やりたくない面接を何度も繰り返し、何名か採用した。
そのなかに、探していた人材がいた。
タイプはESTJ6w5で、うれしいことに製造部門希望だ。
何でも嫌がらずにやってくれそうなので、何を頼むか迷ってしまう。
向いてそうなのは「パセリ係」「事務処理係」「数量管理係」とかだが、
私にとってはどれも死ぬほど嫌な仕事(かつ相手は得意な仕事)なので、
代わりにやってくれたらバンバンザイである。
今回6w5を採ったから、次は5w6を採れればミッションを1つ達成だ。
というのも、私は先日から「ペア運用」という新しい体制を考案し、
その実現を目指しているからである。
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ペア運用とは、5w6と6w5をペアで配置してお世話係とし、
その下に6人の人員をぶらさげて、8人体制とするものだ。
(お世話係の給料は2倍なので、人件費は10人分必要)
一般に、エニアがPwQとQwPの2人は、
得意分野的には真逆でありながら、付き合うストレスが非常に少ない。
日本人の夫婦はほとんどこの組み合わせであるのも、
そのことを裏付けていると言える。
人間は、1人だと心細いこともある。
たとえば、もし上司から「1人で外国へ行って支社を作ってこい」とか言われたら、
私は途方に暮れ、泣きたくなって辞めてしまうにちがいない。
しかし「5w6-6w5ペアで行って作ってこい」という指令であれば、
なんか現地で人員を雇ったりしながら、適当にやれそうな気がしないでもない。
ということで、5w6-6w5ペアを作って具体的なミッションを与えさえすれば、
あとは自分達で考えて適当にどうにかしよるんとちゃうかいな?、
いや、どうにかするに違いない!という考えに至ったので、
さっそくその実現に向けて、あれこれ考えているというわけである。
この方法のいいところは、人の「切り捨て」をしなくてよいことである。
例えば私はT9系に甘えられるのは疲れるので御免こうむりたいし、
すぐに派閥とか作りたがるT3系のドE人間も、もう仲間にしたくない。
(※T9系=9w1-5w4,9w8-4w5、T3系=3w2-7w8,3w4-8w7 )
しかし私も、最初からそうだったわけではない。
T9系は私が立てる作戦を理解しようと努めてくれたし、
T3系は驚くほど有能で、頼もしく感じたものだ。
しかし、私はただ、お世話係に「ほとほと飽きた」のだ。
彼らの感情のお世話をしたくないから、無意識に人間を遠ざけたくなり、
関わりを切りたくなってしまう。
しかし、フレッシュな5w6-6w5ペアは、まだ飽きてないはずだ。
元来、人間の「適材適所」を考えたりすることは、かなりおもしろい仕事である。
きっと彼らは、悩みつつ、楽しみつつ、お世話係をやるだろう。
(私も1周目はそうだった)
というわけで、私はもうお世話係は3周くらいやってゲップが出そうだが、
1周目の人はまだ飽きてないから、そのフレッシュなペアにお世話係を
押し付けることにより、私は飽きてない別の仕事を楽しくやろうというわけである。
(そのかわり、生贄となる新お世話係には、2倍の給料を差し上げる)
ぶらさがる6人は、当該2名に「勝手に好きなのを集めれ」と命令すれば
いいだけなので、それが何タイプだろうと、T9だろうとT3だろうと、
もはや知ったこっちゃない。
私はとにかく5w6と6w5を探しまくって、
くっつけてペアにして新しい拠点に放り出し、
「あとは2人でどうにかしろや」と、冷たく突き放せばよいわけである。
こういうやり方なら、私もまだ飽きてないから楽しくやれる。
そんな素晴らしいアイデアを考え、鋭意実践中というわけなのである。
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というわけで、とりあえずゲットした6w5に仕事をあれこれ教えまくりながら、
その間にどうにかして5w6を捕まえてこねばならぬ。
退屈している5w6がいそうなところを考えて探しているのだが、よくわからない。
で、悩んでいるうちに、ふと「大学とかどうなんだろう?」と思ったところである。
大学という場所は、5w6には合わない場所のような気がする。
なぜなら、基本的に5w6は、10年以内に応用することが不可能な学問には、
ほとんど意義を感じない生き物だからである。
環境的にも、ボスザル学者がうようよいるし、名誉やら権威やらの非実体物が
渦巻きまくりの世界なので、現実主義の5w6には根本的に合わない気がする。
誤って大学の職員になってしまった5w6は、退屈で腐っているかもしれない。
そこで私のT6村構想を語り、「大学と2足のわらじでもいいから実務やらない?」
と説けば、なんか釣れそうな気がしないでもない。(私なら行く)
うまくいくかどうかわからんが、というか、どちらかというと
あまりうまくいく気がしないのだが、他に思いつかないので、ちょっとやってみよう。
まずはどうにかして、近くの大学に堂々と侵入する口実を獲得しないとな。