INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

5w6の安物買いには理由がある

なんか最近、しょうもない仕事ばかりで嫌になる・・・。

まあ、今やってることが苦手分野で、なかなか終わらないからなんだけどさ。

自分の無能ぶりにびっくりするほど、遅々として進まない。

 

てことで、どうでもいい話に逃避しようと思うのだが、

 

最近、自分を含めた5w6という生き物について、

「5w6って、つくづく“複製”が好きな生き物だよなー」

と思う。

 

だって、何でもそうだけど、最初の1個を作るのって、すげー時間かかるじゃん。

だけど、原型を作れば複製をポコポコ量産できるとなると、

最初の1個を作る手間が薄まって、どうにか元を取れそうな感じがするじゃん。

 

そして複製を作るとき、最も重要なことは「安く作れること」である。

だって、複製が高価でポコポコたくさん作れないとなると、

最初の1個を作る手間を薄めることができなくなっちゃうからね。

 

============

 

ということで、この思想は私の行動の隅々にまで行きわたっており、

私は決して「複製不可能な高価なもの」を買わない。

だけど、それがいわゆるドケチだからかというと、それはちょっと違う

ような気がする。

 

というのも、私が買うものは1個当たりの価格はたしかに安いが、

「単価×個数」のトータルで言えば、私はたいていの場合、

人様よりも多くの金を散財しているような気がするからである。

(その点、真正ドケチの1w2やひろゆき5w4とは、私は違う)

 

端的な例では、スマホとかが当てはまるかもしれない。

私の所有するスマホは、たしかにAndroidの死ぬほど安い機種がほとんどであり、

最も安いものでは1台4000円くらいのものも現役で使っている。

しかしアホな私はスマホを13台(wifi専用を除く)も使っているので、

総額では高級iPhoneよりも多くの金を投入しているのである。

なお通信費は全部で1.5万円くらいであり、これも平均より多いと思われる。

 

(※上記の通信費には、ガラケーの通信費8台ぶんも含まれている。私は流行に疎い、

  典型的な「レイト・マジョリティ」の人間であり、最後までスマホを持とうと

  しなかっため、未だにメイン電話はガラケーなのだ。

  私はガラケーを愛しているので、今後もガラケーを使い続けるつもりである。

  ちなみにゲーム機はスーファミである。)

 

パソコンについても、私のはDELLや再生機をはじめとするポンコツばかりだが、

なんやかんやで自宅では11台のパソコンが稼働(電源入れっぱなし)しており、

それぞれが専用機として地味に役割を果たしている。

ゆえにパソコン代も、パソコンの電気代も、総額ではおそらく世間一般よりは

多くの金を投入していると言えるだろう。

 

私の金の使い方は、こういう「超安いもの × 多数」というパターンで

構成されている場合が非常に多い。

先日も、妻とホームセンターへ買い物に行ったときに

「死ぬほどダサいが、強度があって価格も安い」という棚を見つけ、

直ちに28台を買い占めてきて、書類整理用に天井まで積み上げて設置した。

1台価格は衝撃の800円だったのだが、さすがに28台だと22,400円にもなる。

ホムセンショッピングで使用した金額としては、まあ多いと言えそうだ。

 

ーーーーー

 

ところで、私がこういう買い物をするのは、

いいものを1つ見つけるために費やした、多大な時間や労力を、

無意識のうちに回収しようとしているからではないかと思われる。

 

私の安物買いは、財布の中身をケチるためではないのだ。

モノの持つ能力を、単体ではなく、常に大群として活用することで、

圧倒的な威力を発揮させることに主眼を置いているからなのだ。

(そのために、私はいつでもゴミショップで大量買いができるようにと、

 常に10万円以上の現金を持ち歩いている。私の目的にカードは邪道)

 

なお、「安物×多数」という観点で言えば、

5w6型の企業であるGoogleも、最初のころは

低スペックの激安サーバーを何万台も買ってきて、並べて使った」

という話を聞いたことがあり、

こういう買い物傾向は5w6型に共通するものなのかもしれない。

 

=====

 

しかし最近思うのだが、「安く、多数、複製」が大好きな5w6にとっては、

パソコンとかスマホって、わりとビミョーな代物なんじゃないだろうか?

だって、新しいのを買う度にいちいち設定しなきゃいけないし、

パソコンごとに特性が違うし、なんかバカバカしいことこの上ない。

 

その点、RaspberryPiとかArduinoとかって、実に素晴らしいんだよな。

何しろ、脳みそごと完全コピペできて、寸分たがわず同じになるからな!

(てことで、これらも会社のほうで7個+9個が稼働中である)

 

 

ところで、思ったんだが、パソコンを「コピペできないもの」に

しやがった張本人って、実は5w6であるゲイツの野郎なんだよなー。

 

ゲイツの野郎、きっと自分だけが自在にコピペできることが理想で、

「自分以外のアホな人達は、1台ずつちまちま設定してればよろしい。」

って思ってやがったはずだ。

なぜそう思うかというと、私自身が、そういう嫌な野郎だからである。

 

(この「自分だけ」の思考こそ、5w6型が嫌われる最大の理由かもしれんな)

 

========

 

余談になるが、最近わりと微妙かもって思うものの1つは、実はPythonだ。

Pythonって、なんかバージョン管理がうざすぎない?

昔書いたやつがpython3では動かないとか、まじでムカつく。

ライブラリを入れようと思ったら、もうサポートされてませんって何だよ。

人が過去に費やした時間を、いったい何だと思ってるんだ。

これじゃ、マイクロソフトと同じじゃねーか!!

 

てゆうか、もったいぶってライブラリなんて言ってやがるけど、どうせたいした

データ量でもないんだから、いちいちもったいぶって細切れにすんなよ。

何が「インストール」だ。しょうもないバカ単語を広めやがって、アホが。

最初から1個のフォルダに入れとけや!

 

・・・などとムカつきながら、ふとPythonのページ見たら、

そこには「Microsoft」と「Google」のマークが、でかでかと描かれていた。

ち、ちくちょう、うんこ野郎どもめ・・・。

どこまでも追いかけてきやがって・・・。

 

くそう、こうなったら、意地でもExcel 2000でやってやるぞ。

ライセンス料を取れるもんなら、取ってみやがれ。

 

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てことで、最近よく思うのは、

「5w6は、最終的には5w6が敵になってくる」

という、かつて自分が言っていた言葉だ。

 

余談になるが、私がこの世で最も尊敬する人物は天才ニュートン様であり、

(彼は物理力学と微積分学を1人で作ってしまった。しかも18か月で)

彼は私の天敵である「J型5w4」の代表選手である。

私はJ型5w4が嫌いなのだが、なぜか尊敬してしまうのはニュートン様であり、

尊敬と憎しみは複雑な関係にあると思う。

 

一方で、5w6型のビルゲイツやラリーペイジは、ニュートン様ほど偉大には

思えないのだが、私は彼らに対し、親しみと尊敬の混じったプラスの感情を

抱いている。しかしだからこそ、私は奴らに屈服したくないのだ。

私はニュートン様には降伏するが、ゲイツには降伏したくない。

自分だけのコピペワールドを作ることは、私の人生の責務だからだ。

 

世間では、よく検索することを「ググる」と言うが、

私はそのような言葉を使ったことがない。

googleに屈服してはいけないと、いつも思っているからである。

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さすがに疑問に思うようになってきた

なんだかんだで、このブログも記事が増えた。

なにしろほとんど文字だけだから、いくらでも気軽に書ける。

 

しかし、これまでの経験の感覚からすると、

こんだけの量を書いて、「INTP ブログ」で検索して

検索結果に全然あがって出てこないのは、なんか異様な感じがする。

 

ふと昨日、上記で検索してみたら、なんと8ページ目まで見ても

このブログは出てこなかった。

これはいったい、どうなってるんだ・・・?

