INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

後悔の苦しみ

去年の末に、「なごり雪」という曲を聞いた。

有名な曲なので、さすがに私でも知っていたのだが、

歌詞とかよく知らなかったので、「初めてちゃんと聞いた」という意味である。

 

聞いた後、私は激怒した。

「なんじゃこの歌は! おもっきし【後悔の歌】やないか!!」

と。

 

 

www.youtube.com

 

私は後悔をするのが嫌である。

私にとって後悔とは、別の選択をした「自分B」への妬みだからだ。

私は他人を妬むことは滅多にないが、自分への妬みに憑りつかれることはままあり、

非常に苦しい思いをすることになる。

 

この曲の悪魔的なところは、特に3番の歌詞である。

f:id:hizanori_neko:20220224063900j:plain 君が去ったホームに残り 落ちては融ける雪を見ていた

まったく、憎らしい奴らだ。

気持ちを直接書くよりも、情景を使って表現するほうが何倍も威力があると、

NF型の野郎どもは、知り尽くしてやがるのだ。

 

私は、不覚にもこの曲によって呼び起こされてしまった「後悔の苦しみ」から

逃れるために、ありとあらゆる思考をして、この歌の主人公を否定しようとした。

「今すぐ電車に乗れば、まだ間に合うやろ?」とか、

「いっそのこと、お前が女の郷里に引っ越せばええやないか」とか、

「何でもすぐにあきらめやがって、このクズが!」とか、

とにかく主人公への罵詈雑言を並べ立てたのだ。

 

だが、それは無駄な努力であった。

歌に出てくる”僕”を、私は変えることができない。

変えることができるのは、作曲者だけだ。

そして、そもそも私には、

「運命を受け入れることができる人間」を尊敬する気持ちがある。

単に後悔嫌いの私が受動的な生き方を実践できないだけであって、

「なすがまま」に生きることは、決して間違いであるとは言えないのだ。

 

・・・ちくしょうめ。

腹立たしいが、もはや降伏するしかない。

私は長い時間をかけて、ついに、この曲に抵抗するのをあきらめたのだった。

 

====================

 

さて、それから2ヵ月半経った今はどうなのかというと、

この曲は、私の実験のお供として、まるで道具のように活用されている。

 

N型諸氏ならわかると思うが、化学系の実験というのは、実に退屈な作業である。

何しろ行動の大半が、器材を用意したり、洗浄したり、温度や圧力を点検したり、

飛び散った液や粉を拭き拭きしたりと、とにかくS的な作業のオンパレードによって

占められているからである。

 

そして気づいたら、この2か月間、私は実験中、ずーっとこの曲を口ずさんでいた。

(口ずさむといっても、歌はうまく歌えないから口笛的な)

 

もちろん実験のために、「目」と「鼻」と「手」は全力で使っている。

だが「耳」と「口」が退屈なので、私はすでに300回は聞いたであろうこの曲を

いつでも脳内再生して聞きながら、口笛もどきをピーピーやることで、

「身体のすべてが退屈じゃないようにするための道具」にしていたのである。

 

そう気づいたとき、私は、「やっと苦しみから解放されたわ」と思ったのであった。

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2歩退がる

気がつけば、この数か月、やってることが全部「化学」だ。

なにがどうしてこうなった?

 

私はたぶん、化学があまり得意ではない。

なんか味噌とか漬け物とかも、昔からいまいち意味わかってないし。

(なんだよ「みりん」って)

 

知らないことをやるのはおもしろいが、当然ながら、効率は悪い。

金はかかるし、そのうちヤバい事故とか起こしそうだ。

コロナにかまけてのめりこんでしまったが、ここらで撤収だ。

化学は7年後の楽しみに取っておくことにしよう。

 

てことで、ここまでにかけた労力の半分を無駄にしてでも、

残り半分を活かす方向で、〆にかからないといけない。

 

私は以前から、「もうこれ以上進みたくない」と思ったとき、

そこから2歩退がるようにしている。

 

だから最後に挑戦していたコレと、その前に挑戦していたアレはすっぱり捨てて、

それ以前にやったことから美味しいところを回収していき、

それらを量に変換していくことにする。

 

しばらく「質」ばかり考えてハマっていたが、退却を決めたことで、

ようやく「量」を楽しむことができるようになったというわけである。

 

