気がつけば、この数か月、やってることが全部「化学」だ。
なにがどうしてこうなった?
私はたぶん、化学があまり得意ではない。
なんか味噌とか漬け物とかも、昔からいまいち意味わかってないし。
(なんだよ「みりん」って)
知らないことをやるのはおもしろいが、当然ながら、効率は悪い。
金はかかるし、そのうちヤバい事故とか起こしそうだ。
コロナにかまけてのめりこんでしまったが、ここらで撤収だ。
化学は7年後の楽しみに取っておくことにしよう。
てことで、ここまでにかけた労力の半分を無駄にしてでも、
残り半分を活かす方向で、〆にかからないといけない。
私は以前から、「もうこれ以上進みたくない」と思ったとき、
そこから2歩退がるようにしている。
だから最後に挑戦していたコレと、その前に挑戦していたアレはすっぱり捨てて、
それ以前にやったことから美味しいところを回収していき、
それらを量に変換していくことにする。
しばらく「質」ばかり考えてハマっていたが、退却を決めたことで、
ようやく「量」を楽しむことができるようになったというわけである。
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上記の「2歩退がる」の2という数字には、さしたる根拠はない。
ただなんとなく、
【思考が嫌になる前に考えていた最後の2つは、だいたいうんこ】
という変な経験則を、私は少年の頃から抱いている。
何かを考えていて、それに対する自分の答えが
「それが人間の本能だから」とか「ホルモンの働きだから」みたいな、
それ以上どうしようもないような答えにたどり着いてしまったときは、
その1つ前に考えていたテーマもだいたいゴミで、
2つ前に考えていたことが、現時点での答えであるという法則だ。
巷には【原点に戻る】という言葉があり、それは一般的には正しいと思う。
ただ私の場合は原点まで戻ると、同じ思考をトレースして再び今の状態に
流れついてしまうことが非常に多く、あまり原点には戻りたくない。
(私は同じ課題を2回解くと、なんかしらんけど、気持ち悪いくらい
一字一句までそっくり同じ答案を、なぞるように書いてしまう。
1回目に間違えたら、2回目も同じ場所で必ず間違う。
課題を解いたこと自体を忘れるので、いつもデジャブまくりである)
だから私の場合は、原点に戻るよりも、退却時点から「1つ前の思考」を
順番に検証していくのが好きである。
こうすると、だいたい直近の2つは無駄な思考で、往路では気付かずとも、
復路ならば「こんなん、ひとまず進んでから考えればいいだけやん」と、
冷静に判断できることが多いのである。
終わり。
あ、やべ。性格タイプの話がひとつも出てないや。
まあいいや、せっかく書いたんだからアップして、そのうち捨てよう。