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繁華街の悲哀・・・現在は?

かつて、とある繁華街ヤクザのENTJ8w7が、口癖のように言っていた。

「どんなバカでも、電気のヒモを引っ張って、灯かりを点けることはできる」

と。

(注:昭和時代の室内蛍光灯は、紐を引っ張って点灯させるタイプだった)

 

何かと人を選り好みしたがる私とは違い、

繁華街ヤクザは、仲間に入りたい人は「誰でもウェルカム(採用)」だった。

 

彼は、他の誰よりも、人間が大好きであった。

なぜなら彼は、人間と付き合えば付き合うほど自分が儲かると知っていたからだ。

 

このヤクザ(甲とする)は、すさまじく頭の悪い人(乙とする)を集め、

あり得ない契約書にサインさせて、いくつもの店をやらせた。

契約書の内容は、だいたい以下の通りである。

 

 1,甲は、事業資金として金伍百萬円を乙に貸し付けるものとする。

 2,もし事業に違法性があった場合は、逮捕されるのは支配人たる乙である。

 3,乙は、事業利益から、貸付金および利息を甲に毎月返済するものとする。

 4,事業の経営権は、甲グループのものとする。

 5,乙は、甲グループの一員とする。

 

貸付けなのに経営権は甲にあるという意味不明の契約であるが、

頭が悪すぎる乙は、それがアンフェアであることを理解していない。

この契約書にサインをするのはESFPが多く、彼らは公平かどうかよりも、

自分が「店長」や「支配人」になり、いっぱしの繁華街ヤクザとなって

札束を振り回せるようになるかもしれない最初で最後のチャンスと考え、

勇んでサインをするわけである。

 

しかし多くの人が予想する通り、乙はアホなので、この貸付けによって事業が

うまく行くことは稀である。

しかし稀ではあるが、もしうまく行った場合は、この店は甲のドル箱の1つになる。

なお乙が「支配人を辞めたい」という場合は、乙は甲からすさまじい数の訴訟を

起こされることになっている。

(違法な営業をしたとか、帳簿がおかしいとか、あることないこと訴えられる)

 

逆に、乙が順当に返済不能になった場合は、

甲はその店を他の誰かに任せるか、閉店するかを判断する。

この時点で、乙は返済不可能な借金を抱え、死ぬまでタダ働きとなる。

甲としては、貸付金の500万円から店の残価を引いた約350万円で

「死ぬまで使える鉄砲玉」を買えるため、決して損をしない仕組みだ。

 

このヤクザのまわりには、このような「ぐるぐる」がたくさん存在した。

(※ぐるぐるとは、「借金でぐるぐる巻きにされた人」の意である)

ぐるぐるは、もしヤクザから逃げようとすると懸賞金をかけられ、

他の多数のぐるぐるに追いかけまわされることになるので、逃げ切ることは難しい。

 

私はこの手のENTJヤクザを2人ほど見たことがあるが、

これは必ずしも昭和の遺物ではないと思う。

令和の現代でも、おそらくたくさん実在するだろう。

なぜなら、ぐるぐるの店を優秀なESTP7w8の部下に引き継がせれば、

けっこううまくいくことが多いからである。

(ENTJヤクザは、最初からそのつもりなのだ)

 

ちなみに店の事業内容は人身売買っぽい感じの水商売などである。

コロナ以後はさすがに厳しいのかもしれないが、どうなんでしょね。

 

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さて、善良市民たる私がなぜヤクザの話などするのかというと、

最近、ひろゆき動画を見ていて、たまにこのヤクザの顔を思い出すからである。

ひろゆきは、ひょっとして、こう思っていたりしないだろうか?

 

「どんなバカでも、動画の再生ボタンを押すことはできる」

 

温厚生物たるINTP5w4のひろゆきが、そんな邪悪なことを考えて

動画を始めたとは考えにくいのだが、

しかし結果としては、「その通り」な感じになっている。

本家のENTJヤクザも、びっくりしているかもしれない。

 

てことで、ネット阿片はほどほどにという話でした。(自戒を込めて)

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