INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

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「先守」防衛

専守防衛じゃなく先守防衛。

これは、常に先回りして防衛せよという意味の、私が勝手に考えた言葉である。

 

以前「自己中の定義」の話で書いた通り、世の中には3種類の盗賊がいる。

 T1:足元を見て奪いたがる奴

 T4:嘘をついて騙して奪いたがる奴

 T7:暴力と脅迫によって奪いたがる奴

の3つだ。

人間は、これらの共食い族から、身を守らなければならない。

 

(※なお上記ではT1・T4・T7の悪口を言っているが、元の記事では

  他のタイプについても公平に悪口を述べている。

  T2・T5・T8は「自分だけゲットしたがる強欲な奴ら」だし、

  T3・T6・T9は「群れて勢力拡大したがる卑怯な奴ら」であり、

  いずれもロクな奴らではない。)

 

特に、T5族の私としては、本家の「自分だけゲット道」を曲解して

筋が通らないやり方で自分だけ得したがる「w258」の盗賊から強奪されると

格別の悔しさを感じるので、意地でも完璧に防衛をしなければならない。

 

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さて、上記の共食い族のうちT4・T7については、私は防衛にさほど困っていない。

5w6の私は4力があって騙しの手口はよく見えるし、また私の周囲にいる

6w5の人達は7力があって暴力の封殺法をよく知っている。

結局、私周辺で問題になりやすいのは、T1「足元を見る人」ということになる。

 

ちなみにT1族が好む職業には、

「因業大家(因業地主)」「因業金貸し」「因業役人」

などがあり、すなわちこれらの盗賊は

「家賃」「利子」「不作為賄賂」

という3つの手段で他人の金を奪おうとするので、

それらにどう対抗するかという話でもある。

 

(・・・って、なんか1族の悪口だけ言いまくるのはちょっと気が引けてきた)

 

まあ1族の悪い面は、むかしあった「米騒動」とかを思い返せば、

いちばん想像がしやすいかもしれない。

米騒動というのは、江戸時代の因業野郎が飢饉に乗じて米を買い占め、

米の価格を釣り上げて儲けようとしたが、怒った民衆に焼き討ちされ、

すべてを奪い返されてしまったという、バカすぎる事件のことである。

 

最近でも、コロナに乗じてマスクを買い占めたアホがいたようだが、

さすがにここまでアホだと、世間からしばかれるのは必然と思う。

 

しかし、じゃあ自分が焼き討ちなどの因業討伐に参加するかといえば、

そんなめんどくさいことを、私はたぶんやらない。

何しろ世の中には、因業族は人口の「9分の1」も存在するのだ。

彼らにいちいち腹を立てて全滅させようなどと考えたらきりがなく、

ヒトラーと同じ種類のアホになってしまう。

 

私としては、因業族をむやみに目の敵にするのではなく、

自分が因業の餌食にならないようにすれば、それでよいわけである。

 

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ということで、因業の対策について。

 

因業への対抗手段は主に2つあり、ずばり「備蓄」と「生産」である。

因業が他人の足元を見るやり方はおよそパターンが決まっていて、

歴史や古い物語などを読めば、彼らが狙う分野はだいたい予想がつく。

その予想に従い、物質や資材が不足する前にあらかじめ備蓄するか、

あるいは代替品の生産手段を確保しておくか、

そのいずれか又は両方を行えばよいわけである。

 

そしてここで重要なことは、

【決して、直前になって備蓄しようとしてはいけない】

ということだ。

直前になってあわてて備蓄するのは、むしろ因業の思う壺であり、

そうではなく、備蓄は「長期視野で平時から行う」ものでなければならない。

 

私の考えでは、因業の成立を許してから対策を考えるのでは、遅すぎる

自分周辺で因業を成立させないようにすることが「先守」であり、

場当たり的に守っているだけではむしろ敵を調子に乗らせ、

いいようにやられてしまうことになるだろう。

 

そんなわけで、私の因業対策はものすごい長期スパンで、少しずつ実行されている。

私が田舎に移り住んだのも、因業対策の一環であると言える。

例えば、都会で米3トンを備蓄するのにいくらのコストがかかるか?

