INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

マザーテレサとオウム麻原の共通点

テレサ様に対して果てしなく失礼なタイトルになってしまったが、

「ある切り口から見ると稀有な共通点がある」というだけで、

人間としてのクズ度が共通しているという意味では決してないので

誤解なきようお願いする。

 

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さてオウムについてはいろんな場所で解説されており、

わざわざ素人の私が解説する余地などないのだが、

ひとつだけ、解説をさせていただきたい。

 

あなたは「松本サリン事件」というのをご存じだろうか?

名前くらいは聞いたことがあると思うが、

内容を知らない人もいると思うので(てゆうか私も最近知った)、

教団が「何の目的で、何をやったのか」を復習しておく。

 

 

これは地下鉄サリン事件より前に起こった事件で、

教団がトラックを改造した噴霧車を使ってサリンをまき散らし、

8名の死者を出した事件である。

 

この事件の最も驚くべき点は、その犯行動機である。

当時のオウムはあちこちから訴えられまくっていたのだが、

もう裁判で負けたくない麻原は、次のように言った。

 

「そうだ、裁判が開かれなければいいんだ。

 敗訴っていうのは、裁判で判決が出るから負けるわけだろ?

 てことは、判決が出ないようにすればいいってことだよね?」

 

このへんはさすがカルト教祖、発想がぶっ飛んでる。 

で、麻原は裁判が開かれないようにするために、

裁判所のそばの職員宿舎の横でサリンを炊いたのだ。

 

結果としては、サリンは風に乗って宿舎と逆方向へ流れていき、

裁判所と全然無関係の人を殺しまくっただけの結果に終わったのだが、

まあそのへんの無能さについては置いといて、

麻原という男の発想がぶっとんでいるということは

なんとなくお分かりいただけたかと思う。

 

 

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さて復習はこの辺にして、本題に入ろう。

 

麻原のエニアは、カルト教祖ということでおおむね4w五であろうが

いちおう確認してみる。

(ちなみに上記の分類を与えるエニア教の教祖様も4w五である)

 

まあ上記の「ぶっとんだ発想」から考えても、

麻原の卓越した独創性には「T4で間違いない」と思わせるものがある。

何しろ彼はチベット仏教の法王であるダライ・ラマ氏から

「無数の弟子たちの中から現れた、唯一にして初の最終解脱者(げだつしゃ)

として正式認定された稀有の尊師であり、

というのはもちろん嘘なのであるが、オウムの経典がこのような幼稚園児並みの

嘘と猿芝居で埋め尽くされているのはすなわち逆ウイングc3によるものであるから、

そのへんからも4w五であることが裏付けられるであろう。

 

さて、そうすると統合・分裂は1か七のいずれかになるわけだが、

彼が集金の達人である点から見ても、「1が分裂、七が統合」で間違いなかろう。

 

そうすると、彼の能力分布図は以下のようになる。

 

※能力分布図とは:

  人は誰しも9分類のうち「6つが得意(セーフ)で3つが不得意(アウト)」

  なのであるが、そのアウトな3つがどこにあるかを示した図のこと

 

麻原彰晃

2 3 4|五 6 七|8 9 1

〇 〇 〇|✖  ✖  ✖|〇 〇 〇 

こ こ ろ|あ た ま|下 半 身

 

 

どうだ、すごいだろう?

麻原氏はなんと、

すべての欠点が、完璧に頭脳分野に集中

しているのだ。

 

※考察手順の説明を一部はしょったので追記しておく。

 「2五8」についてはウイングが五(✖)だから残りは〇。

 「14七」については統合が七(✖)だから残りは〇。

 「369」については、猿芝居とはいえ大勢を騙せた点で3は〇、

 逮捕前に55日間も棺桶の中に隠れていたことから9は〇、

 つまり残った6が✖という具合である。

(てゆうかテロってる時点で6✖に決まってるかもしれんけど、

 私は自分がw6なので瞬時にはわからなかった)

 

 

これがいかに珍しいものであるかは、

いろいろな人について分布図を書いてみればわかる。

ちなみに凡人たる私の場合は以下である。

 

【hizanori_neko INTP七w6】

2 3 4|五 6 七|8 9 1

✖  〇 〇|〇 ✖ 〇|〇 〇  ✖ 

こ こ ろ|あ た ま|下 半 身

 

このように、多くの人は悲しいほどにバランスが取れている

(=心/頭/体に✖が1個ずつ)のが常であり、

多少の偏りのある人はいるけども、それはせいぜい

「心/頭/体のいずれかに✖が2個寄っている」

というところ止まりで、

3つの✖が1か所に集中しているのは稀有なことのだ。

 

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で、その稀有な人がもうひとり、

それがタイトルに書いた「マザーテレサ」氏なわけである。

 

マザーテレサ ISFJ2w1】

2 3 4|五 6 七|8 9 1

〇 〇 〇|〇 〇 〇|✖  ✖  ✖|

こ こ ろ|あ た ま|下 半 身

 