(ニゲェ氏よ、教えてくれ)

 

まあこのブログは内容がくだらないのでリピーターが少ないのは

当然だとしても、ここまでネットで空気扱いされていると、

もしや私自身のSEO的な感覚が完全に時代遅れの三葉虫

なってしまっているのでは?と、さすがに心配になってくる。

 

 

もともと、私の日記は現実ネタが多く、特定されるのが心配であった。

また、文中に知人を登場させることも非常に多いので、

もし当人の目に触れて気分を害させたら絶対やばいよなと思い、

最初は記事を書いてもだいたい一週間ほどで消したりしていたのだが、

今はそんな防御策の必要性を全然感じないほど安全である。

 

私は、最初はできるだけ目立たないブログを書いて、前にMBTIのツイッター

で何度か絡んでもらったことのある人にだけ読んでもらおうと思い、

このブログを間欠的に書き始めた。

だからブログタイトルさえもつけていなかったのだが、しかし最近は、

くだらない内容とはいえせっかく時間をかけて長文を書いてるのだから、

できれば「私と似た人」の目には留まってほしいという願いも出てきた。

 

ただ、ネットでは現実主義者はアホ扱いされやすいから、盛大に目立つのは嫌だ。

特に、私はIxTJの5w4にメチャ嫌われやすく、嘘つき呼ばわりされたりする

こともあったので、そういう人の目にはできる限り触れたくない。

 

我ながらワガママな願望だと思い、これまではあきらめていたのだが、

せっかくSEOの達人と多少の縁があったのだから、

いっぺんまじめに考えてみようかなと、ふと思った次第である。

 

てことで、招きたい客の検索にひっかかる方向をA、

招きたくない客の検索にはひっかからない方向をBとして、

それぞれ考えてみる。

 

=====

 

A.検索にひっかかるようにしたい

 

私は、SEOとかぜんぜん知らないド素人なのだけど、

ネットに何かをアップする際は、とりあえず1ページ目に上がることは

なんか「義務」だと思っていたし、今でもそう思っている。

メルカリでゴミを売るときでさえ、1ページ目を意識している。

 

「1番目」でなくていいから、とにかく1ページ目にあがるようにしたい。

1ページ目に上がらなければ、ネットでは「存在しないのと同じ」と思ってきた。

そしてそれは、目標レベルがさほど高くなかったぶん、

ほんの少しの工夫をするだけでどうにかなってきた。

 

プロであるニゲェ氏の前で貧相な経験を書くのは気恥ずかしいのだが、

私の認識を批評してもらうために、少し比較対象を書いてみる。

 

私が以前に書いてたブログは、もう何年も放置してるけど、

現在でも「ジャンル+1語」を入れれば1ページ目には入るし、

タイトルの一部(5~6文字)を入れれば、なんとかサジェストにあがる。

(これを書いていたころに取っていた作戦は、主に被リンク増加作戦だった)

 

また、10年前に書いて、すぐ放置してそれっきりの超お粗末な自社サイト

(中古のホムペビルダーを千円で買い、事務のお姉さんに与えて書かせた落書き)

でさえも、業種と地名を入れれば今でも3番に来て、サジェストにもあがる。

このサイトは謎で、被リンクが1つか2つしかないのに、なぜか業種+地方で

 6年間も1位を取り続けてくれた。理由は不明だが、親孝行なサイトだった。

 なお2位に落ちたときヤホーに登録してみたが効果なく、謎のまま今3位)

 

それらにくらべ、このブログはいったい、どうなってるんだ・・・?

hizanori_nekoと入れない限り、まったく検索にヒットしない。

検索エンジンがなんとなくブログ冷遇になってきてるような気配は前から

感じていた(私は工作系の実体験を読みたいのになかなか出てこなくなったから)。

でも、そんな一般論を持ち出すレベルじゃないくらいにここはスルーされている。

まさにネットの海の無人島にいるようだ。ある意味すげえ。

 

私は文章が無駄に長いぶん、文字数だけはやたら多いのだし、

開設してけっこう経つんだから、これなら本来、「INTP ブログ」で

2ページ目の前半くらいには来るはずとちゃうん・・・?

(今は基準が変わったとしても、3ページ目には来るはずとちゃうん・・・?)

 

多少思い当たるフシがあるとすれば、

 

1:クソとかキチガイとかのNGワードが多すぎて、有害サイトとみなされている

2:画像とかがなさすぎて、自動作成サイトとみなされている

3:はてな以外の被リンクがない。特に公的機関や企業からの被リンクが1つもない

4:そもそも「はてなブログ」が隠遁をめざす人のための隠れ家ツールである

 

とかかなーと思うけど、よくわからない。

(ニゲェさん、まじで教えてくださいまし。やっぱ1ですかね?)

 

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B.検索にひっかからないようにしたい

 

我ながら本当にワガママだけど、

私が否定的に記述した事柄、たとえば「3年賃貸したらもらえる家」

みたいなのが検索でひっかかると、

それを心底からよいものと思って検索していた人には何の益もないどころか、

私の断言口調で憤慨させてしまう結果にもなりかねない。

(また、その話題で登場させた知人の目に触れるのも心配だ)

 

私が来てほしいお客は、「エニアグラムが5w6の人」である。

 

このタイプは、会社員時代には周りにうじゃうじゃいたのだが、

会社を去ってしまうと、本当になかなか出会えない。

5w6の人を、誰か1人、ネットから拉致してこれないかという願望がある。

 

ニゲェ氏はご存じと思うが、この数年、私は新規事業に手を出している。

で、既存事業のほうはどうしているのかというと、

「唯一の5w6社員であるINTJさんに任せっぱなし」なのである。

この人がいなかったら、私は身動きが取れないところだった。

本当に助かった。

 

実はそれ以前にも、新分野に行くために既存事業を誰かに任せられないかと

2人くらい試してみたのだけれど、やはりエニア的価値観が違うと無理というか、

会社の「設立目的」が根本から崩壊してしまいそうになるばかりで、

どうにもならないと感じた。

 

その点、エニアが同じのINTJ社員は、得意分野は違うし(私はシステムで彼は営業)、

問題解決に際しても着眼点が異なることが多々あるのだが、

「どうせ同じものを目指してるから、どの道から行っても到着地は同じやね」

と思えるのは大変にラクであった。

 

そんなわけで、私は彼のおかげでこの2年間好き放題に活動できているのだが、

無能な私は、新事業のほうも、だんだん手一杯になってしまいつつある。

社内で商品開発の経験があるのは私だけなのに、やたらと事務仕事が多すぎて

(というか私の事務処理が遅すぎて)、開発までスローダウンしてきたのである。

私の分身となってくれる5w6が、どうしてももう一人欲しい。

 

