ひろゆきって、どうでもいいラジオ話をしてるときはおもしろいんだけど、
「少子化問題」とかの財政についてギャーギャーわめき散らす時だけは、
ほんとにうっとうしいな。
(※いちおうファンとしての意見です)
てゆうか、あんた「日本はもうすぐ沈没するから海外へ脱出します」っていう
スタンスで見事にそれを達成したんだから、もう日本のことなんかほっときゃ
いいのに、やたらムキになって口出ししたがるやつ。
なんなんだよ、こいつは・・・。
↓の動画とか、ホント感じ悪いわ。
ひろゆきは、
「少子化の原因=子供を持つと金がかかるから」
と決めつけているようだが、本当にそうなのか?
彼とよく共演している成田助教授という人が最近あちこちで言っている
「政治経済の話で、相関だけを見て
”もしあの時こうしていたら、今頃こうなっていたはずだ”
って言うのは、因果関係を取り違えている可能性がある。
政経は対照実験ができない分野なんだから当たり前の話で、
それなのに断定する人って、なんていうか本物のアホですよね。」
っていうあれは、
遠回しにひろゆきに向けて警告してるように見えるんだが、違うのかな。
それに、もしひろゆきが言うように「人口は財政で自在にコントロールできる」
のなら、日本より早く少子化に突入してた国のうちのどっかが、
もうとっくに「金でうまく行きました!」ってなってるんじゃねーの?
実際には全然成功してないわけで、それなのに
なんで財政で人口がコントロールできると思うのかわからん。
===========
以下私の個人的見解だが、
私は以前に「カルホーンのなんたら」というタイトルの記事でも書いたように、
少子化の原因は人間のうんこの中に含まれる「繁殖抑制物質」
だと思っており、金とかほとんど関係ないと思っている。
まあうんこが原因かどうかは私も証拠がないわけだが、
ともかく「お金の制度と関係あるかどうか」を考えるために、
たとえば下の図を見てくれ。
中国は、かつて一人っ子政策で「2人目を産んだら鬼罰金だからね」みたいにしてた
わけだが、それを開始した1979年を基準に見て、14年間も出生率が落ちてない。
(上の図の〇印の線を見てね)
つーか、むしろ「ベビーブーム」だったって書いてますがな。
ひろゆき氏は、これでも「人口は金でコントロールできる」と思うんかな?
しかも、中国が「やっぱ一人っ子政策やめますわ」と言った2016年以降を見ると、
おもしろいように出生率が急降下しており、これもひろゆきの理屈とは逆になって
いる。
===
そんでもって、今度は視点を変えて日本の人口を見てみると、
これを見るに、日本の人口は江戸時代の後半は130年くらいおおむね一定で、
イギリスの産業革命と日本の開国(鎖国終了)が起こった後には、
まさにアダムスミスが言った「余ったエサが生物を増やす」の教え通りに、
すさまじい勢いで爆増して4倍になっている。
(産革後の爆増は先進国共通だが、さすがに4倍になった国は欧州にもないかもよ?)
で、これが2000年すぎから減少に入ったわけだが、
この前後から
「猫も杓子も大学へGO!」
という愚かな進学ブームや
「塾への送り迎えは親として当然ざます」
みたいな過保護ブームがたまたま起こったからって、
「わかったぞ、子供は教育に金がかかるから子供が減ったんだ!」
って短絡してしまうことは、
まあまあアホなことだと思うんだが、どうなんだ。
これだったら、私が以前書いた、
「生物は、増えすぎると繁殖の意思を失う仕組みになっている」
という考察のほうがまだマシだと思うんだが、どうですかね?
ちなみに、私は政治のことはできるだけ考えたくないんだが、
いちおう私の意見では、前にも書いたように
「少子化で問題なのは年金と医療費」
と思っており、問題になっているものに直接対策を打つのが当たり前だと思う。
①年金
→ 「掛け金は固定不変で、総額を受給者数で割って支給する」のが当たり前。
どこの国でもそうしているが、日本だけやってない。アホすぎ。
だから支給額をごりごり減らせばよい。何も悩むことはない。
②医療費
→ アホみたいに8割補助の医療保険なんか作るから、こういうことになる。
そもそもアメリカも中国も、国は補助なんかしてませんがな。
この答えもシンプルで、自己負担率をごりごり増やせばよい。
※ついでに述べると、そもそもアホな8割保険ができたのは、邪悪な談合族が
「保険ならみんな気軽に病院に行くから、ワシら大儲けできるで。
自動車とかもそうやろ? 自腹では修理せんけど、保険なら小さな傷でも
修理しよるんや。だから保険さえ作ってしまえばこっちのもんやで!」
という意図で、愚かな国民を騙して作ったものである。
そんで、かつては「年収300万でもいいから医者をやりたい」って言う人が
山ほどいたのに、卑劣な談合族が自分たちの利権を守るために医者の人数を
制限しまくってきたわけで、このへんについても、この機会にしばきまわしとく
ほうがいいと思う。
この問題への答えとしては、国公立の医学部看護部の定員をごりごり増やして、
「軽症の人は300万医師が経営する安病院へ、重症の人だけ高い病院へ」
ってするべきだと思う。
(ちなみに動物病院はすでにそういう感じになっているぞ!)
=====
・・・って、こんなことは、こんな過疎アホブログで「僕はこう思う!」なんて
言うまでもないことで、ぶっちゃけ誰でもわかりきっていることだろうな。
だけど、残念ながら多数決といううんこ談合制度ではそれがまったく実現しないから、
多くの人が怒っているわけで。
これについては、以前
「近い将来、IMFさんが来て全部実行してくれるかもしれないからその時を待て」
という現実的な答えを書いたのだが、
あまり気分の良い答えじゃないので、これは無視してくれていいです。