INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

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ネットスラング

某銃撃事件で、犯人の名前を検索したら、

「顔がチー牛」という記述が何度も出てきた。

で、チー牛って何だ?と思って検索したら、

以前見かけた画像が出てきて、どうやら

「チーズ牛丼を注文してそうな陰キャ

という意味のネットスラングらしい。

 

く、くだらねえ・・・。くだらなすぎる・・・。

これ、ただのイジメ用語じゃねーか。

暴言家の私でも、これはなんかドン引きだった。

 

このことで、私はちょっと憂鬱になり、

「日本のネットって、ここまでクソやったんか・・・」

みたいな気持ちになって、かなりゲンナリしたのだが、

ふと「チー牛 おもしろくない」で検索してみると、

大量の検索結果がヒットして、どうやら私と同じように思う人も

相当に多いことが分かり、ちょっと安心した次第である。

 

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というわけで、冷静になったところで考えてみたのだが、

この言葉を好んで使う人は、「ブサイクで愛嬌もないI型」

が嫌いで、サゲたいわけだよな。

 

そういう人は、きっと「人の外見なんてほっとけよ」と言われてしまう

だろうが、それでも主張したがる理由と言うか根拠として、

「自分は他人が作ったキレイな景色を見てるくせに、

 他人には良い景色を与えていないからズルい」

みたいな計算が、根底にあるんじゃないかなと思った。

 

私はそういう考え方が嫌いなのだが、

「あの人だけズルい」

の思考パターンを持つ人はめちゃくちゃいっぱい存在してるから、

いちいち抵抗するのもめんどくさいわな。

だから批判を受けない程度にだけ、適当に合わせる(w6)。

 

この話は、世間でよくある例でいうと、街並み条例とかの類かな。

 

「キレイな街並みにボロ小屋を作ると景観が乱れて地価が下がるから、

 ボロ小屋を作るのを禁止するルールを作ろう。

 ついでに、屋根は赤色以外は禁止にしよう。

 てゆうか、いっそのこと、建物はすべて委員会で審査しよう。」

 

みたいなことを言い出す町内会長気質の人間が一定数存在して、

実際にその種の条例が作られている町は、世界中に数多く存在する。

チー牛の件は、それを人体にも適用したみたいな感じかもしれんな。

 

こうして建物の話に置き換えてみるとはっきりするけど、

これって、ぶっちゃけE型のデフォ思想だよな。

押しつけがましいというか、なんと言うか。

つくづく群れの生物って感じ。

 

それに対して、I型は、基本単独の生き物だからな。

街並みを美しくするために皆で外観を統一しましょうとか、

あんまし思わない生き物だろうな。

 

私なんて、そもそも街並みを見て美しいと思うことなど、ほとんどない。

汚いか汚くないかは見るけど、町なんてただの人工物にしか見えない。

しかし私は、世の半数のE型がそうしたいなら、適当に合わせる。

屋根の色が赤だろうと青だろうと、どうでもいいから、

E型が赤にしましょうと言うなら、合わせてやってもやぶさかではない。

 

・・・ん?待てよ?

「やぶさかではない」って正確にはどういう意味だ?

 

調べてみたら、やぶさかとはケチのことで、

「やぶさかではない」=「努力や費用を惜しみません」

という意味のようだ。

 

ってことは、違うな。

私は「やぶさかる」ぞ!

ミニマムなら合わせてやっても差し支えないが、

コストが一定ラインを超えると、私は暴れまくる。

 

そういえば私は、かつて「ネクタイ」というものが嫌いで、

「こんなアホ丸出しの首輪をつけて肩が凝るなんて、究極の愚行だ。

 こんなものを、なぜ金を払ってまで着けねばならんのだ。

 俺は意地でも着けないぞ!」

とか言って、会社員時代はずっと着けていなかった。

 

ところが会社員じゃなくなると豹変し、

私はダイソーで百円のネクタイを見つけて大量に買い、

「たった百円で常識人に見えるなら、超お得やん!!」

とか言って、毎日ぶらさげていた。

美味しんぼの山岡みたいな着け方ではあったが)

 

つまり私は、ミニマムのコストならE型の犬文化を

「しょーもな」と思いつつも合わせるのだが、

もし万札が出ていくレベルになると私はとたんに憤慨し、

海原雄山ばりのキチガイモードで

「こんな腐った犬ルールを作ったのは誰だあ!!!」

みたいなことを叫びまくって、

裁判も厭わぬ勢いで揉め事を起こしまくる人間なのである。

 

でもまあしかし、私も歳をとって、多少は丸くなった。

最近は、ちょっとだけコストの枠を広げつつあるのだ。

ひとつ例を言うなら、「花」だな。

私は最近、安い花をたくさん買って、会社の周りに並べることにした。

こうすることで、私は町の景観向上に貢献しているのだ(エライ私)。

もちろん、あくまで「花って安いわりにラブリーだよね」という電卓計算が

あってのことであり、もし花が高かったらやらないのだけどな。

 

総じて言うと、たぶん私は、犬ルールに対して大変「やぶさか」な人間である。

そういう意味では、私もチー牛キャラと共通のケチ思想を持っていそうである。

しかし、いちおう半数がE型という社会に住んでいるのだから、

私も半分だけは譲歩(w6)しているつもりである。

 

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ということで、最初の「チー牛」の話に戻ると、

このチー牛のキャラクターは、

「外観のために使う資源(=時間+お金+エネルギー)をケチり過ぎ」

と、E型から非難されていると見ることができる。

(エネルギーには、顔をにこやかに保つための筋肉操作エネルギーも含む)

 

そう言われると、我々はI型だけの社会に住んでいるわけではないので、

外観に多少のコストをかける必要は、まあ、あるのかもしれんわな。

 

でも私は、それをE型が言うのは理解できなくもないのだけれど、

I型がチー牛の外観を非難するのは、なんかおかしいと思ったんだよな。

 

だって、世のI型の多くは、もともと共有スペースの充実など、

あまり重視していないだろう。ましてや赤の他人の外見など、

心の底からどーでもいいというのがI型のデフォのはず。

だから私は、I型が多いであろうネットから

外観が微妙なI型をバカにする動きが出るとは、予想外だった。

 

ただしかし、よく考えたら「キモオタ」とかも、その類のものだったかもしれん。

なんか絵を描いてまでサゲたがるやつがいるのに引いただけで、

別に今までと同じと言えば同じだわな。

(てゆうか、そもそも陰キャという言葉のほうがむかつくしな)

 

ネットでキモいI型が非難されやすい背景としては、

「おまえら、I型の評価を下げるんじゃねえぞ!」

っていう意味も、ひょっとしたらあるのかもしれんな。(くだらないけど)

 

あと、I型でもF型は結構「景色好き」だからな。

IF型の半数くらいは、ひょっとしたら

「家の外に出るときは、外観にコストをかけるべきだ」

という犬的意見に、賛成するかもしれんな。

(私は逆に、家の中での外観を保てる人を尊敬するけどな)

 

てことで、私もあと300円くらいなら、

外観にコストをかけてやってもいいかもしれんな。

300円でも、月当たりにすると、9000円もの出費である。

ぎりぎり万札に届かないから、まあこのへんが最大限の譲歩だな。

(いや、やっぱ4500円くらいが妥当かな)

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