てことで、ブログを見に来てほしい客は「エニアグラム5w6の人」ということが

はっきりしている。これだけ仕様がはっきりしていれば、

これらの人を招きつつ、それ以外の検索者をできるだけ呼び込まないという

超ワガママな願望もどうにか実現できるのではないか?と思うのだが、

具体的にどうやればいいのか、さっぱりわからない。

(ニゲェ様、どうか御教示を。。。)

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参入障壁とか市場規模とかの話

ニゲェ氏の「アフィ爆散してよかったこと」という記事が色々興味深かったので、

勝手に話題をパクって自分でも考えてみる。


氏の日記は、長年苦労してやり遂げたアフィリエイトから撤退したことを題材にして、

  1.【参入障壁】について

  2.【市場規模】について

  3~5.【なんか心構え的なもの】について

という5つの観点で書かれていた。

テーマが何であれ、やっぱ真剣に考え尽くして行動した人の話はおもしろい。

 

で、3以降の心構え的なのは個人の想いによるものだと思うので置いといて、

1と2については小規模事業者たる私もなんか考えさせられることがあったので、

自分自身はそのへんどう考えているのか、少し振り返ってみたいと思った次第である。


=========

 

1.【参入障壁】の話

 

氏の話は、参入障壁の高さは時間とともに変化するということだった。

個人的になるほどと思ったのは、参入障壁が崩れていく構図のうち、

(かなり自分なりの解釈に意訳して書くと、)

 

(段階1)技術的なノウハウが確立され、徐々に広まる
  ↓
(段階2)実際に試してみる人が増え、その顛末も公開される
  ↓
(段階3)「怪しい世界」だったものが、徐々に「怪しくない世界」になっていく
  ↓
(段階4)市場は拡大するものの、参入者が激増して1人当たりのパイが激減

 

という変遷の話の部分だ。

いわゆる「技術」の部分と「怪しさ」の部分を切り分けてるのがおもしろかった。


この怪しさの部分について、自分は先に冒険を済ませて危険を突破している

というアドバンテージのことを何と呼ぶのか私はよくしらないが、

仮に「社会安全」のノウハウと呼んでみることにする。

 

社会安全は、市場の発展途上段階においては

 「法令の不全」・・・うっかりしてると詐欺られたり、自分が逮捕されたりする

 「決済の不全」・・・悪意の(or無能な)取引相手から繰り返し損害を受ける

という問題によってしばしば阻害されており、

それをどうやって解決するかということを、私もいつも考えている気がする。

 

(例えばヤフオクのような「オークションシステム」は、アイデア自体は誰でも

 容易に思いつくわけだけど、現実に落札が行われた後、

 本来なら引き渡しは"同時履行”されるのが民法の原則であるのに、実際には

 受領にタイムラグができてしまうため、互いに相手が信用できない(怪しい世界)。

 ここに取引の安全を担保する何かが加わると、一気に参加者が増えることになるが、

 ヤフーはそれをある程度実現できたということである)

 

この「安全」を確保するためには、まあ最初はあれこれやってみるしかないわけで

あるが、それは自分自身の安全を確保しながら進むという次元の話であって、

安全を担保する仕組みを自らが世間様に提供するというのとは、また別の話である。

 

社会に安全を提供するという分野は、INTJが提供する「数学」的な要素と、ENTJが

提供する「政治」的な要素によって成り立つと思われるが、数学と政治のどちらが

支配者として上位かと言えば私は(戦争以外の場面では)断然政治が上だと思うので、

結局この仕組みを作る資格を持つのはENTJということになる。

 

数学と政治のどちらが支配力を持つかという話は意見が分かれることもあると思うが、

どちらにしろ、その開始時と最終形において「INTPには出番がない」と私は思う。

もしINTPが存在できるとしたら、それは開始と最終の「中間段階」だけだ。

 

なぜなら、INTPはTe型ではないので数学の資質が少なく、I型なので政治力もない。

しかし「INTJが苦労して作った数学を一瞬で理解して、一早くオモチャ化する

のだけは、おそらく16分類で一番得意なのではないかと思うからである。

 

ところでこのとき、ENTPは、TJ型への対抗手段としてまったく別の方法を取る。

ENTPは、他のNT共が数学にうつつを抜かしている間に物理で優位に立ち、

その優位を「秘密主義」「特許主義」によって最大化させておこうと考える。

同じNTPであるINTPもこれに似た作戦を取ることはできなくもないのだが、

私は(たぶん5w6は)、秘密も特許も当てにならないと思っている。

 

というのも、モノやシステムを考え出すことはそれなりに難しいが、

実際に存在するものを見てその仕組みを推理することは非常に簡単だからだ。

だから、モノやシステムを世に発表したら、もう秘密を保つのは難しい。

 

といって特許はというと、現状では外国人を縛るのが難しく、

国内の審査もテキトーすぎるので最初から裁判前提の話であり、

多額の裁判費用を用意できない人には特許を取ってもメリットが小さい。

(ついでに特許は、誰でも思いつくものをとりあえず先に出願してしまえ

 という妨害ビジネスを成り立たせてしまうものであるため、

 そもそも5w6の人は特許制度を害悪と思っている人さえ少なくないと思う)

 

さて、こうしてノウハウを「技術技能」と「社会安全」に切り分けて考えると、

新しいものが世間に広まるのを阻害しているものは

ほとんどが「安全」の問題であって、技術技能面での問題ではないと思える。

 

このことは、Youtubeで古いNHK番組を見ると、けっこう参考になる。

かつてNHKが「夢の技術」と呼んだものは、おもしろいくらい、現在では

消え去ってしまっているのだ。

現実に世界に広まったものは、たとえば錆びない鉄「ステンレス」という

画期的な新技術は、のろまなNHKが紹介をするころには、すでに何万トンも

生産されていたというのが常である。

 

私が思うに、「技術」の伝播速度は、「安全」の伝播速度の百倍以上であり、

NHKに「問題が起きている」と呼ばれたものは安全伝播のフェーズにあり、

NHKに「すごい」とか「夢の技術」と呼ばれたものは、むしろ敗北が確定

しつつある研究であると考えて、おおむね間違いではないと思う。

 

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さて、上記は一般的な傾向の話で、ここからは私の個人的な方針の話だが、

参入障壁というものを考えて市場を

A「技術黎明期」~B「安全停滞期」~C「爆発拡散期」~D「規制期」~E「斜陽期」

という5つのフェースに分けてみたときに、

私の作戦は、B「安全停滞期」とD「規制期」の2つを狙うということである。

 

というのも、B「安全停滞期」を狙いたくなるのは、

技術の伝播に対して安全の伝播速度はすさまじく遅いので、

それなりの技術技能をそこそこ早めに押さえてさえいれば、

ENTJが「安全安心」なもの(もちろん嫌味)を少しずつリリースするたびに、

それに合わせたものを考えても間に合うと思うからである。

(ただし爆発拡散期が来るまでの数年間くらいしか参加できないが)

 

一方でA「黎明期」は、そこに参戦していると「個人の価値」は高くなるのだが、

組織としてみれば、参戦を維持するのにかかるコストが半端ない。

 

たとえば、私はリチウムポリマー電池というものが各国で作られはじめたころ、

当時は会社員だったのだが、個人的に100万以上の金を突っ込んで、

いろんな国から怪しい電池を輸入しては試していた(やばめの試し方で)。

こういう行動は会社からおもしろがられ、私は「電池に詳しい奴」と評価され、

研究費もじゃぶじゃぶもらえるようになったわけだが、これはつまり

自己投資により個人としての価値が高まり、そのリターンが多少あったということだ。

 