おそらく保管場所の家賃コストが高すぎて、誰も実行しないレベルであろう。

しかし田舎は不動産が都会とは比べ物にならないほど安く、

特に中古のポンコツ物件なら東京の同規模新築の2~3%とかの価格レベルなので、

少々かさばるものでも惜しみなく備蓄が可能である。

田舎は備蓄に関して、都会よりも圧倒的に有利なのである。

 

そして備蓄よりも重要な「生産」についてだが、

私が製造業へのシフトを決めたのも、ぶっちゃけこれが背景にある。

自ら作れるということは、因業への強力な対抗手段であり、

基本的に備蓄は生産までのつなぎでしかない。

(なお生産においても、田舎は都会よりコスト面で有利だ。開発では不利だが。)

 

余談だが、私の知り合いで会社に「農業部門」を作っている人がおり、

もちろん因業対策だから私もめっちゃ興味があったのだが、

第3うんこSiの私にはさすがに平時に農業はしんどすぎると思い、

食糧については「個人備蓄と生産準備」にとどめることにした次第である。

 

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まあこんな感じで、私の因業対策は食糧だけでなく多くのジャンルについて

地味に着々と行われてきたのであるが、

しかし最近はプチン事件のこともあって、「武器の備蓄」に関心が向いている。

 

武器の場合は、食糧などとは少し事情が異なる。

というのも、日本ではピストルなどを保有すると、たとえ使っていなくても

銃刀法違反で直ちに逮捕されてしまうため、備蓄ができないからである。

 

ただ私が思うに、「いつでもピストルを製造できる知識、汎用加工機、動力源」

などを持っているだけなら、それによって逮捕されることはないはず。

そういう広い意味での備蓄なら、武器についてもやれることはあるはずだ。

 

 

そもそも、いくら因業対策として物資の備蓄や生産準備を整えていても、

そのときになってT7に暴力襲撃されて設備ごと奪われたのでは、

何をやっているのかわからない。

備蓄にしろ生産にしろ、そこには必ず「物資と設備の防衛」が

伴っていなくては、まったく意味がないのである。

 

これまでは、あらかじめ複数の拠点を確保しておき、

備蓄や生産力を分けてあげることで旧知の仲間を呼び集め、

私兵団として防衛することを考えていたのだが、

いくら人数を集めても、効果的な武器がなければ烏合の衆に

なりかねないと思うようになってきた。

 

歴史的に見て、因業族が猛威をふるうのは、主に災害や戦争のときだ。

かつて阪神大震災では、水を5000円で売った因業コンビニもあったそうだが、

さらに深刻な災害や戦争だと、無法状態が数年に及ぶことも起こり得る。

そうなると、今度は暴力好きの盗賊達が、どこからかすごい武器を調達してきて、

めっちゃ活き活きと強奪活動をするだろうと予想される。

 

そんな状態の彼らに対して、包丁レベルのしょぼい武器では、

おそらくたちうちできないだろう。

もっと彼らをあっと言わせるほどの超強力で連続力のある武器群を、

今のうちから真剣に考えておいて損はないというか、

それも含めての盗賊対策でなければならないと、最近思うのである。

 

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以上、私の因業対策について書いてきたが、

こういう話をおおっぴらにすると、

一般的な善人の方から

「そんなに他人を警戒して、悲しくないの?」

みたいなことを言われてしまいかねない。

 

しかし、それはちょっと違うのだ。

因業対策は、コストもかかるし面倒な面もあるが、

その一方で、非常に楽しい一面もあるのだ。

 

というのも、私はかつて麻雀というギャンブルをたしなみ、

履歴書の趣味欄にも麻雀への深い愛を書きまくってきたのだが、

すると面接官から

【どういう人と一緒に麻雀するのが楽しいか?】

と聞かれることが多かった。

 

そのたびに、私はいつも正直に同じ答えを言ってきたのだが、

私の答えは、

【麻雀は、まったく気が合わないムカつく奴3人とやるのが一番楽しい】

というものであった。

 

だってそうだろう。

いい人と麻雀をやって金を巻き上げても気の毒で申し訳ないだけだし、

逆に負けた場合もぜんぜん腹が立たないので、

つまり退屈でおもしろくない。

 

しかし、業つくばりのセコガメつい因業野郎が相手なら、

金をむしり取れば取るほど気分爽快だし、逆に負けると鼻血が出るほど腹立つので、

それはつまり刺激的で楽しいということだ。

 

総じて勝負事というのは、ムカつく奴とやるのが

いちばん刺激的で、いちばん楽しいわけである。

 

そういう観点で1w2という人種を見ると、彼らは

「足元見るのはNo1」で「愛され力が18種中の最下位」なわけだから、

いわゆる「他人にあげるのは痰(タン)でも惜しい」という類の超むかつく奴であり、

まさしく最高の勝負相手となり得るわけである。

 

てことで、私が隠遁準備を兼ねて因業対策をコツコツと行うのは、

ばかげた世紀末願望などに基づいてやっているのではなく、

わりと刺激的で楽しい「勝負」としてやってるので、

どうかご心配なくというか、むしろ私は

【因業野郎との先守勝負はめっちゃ楽しいから、みなさんもいかが?】

と、おススメしたいのであります。

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