INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

エニア別の内向的特徴と外向的特徴

またまたとんでも理論かもしれないが、

私は、エニアグラムの各タイプには、2つの特徴があると思う。

自己完結的な「I型的特徴」と、対人的な「E型的特徴」みたいな。

 

これをいちいち個別に説明するのもめんどくさいので、

てっとり早く一覧表にしてみたのでご検証あれ。

 

 

 

書いてて気づいたこととしては、

「ここに分裂」の欄が、ちょうど「娯楽のジャンル」みたいになっていることだ。

並んでいる言葉が、なんか通販の「商品カテゴリー」みたいじゃないか?

 

ひょっとしたら、これらはサービスの「客層」を考えるうえで、

何かの役に立つかもしれないし、役立たないかもしれないと思った。

 

(たとえばT七は講師などの「教える仕事」をあまり好まないけど、

 どうやらT七の講義はわりとおもしろいらしいので、

 我慢してやれば顧客としてT1がお金を落としてくれるかも、とか。

 でもやっぱりやらないだろうな、みたいな。)

 

あと、老人は最後は子供に還るので、

老人向けのゲームを作ればT七に売れるんじゃないか、とか。

(私は老いたら麻雀をやるつもりなので、新たなゲームは要らんけどな)

 

まあそんな感じで、どうでもいい話でした。

DIYについてのお話

地獄の事務処理4連発が、ようやく終わった・・・。

思えばこの45日くらい、私はひたすら大嫌いな事務仕事をやっていた。

もはや生きている意味に疑問を感じるような45日であった。

 

地獄期間の唯一の楽しみはメシであったが、その飯の友として、

私はまたもや某ブログで紹介されていた現代アニメを見てしまった。

そしてPrimeのお薦めに、アニメが出てくるようになってしまった。

本家T5族としては、これでいいのか、ちょっと不安だ。

これまでの私は、「飯の友は本」と相場が決まっていたのだが、

常に左手を奪われる本に比べ、動画だと両手が使えるので飯が食いやすい。

ナイフとフォークを持てる魅力は捨てがたい・・・。

 

ということで見始めたのだが、

なんともいえない妙なおもしろさがあり、結局仕事を放り出して

おやつを食べながら最後まで見てしまった。しかも2回も(汗

 

ということで、今日はそのアニメのテーマであった

DIY(=Do It Yourself)という話題について書いてみようと思う。

 

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その前に、少しだけアニメの紹介。

 

私が見たアニメのあらすじは、

【女子高生がDIYをして、人数不足で廃部寸前DIY部を存続させる】

という、まあテンプレのようなストーリーなのだが、

テーマがDIYでメインキャラが6w5と聞いては、見ないわけにいかない。

 

Primeに出ていた4話までしか見てないのだが、私なりの分析では、

・主人公・・・のほほんとしたENFP-9w1(まじで1力皆無)

・幼なじみ・・・いつも怒っているESTJ-6w5(まじで5力皆無)

・留学生・・・アメリカ人の代表のようなESTJ-3w2(まじで2力皆無)

がメインキャラで、3-6-9の物語のようであった。

 

この話のストーリーは「部員数を増やすことが目的」という設定だから、

群れの生き物である369にはピッタリの設定になっているのだなあと、

エニアグラム的なアニメ構成にしみじみ納得した次第である。

(部員増やし系は369組の黄金設定といえるかもしれんな)

 

ちなみに369以外で最初に部にひきずりこまれたのは

推定5w4(=七w8)っぽい感じの内気な生徒であった。

この生徒は最初は「友達が少ない」という設定だったようだが、

回が進むにつれ「あなどれない6力」が顕著化してきて、

時々ちびまる子の「たまちゃん」みたいになるのが笑える。

(ちなみにこのキャラはアート力が高い)

 

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さて、私が現代アニメの紹介などしても、紹介がヘタクソすぎて

たぶん1ミリもおもしろくないと思うので、さっさとDIYの話に移ろう。

 

DIYとは、5w6のメッカ・イギリスが発祥であり、

つまり5w6の私にとっても超重要なアイテムである。

てゆうか我が社は「存在自体がDIY」のような会社であり、

DIYの精神にはいたく共感している次第である。

 

しかしアニメ作中で指摘されているとおり、DIY

【この機械化の時代に手作業なんて、効率わるっ!生産性ひくっ!」

と言われかねないジャンルでもある。

私の父も、いつも言っていた。

「餅は餅屋だ。何でも自分でやろうとするな、プロに任せろ。」

と。

そういう考えも、わからないでもない。

 

結果的に言えば、私は父の言葉に真っ向から逆らい、

すべてを自社でやるというスタイルに帰着しているわけだが、

上記の「DIYは非効率」という指摘に対しては、

自信を持って反論できる理屈は持っていない。

 

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ただしかし、これは別の見方をすれば、

 

そのへんの素人でも学べばそこそこできることを、

わざわざプロに頼む理由は、いったいどこにあるのだろうか?