========

 

上記の「2歩退がる」の2という数字には、さしたる根拠はない。

ただなんとなく、

【思考が嫌になる前に考えていた最後の2つは、だいたいうんこ】

という変な経験則を、私は少年の頃から抱いている。

 

何かを考えていて、それに対する自分の答えが

「それが人間の本能だから」とか「ホルモンの働きだから」みたいな、

それ以上どうしようもないような答えにたどり着いてしまったときは、

その1つ前に考えていたテーマもだいたいゴミで、

2つ前に考えていたことが、現時点での答えであるという法則だ。

 

巷には【原点に戻る】という言葉があり、それは一般的には正しいと思う。

ただ私の場合は原点まで戻ると、同じ思考をトレースして再び今の状態に

流れついてしまうことが非常に多く、あまり原点には戻りたくない。

 

(私は同じ課題を2回解くと、なんかしらんけど、気持ち悪いくらい

 一字一句までそっくり同じ答案を、なぞるように書いてしまう。

 1回目に間違えたら、2回目も同じ場所で必ず間違う。

 課題を解いたこと自体を忘れるので、いつもデジャブまくりである)

 

だから私の場合は、原点に戻るよりも、退却時点から「1つ前の思考」を

順番に検証していくのが好きである。

こうすると、だいたい直近の2つは無駄な思考で、往路では気付かずとも、

復路ならば「こんなん、ひとまず進んでから考えればいいだけやん」と、

冷静に判断できることが多いのである。

 

終わり。

あ、やべ。性格タイプの話がひとつも出てないや。

まあいいや、せっかく書いたんだからアップして、そのうち捨てよう。

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NASを設置した話(+ISFJの話)

NASとかいうのを、設置してみた。

(ナス、Network Attached Storage、要するにネットワーク・ハードディスク?)

 

ガラパゴス人間である私は、この10年間、PC間のデータ移動を

「何でもかんでもサーバー経由でFTP移動」という、化石的な方法でやっていた。

(結局これが一番安定してたから)

 

しかし、最近は図面系のデータ量が増えて移動に時間がかかるようになってきたし、

何よりスマホデータ(画像系)の移動が「グーグル頼み」になってしまっていたので、

その不安を解消したかったのだ。

 

世の人々はクラウドとやらがお好きなようだが、私はお好きではない。

それは、妙な奴らにデータを預けたくないという理由も無くはないが、何よりも、

「もし仕様を変えられたら、それに付き合わざるを得ない」のが嫌だからだ。

 

もしクラウドが「最低10年は死んでも変更しません、絶対にこのまんまです」

って言うなら喜んで使うが、

「そのうち仕様を変えるかもしれませんので、そんときはヨロシク」

みたいなものは、そのたびに時間を奪われて、結局手間が増えるから嫌なのだ。

 

私にとってパソコンは、ただの電動工具にすぎない。

というか、数学も物理も同じだ。すべて電動工具であるべきだ。

電動工具に必要なのは信頼性であり、安定性である。

いつでも正確に、前回と同じように動くからこそ、頼みになるのだ。

どっかの会社の都合で急に動かなくなる電動工具など、要らん。

私は安定のガラパゴス島がいい。

 

てことで、また前置きが長くなってしまったが、私は

「全てのPCとスマホのデータ移動が安定して行えるかもしれないもの」

の候補として、2ヵ月前にNASとかいうのが販売されていることを知り、

試しに買ってみたのある。

 

そんなわけで、実は2か月くらい前にAmazonで買ってあったのだが、

そのときレビューに「設定できねぇよ、金かえせボケ!」みたいなことを

書いている人が何人かいたので、こりゃあたぶん自分も苦戦するだろうなと思い、

箱を開けるのが嫌すぎて、ずっと放置していたのだ。

 

しかし1万円以上したものをこのまま腐らせておくわけにはいかず、

昨日の日曜日に、ようやく重い腰をあげて開封したというわけである。

案のじょう苦戦したが、なんとか終わったわい。

ふー、やれやれ。

 

ところで、世間では、INTPはこのへんに詳しいパソコンオタクということに

なってるような気がするんだが、それってどうなんだろうな?

