INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

暇人様に仕える心構えが完成したかもしれない

日本人の労働時間が減っているという話を、本やネットなどでたまに目にする。

 

たとえば以下のグラフみたいなの。

 

 

こういう統計を目にすると、なぜか

「非正規(パート)を含めた統計だからこうなるのは当たり前」

とかの文句を言いたがる人がいるが、

そもそも教科書すらも信じない私は他人が作ったグラフなど信じるはずがないので、

統計の取り方の話なんてどうでもいい。

こんな統計など見なくても、減っていることは最初から明らかなのだ。

 

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さて前置きが長くなったが、ここからが本題。

 

労働時間が減ると、人は何をするであろうか。

答えは簡単、「クリエイティブなこと」に時間を使うのだ。

 

いまはyoutubeやPrimeなどで動画や映画を見て余暇を過ごす人が多く、

あまりクリエイティブっぽくない状態かもしれない。

しかし一方的に受信するだけのものはいずれ飽きるはずで、

(私はすでに猛烈な勢いで飽きてきている)

そしてそういう受信を続ければ続けるほど、

「自分でも何か作ってみようかな」となることが予想される。

 

 

私は以前、このアホブログで、

人を堕落させるための商品やサービスを供給する仕事には抵抗がある

という話を書いた。

 

たとえば「ネトゲ廃人」とか、「ツイ廃」とか、「パチ中毒」とか、

「自慰中毒」とか、「唐辛子中毒」とか、「ドラッグ中毒」とか、

そういう人を中毒に陥れてリピートを狙うことを手段とした営業手法には、

社会貢献を信条とする5w6の私としては、どうしても抵抗があったわけである。

 

※「社会貢献を信条とする」とか言って自己美化してると指摘されないために注記しておく。

 ここでの社会とは「私の気に入った人だけが加入する社会」という都合の良い社会のことであり、

 私は自分にとってうっとうしい人間に貢献する意思など生まれて以来一度たりとも持ったこと

 がない真正派の協調性欠如野郎(すなわちw6)である。

 私が中毒を用いた営業手法が嫌いなのは、べつに道徳的立場から言っているのではなくて、

 簡単に他人に操られて中毒になるようなアホのために自分の貴重な時間や労力を費やすような

 仕事をするのはつまらなくておもしろくないから無理というだけのことである。

 

しかし、そうは言っても一億総暇人化の流れには逆らえない。

私は退屈こそ最大の苦痛という貧乏農民気質であるため、社会が暇人化して

いくのが嫌であった。しかしそれでは時代に取り残されてしまう。

私はどうにかして「暇人化社会」の流れに適応しようと、あがいていた。

そして長い時間をかけて、私はついに、

この問題に適応できるようになったような気がするのである。

 

すなわち、わざわざ他人を中毒に陥れるような邪悪な手段をとらずとも、

「暇人様はクリエイティブ化せずにいられない」という点に注目し、

暇人様のクリエイティブ化を待ち受ける体制をぼちぼちと構築しておけば、

そのような変化は「じわじわ」と進んでいくもののような気がするので、

スピードの遅いINTPでもどうにかなるように思ったのである。

 

そして何より、中毒廃人を相手にする仕事とは違って、

私は暇人様のクリエイティブ化(言論系を除く)を推進することについては

何の抵抗も感じないので、つまりストレスが無い。

 

暇人がクリエイティブ化するのは、べつに彼らが麻薬に溺れているわけではなく、

強欲な為政者や商人達の策略にハマってしまっているからでもなく、

これはもっと根本的な行動原理であって、

古今東西、人間は暇を持て余すとクリエイティブにならずにいられない

という性質を持った生き物なわけである。

 

私は他人にコントロールされるのが大嫌いであるが、それと同時に、

他人をコントロールするのも同じくらい大嫌いである。

そんなのはもうおなかいっぱい、心底からめんどくさいのだ。

しかし人間を生物とみなし、生物の根本原理に基づいて相手をするのであれば、

それはすなわち自然の法則について考えているのと同義である。

私は人間のことを考えると気が滅入るが、自然について考えることは楽しい。

 

ということで、私は暇人が流れてきそうな場所で楽しく待つことにした。

答えが見つかったことで憂鬱な悩みが解消され、私は満足である。

 

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以下余談。

 

これまでエニアグラムについていろいろ考えてきて、

どうやら5w6という生き物

「本家T4とは全然違い、5w6は特別な唯一性も才能も持っていないが、

 そもそもT4(神秘や謎解き)を全く尊敬していないがゆえに、

 かえってその分野に引け目や気負いをまったく感じておらず、

 単なる遊びとして科学や技術を気軽に楽しみまくることができる」

という性質を持つ生き物であると思う。

(※5w6=七w6:すなわちウイング6、カウンタ8、統合1、分裂4)

 

こう書くと、まるで5w6は科学の敵であるように見えるかもしれないが、

このようなナメた考えを持っているがゆえに5w6は誰よりも多くの時間を

投入して数学やら工学やらを学び続けることができるのだとも言えるわけで、

つまり天才的発想や独創の才能はなくとも科学を楽しむ才能だけはある。

それゆえ、私が今後もこの分野で仕事をしても、たぶん排除されることは

ないだろうと予想するのである。

 

(※なぜ急に排除とか陰気な言葉を持ち出すのかと言うと、これはちょっと夢の

 ない話であるが、私は職業選択においてはシビアな視点を忘れてはいけない

 と思っており、「憧れ」よりも「得意」を狙うべきだと思っている。

 これを露骨な言葉で言い換えると「仕事は半分バカにしているくらいで

 ちょうどよく、本気で畏怖するようなものを目指したら無駄に力んでしまい、

 結局は雑魚扱いされて追放されるのがオチだからよろしくない」ということで、

 排除されないだけの適性があるどうかの話は進路選択の上で避けられないのである)

 

ということで、上記の方針に合致することだけを適当に体系的な感じでやっておけば、

今後数年くらいはたぶん楽しく過ごせるだろうという予感に至り、

最近はスッキリ爽快で悩んでいないという話でした。