しかし組織としてみると、私がいた機械製造会社が電池を製造することなど

あり得ないわけで、会社は私から知識だけを吸い取って、うまいこと立ち回りたい

と願っているだけである。これは当たり前の話で、もし私が当時の会社の上長だったと

しても、きっと同じことを思うだろう。

 

というわけで、もし今会社員であれば、個人の価値を上げて「自分を会社に売る」

という方法はおそらく理にかなっていると思われるので、

黎明技術界隈で自己投資しまくるのは最高におすすめの処世術であると思う一方、

 

事業者としては、自分個人の評判などあげてもリターンがあるわけでもなく、

「ちやほやされるために無駄金を使ってしまった」という結果になりかねない。

ということで私は、黎明技術は徹底的に回避するつもりである。


次に、もうひとつの狙い目であるD「規制期」だが、

ゴールドラッシュが終わった後の市場は、もはや「一山当てるぜ」的な

美味しいところが残っていないから参入数が安定し、

特に国内人口の4割近くを占めるSP型が近づいてこない(むしろ追放されていく)

のがありがたい。もし参入してきても、お上がごちゃごちゃうるさいので、

SPはすぐに嫌になってくれるはずだ。

 

このフェーズは、お上(官僚)の心が手に取るようにわかるI型の5w6としては、

非常に静かに戦えて楽ちんな時期であるといえる。

利益率は期待できないが、屋台骨としてはいい感じになってくれるように感じる。

(規制を逆手にとって、招かざるクソ客を撃退しやすいというのもうれしい)

 

こうして書いてきて再確認した感じだが、

私は、B「安全停滞期」よりも、D「規制期」のほうを安住の地として選びたい

と思っているようである。

 

まあ、おもしろさとしては、B「安全停滞期」のほうがおもしろいんだけどね。

でも、協調性の致命的な欠落を抱え、人間の群れこそが最大の脅威だという意識

が強い私としては、たとえどの方向から攻撃されても

「私は無害なうえに社会にも貢献しまくってるのだから、邪魔しないでください」

と言い張れるポジションを確保しておきたいわけよね。

(E型は自分よりも社会貢献の多い人間を責めることができない。これ重要)

 

よく中国が怖いとかいう人がいるけどさ、私からすれば、そんな遠い敵よりも

近くにいる盗賊集団のほうがほよど怖いやん、って思う。

だから私は、他人から見て美味しそうな肉に見えないことが必須条件なわけよね。

日本の盗賊は、自分が盗賊だという意識がないぶん、ほんまタチが悪いからね。

 

最後に、上記以外のC「爆発拡散期」E「斜陽期」については、

まあ誰でも同じような結論(一時撤退または撤退)だと思うので割愛する。

 


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2.【市場規模】の話

 

ニゲェ氏の文章では、「市場規模は大きいに越したことはない」ということだ。

 

これについては、たしかに市場規模が大きいのは楽な面も多々あると実感するので、

うーんと考えさせられるものであったが、結論としては逆になった。

性格の違いによるのかもしれない。

 

私は、たぶん今後も、市場規模の小さいものばかり選ぶと思う。

市場規模の小さいものなら、容易に10番以内に入れるからである。

(もちろんニゲェ氏も、そんなことは百も承知のうえで言っているのだが)

 

私は、規模の小さい市場のうち、特に「風化しつつある古いもの」は美味しいと思う。

なぜなら、維持しているだけで世間様の一部から評価してもらえるため、

知識や現物の「在庫価値」は、わずかずつだが上がっていくという印象があり

(私は資産の値上がりは期待しないが、値下がりは嫌だ)、

その上にノロノロと建物を建てていくための「土台」としては悪くないと思うからだ。

(INTPは総じてスピードが遅いからね)

 

一方で、たとえば昨今流行りの「仮想通貨」などは、そりゃあ市場規模は大きい

だろうが、その周辺の知識やスキルを集めても、もしブームが去ったらただのゴミ

になってしまう。また逆に、もしブームが広がった場合には、苦労して集めた知識

が一瞬で古くなってしまう。

知識が古くならないうちに行動できれば、市場規模の大きさが効き、大きな金塊を

手にすることもできるのだろうが、行動が遅くなってしまった場合には何も残らない

という点が痛すぎる。

(てゆうか、遅くなるに決まってるという自覚がある)

 

尊い労苦によって集めた知識や物品の価値が、一瞬のうちに目減りする姿を、

私は見たくない。その収集にあてた時間がまるごと吹っ飛んでしまったら、

人生の周回遅れになってしまうではないか。

だから私は、最低10年後でも存在していると思えるものしか、相手にしたくない。

(私は未来の社会予想は得意ではないが、技術予想だけはけっこう自信がある)

 

まあ得意分野の違いによって結論は変わるのだろうが、総じて私は、

流行状態にあるものは市場規模が大きいので活動はしやすいとは思うものの、

スピード勝負になりやすいのと無法者(SP)のライバルが多すぎるのとで、

馬鹿正直なマジメ君の私としては、なんか根本的に美味しくないように

感じるわけである。

 

その一方で、「すでに当たり前になってしまったもの」は、その技術がいかに

重要なものであったかということも、そしてその仕組みや作り方も、

人々は忘れてしまっている(知識が継承されないまま風化している)ことが多い。

 

人はみな、覚えることが多くて忙しい。

生まれてきたら、漢字の書き方や掛け算のしかたを覚えなくてはならない。

おじいちゃんになっても、iPhoneの使い方を覚えなくてはならない。

それなのに、すでに消えた「フロッピーディスク」の作り方なんて、

体系的に教えている暇も、教わっている暇もない。

 

それほど人間は忙しい。であれば、古くて原始的なものについて深い知識を

集めるほうが、「レアで美味しい」とか「腐りにくい」とか「応用の素材になる

とか考える奴がいたとしても、別におかしなことではないよね。

 

てことで、私は今後も、市場規模が小さくて普遍性があるものだけを取り扱って

いくつもりである。

競馬で900万勝った話

いまさら言うまでもなく、このブログは果てしなく過疎っているのだが、

例外的に閲覧が多い記事がある。

それは「INFJの父は一発逆転に成功した」という記事だ。

 

私としては、「私の父のようなクズにだけは、絶対になるなよ!」

というメッセージをこめて書いたものだったが、実際には真逆の効果を生み、

一発逆転を夢見る人を招き寄せる結果になってしまったらしい。

なんとも、情けない気持ちでいっぱいである。

 

 

(私の電話投票口座)

f:id:hizanori_neko:20220120033854j:plain

(※微妙に裏面の個人名とかが透けて見えそうだったので、一部を墨塗りした)

 

 

ならばということで、記事タイトルをあえて過去最高にアホなタイトルに

してみたのだが、このような低脳なタイトルによって、もし今回の記事への

アクセスが増えた場合は、私はもうブログをやめようと思う。

私は、地に足のつかないアホが大嫌いなのだ。

アホしか見に来ないブログなど、書いていても意味がない。

 

この過疎ブログを何度か読んだ人ならわかるだろうが、

私は非常に堅実な実務屋である。

私が何かを研究し始めたら、10年以内に飽きることは決してない。

 