確かにそういう奴も何%かはいるようだが、私はぜんぜん詳しくない。

アドレスがどうとか、ポートがどうとか言われると、イラっとくる。

そのたびに何度もリジェクトされ、なかなかストレス満点の作業であった。

 

=====

 

オタクと言えば、世間では「INTP=アニメオタク」と見る人がいるようだが、

これはぜったい間違いだと思う。

私は数多くのINTPと知り合ったが、アニメオタクのINTPなんて、全然見なかった。

私の観察では、アニメオタク度がダントツ1位なのは、ずばりISFJ6w7である。

 

ISFJ6w7は、積極奇異型のアスペが比較的多く、その点ではINTPと似ていると

言えなくもないが、もちろん同じではなく、むしろ全然違う。

 

先に言っておくが、私はアニメやISFJをディスるつもりは、これっぽっちもない。

ISFJ6w7は確かにアニメオタクだが、決してロリコンではないと知っている。

私の観察では、彼らの心の中には「少女」がいる。

つまり少女が少女と遊んでいるだけだから、ロリコンには該当しないのだ。

 

ISFJ6w7は、おそらく少年のころ、ガサツな男子に混じってサッカーをするよりも、

本当は少女の1人として、少女に混じって遊びたかったに違いない。

だが「ワイルド」を目指す6w7の男子としては、そんなことは口が裂けても

言えるはずがない。そして言えないから、その思いは募るばかり。

 

だから彼らは、大人になって、少女しか登場しないようなアニメを見るのだ。

そこには、3w2的なハーレム欲や繁殖欲など、1ミリも存在していない。

彼らは、少女になって少女に混じって遊ぶ夢を、アニメで果たしているだけだ。

アニオタが嫌いな人には、その点を理解してあげてほしいと思う。

 

=======

(余談)

ISFJといえば、しばらく前に、もう一方のウイングである6w5のISFJが、

スマホなんて、なくなってしまえばいいのに!」

と、いきなり叫びだして、驚いたことがある。

聞けば、子どもがやるべきことをやらずにスマホばっかしてるので、

こんなものを作りやがった奴らを恨みたくなったのだそうだ。

 

私は、「たしかにそうですねー」と同調しながらも、内心では、

『そういうあんたも、なんだかんだでスマホ使いまくってるやん・・・。

 確かにYoutubeサーフィンとかオンラインゲームはしないけど、

 いつもLINEがぴよぴよ鳴いてるし、変なAIみたいのが勝手にべらべら

 しゃべってて、もはや完全に生活の一部になっとりますがな。』

と思ったが、

 

そもそも彼らは決して【スマホが社会の生産性にどう影響しているか】なんて

話がしたいわけではなく、ただ子どもが宿題をやらないとかの超局所的で

些末な問題をスマホのせいにしてるだけなのは明白だったので、

私は突っ込むのはやめといた。

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協調性は、社員に必須の能力か?

こないだAmazonで、「ロバートデニーロ」という俳優が主演の、古い映画を見た。

鑑賞した人の数がすごく多く、なのにレビューの★が4.5もあったので、

ならばと思って見たのだが、まあ確かに、面白い部類の映画であった。

タイトル忘れたので今調べると・・・そうそう、「ミッドナイトラン」だ。

 

私は俳優とかに疎いのだが、ロバートデニーロという名前は聞いたことがあった。

だからなんとなく、さぞかし格好のいい救世主の役なのだろうと予想していたのだが、

どうやらそういう感じではなく、「ザ・ESTP7w6」みたいなポンコツ役だった。

 

うん、こういう人、見たことある・・・。

てゆうか、うちのサービス部門にも何人かおるから、むしろよく見る・・・。

 

ESTP7w6は、端的に言えば、

「おもろい奴だが、衝動的で、協調性がまるでナッシングの人」だ。

デニーロ(の役柄)も、まさにそれであった。

 

そんなわけで、映画はおもしろかったのだが、

同じくw6族の自分もこれと同じくらい協調性が死んでるのかと思うと、

なんかちょっと恐ろしい気分になるような映画でもあった。

 

=============

 

映画ではなく、実際の話をひとつ。

 

昔、うちにいたESTP7w6の人で、前職での「成績表」を見せてくれた

おっちゃんがいた。

 

