて、

我ながらI型丸出しになっていた。

 

だから正直、飲みに行くのはちょっと億劫で、

「なんかめんどくさい義理雇用とか押し付けられるんとちゃうやろか」

などと思ってしまったのだが、

「いやいや、最近人間に対して無駄に悲観的になりすぎやろ」

と思いなおし、気を取り直して行ってきた。

 

お相手のおっちゃんは、もう歳は還暦近いのだが、元気はつらつエネルギッシュ、

コロナ禍をものともせず、この2年で会社の売上を8割アップさせた猛者である。

最近は地元の名物経営者みたいになりつつある、大変おもろいおっちゃんである。

 

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さて、呼ばれた店に行ってみると、なんか予想してたのと全然違う用件で、

「うちの〇〇部門を分社して、機材も全部あげるから、君がやってみないか?」

という御提案だった。

 

おっちゃん(M氏とする)の会社の〇〇部門は、我が社の全部門合計と同じくらい

の規模なのだが、M氏にとってはゴミのように小さな部門にすぎない。

M氏としては、爆進中の新事業所(他県)が忙しすぎるので、もはや利の薄い

〇〇部門から幹部らをすべて引き抜いて、新事業所へ送り込みたいようだ。

しかし創業事業である〇〇部門を畳むと、親しまれた看板名が消えてしまうので、

「顧客と機材と分社株半分を恵んでやるから、お前が存続させて利益も出せ」

という話のようだった。

 

正直、私のほうも大金をはたいて新拠点を作ってるところで、他のことなど

考えてる余裕がないのだが、条件的に言えば、チャンスと言えなくもない。

なので、いつもの私なら、少なくとも前向きに考える姿勢を示しながら、

「お誘いありがとうございます、よく考えてみます」とか答えたであろう。

 

しかしこの日、どうにもI型丸出しモードから抜け出せなかった私は、

もはや相手の感情などまったく配慮することなく、

いつもの無礼な本音ダイレクト口調で、べらべらと私見を述べた。

 

「あー、そういうお話でしたか。

 ちなみに僕、最近お金使っちゃって、持ってないですよ?(へらへら笑い)」

 

「それに、僕はMさんとは価値観がだいぶ違うので、もし任せられても、

 Mさんの目指す道からだんだん逸れていくと思うんですよ。」

 

「単に黒字を出すだけなら、がんばればできるかもしれないです。

 でもこの部門には、M社創業の目的が込められているじゃないですか

 だから、もしこの部門を誰かに任せるなら、それはMさんとよく似た

 価値観のじゃないと、無理だと思うんですよね。」

 

「てことで、僕はやめときます。すみません。(ペコリ)」

 

と答えて、即辞退してしまった。

相手の反論をまったく受け付けない論調で、話が一瞬で終了してしまい、

飲み会はいたく盛り下がった。

 

今考えると、メンツ重視のE型がわざわざ席を作って打診してくれているのだから、

断るにしてももう少しマシな言い方や振る舞いを考えるべきだったような気がする

のだが、そのときはTiだけの生き物になっていて、配慮など1ミリもできなかった

のである。

 

んで、すぐに話はお流れになり、以後の私はタダ酒を飲みながら、

価値観分類の話やら、今度買う機械の話やら、

呼ばれた用件とはまったく関係ないことを勝手にベラベラしゃべり倒すという、

なかなかアホなことをして帰ってきた。

 

おそらく私は、人をナメきったクソKYな変人小僧と思われたであろう。

まあ実際その通りなので誤解を受けたというわけではないのだが、

内心おっちゃんのファンであった私としては、非常によろしくない結果であった。

 

脳みそがTiモードのときは、飲み会には行かないほうがいいのかもしれない。

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