「地に足がつく」とは、即物的であるという意味ではないのだ。

地に足がつくとは、興味の対象を限定し、興味を持続できる能力のことなのだ。

研究屋のT5タイプであれば、まずは数年がかりで研究対象を厳選し、

あとはコツコツと、地味すぎる試行を繰り返すだけである。

 

私は魔法を期待しない。

今回はヤケクソ的な実験のためにわざとアホなタイトルにしてみるが、

頭が狂ってしまったわけではないので、誤解のないようにしていただきたい。

 

 

(コラージュじゃないことを示すため、別の角度からもう1枚)

f:id:hizanori_neko:20220120035313j:plain

(※4つの数字は、残高437万 - 50万賭け + 563万の戻し = 951万という意味)

(※この写真は、自分のアイデアを画像で時系列に蓄積するための装置、

 一般には「高速自炊マシン」と呼ばれる装置を使って撮っています)

 

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さて、前置きはこのへんにして、ギャンブルの話をしよう。

 

日本の競馬は、胴元のピンハネ率が25%もある。

海外は15%くらいなので、JRA日本中央競馬会)のピンハネ率はむちゃくちゃ高い。

競馬はぶっちゃけ道楽者がやる遊びであり、「やればやるほど負ける」と考えて

まあ間違いではない。

 

だがしかし、確率というのは、あくまで

「同様に確からしい」

という仮定の下で成立している話である。

これまでカモにされなかった奴と、いつもカモにされてきた奴を、

「同様に確からしい」と考えてよいという話ではない。

同様に確からしいとは、むしろ特殊な場面のみに成り立つ仮定なのだ。

 

「テラ銭をとられる」という一般的には必敗の地において、

私はギャンブルの多くの分野で「勝ち越し」を決めている。

 

一番勝率がよいのは「麻雀」であるが、「競艇」や「競馬」も勝ち越しており、

なんと「パチンコ」や「パチスロ」さえも勝ち越しているのだ。

いつも負けてばかりの人には嘘としか思えないかもしれないが、本当だ。

(ちなみに私が負け越しているものは、「宝くじ」と「競輪」だ)

 

ただし、「スロット」は生涯で1回だけ、「パチンコ」は2回しかやったことがなく、

勝った金額も5千円未満なので、世間がこれを「勝ち」と認めるかどうかは

かなり疑問である。しかし、たとえ1円でも勝ちは勝ちだと定義するならば、

私はすでに勝ちを確定している。なぜなら、堅実族である5w6の私は、パチやスロの

ような博奕を、もう永久にやらないからだ(しょうもなすぎてやる理由がない)。

従って、この種目では、私の勝ち逃げはまあ確定していると言ってよいだろう。

 

競艇」については、競艇中毒の父と一緒に30回くらい行ったので、

さすがに数千円という話ではなく、たしか20万くらい勝ち越していた

記憶があるが、その父が9年前に死んでしまい、それ以後はやってないし、

たぶんもうやらない。だからたぶん、競艇も永久に勝ちである。

 

※ 競艇に行かないのは、もう勝てる気がしないというのもある。

  私が勝てたのは、まだ電話投票が普及していないときに、

  中程度の波乱が立て続けに起こる状況において、

  ものすごい数のマークシートを塗りつぶし続ける手間と、

  流れ作業で投票を行える特観席の入場料を、惜しまなかったからである。

   

  今の競艇は、中波乱が起きにくいように作られているし、

  ネット投票から私のような実験野郎が大量に流入しきった後なので、

  もう勝てる手段が思いつかない。やめるが勝ちである。

 

 (そもそも、私は別に競艇のファンだったわけではなく、

  頭の悪い父に私の発想力を見せつけて嫌がらせするためにやってただけだ。

  純粋にスポーツを見るという観点でいえば、私はボートが衝突することを

  ひたすら祈願していた超クサレ野郎であった)

 

「麻雀」はおもしろいゲームなので、もし老後に時間ができたら、またやるだろう。

ただ、麻雀は長期間やればマグレはなく、必ず強いほうが勝つ遊びだ。

ぶっちゃけ、INTPなら麻雀は勝って当たり前ではないかと思う。

(麻雀ですら勝てないINTPは、たぶん勝負事に根本的に向いていない気がする)

場代のかかる雀荘でやればさすがに負けるだろうが、個人宅でやればピンハネされない

から、そのへんの素人とやってれば長期トータルで負けることはないはずだ。

(ただ、適当に負けないと誰もやってくれなくなるので、そういうのも含めて

 時給換算すると、おそらくハナクソみたいな時給になるだろうけどな)

 

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さて、話がギャンブル全般に発散してしまったので、ここから本題の「競馬」に戻す。

 

競馬は、なかなか手強かった。

競馬は遺伝要素・教育要素・個体要素が絶妙に配合されていておもしろいので、

学生のころからかなりハマっていたのだが、結果としては、まあ普通に負けていた。

周囲の人達とのノリでやってた感じだったので収支は記録していなかったが、

なんだかんだで2~30万は軽く負けていたのではないかと思う。

しかしプログラミングオタクの私は、コンピューターと出会ってすぐに

競馬の予想ソフトを作り始め、以後ずっと改良し続けていたのだ。

(もちろん「自律学習」は、最初のソフトから取り入れている)

 

とはいえ、こんな予想ソフトなんかですぐ勝てるほど、競馬は甘いものではない。

競馬は、競艇のような「運」や「偶然」の要素が少なく、奇跡が起こりにくい。

だから複数買いをすれば誰でもけっこう当てやすいのだが、

そのぶん、皆が等しく負けるような感じになっている。

たとえピンハネ率が10%だったとしても、競馬は手強い。

私の予想ソフトも、当然ながら負け越しであった。

(といっても、別にお金を損したという話ではない。ソフトの評価には実際に

 お金を賭ける必要がないので、もし賭けてたら負けていたということである)

 

しかし、十何年か前に自動投票のソフトを作ってから、私は予想の仕方を変えた。

すなわち、「どの馬が勝つか」を予想するのではなく、

「ギャンブル中毒の人間がどう行動するのか」に焦点を当て、

ひたすら人間を予想するほうに切り替えたのだ。

そしてある日、しょうもないスキームを考えついた。

あとはひたすら検証と改良の繰り返しである。

 

こうして作ったソフトで、過去3年の結果をシミュレーションし、

3年とも大きく勝ち越しになることを確認したうえで、

私は友人の医師と30万ずつ出し合い、ついに現金を賭けた。

記念すべき1回目の賭け金は12万であった(30万円当たった)。

 

そして勝ったり負けたりを繰り返しながらじわじわと増やし、開始して約4か月後、

私は立て続けに100万超を2本ヒットさせ、最後に500万級をヒットさせて、

ついに競馬においても文句なしの「勝ち越し」を果たしたのである。

 

だがこのころ、私と同種の戦法を取っていると思われる人が急速に増えてきてて

(オッズの動きから上記の時点ですでに10人以上いると推測された)、

特にENTJ野郎の参入をひしひしと感じさせる現象(物量投下)が目立ってきたので、

これ以上やればきっと頂上決戦になってENTJ野郎に負けることになると予想し、

(ついでに税金が激むかつくということもあって)、私は勝ち逃げ撤退を決めた。

 