私は「え?会社に成績表があるんですか?」と驚いたのだが、

たしかにそれは成績表であり、まるで高校生の模擬試験の成績表のように、

小さな紙切れに

  技能: 84点 78位/179人中  評「xxについては良」

  規律: ・・・・・ 評「・・・・・・・」

  忠誠心:・・・・・ 評「・・・・・・・」

  意欲: ・・・・・ 評「・・・・・・・」

  協調性:・・・・・ 評「・・・・・・・」

みたいに、項目ごとに点数、順位、寸評が記されていたのだ。

 

私は内心、『忠誠心だと?いったい何様のつもりだこの会社は』と、

その内容(というかE型的な字面)にムカッときながらも、

よくもまあこんなめんどくさい制度を本当に実行したもんだなあと、

ある意味感心しながら、その紙を流し読みで眺めていた。

 

だが、次の瞬間、私の目は彼の成績表に釘付けになった。

「協調性: 66点  179位/179人中」

という数字が、目に飛び込んできたからだ。

私は思わず、「すげえ、ビリだ! 協調性が単独ビリだ!」と叫んだ。

 

おっちゃんは、ニヤニヤしながら私の顔を見ていた。

そして、容姿も性格もデニーロに激似のそのおっちゃんに、私は

「これ書いた人、よくわかってますねー!」と言って、2人で大笑いしたのだった。

いったい何をやらかしたのか、彼はあまり語らないが(このへんもデニーロ風味)、

それにしても最下位とは、さすがESTP7w6である。

 

(このおっちゃんは短所も多々あったが、女性客にたいへん人気があり、

 よく働いて稼いでくれる社員だった。惜しくも今は去ってしまったが、

 たまにふらっと遊びに来て、一緒にラーメンを食いに行く仲である)

 

==============

 

おっちゃんの協調性をバカにした私だが、

思い返せば、(あまり思い出したくないが)、

私の新入社員時代も、ろくなものではなかった。

 

私は、私とペアになった入社8年のお兄さん(X氏とする)が、

ちょうど西村ひろゆき氏が推奨するような「タダ乗り社員」で、

そのくせ私にえらそうに命令しやがることに心底ムカつき、

ついに喧嘩を売って、反乱を起こしてしまったのだ。

 

X氏は、すべての仕事をつまらない「お役所仕事」にしてしまい、

キーボードをポチポチと押しながらひたすら18時になるのを待つ天才だった。

退屈が何より嫌いな私としては、それに付き合わされるだけでも耐えがたいのに、

はえらそうな態度で私に次々とゴミ仕事を押し付けてくるので、

いいかげんムカついてしまった私は、X氏をボロカスに面罵した後、

月例のチーム会議でさっそうと手を上げ、発言したのだ。

 

班長「おう、hiza君、何だい?」

 

私「班長、僕はこの仕事を、Xさんと一緒にやりたくないです。

  Xさんは学校の先輩だそうですが、物理をまるで理解していないです。

  △△の式すらも書けないし、そもそも△△の意味自体わかってません。

  試しに質問したら、「ちゃんと専門部署に聞け」と言われました。

  専門部署って、それはここだと思うのですが。

  僕は上司やエルダーの指示を聞くのは当然だと思っていますが、

  さすがにここまで無知な人に口出しされると、やりにくいです。

  だからこの仕事は、もう僕が1人でやりたいです。

  班長、それでもいいですか?」と。

 

場が凍り付き、シーンとなってしまったのは言うまでもない。

もし私がいた会社に成績表があれば、おそらくこの時点で、私は

「協調性:44点 100位/100人中」とか書かれていただろう。

 

だが、考課の減点と引き換えに、私の願いは全面的に聞き入れられた。

X氏は別の部へ異動になり、私は新人なのに8年目相当の仕事を

任される身となったのだ。

 

退屈嫌いの私としては、たとえ失点しても、おもしろいほうがよい。

X氏と一緒に「関連部署へ質問状を書く」みたいなうんこ仕事を毎日する

くらいなら、たとえ白い目で見られても、反乱を起こすほうがマシだ。

 