以前、私は「テレサの原理」というのをこのアホブログに書いたが、

彼女が理系顔負けの「極めて論理的な算術的合理性」を保有しつつ、

一切の見返りを求めない「無償の愛に満ちた行動」をするという、

ぱっと見は矛盾するような行動を生涯完遂できたのは、

ひとえに「身体」を完全に捨て去っていたからこそなのだ。

 

こうして考えると、彼女のような立派な人物を

麻原のような犯罪者と比較するのはたいへん失礼なのであるが、

その稀有さの源においては「非常によく似た相似形である」

と言わざるを得ないであろうかと思う。

 

 

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(今回の話の主旨は以上。以下はしょうもないヨタ話の余談である。)

 

 

さてこうなると、残るもう一つの稀有人、すなわち

「3つの✖がすべてハート分野に集中している人」

というのがいるはずで、

それは誰なのかということがちょっと気になってくるものである。

 

明確な答えはなかったのだが、いくつか考えた結果から言うと、

この稀有人はたいてい1w2から登場するようで、

非情な残酷さと謎の魅力を兼ね備えた摩訶不思議な人物像なのであるが、

あまり有名ではない場合が多いように思えた。

 

 

しかし、私は以前から、ちょっと気になっていた人がいた。

それは、とある有名Youtuberの「ひ〇ゆき」という人物だ。

私は、あの男は「INTP七w8(=5w4)」であると思っているのだが、

一部では私と同じ「INTP七w6(5w6)」だと思う人も多いらしい。

 

まあエニアに関しては

「共通認識として著名人を分類することは永久に不可能」

というのが私の持論であるのでぶっちゃけどっちでもいいのだが、

私は以前から、

「あいつ、ひょっとしてどちらでもないんじゃないのかな・・・?」

と思っていたりもした。

 

なぜなら、彼は「不器用な七w8」にしては世渡りが上手すぎるし、

「くそまじめな七w6」にしては金に関しての感覚が異常であり、

よくうれしそうな顔で

  「適当に診断書とって、会社のせいにして休業補償もらい続けるのが

   一番ラクでおいしい働き方だよね♥」

だの、

  「タバコは吸うけど、買ったことはないよ? だって、ちょうだいって

   言えばもらえるんだもん。自分でタバコ買う人っていい人だよね♥」

だの、

  「僕は人との約束には遅れるけど、自分のゲームには遅れたことがないよ。

   僕は自分との約束だけは守るんだよ♥」

みたいな感じの、

およそ七w6が死んでも言わなさそうなことを、

いつも平気で言い放っているからである。

 

(ちなみに私はタバコを吸うが、他人には絶対にせびらない。不慮のタバコ切れでよほど

 親しい人にだけ分けてもらうことはあるが、その場合は必ず1箱をお返しするようにしている

 

彼のこの種の発言は、岡田斗司夫ISFJも結構マジギレで嫌っていたが、

私も心底から大嫌いだ。

 

逆に七w8(5w4)はこれらのひ〇ゆき語録にちょっとウケて笑うかもしれないが、

かといってそれを実際にやる人は七w8にはおそらくいないと思う。

なぜなら、七w8はむしろ七w6よりも「良心の呵責」に弱い人種であり、

思考実験としてそういうことを言ったとしても、実行を維持できるとは

思えないからである。

 

てことで、

もし仮にひ〇ゆき氏が世にも珍しい

「Teが異常発達したINTP1w2」または「Neが異常発達したISTJ1w2」

であったとすると、

彼の能力分布図は以下のようになっていると推測される。

 

【仮の人物H氏 IXTX 1w2】

2 3 4|五 6 七|8 9 1

✖  ✖  ✖|〇 〇 〇|〇 〇 〇

こ こ ろ|あ た ま|下 半 身

 

この推論はテキトーであり、自信はぜんぜんない。

フツーに自由を愛する七w8のようにも見える。

しかし、ひょっとしてクソサイコ野郎かも・・・・という思いを

なかなか拭わせてくれないほどに、

彼は「むかつくのになぜか魅力的」であるなあと思う。

 

 

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(余談の余談)

私が「ハートがスリーアウトな人」の候補を考えていて真っ先に頭に浮かんだ顔は、

アニメ世界名作劇場ペリーヌ物語」にでてくる廃品回収屋の「シモンじいさん」であった。

(作品自体が地味すぎるうえに、シモンはどうでもいい脇役なので、たぶん誰も知らないだろう)

こいつは骨の髄まで因業の超クソ爺なのだが、彼は因業であることを1ミリも隠そうとせず、

いつもひょうひょうと小銭を請求しまくっている超正直者だったので、

なぜか憎めないところがあり、やけに記憶に残るキャラクターであった。

彼は因業であったが、決して税金にタカったりせず、そして人を騙さない点が立派であった。

噓ばかりついて税や保険に吸いつきまくりのクソセコい日本因業族に、

彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい今日この頃である。