ENTJが出てくると、この手の勝負は「相場操作」と同じになってしまい、

独禁違反と談合が大好きなENTJ以外の人には、もう勝ち目がなくなる。

この記事を読み、自分も競馬で勝とうなどと考えるような欲の皮のつっぱった人は、

ENTJの恐ろしさを決して忘れないようにしてほしい。奴らはギャンブルの天才なのだ。

ENTJの奴らは、人の動きを、特に群衆の動きを、正確に読み取る天才だ。

 

ギャンブルにおいて、いかがわしい「システム」と戦うのは1stステージでしかない。

ギャンブルは、最後は必ず人間同士で戦わなくてはならなくなる(当たり前だ)。

この手の種目でENTJに勝てると思う奴は、あまりにも自分を知らなすぎる。

無知の知」とは、こういうときのためにあるはずだ。

決して勝てない分野があることを、おそらく5w6なら理解できる。

が、白と言われると黒と言いたくなる5w4の人は、理解できるかどうか知らない。

 

特に、恨まれそうだから明記はしないが、しょんべん機能(第1機能)のNiにやたら

価値があると思い込んでいるT型の5w4の人は、まじでやばい。

私の観察では、5w6型のNiの人は私よりも堅実だが、5w4型のしょんべんNiの人は

あまりにも錬金術が好きすぎて、完全にENTJのカモになっている人が多すぎる。

ちょっと撒き餌を食っただけで脳内麻薬に脳みそが焼かれてしまい、本気で

「相場は情報力でありギャンブルではない」とかのたまい出す人も少なくなく、

こうなるともはやカモどころか廃人でしかない。

 

私の知人で「それは確実な話なのか?」が口癖のNiオジサンは、株で2500万円を

失い、某R国の投資詐欺でも1000万を失って、今は一人でアパート暮らしをしている。

また、私の創業を応援してくれたNi型の事業家も、FXで自己破産していなくなった。

そして先日も、別のNiの人が身体を壊して会社を退職した際に、

自称トレーダー夫人だったアホ嫁4w5が調子に乗って預金を全部吹っ飛ばしていた

ことが判明し、未来を悲観したNiの人が眠剤自殺を図るという悲惨な出来事があった。

(幸い助かり、今はアホ嫁がパートで働いている)

 

上記の人たちは皆、もともとは優秀な社会人であったのだ。だがNiに自信を持ちすぎて

錬金術に走った人の晩年敗北率はすさまじく、相次ぐ悲報に目も当てられない始末で

ある。

 

たとえ優秀なTeを持っていても、Teパワーでどうにかなるのは40歳までである。

40を過ぎてからしょんべんNiで失敗したら、もうTeでは挽回できない。

人間の能力は、加齢とともに減退する。しょんべん機能(第1機能)に魔法力が

あるのは、高く見積もっても、せいぜい20代までだ。

そのことを忘れてはいけない。これは他のタイプでも同じである。

 

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というわけで、内容はいつもの着実推奨の内容ながら、

記事タイトルと写真にはギャンブル中毒ホイホイなものを使ってみた。

 

どうなんだろう。

このクソタイトルによって、見に来る人が増えたりするんだろうか?

まあ、ふだん「億り人」とかしょうもない言葉(←なんか幼稚すぎへん?)ばかり

使っている人には、900万という額はショボすぎるとか生々しすぎて下品とかで

全く興味ないのかもしれんし、どうなんだろうな。そもそも流行種目じゃないしな。

 

もし増えたら、ガッカリだよ。

父ちゃん情けなくて、涙出てくらあ。(昭和ネタ)

田舎のしがらみ?

こないだ、県内の奥深いところに住んでいる知人の工事業者(ENFP、たぶん7w6)

と何時間か話をした。

そして、「田舎のしがらみ」というものを、私は初めて理解した。

 

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多くの人が、田舎は人間関係がキツイという話を、聞いたことがあるだろう。

 

しかし私自身は、けっこうな田舎に住んでいるにもかかわらず、

田舎の人間関係をキツイと思ったことが一度もない。

というか、最初から完全に村八分にされており、

回覧板すら回ってこないので、キツイも何も、

貨幣的関係以外の人間関係がほとんど存在しないのである。

 

厳密にいえば、きっと最初はそういう話もあったのだと思われるが、

私は普段から直球の本音しか言わず、めんどうなお誘いがあっても

「それは興味ないです。参加しません」

的なことをダイレクトに言うので、

だんだん放置されるようになっていったような記憶がある。

 

また、私はふだんは温和なT5性格にもかかわらず、

E型の威張ったジジイに対しては強い敵愾心を持つ傾向があり、

 

「そこまで言うなら、”呼び鈴を押したら必ず出てこなきゃいけない”という、

 あなたの主張の法的根拠を示してくださいよ。

 今から警察を呼びますので、調書に残るよう、警察の方の前でお願いしますね。

 もし根拠を示せない場合は、私はあなたから恫喝を受け、不当な強要を受けた

 と被害届を出します。

 裁判はお好きですか?

 一度帰って、まず弁護士に相談してみたほうがいいんじゃないですか?

 ちなみに私は裁判は3戦3勝です(本当)。今回も楽しみです!」 

 

とか言って挑発しまくる性格なので(このへんの好戦的クズさはw6丸出し)、

おそらく速攻で「あいつは基地外のやべぇ奴」と認定され、

以後は誰も近づいてこなくなったということなのだと思う。

 

そんなわけで、私は近隣との人間関係で困ったことが一度もない。

村八分にされてしまえば、もうこっちのものなのだ。

 

(というか、温和な私とモメるような人は地元でもウザがられている問題児

 である場合が多く、そういう問題児が私を嫌ってあちこちで私の悪口を

 言いふらすと、そのたびに私の株がじわりと上がり、会社の売上も増える

 という現象が起こっているのを体感することが多い。

 そう考えると、村八分は案外、名誉なことなのかもしれない)

 

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ところが、私より40㎞ほど奥深いところに住む知人は、私の意見に

決して賛同せず、

 

「それは、あなたがよそから来た人からだよ。

 よそから来た人は、それで問題ないというか、むしろ正解なんだ。

 でも土地に長く住んで、そこでの助け合いで生計を立てている人は、

 悪い噂が広まったら終わりなんだよ。

 誰も信用してくれなくなって、仕事が来なくなる。」

 

と言って聞かない。そして、

 

「だから、地元では絶対にいい加減な仕事はできないし、

 少しでも後ろ指をさされるようなことはできないんだ。

 あなたはよく"地方の出張業者はボッタクリばかりだ”と言うけど、

 こういう理由で高くなってたりするんだよ。」

 

と言う。

 

この話はもともと、そのENFP氏が家計が苦しいと言うので、

私は都会のN市寄りに販路を拡大し、少し料金を下げて一般客を増やすように

言ってみたのが発端なのだが、私が何を言っても

「そういうこともしてみたいけど、そんなことをしたら悪いウワサが立つ

と言って受け付けない。

 

私はついに匙を投げてしまったのだが、そのことよりも、

あの自由奔放な精神を持つENFPをここまで委縮させるという

「田舎のしがらみパワー」を、私は初めて思い知らされたのであった。

 

ちなみに、そのENFP知人の仕事(自営業)の売上高は、けっこう多かった。

しかし、恐ろしいほどの経費がかかっていた。

彼に言わせると、それも「しがらみで必要な経費」なのだそうだ。

(私の目には、E型の卑しい支配屋ジジイに人間関係を人質にされて脅され、

 ひたすら上納金を吸われまくってるだけにしか見えないのだが・・・)

