INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

こういうFIREなら理解できる(+追記)

FIREとか、口先ばかりの夢物語を言ってる人に辟易していたが、

同じFIREでも、半原始人型の節約方式でさっさと実行してる人がいて、

以下のブログがちょっとおもしろかった。これなら何の異論もない。

 

 

jinseiyoyoyo.hatenablog.com

 

ここでは、このブログ主のやり方(「貯蓄して退職&ミニマム収入」的な方法)を、

一般によく言われている「ギャンブルで1億ゲットしてFIREして投資生活」みたいな

アホな願望とは区別して、「低収入ベース型FIREの実践」と呼ぶことにする。

 

もともと、実行するしないはともかくとして、

多くのI型諸氏(特にITP型諸氏)にとって、

「勤めに出ずに生きていく方法はあるだろうか?」

というテーマは、たいへんおもしろいテーマである。

このテーマは、別にヒッキーじゃなくても、普通におもしろい。

 

私の場合は、出かけるのは嫌じゃないし、会社という場所もさほど嫌ではないのだが、

社会では時間に遅れないようマージンを持って行動せねばならず、そのやりくりを

するための精神エネルギーがもったいないのと、眠くて能率最低でも無理して起きて

いなくてはならないみたいな環境によって、平気で能率が阻害され、貴重な時間が

軽々しく無駄にされてしまうのが嫌である。その点では私も明らかに勤めが嫌である。

(ちなみに私の会社の製造部門は、昼寝自由である。寝ると頭が良くなる!)

 

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ちと話がそれたので元に戻すと、

「勤めに出ずに生きていく方法はあるだろうか?」

に対する一つの解が、究極の節約ライフであろうと思う。

 

私は散財しまくっており、節約の道を選んでいない(その才能も乏しい)が、

興味は非常にある。なぜなら、低支出型のひきこもりライフは、

退屈な生活になってしまう恐れが大きいものの、

腐った奴らに税金という年貢を納めなくて済むという魅力があり、

その点に関しては気分よく過ごせるだろうと思うからである。

 

しかし、低収入ベースのFIREを実現するには、最低限の収入をどうやって

確保するのかという問題はもちろんのこと、それ以外にも様々な問題がある。

なかでも一番の問題は、インフラ等の「タダ乗り」についてであり、

これは何をどう言い訳しても、絶対的に嫌われて攻撃されやすいということだ。

(特に群れの生物であるE型は、こういうのを極度に嫌う傾向がある)

 

私は、この国で「勤めに出ずに生きていく」方法を考えようとすると、

遅かれ早かれ、次の2択に悩まされることになると思う。

 

(A)守銭奴に税を納めて、社会から叩かれないための免状をいただく方法

(B)税金はほぼ免除だが、守銭奴から社会を使った間接攻撃を受けまくるという方法

  

心の平穏という意味では、おそらく(A)のほうが平和であろう。

しかし、腐った守銭奴に年貢を納め続けなければならない悔しさは残り、

「税金に巣くう毛ダニ共を根絶やしにしてやりたい」という気持ちは日に日に募る。

(ヤクザにミカジメ料を払ってしまう人の気持ちと似ている。屈辱だ。)

 

一方で(B)のほうは、守銭奴に生き血を吸われなくて済むことは爽快だが、

世間から「お前だけ税を払わないのはズルい」と叩かれることになり、これはこれで、

守銭奴の手先になったスネ夫達を、全員まとめて爆破してやりたい」

という気持ちが募ることになる。

 

どちらがマシかと考えて、私は攻撃を受ける回数が少ない(A)の道を

選んでいるわけだが、上記ブログ主の言うようなミニマム収入体制であれば、

少額を払うだけで「定められた税は払っている」と言い張れるため、

ひょっとしたら(B)に正解があったのではないかという思いもあり、

実際にやってみた人に対して、たいへん興味を抱くのである。

 

なお私の予想通り、上記ブログ主は、けっこう叩かれているようだ。

言ってることは極めて現実的であり、詐欺師への敵対姿勢を崩さない点など、

私には好感が持てるんだがな。

詐欺師を嫌うと、どうしても詐欺師の信者のこともだんだん嫌いになってしまうので、

私と同様、世間では嫌われるんだろうな。

 

(※なお、このブログ主の提唱する方法は、

 隅々まで読んだわけではないので詳しくは知らないが、

 早い時期から年200万ずつ貯金し、2000万くらい貯めて20代で会社を辞め、

 これを5%の海外金利に預けると年100万になるので、利率が5%に満たない

 時期はそのぶんだけバイトして極力貯蓄(年100万?)は継続しつつ、

 それとは別に生活費(年約50万?)をどうにか稼ぐという方法のようである。

 微妙に違うかもしれないので、興味のある人は自分で読んでください。)

 

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私は、世間の人々は年貢というものを過少に見積もる傾向があると思う。

しかし実際には、直接的に取られる国税・県税・市税・年金・健保・消費税

だけでも相当な年貢率であるにも関わらず、

表向きにはよく見えない部分においても、

「薄く広く掠め取るのが一番カシコイ」というENTJ的な毛ダニ思想が、

すでにこの国の隅々にまで浸みわたってしまっている。

 

たとえば、工事をするときは棒振りのおじいちゃんを配置しなくては

ならない法律になっているが、このおじいちゃんに払った金の何割かは

警〇の天下り団体に掠め取られている。

てゆうか、守銭奴は掠め取るために「棒振りを立たせなければならない」

という法律を作っているのであって、本当は安全とかどうでもよくて、

掠めることこそが法律の目的なのだ。似たようなのは他にもたくさんある。

 

日本は万事がこの調子で、国や地方に納める税類に加えて、

ひたすら無駄な仕事を増やされまくる「労役」の仕組みになっている。

この無駄な仕事の手間賃は、ぱっと見は業者が負担しているように見えて、

結局は価格に転嫁され、国民から「薄く広く掠め取る」ための道具になっている。

 

このことは、本当は誰でも薄々わかっているのだが、

考えてもムカつくだけなので、みな気付かなかったことにしている。

ときどき、おじいちゃんの棒を信じたせいで事故りそうになったりすると、

にわかに「やっぱりこの法律はおかしい」と思ったりする人もいるが、

暴れても損するだけなので、結局は我慢してしまうわけである。

 

ということで、なんかよくわからん話になってしまったが、

上記ブログ主と私は、違う道を歩みながらも、

きっと根底の考え方は似ているのだろうなと思った。

 

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(追記)

記事を書いたあと、ブログ主のやり方について妻に話してみた。

妻の感想:

・算術的におもしろい話だが、そもそも私らには倹約の才能がないので資格がない

・このやり方は、倹約の達人にとってはまったく退屈ではなく、たぶん楽しいと推測

・広い目で見れば「ポイ活」とかも労働の一種であり、ブログ主はとても勤勉な人だ

・素晴らしい帳簿実現力に感服した

妻6w5との雑談を終えて、私5w6の感想:

・我々は2人とも「裏T1」なのに、2人とも「表T1」を嫌っているのが共通してて驚いた

・よく考えたら、「裏が嫌だから表になった」わけで、当たり前なのかもしれない

・どちらかというと私は1w9に否定的、妻は1w2に否定的という違いが鮮明になった

・この現象は、「逆ウイングが嫌だからウイングになった」のと似ていると思った

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