 

という素朴な疑問にもなり得る。

 

この答えは、やはり分業効率とか投資効率のような話になってくるであろう。

プロに頼む方がお得であれば、そりゃあ私もプロに頼むと思う。

 

自分でやろうとすれば、作業する時間はもちろんのこと、

道具を揃えたり、やり方を調べたり、色々とコストがかかる。

これらの「時間+エネルギー+お金」の総和において、

プロに頼む方がリターン的にお得であるからこそ

「この人はプロだ」

と言えるのだと、私は思うわけである。

 

しかしそうでないのなら、

つまり「自分でやった方がお得かも」と悩む程度の分業効率しか

持っていない「うんこプロ」が相手であれば、

私は自分でやるほうがいいのではないかと思う。

なぜなら世の中は、人任せにせずに自分でやれば、

必ず「知識」というおいしいオマケが得られる仕組みに

なっているからである。

 

特に1Ti-2Neの脳構造を持つINTPからすれば、

知識(Ti)こそが発想(Ne)の源泉なわけである。

ここで「実体験に基づくリアルで正確な知識」を源泉とすれば、

当然ながらリアルで正確な発想が出てくるであろうが、

逆に「他人の話や聞きかじりの知識」に基づけば、

そりゃあ妄想のような発想が出てくるものであろう。

このような当たり前の原理から考えても、

「人に任せることで自分の時間を浮かせるメリット」

というのは、知見を得る機会損失を相殺すると、見かけほど大きくはない。

 

ということで、たとえプロに頼むにしても、

なるべく最初の1~2回は自分の手で完遂してみる必要があると思われ、

「最初から他人に任せると、ろくなことがない」

というのが私の総合的な結論となっている。

 

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ただ、DIYにはひとつ残念なことがあってですね・・・。

 

DIY好きの方はすでにご存じだと思うが、

最近はプチン&キッシーのダブル厄マンによって燃料価格(円)が高騰し、

もともと輸送費割合が高かった金属材料や木材の価格が

マジでびっくりするほど爆上がりしてしまったので、

(ただの型枠コンパネが一枚2700円だぞ?ホムセン行くたびに絶望する価格だ)

もはやDIYをする意味が非常に薄くなってきている。

 

(物価高とか言われてるけど、材料系の高騰ぶりに比べれば

 平均物価の上昇幅などたいしたことないと思う)

 

これはつまり、例えば費用というものを

 費用 = 材料代A + 自分の時給B + うんこプロの人工代C 

として計算する(道具代を考慮しない)と考えると、

これまでは

DIY費用 = AAABBBB

プロの料金 = AAAAABBCCCCCCCCCC

(※うんこプロは材料が過剰品質で、施主の時間もわりと奪う)

だったのが、今では

DIY費用 = AAAAAAABBBB

プロの料金 = AAAAAAAABBCCCCCCCC

(※うんこプロは値上げしづらくて材料の質を落とし手間賃も減らした)

みたいな感じになってしまったわけである。

 

こうなると、以前はDIYなら半額以下で済んでいたものが、今では

DIYもプロも、どっちも高くてたいして変わらん」

みたいになってきてしまい、

DIYをする意味が非常に希薄になってきているのである。

 

材料が高いと、ホントつまらんわ・・・。

とりあえず、プチンは1秒も早く負けてくれることを願う。

これは妬みが生み出した不幸か?(時限)

私の近辺で、またひとり、博奕で身を滅ぼして去った人が出た。

 

仮にP氏としよう。

P氏は私より2歳下の、かつてはすごい勢いを誇った経営者であった。

性格はESTP7w8(五w4)で、よくいる「オラオラ系だけど優秀」なタイプである。

 