 

なお誤解のないように言っておくが、田舎の自営業って、

都会の人が思っているより、意外と売上が大きかったりする。

いわゆるサザエさん的な配達酒屋さんでも、年商が2億近くあったりする。

一般に、田舎はS型的な仕事しか成り立たない傾向があるが、

そのぶん、最低限の規模は保たれていることが多いように見える。

(まあ、その売上高を保つために酒屋の旦那さんが毎日3軒くらい飲み歩いて

 たりするので、ここでも時間と金銭の経費がすさまじいとは思ったが・・・)

 

私の感想としては、上記の酒屋さんのように土地のしがらみがプラスに

作用しているなら別にいいけど、

もししがらみがマイナスに作用しているなら、さっさと土地を出るほうが

絶対にお得なのでは?と思った。

 

このへんは、そのENFP知人が7w6という協調性欠陥者(w6族)であることが

問題なだけで、それ以外の人にはさほど問題ないのかもしれない。

私もw6なので、いまいちよくわからん・・・。

 

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(余談)

文中にも書いたが、田舎の出張業者は本当に料金が高い。

田舎は都会より平均収入が少ないのに、施工料金は都会より高い

そしてサービスのレベルは、総じて都会よりかなり低い。

 

このようなことになる理由は簡単で、高くても買わざるを得ないような

仕組みを長い期間をかけて作り上げる奴が必ずいるからであり、

露骨な言い方でいえば

「高くても、どうせ買うしかないんでしょ? 他から買えるなら、買ってみなよ」

ということなのである。

私は、足元をみる商売が好きな人ほど田舎に残るのかな?と思うことさえある。

それは言い過ぎとしても、これでは過疎化が進むのも当然かと思う次第である。

 

まあ田舎は移動に時間がかかるので多少の非効率は仕方ない面もあるんだろうけど、

だったらスマホで見積りを取るとかして移動を減らす工夫をやればいいのに、

そういうことは決してやらず、好んで移動ばかりしてるように見える(移動=休憩)。

私はそういうのが嫌すぎるので、何でもかんでも自分でやるようになりつつあり、

都会にいたときと比べると、いかにも時間とエネルギーの効率が悪い。

(しかし依頼すると、お金の効率が著しく悪化し、時間効率もたぶんもっと落ちる)

 

というか移動ロスうんぬん以前に、料金をはっきり規定しないのが諸悪の根源であり

(料金が明示されないのは商社がピンハネをしやすくする契約のためである)、

よくある「お見積りはコチラ!」みたいな日本の腐った商習慣は即刻やめて、

ちゃんと料金を規定して明示することが地方零細業者の優先課題だと思うのだが、

この種の私の主張が地方で受け入れられたことは、いまだ一度もない。

言葉と行動

人間は、自分の性格は自分が一番わかっている(はず)だが、

他人のMBTIやエニアを考えるときに重要なのが

「言葉」と「行動」の明確な区分けである。

 

デビッドカーシー(INTP)の一派によるMBTIは、

完全に「行動」で判断することを旨としているが、

私の駄文もカーシー式で、行動のみを基準にしている。

 

だって、「言葉」なんていくらでも嘘つけるし、受け売りで話せるじゃん。

最近は少なくなったが、かつては日経新聞を毎朝読んでるおじさんが大量にいて、

彼らの発言は半分以上が「日経の受け売り」だった。

これをそのまま受け取ると、こういうオジサンの性格は全員ENTJ3w4みたいな、

あり得ないことになってしまう。

 

てことで、カーシー派は行動を基準にすることを徹底しているのだが、

私もそこは絶対条件だと思っている。

 

(外国人しか載っていないのが難点だが、私は有名人のタイプ判定で迷ったら

 必ずカーシーサイトの見解を見に行くようにしていた)

 

だが、「言葉」で見たがる人もいるようで、興味ないからよく知らんけど、

言葉で判断したがる派の人はセレブリティ派?と呼ばれるらしい。

(彼らが何がしたいのかは、よくわからん。サロン的な何かか?)

 

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上記はMBTIについての話だが、

エニアにも、こういう観点(=行動か言葉か)での違いが発生する可能性がある。

もちろん私は、エニアも「言葉」で判断するのは愚かであると考える。

 

ただ、エニアも行動のみをみるべきなのであるが、

そもそもエニアは「行動の動機」に焦点を当てたものであるため、

何をしているのかではなく「何のためにやっているか」を推理する必要がある。

 

それを知るのは簡単でないため、本人が「これこれの目的でやってます」と言えば、

その言葉が一人歩きして、言葉主体の判定をする人が増えることが多い。

また、長期の行動目的はウイングであるが、長期の展望が言語化されすぎると、

メインとウイングを入れ子にした判定をする人が増えることもある。

(そして設問回答式の自己判定も、ウイング判定において精度が悪くなる)

 

エニアは、表面的な行動だけではわかりにくい。というか私は、

他人のエニアを判定することは、原理的に不可能に近いことだと思う。

ただ、MBTIとの相関を考えれば、例えば「タイプ2のINTP」等はほとんどいない

はずだと推定できるので、そういう極めて希少な例外を除いていくことで、

そこそこの判断はできるであろうということである。

 

しかし、エニアは主に幼少期の家族構成により決定づけられるので、

まったくMBTIとリンクしていない場合も1%未満の確率で存在する。

そういう例外を無視し、こうである可能性が高いという推理を繰り返しているわけで、

いわば蓋然性の塊としてしか判断できないのだが、

結果として、設問回答式の判定よりはマシなレベルくらいにはなると思う。

 

 (参考)エニアのメインタイプと、MBTIの8機能(MBTI分類)の主な対応

    T1・・・Te/Si (STJ)

    T2・・・Fe (FJ、EF)

    T3・・・カオス (E)

    T4・・・Ni/Fi (NF、SFP)

    T5・・・Ti/Te (T)

    T6・・・Si (SJ)

    T7・・・Se/Ne (ETP)

    T8・・・Te/Se (ETJ)

    T9・・・Ne (NFP、SFJ

 

MBTIに比べると、そもそもエニアは非体系的で、かなりオカルトである。

しかしエニアは、各場面において各タイプの持つ武器のどれを使うかという、

いわば武器選択の遊びであり、役に立つこともある。

 

 (例えば5w6であれば、逆ウイングが4で、5の発散統合先が78であるから、

  「主砲5、 副砲7・8、 探知装置4、 推進装置6(=再弱装甲面6)」

  という自分の特性を理解して、自分という艦艇をどう操縦するかという

  ちょっと楽しい遊びができる)

 

一方でMBTIは、感覚の対要素として直観という要素を理論立てたのは秀逸なのだが、

悲しいかな、単体では何の役にも立たない。

なぜなら、人間の99%は自分の価値観に完全に支配された意識によって行動しており、

長年の行動習慣の結果として得意不得意がすでに固定化されてしまっているため、

MBTIを知っても短期的な行動を変えることは99%不可能だからである。

生産性という言葉

「生産性」という言葉がやたらと使われるようになったが、

具体的にはどういう数値のことをいうのかというと、

政府の定義では「1人当たりの粗利」であるということになっているようだ。

(厳密には、生産性は「粗利-人件費以外の雑費」で計算するらしい)

 

 粗利 ≒ 売上ー仕入 ≒ 利益+人件費+税金

 

(納税すると生産性の計算に+の寄与となるあたり、さすがお上の定義である)

 

 

しかし、そういう指標で評価すると、以下のようなケースについては

どうなんだろうか?

