札幌市(?)の公共スペースが廃止に。
それ自体はどうでもいいんだが、それについての議論が
悲惨なレベルにひどかった。
(※動画を添付したが、下に要約を書いといたので見る必要なし)
動画の要約
「利用ルールを決めて、ルールを破った奴は注意して立ち入り禁止にし、
それでも出ていかない奴は不法侵入で逮捕すればいいだけでは?」
ひろゆき以外の人
「そうは言っても、市役所の人にとっては、ルールを規定しづらいんだよね~。
利用者がちゃんと空気を読んで、注意されないようにすればいいわけで。
つまり空気を読めない利用者が悪い。」
ひろゆき以外の人
「そうそう。警察の人だって、逮捕まではちょっとやりづらいよね~。
利用者がちゃんと空気を読んで、通報されないようにすればいいわけで。
つまり空気を読めない利用者が悪い。」
「いや、空気とか関係ないでしょ。
ルールを決めて管理しないのは、市役所の単なる怠慢。
また、不法行為者を逮捕しないのは、警察の単なる怠慢。」
ひろゆき以外の人
「いやいや、役所の人だって、ずっと見張ってるわけにはいかないしさ。
やっぱり利用者がちゃんと空気を読んで、見張りが不要になるように
行動すればいいわけで。つまり空気を読めない利用者が悪い。」
ひろゆき以外の人
「そうそう、警察の人だって、小さな事件でいちいち逮捕とかやってられない。
やっぱり利用者がちゃんと空気を読んで、警察が出動しなくていいように
行動すればいいわけで。つまり空気を読めない利用者が悪い。」
司会の人
「そういうこと。市役所とか警察は1ミリも悪くない。
役所の人は一生懸命がんばっており、悪く言うのはかわいそうだ。
私(心の中で)
「おいおい、役所が頑張るわけないだろ。
強いて言えば、彼らは
”明日はもっと事なかれ主義で、もっと手抜きできますように”
っていうことを頑張るのであって、それが下級役人というものやん。」
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上記のことは、都会よりも田舎において、
より的確に当てはまるような気がする。
田舎警察の怠慢は、本当にひどい。
あからさまな犯罪者でも、まったく逮捕しようとしない。
「だって逮捕とかしたら書類書くのがめんどくさいもん」
という田舎警官の心の声が、はっきり聞こえるレベルである。
田舎警官は外をウロウロするのは慣れてるけど、デスクワークが嫌なのだ。
それとは逆の意味で、田舎の市役所もひどい。
田舎役所は、デスクワークしかしない。
ゴミ収集とかのいわゆる「外出仕事」はすべて外注して、
それがひたすら地域トラブルの原因になっている。
てゆうか、田舎の役所がゴミ収集を怠るとか、ありえんだろ。
それ以外に何をやることがあるんだ?
田舎の役所なんて、むしろゴミ回収こそが最重要任務ではないか。
(そんなバカなと思う人は、以下を読んでよく考えてみてほしい)
役所は無駄に戸籍だの印鑑証明だの住民票だのを発行して、
まぬけな都市計画や認可書の類なんかも発行してるけど、
そんなのはスーパーの横とかに適当に派出所を建てて、
そこにプリンターと端末を置いとけば済むだけの話だろう。
つまり田舎の役所は、本来なら
・ゴミとかウンコとか水とか、何らかの物体を移動する必要があるもの
・どうしても住人個人と直接会わないとできないもの(強制執行とか)
をローカルかつ直接的に実行するのが仕事であって、
その他のことはぶっちゃけ都会の本部と通信するだけの機能にすぎず、
つまり通信オペレータのバイトを置いとけばいいだけなんだよな。
ところが、なぜか市役所は物体系のほうをすべて金で外注して、
どんな無能でもできるようなデスクワークだけを自前でやっている。
(ごく一部の稀有な部署を除く)
その理由は、それが一番ラクに給料をもらう方法だから。
仕事は自分ではなく、誰か別の人がやればよいというわけだ。
共産主義制度の当たり前の帰結である。
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田舎役所が起因の問題といえば、下の動画みたいなやつだな。
「仕事してるフリ」をするのが三度の飯より大好きな役所が、いつも通り
威張ったE型が長を務める田舎団体
に仕事を丸投げ外注して、それが問題を起こしたという話だ。
(※この動画も見る必要なし。サムネだけでだいたい事情が推測できる)
この動画のばかばかしいところは、イジメ被害を訴えてる側も元公務員で、
「町内会長風の強制大好きE型」vs「地方公務員風の寄生大好きI型」
でどちらがバラマキ税金の恩恵にあやかるかという、
ギャグとしか言いようのない戦いの構図になっていることだ。
(そして原因をさかのぼっていくと、「税金使ってラクチン外注」
というお役所精神がすべての発端になっているのがよくわかる)
こういう腐った状況に対し、私の言いたいことは、ただひとつ。
「すべての税金を、今すぐ半額にしろ」
ということだ。
税金という餌さえ与えなければ、役所も無駄なことをやってる余裕はない。
でも組織としての最低限の機能は必ず果たさないと解体されてしまうから、
彼らは「何が自組織の任務なのか」を、嫌でも真剣に考えることになる。
もし「税金使ってラクチン外注」ができなければ、仕事は自分の身体でやる
しかないので、仕事を増やせば増やすほど普通にしんどい。
だから自然に非合理なことはやらなくなり、特に
「外注したせいでトラブルが発生し、余計めんどくさい事態になってしまった」
なんていう最悪の非能率は、死んでも避けようとするはずなのだ。
でも現状は税金という餌がいくらでも涌いてくるので、地方役人達は
「トラブルになったらなったで、トラブル対応というラクチンな仕事を、
のらりくらりとやってればよいだけのこと。俺は別に何も困らない。
トラブルになろうとなるまいと、外注するほうがラク。これ最重要。」
という行動様式になってしまう。これは必然なわけである。
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総じて腐った人間というのは、
「税金にたかる毛ダニ」
という点において、完璧すぎるほどに共通している。
かの有名なドラッカー氏は、その著作の中で繰り返し
「政治の分野はこの200年で1ミリも進化していない」
と述べているが、その原因は税金である。
いくら科学が進もうが、同じこと。
クソみたいな奴らが人様から税金なんてものを掠め取るという
あからさまな略奪行為を、社会の人々が無頓着に認めている以上、
政治というウンコは1ミリも変えることができないのだ。
もしどうしても半額にはできないということなら、
とりあえず、税金は単発にすべきだと思う。
現在のように、
「他人の金は、サブスクで毎月掠め取るのが美味しいでっせ。
サラ金とかローンとか家賃とかも、全部そうでっしゃろ?
金は定期的に巻きあげるのが一番美味しいんですわ。グヒッ♥」
みたいな腐った徴税方式を認めるのは、たいへんよろしくない。
サブスクとはNHKの精神そのものであり、税金とは
「解除ボタンがついていない究極の腐れサブスク」
であることに、皆も早く気づくべきなのである。