数年後、遠くの部署へ異動になったX氏と、食堂で出会った。

X氏は「お前、生意気だったよなあ」と言いながらも、別に怒っていなかった。

X氏いわく、彼は設計の仕事が「まじで苦手だった」のだそうだ。

タダ乗り社員になりたかったのではなく、うまくできないから嫌になったのだと。

「今は、わりと仕事楽しいわ」と言っていた。

 

(てことで、自分の罪を美化するつもりはないが、ぎりぎり結果オーライだったと

 思うことで、どうにか当時の感情を忘却している私である)

 

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さて、長い前置きだったが、ようやく本題。

 

【協調性は、会社員に必須の要素なのか?】を考える。

 

組織で働く以上、そりゃまあ、協調性は重要であろう。

他人と協力できないなら、一人でやれやという話になる。

 

しかしエニアグラムの解説を見ると、

5w6や7w6という「6力最低コンビ」について、

両者とも協調性が崩壊しているにもかかわらず、

なぜか

「5w6は、組織で働くことをあまり苦としない」

とか

「7w6は、生産的である」

みたいなことが書いてある。

 

これはいったい、どういうことなのだろうか?

どう考えても、うっとうしいトラブルメーカーなのに。

 

ひとつ、思い当たることがある。

それは、組織はいつもよい状態にあるというわけではなく、

必ず「よろしくない状態」に陥ってしまうことがあり、

その状態に皆が同調してしまったら、本当にやばいことになるということだ。

 

すなわち、協調性の欠如によって「よい状態を破壊する奴」はアウトだが、

組織は往々にして残念な状態になる時期があるため、

そういうときに「空気を読めない奴」がたまに役に立つことがあって、

(もちろん表面的には不敬罪騒乱罪で低評価なのだが、)

直接被害を受けなかった人のなかには、密かに好意的に見てくれている人もいる。

 

そのへんのバランスをぎりぎり踏み外さなければ、会社は案外、w6族にも

居場所を与えてくれるということではないかと思われる。

 

まあ日本は「とりあえずケンカは両成敗」が徹底されている国であり、

w6的な敵対行動は決して褒められた行為ではないと自覚しているが、

それでも「仕事が退屈になってしまうよりは、特攻するほうがいいや」

と思う私である。

 

自ら損を被る覚悟であれば、自分勝手は多少は許される(減点だけで済む)。

7w6と5w6は、ここだけ少し似てるかもしれない。

自爆攻撃では、決して勝つことはできないが、引き分けにできるのだ。

引き分けになれば、負け癖がつかないから気分がよい。

 

オカルトチックな言い方だが、負け癖をつけないって、案外重要かもと思う。

そういうのも加味すると、自爆攻撃は見た目ほどには大損というわけではなく、

むしろちょっとお得な場面すらもあると思う。

(ただし「よい状態にある組織の妨害をしない」というのが絶対の条件だが)

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ダイソー客のMBTI

昨日、いつものようにダイソー(法人人格ENTP)へ行き、

実験用の消耗品をたくさん買った。

会計、1万8千円也。

毎月2~3回行って、そのたびに1万以上使う私は、きっとダイソーの優良客である。

 

私の研究ライフに、もはやダイソーは欠かせない。

行きつけのダイソーは5軒あり、いずれも私の倉庫として活躍してくれている。

一時は、ダイソーの隣の土地を買って実験小屋を作ろうかと、本気で検討したほどだ。

聞いた話では、千葉にとてつもなくでかい「ギガダイソー」というのがあるらしく、

もし近所にそんなのがあれば、私はおそらく隣に実験小屋を作るだろう。

 

私は、べつに買い物が好きなわけではない。

むしろ買い物は私の貧弱なS力(体力)を消耗させる苦痛な作業であり、

注意力も消費するので、できるだけ楽に済ませたいという思いが強い。

しかし、「ならネットで買えばいいじゃん」という話かといえば、そうではない。

 

1つや2つを買うならたしかにアマゾンや楽天で買うほうが楽だが、

買うものが30種類を超えてくると、ネットでは余計にめんどくさい。

現物を物色しながら即買いするほうが、圧倒的に楽である。

 

(ネット屋もそれはわかっており、リピート買いはしやすい仕様になっている。

 だが「存在するかどうかわからないもの」を探索するのが非効率な状況は

 あまり変わっておらず、しばらくはこの状態が続くであろうと思われる)

 

