あまりうんこうんこと連呼するのも何なので、
うんこシリーズは前回で終わりにします。
今日は我が社の超優秀な社員の話をしてみようと思います。
なお、この記事で「頭が良い」という表現を使うが、
私はひろゆきがよく使うこの言葉が、あまり好きではない。
だって、「感情」とか「身体能力」とかもぶっちゃけ全部頭脳なわけで、
感情が優れてるのは頭脳の性能そのものだし、
身体能力も「リミッターの解除」という脳みそ由来のような気がするからな。
でもまあ、「私はこういう人のことを特に頭が良いと思っている」ということを
わかりやすく示せるチャンスだとも思うので、今回は積極的に使ってみた。
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てことで本題。
うちの超優秀な社員について。
彼の性格は6w五(=6w7)、通称「バディ(楽しい仲間)」である。
ISFJの積極奇異型アスペで、「気は優しくて力持ち」なタイプだ。
仮に「富澤トミ夫」と呼んでみる。
では、まず性格タイプの一般論から。
【理屈から見た6w五の特徴】
・協調性がある、よく働く、忠実、量産型、凡人(T6)
・出会いと冒険を求めて外出したがるが、実際はビビリである(w五)
・いわゆる「いい人」になってしまい、異性にモテない場合がある(w五)
・地頭がよく、科学を学ばなくても本能的に知っている。(cw七)
・よく調べる、手を抜かずに計測する、理屈で考えることができる(cw七)
次に、トミ夫の個別の特徴
【トミ夫】
・両親とも早逝、中学2年から学校へ行かずに仕事をしている(T6)。
(なのでいちおう形上は中卒だが、実質の学歴は「小卒」である)
・たいへん頭が良い(cw七)が、彼にとって思考は「道具」にすぎない。
(だから頭を良くすることには1ミリも興味がない)
・彼の思考は常にシンプルで、無駄な複雑さを一切持たない。
・あらゆる道具の構造と使い方を一瞬で推察し、自由自在に使いこなす。
・彼が頭の中で想像できたものは、100%必ず実物として作ることができる。
・トミ夫は九九を憶えていない。例えば「6×8=」の答えを言うのに数秒かかる。
(でも資格試験を受けさせると、ダントツの高得点を叩き出す)
・外見は「トラクターに乗ったカールおじさん」にしか見えない(T3欠如?)
・女性の前では無駄に緊張して、ウンコやキンタマなどの話をしてしまう(w五)。
・彼の友人曰く「トミ夫はどんな化け物みたいな女とでも付き合える男」
・共同作業もできるが、一人で作業するほうが性能が良い。
・一人で作業するときは、謎のアニソンメドレーを聞きながらやっている。
・愛する人の死などの悲しい思い出は、笑い話にして話す。
・街の「おばあちゃん」達にやたらと親切
・・・とまあ、異性がらみでは若干ビミョーな男なのであるが、
仕事では余人に代えがたい才能を持つ。
彼のシンプルな頭脳には、本家T七の私もしばしば舌を巻く。
なんというか、科学は生活の従者にすぎない(※)ことを嫌でも思い出さされる。
(※人類はナットウ菌を知ったから納豆を作れるようになったのではなく、
納豆があるからナットウ菌を発見したにすぎないということ)
人を出し抜くことばかり考えている私に比べ、
彼は私より純粋に「モノ」を扱う方法を理解している。
我が社にとって、こやつは欠かせぬ天才なわけである。
ひろゆきから見れば、
「そんな才能があるのにしょぼい給料で雇われてるなんて、頭悪いねー」
ってことになるのかもしれんが、
でも金って、ある一定を超えるとレースと同じになり、
とたんにエネルギー効率が悪化していく場合が多い。
たとえばある男が「金持ちの家に婿入りして金を得た」としても、
もしその男がいなければ、代わりに誰かが婿になって金を得るわけだ。
つまり金って、多分に「ポスト(座席)」の領域なんだよね。
ぶっちゃけ製造やサービスなどの実業においても、同じ原理が働いている。
勝つ人数が決まっているものは、すなわちレースだ。
レースは総じて期待値が低い。
レースに勝つには「レースに勝つ才能」が必要だが、
トミ夫はレースにはまったく興味がない。
それは別に奇妙なことではないし、頭が悪いわけでもない。
むしろ、期待値が低いレースに使うエネルギーを節約し、
かわりに他人が真似できない特殊な才能を得たならば、
それってめちゃくちゃ頭いい方法やん、と私は思う。
なお余談だが、
トミ夫の話を読んだからと言って、無学を過度に美化するのはよくない。
小卒や中卒には10~15%という高確率(体感値)で逸材が混じっており、
ある意味「宝の山」であるのは事実だが、残り85%からは刑務所の香りがする。
しかも一見まともに見える奴ほど本物のサイコパス野郎(*)である可能性が高く、
未熟な面接官が軽率に手を出すとマジで会社が爆死することになる。
私も何度も悲惨な目に遭ったが、後述する「天才好き」という性質のため、
あえて危険ゾーンに踏み込まずにいられないだけである。
(*) たとえば入社してすぐに故意に怪我をして「首が痛い」と言い続ければ
簡単に不労所得を得ることができる。PTSDとかも使えるわな。
整体師崩れと結託したり、業務妨害スレスレの粘着攻撃も併用すれば、
さらに効果倍増である。なにしろ日本の警察は民事不介入だからな。
こういう腐った行為をいろんな分野で並行して実行すれば、過保護社会
から金を掠めとることは決して難しくない。そして誰でも思いつくことだから、
実際にやってるやつはうじゃうじゃいる。
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以下どうでもいい雑談。私の「天才好き」の習性について。
カウンタウイングの能力のことを、私は「あなどれない力」と呼んでいるが、
トミ夫の「あなどれない七力(=5力)」については、
「本体がT七の自分のほうが負けてるかも・・・」
と思ったりすることも多々ある。
だがしかし、トミ夫に「あなどれない七力」があるのなら、
私にも「あなどれない8力」があるはずだ。
私は一度ゲットした優秀な奴を、決して手放すことはない。
クマと同じで、「俺が唾をつけた天才は、もう俺のもの」なのだ。
だって、いくら私が勉強好きといえど、
自分が勉強して得られる知識なんて、たかが知れてるじゃん。
他人の脳みそを喰わないと、これ以上賢くなれないではないか。
(逆に、アホを喰うとアホになるから喰ってはいけない)
てことで、私の頭脳はトミ夫に負けているかもしれないのだが、
どっちにしろトミ夫の頭脳は「俺のもの」なんだから、
どっちが勝っていようとどうでもいいというか、
むしろ軽く負かされるほど天才だったほうがラッキーなわけである。
私は若い頃から「お前の知恵は俺のもの、俺の知恵も俺のもの」
というのが口癖で、もちろん冗談で言っていたのだが、
五七法に気付いてからは
「もはやシャレになってないかもしれんから、あまり言わないようにしよう」
と思うようになってきた。
妻からも「あんたはホントに知識のジャイアンだね」と言われ続けており、
学生時代には工学・理学・医学・法学など様々な学部に出入りして
自分の巣を確保し、私の知恵袋となる人物を探していた。
その習性は社会人になっても続き、あらゆる部署に馴れ馴れしく出入りして
「どこかに天才はいないか?」と探し回ることが趣味であった。
(会社を辞めて一番つらかったのは、これができなくなったことだ)
私は、他人の脳みそをゲットする執念にかけては、
本家8にも引けを取らないほどの「クマ野郎」なのである。
もし他人に盗られたら・・・私は激怒し、必ずや盗り返すであろう。