 

(私の実体験)

【こないだ、機械を買おうと思って、中華製の機械を見ていた。

 中国人は能率を重んじるので、1台だけとかのしょぼい取引を嫌う。

 だから1台だけだと2割ほど割高になるのだけど、どうやら

 本体100万円+輸送費40万+税30万=計170万くらいで買えるっぽかった。

 このくらいなら、2割差は許容できる(むしろ税金がクソ)。

 ただ、何度か経験したが、輸入はとにかく手配が面倒なのだ。

 なので、一応国内の機械販売業者にも電話してみた。そして、

 あれこれ聞かれてやっと見積書が来たと思ったら、上記の中華と

 ほとんど同じ海外製品が、なんと2100万(税別)だという。

 つまりこの業者は、機械を約170万で買ってきて、それを2100万で

 売っているのだから、粗利率は92%にもなる。

 さすがに92%では、仕入れ値を知ってる人は誰も買うわけがないから、

 この会社は「およその仕入れ値を調べることができない人」だけを

 相手に商売をしていると言える。】

 

よほど無知な人しか買わないという業態である以上、この会社のやって

いることは限りなく詐欺に近いものである。

こいつらの言い分としては、おそらく「少し調べればわかることを、何も

調べようとしないような情弱は食われて当然だ。騙されるほうが悪いんだ」

てなところだろう。

人間は、頭の悪い奴ほど、自分より頭の悪いカモを捜したがるものだ。

まったくもって愚かなサルである。

 

(参考までに、割高で有名な財閥系総合商社でさえ、ピンハネは5割である。

 5割は高いが、そのかわりどこの国からでも、どんなものでも買ってきてくれる。

 買えるものが少ない弱小商社がこれに対抗するのであれば、ひとまず

 ピンハネは2~30%だけにしておき、そのかわり機械を複数台契約して2割ほど

 安く仕入れるとか、一定の販売数を保証するというリスクを負うことで、

 どうにか合計4~50%の粗利を確保するしかない。これならば、ピンハネ

 少ないぶん、あえて信用の小さい弱小を選ぶ客もいるはずである。

 この会社がそれをしないのは、そもそも継続する気がないからである)

 

しかしこの会社は、もし「一瞬だけやって数個売れたら即退却」という方法を

取るならば、生産性という指標がけっこう高いものになる可能性がある。

(1個も売れなければ生産性はビリだが、売れれば上位1%に入り得る。

 あらゆる小博奕に勝つ方法は、この「勝ち逃げ」という方法である)

 

日本政府は、国内の会社がこういう小博奕会社になってほしいのかと言えば、

それはさすがにNOであろう。

 

それなのに、国が「生産性=粗利」という定義をしたがるのは何故か。

おそらく「1人あたり人件費」が大きくなる方向に導こうと

無理矢理こんな指標にしたのだと思われるが、

それならこれまで通り「1人当たりの給与」で定義すればよかったわけで、

新たに定義する意味はまったくなかった。

 

他には、シンプルに「1人当たりの売上高」という定義もできるわけだが、

それだと利益率が低いところも肯定されてしまうから、

これは使いたくなかったのだろうな。

 

てことで、政府はかなり苦し紛れに「生産性」を定義したっぽいけど、

一見なにか意味があるように見えて、実は何の意味もないということが

少し考えただけで明らかになってしまう。

 

ちなみに、かつて読んだドラッカー氏の本では、生産性とは

同レベルの生活を維持するために必要な、国民(または人類)の平均労働時間

で定義していたが、これなら何の矛盾もないと思う。

ドラッカーさんの定義であれば、他人から強奪することは生産性に寄与しない。

 

====

 

ドラッカーさんの定義であれば、確かにどこにも「間違い」はない。

しかし、この手の議論でいつも思うのだが、

「労働時間が少ないほどいい」というのは個人の主観でしかなく、

特にS型の人にとっては「ありがた迷惑な押しつけ」になりやすい。

 

わかりやすい例でいえば、Seを第一機能とするESTPは、自分の体力こそが

売りである。体力勝負の人が労働時間数を制限されたら、

能力を発揮するのが非常に難しくなってしまう。

ぶっちゃけ、「一日12時間×週7勤務」の体力仕事であっても、

N型の人は死ぬだろうが、ESTPにとっては余裕であろう。

それほど、体力というものには個人差がある。

 

ESTPにとっては、他人が休んでるときこそが差のつけ時であり、

人より多く稼ぎたければ働き、別に金に困ってなければ自分も休む

というだけのことだ。

長時間働けば早く死に、休めば寿命が延びるだろうが、

それも個人の選択だ。他人がとやかくいうのがおかしい。

 

 

それよりも現実として問題なのは、Ne-Si型の人間があまりに時間の概念に疎く、

無駄な仕事を増やしまくって、12時間かけても終わらないという状態に

持って行ってしまいやすいということではないだろうか。

 

「同じ仕事を完了するのに要する時間」は、

本来なら去年より短くなっているのが進歩であるはずなのに、

日本では往々にして、去年より長くなってしまうことがある。

 

このような現象が生じる原因は、日本人が新たにルールや手続きを作ることに

ばかり熱心で、古くなったルールや手続きを捨てるという手順をおろそかに

しすぎているために、ルールと手続きのゴミ屋敷となってしまうからであり、

このような非効率の原因を作っているのはNe-Si族ということでまちがいない。

 

で、これに反発するSe-Ni族はというと、

反発するのは当然だと思うのだが、その対抗手段として

彼らは他人から強奪するという方法しか思いつかないので、

結局はNe-Si族と同じくらいアホである。

Se-Ni型の若者が金融小博奕に走りたがる現象も、この表れである。

 

もともとSe-Ni族は時間の概念に優れ、政治家になるのが得意なのだから、

古くなったルールを廃止するという本来の仕事に精を出せばよいだけなのに、

なぜかそれはせず、税金からカスリを取ることに夢中である。

税金から奪えるカスリが減ってくると、今度は嘘と権力を使ってむりやり

しょうもないイベントを開催し、そこからカスリを取ることにご執心だ。

 

残念ながら2021年も、ドラッカーさんが言う

「政治の分野は、200年前からまったく進歩してない」

という言葉の正しさを、再認識させられるのみであった。

 

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まあそんなようなわけで、国に期待するのは今後も無理というものだ。

 

自分周辺の生産性をあげたければ、ローカルな場所で

「ルールを1つ作ったら、かわりに何か1つ廃止する」

あるいは

「新たにルールを作る際は、その有効期限を必ず設定する」

という習慣をつけ、手順のゴミ屋敷にならないよう気をつけつつ、

昨日と同じ仕事を今日は早くやれるよう、地味に改善を繰り返すしかない。

 

そのために、N型とS型は、たまに仕事を交換するとよいのかもしれない。

S型の仕事をすると、N型はシステムを改善したくなる。

N型の仕事をすると、S型は早く現実化したくなる。

てことで、いいことが起こるかもしれない。(起こらないかもしれない汗)