ちなみにダイソーもいちおうネット受注をやっていて、私も3回ほど使ったが、

ダイソー商品はかさばるものが多くて輸送費が痛いのであろうか、

品切ればかりで、ネットのダイソーはあまりやる気が感じられない。

対応は親切なんだけどね・・・。

 

 

ところで、ダイソーへ行くと、↓この変な曲(動画参照)のディラン効果がすごい。

単調極まりないリズムとメロディーに乗り、芸術性が1ミリも感じられない歌い方で

徐々に歌詞が「おおげさ」になっていき(ハイパー・パラダイム?)、

最後に収縮してもとに戻る点が笑える。

 

 

www.youtube.com

 

さすがにダイソーニュートン様のようにパラダイム(認識規範)を生み出すとは

思えないのだが、主婦層の「買い物ルート」を変えさせる程度には威力があるの

かもしれない。ダイソーにいる客は、「SFJの女性」がすごく多い気がするのだ。

 

SFJ女性の次に多いのは「NTP」とか「STP」のような気がするけど、

実際はどうなんだろうな?

ENTPが作った会社だし、ダイソーのファンになりやすいのはNTPだと思うが、

日本でのタイプ生息数から考えると、さすがにNTPよりSTPのほうが多いのかな。

まあよくわからんのだけど、明らかに偏りがあるのは間違いないと思うので、

MBTIがわかる人は行って観察してみてほしい。

(ちなみに女性のMBTIを推測するには、靴を見るのが参考になると私は思う)

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岡田としおの2028年予測を読んだ

5w6の人に読んでもらおうという「方向性」がみえたことで、

前よりも気楽に書けるようになってきた。

最初からこうすればよかったんだな。

 

さてタイトルだが、先日、岡田としおISFJ6w7が2018年に書いた本を読んだ。

 

岡田氏はS型だが、第2人格であるINTPとしての能力がそのへんのINTPよりも

優れているという、わりと典型的な天才型人物である。

(※第2人格=MBTIの第3第4機能によって作られるミニ人格、岡田ならTi-Ne)

 

岡田は現在のSNSなどのネット動向を25年前に予言していたらしく、

オンラインサロンの登場なども予言していたそうで、

ホリエモンひろゆきなどの多くのネット人が彼を予言者として敬っている。

 

その岡田が4年前に書いた本で、十年後である「2028年の予想」を述べていた。

彼が言うには、社会の未来を予想するには

「現在進行している価値観の変化に注目する」

のが基本だそうで、2018年現在では、その進行形の変化とは

 

①「第一印象至上主義」・・・最初に感じた印象や感情を絶対視。釣りタイトル最強

②「考えるより探す」・・・自分で考えるより、同じ意見を探してイイネするほうが楽

③「中間はいらない」・・・超メジャーと個人アマに2極化し、半端なプロは需要なし

 

の3つなのだそうだ。

 

(以上、ここまで岡田の受け売り)

ーーーーーーーーーー

(以下、私のたわごと)

 

上記の結果、2028年がどういう姿になるのかは、まあ置いとく。

内容としては、その変化がさらに積み重なった場合に起こる現象を、

技術革新なども加味して予想するというものだったと思うが、

よく憶えてないので、詳しい内容は岡田の本を読んでくれ。

 

私自身は、社会がどういう姿になろうと関係ないのだ。

ただやりたいことをやりながら、批判だけはされないよう、

まるでカメレオンのように、その社会に合わせるだけである。

群衆予想の本家であるENTJのように、入念な準備をして「待ち伏せ戦法」を

取るならばそりゃ予想は重要だが、ただカメレオンで常識人のふりを

するだけなら、べつに事前の準備などいらない。

てことで、岡田が書く「具体的な未来」に、私はあまり興味がなかった。

 

ただ、カメレオンと言っても、私は多数派ではなく少数派になることだけは

放棄していないので、F型の岡田から見た「現在進行形の価値観変化」という

分析は非常に興味深く、「たしかにそうかもねー」と思いながら読んだ。

 

で、そのような変化である①②③に対して、私はどうするのか。

少数派狙いなのだから、まあ基本は逆張りなのだろうが、

しかし少数派になると言っても、ダメな意味での少数派になるのは嫌である。

(「よい意味での少数派」にならなければ、わざわざリスクを負う意味がない)

