いつからか、世間に「陰謀論」という言葉が定着したよな。
これは、何事においても
「悪い人たちがグルになって、裏でものすごく悪いことをやっている」
という誇大妄想をすることを言い、
聞いていてうっとうしいから陰謀論者はだいたい嫌われる。
さて、では実際に陰謀は行われているのだろうか?
もちろん、一部の陰謀は事実として行われているであろう。
しかし、アホな人間がグルになっても分裂とか裏切りとかがすぐ起こるし、
そんなにたいしたことが次々とできるほど皆が有能というわけでもないので、
陰謀事実の有無についていちいち考えをめぐらすこと自体、わりとナンセンスだ。
なぜなら陰謀とは名の通り「陰」で行われるのだから、
自分でガサ入れをしない限りは、知ろうとしたって事実はわかるわけがない。
(あなたが理科系なら、私の言っている意味がわかるだろう)
そのため結論としては、
「陰謀は当然行われているという前提で行動するだけ」
ということになる。
逆に言うと、何の証拠もないのに一人で「陰謀だ!」とわめいても、
何の意味もないということである。
まあ、考えてもみてくれ。
世間の末端の末端においてさえ、
「あの子だけ外して、新しくLINEのグループ作ろうよ♥」
とかの陰謀的行動が、あちこちで日常的に行われていることは想像に難くない。
陰謀自体は、大腸菌のようにどこにでも存在しているのだ。
でもだからといって、
「今この瞬間に、誰かが私をLINEから外そうとしているんじゃないか!?」
とか考えても意味がない。
そういうことがあったなら、あっただけのこと。
考えをめぐらすこと自体がアホなのだ。
まあ、この屁理屈アホブログを読むような人は
LINEとか最初からどーでもいいと思っていたような人が大半だと思うので、
以下ではこのアホブログ読者が興味を持つかもしれない3つの事柄に関して、
陰謀についての考察をしてみる。
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ひとつめ。選挙における「票の買収」は、存在しているのだろうか?
・・・うん、そりゃ行われているんじゃないかな?
なぜなら、そのような願望を強く持つ人間が存在することは自明であり、
にもかかわらずそれを完全に抑止できる方法がないからね。
(てゆうか、この分野は買収の存在がジャニー氏の痴漢と同じくらい公然知化しているよね)
では次。競馬や競輪などの投票博打において、
内部の人間が裏で賭け金の一部を盗んでいるということはあるだろうか?
・・・これも同じだな。
あるかどうかの事実はさておき、「そりゃあるだろ」と考えて行動するべきである。
なぜなら、そのような願望を強く持つ人間が存在することは自明であり、
にもかかわらず彼らがグルになることを完全に抑止できる方法があるとは考えにくい
からである。
(この分野はしばしば選手の八百長が取り沙汰されるが、頻度的に考えれば八百長なんかよりも泥棒の
ほうが千倍やばいということはあまり取り沙汰されないんだよね)
では次。株などの相場ギャンブルにおいて、
「一般参加者を損させて、内部関係者を得させる」
ような裏操作が行われているということはあるだろうか?
答えは、もう言うまでもないわな。
「そりゃあるだろと考えて行動するべきである」
なぜなら、そのような願望を強く持つ人間が存在することは自明であり、
にもかかわらず彼らを抑止できる方法があるとは到底思えないからである。
(てゆうか、この分野も選挙と同じくらい守秘にあまり熱心ではなく、
内部操作の存在が公然というかむしろ娯楽としてプロレス化してきている)
てことで、答えは3つともほぼ同じだったわけだが、
私はここで「陰謀」から「ギャンブル」に軸足を変えて、
ギャンブルの基本
についてたわごとを述べてみたいと思う。
これは実はマジで重要で、人生における核とさえなり得る考え方であるため、
せっかくだからよく心に刻んでおいてほしいのであるが、
私は
【ギャンブルは例外なく、すべてがインチキ】
というのがギャンブルの基本だと思う。
なぜそうなっているのかというと、
ギャンブルとは「インチキしたい」という願望によって作られるものだから。
上記のインチキには
①事前公開のインチキ:テラ銭額や中抜き額を公示して、事前洗脳で騙す。
②事後収奪なインチキ:「裏でこっそり金を抜く」などの方法で、事後手品で騙す。
の2つがあり、
どちらに怒りを感じるかは個人によって違うのだが、
①に強い怒りを感じる人はFi/Teが大きい傾向があり、
②に強い怒りを感じる人はSi/Neが大きい傾向があると思う。
まあこのアホブログとしては、
先の陰謀論からの流れで言えることとして、
ギャンブルをするのであれば
①②は、当然のように両方とも行われている
という絶対的前提のうえで行動をしなければならないと思う。
ということは、一歩踏み込んで、
「ギャンブルの勝ち方」みたいなものも、おのずと見えてくるかもしれない。
そう、ギャンブルで勝ち続ける方法はひとつだけだ。
それはよく場を観察して誰かのインチキ(特に②)を見抜き、
自らもカス人間になって、そのインチキに加担することなのだ。
(たとえばインサイダー取引の存在に気づいたとき、それを通報するのではなく
乗っかるという行動を取れば、当たり前だが自分もインチキの一員になれる)
ひとつ、落ち着いて考えてみてくれ。
競馬の票を操作するなんて、あるのだろうか?できるのだろうか?
そんなことは現場を熟知していなければわからないだろうが、
もしあるとしたら、
それは誰がいつ、どのような方法でやるのか?
そしてその人は、それがバレないようにどういう嘘を言うだろうか?
ここまでくれば、もうだいたいわかるだろう。
たいていのイカサマは、(いつバレるかという問題を置いておけば、)
何人かがグルになれば普通に可能である。
だからそのイカサマの方法をできるだけ具体的に推測し、
自分もそのイカサマに乗っかるように行動をすれば勝てる。
そうやって、無邪気な人々から小銭を抜けばいい。
悪魔の一員となって、いたいけな人々の汁を、チューチューと吸えばいいのだ!
以上の話を読んで、あなたは私が「誇大妄想的な話」をしていると思うだろうか?
もしそう思うのであれば、あなたはひょっとすると人間の行動原理を根本的に
誤解しているかもしれず、おそらくギャンブルに負けることになると私は思う。
逆に、私の言うことに「胸糞な話だけど、まあその通りだよね」と思う人は、
たぶんギャンブルに熱心ではないような気がする。
私としては、いろいろとギャンブルをやってきたが、
ギャンブルはとても人間的で、
そしてイタズラ好きな子供のように幼稚な遊び
というのが個人的な感想である。