 

岡田の見方が正しいとすると、進行している変化の逆張りは、

 ①第一印象は捨てる

 ②探すよりも考える

 ③中間になる

ということになるが、このうち3番目はなんか微妙だ。

 

中途半端なプロに対抗することは、私の活力の源でもある。

せこく知識を隠して、十年一日のごとく同じ作業を飯のタネにしてる業者が、

私は嫌いだ。てことで、この③は無視する。

 

あとの2つは、まあ逆張りでいい気がする。

だって、「第一印象を絶対視」とか、どうみてもアホだし。

(こんなん、釣られて餌にされるだけやし、釣るほうも長続きするわけないやん)

 

「考えるより探す」っていうのも、たぶんアホやろ。

まあ自分の感情の代弁者を探すのは感情の話なので勝手にすればいいと思うが、

私はむしろ【ネットで商品やサービスや情報を探す】ことに時間の無駄を感じている。

 

(私はたいへんしつこく検索をし、1つの物について4時間くらい探すことも

 珍しくないのだが、かけた時間のわりにしょうもない情報しか出てこない

 ことが多く、ネットで何かを探すのは非効率だという思いが募ってきている)

 

てことで、今から2028年までの6年間は、

「第一印象に走らない」「探さずに自分で考える」

の2つで行こうかなということで、自分用の忘備録として書いてみた。

 

あいかわらずヒネた感想だが、私と同じ5w6の人なら、岡田の本を読んで

同じ結論になるかも?笑

ではでは今日はこのへんで。

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INTPが書いているブログです

前々回の「さすがに疑問に思うようになってきた」に関し、

ニゲェ氏の教えを愚直に守ってみる私。

 

なんかむりやりh2タグを追加したり、いじましい努力をしたら、

なんと1日で「intp5w6」で1ページ目の下のほうにきてた。

さすがプロの教えは効果がありそうだ。

 

(↓ いつのか忘れたけど画像が残ってた)

f:id:hizanori_neko:20220130064412j:plain

 

 

私からニゲェ氏へのリクエストは、「5w6」で検索に出てきてほしい

というものだったので、努力の方向はおおむね合ってそうな気がするが、

なんか「intp ブログ」での検索結果に影も形も入っていないのも釈然と

しないものがあったので、このような記事を書いてみている次第である。

 

 

(↓ 別のサイトでやったやつもあった)

f:id:hizanori_neko:20220130064510j:plain

 

(ちなみに、これまで10回以上やってみて、INTP以外が出たことは一度もないです)

 

 

あと参考までに、ここで「5w6」とか変な記号を書いてるのは、

エニアグラムの「ウイングのサブタイプ」というやつである。

(読み方は、youtubeで外人が「5ういん(ぐ)6」と読んでた)

 

エニアグラムは、人間をタイプ1~9の9種類に分けたもので、

たった9個だからわかりやすいのだが、これじゃさすがに雑すぎる。

そこで、同じT5でも「4を目指している5」と「6を目指している5」を

区別してみたのがウイングのサブタイプというわけである。

 

(↓ 9分類を1枚の絵で表現したもの。元サイト忘れた。作者さんすみません)

f:id:hizanori_neko:20220130065313j:plain

(どうでもいいけど、この絵、微妙に5だけキモくないか? いいけどさ)

 

で、9個だけのエニアグラムは雑すぎてあまり使い物にならないんだが、

これに両隣のどちらを目指しているか(=ウイング)の要素を入れて18種類

にすると、これがなかなか使えるものになり、たとえば

「MBTIが同じなのに、なんか違う」とか「MBTIが違うのに、なんか似てる」

とかいうような場合に、けっこう参考になるのである。

 

(実際、結婚の組み合わせなどは、MBTIよりもエニアで決定されてる感がある)

 

 

(↓ 全18タイプを簡潔に1ページにまとめてくれてる秀逸なサイトがあった)

enneagramassociates.com

 

ちなみにMBTIとの違いは、超アバウトに言うと

 ・MBTIは生理学的(個体の設計図、遺伝的)

 ・エニアグラム生態学的(個体の価値観、環境的)

てな感じだと思うけど、私の説明はテキトーすぎるので、

興味のある人は調べてみてください。ではではこのへんで。

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