聞くところによると、どうやらP氏はカジノにハマってしまったらしい。

P氏は海外のカジノへ出かけ、最初は10万20万だった賭け金が

半年もたたないうちに数百万になり、

翌年にはトータルでおよそ1億円もスッてしまっていた。

それが銀行にバレて、融資を貸し剥がされて終わったとのことだ。

 

P氏は持ち株をすべて売り、退職金として6千万円をもらったものの、

借金を返済すると3千万しか残らず、

その3千万もFXによって秒で蒸発したとのこと。

おそらく、負けた金を取り返そうと思ったんだろうな・・・。

 

以前、【T型はF型に比べれば博奕耐性がある】みたいなことを書いたが、

P氏はおもっきしT型だったので、

T型には博奕耐性がありそうという推測はハズレだったようだ。

 

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それにしても、ギャンブルとは恐ろしいものだ。

 

約10年前、P氏と一緒に起業した副社長のQ氏のほうは、

4年前からP氏とは別会社となったが、

毎年着実に成長し、4~5千万ほどの黒字を上げ続けている。

(Q氏は節税とかまったく考えてないっぽい)

 

P氏だって、カジノなどに手を出さず、まじめに仕事していれば、

ほぼ同等の立場か、それ以上だったはずなのだ。

一介の平社員から転身して起業し、せっかく奇跡のような成長を

果たしたというのに、わざわざ固定収入を捨ててギャンブルに走り、

わずか1年で文無しにまで転がり落ちてしまうとはね・・・。

 

P氏は今では精神もすさみまくりで、ギャンブルをやめるように

諭したQ氏をなぜか逆恨みしており、あちこちで悪口を言って回って

いるらしい。

 

なおQ氏は、身銭を賭してP氏の会社を買い取り、6千万もの退職金の

拠出を銀行に願い出てくれた人である。

もしQ氏がいなければ、ずさんな会計をして、ろくに仕事もせずにカジノに

入り浸っていたP氏は、本来なら退職金などもらえるはずもなく

むしろ背任で訴えられてもおかしくないくらいだった。

しかしF型のQ氏はかつての仲間の不遇を悲しみ、怒り狂う銀行マンや

社員達を必死で説得して6千万もの退職金を工面し、

「これを使って何とか再起を果たせよ」

と、P氏に渡してくれたのだ。

(退職金は税優遇されるので、税引き後も5千近く残るはずである)

 

そんなQ氏の仏のような行動に対し、私は

「そんなの甘すぎて社員が怒るし、経営としても不合理になってしまうのでは?」

と言ったが、根っからのF型であるQ氏は

「でもずっと一緒にやってきた仲間だから、自分にできる限りのことを

 やっておきたかったんだよ」と言う。

理屈としてはおかしいというか、まったく理由になっていないような気も

しないでもないのだが、Q氏が言うと

「なんかいまいち納得できないけど、まあそういう考え方もあるわな」

と思わされてしまうから不思議だ。謎の説得力がQ氏にはある。

 

 

だがしかし、P氏はその金も秒で蒸発させ、今ではクソみたいな安酒を

飲みながら、あちこちでQ氏を貶めて回っているらしいから、

もはや精神が取り返しのつかないところまで崩壊しているのだろう。

 

あと、これは推測でしかないのだが・・・。

ひょっとすると、社内でのQ氏の人気というか人望に対して、

P氏はずっと「妬み」みたいなものを感じていたのかもしれない。

そんな理由でもなければ、P氏の行動は異常すぎるのだ。

(なんかWINKという2人アイドルの片割れの話を思い出してしまう)

 

そういう観点で思い出してみれば、むかし、私はQ氏を誘って2人で

飲みに行ったことがあるのだが、それを知ったP氏が露骨に不快そうな顔を

したことがあった。私としては、ただ単に

「経営仲間では珍しいI型のQ氏に、考え方とかを聞いてみたい」

と思ってQ氏を誘っただけなのだが、P氏からすると

「hizanoriめ、お前も副社長のほうが優秀だと思ってやがるんだろ!!」

みたいな受け取り方をしたのかもしれず、

ただならぬ気配を感じた私は、思わず

「いや、経理を教えてもらってたんだよ。Qさんは僕の経理の師匠だから。」

と、柄にもない言い訳をしてしまった。

だが内心では

「なんだこのP氏は、ESTPなのに変なところでめんどくさい男やな!」

と、非常に驚いたことを記憶している。

いま思えば、あれは兆候だったのかもしれない。

 

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その後のQ氏は、崩壊したP社の買い取りと6千万の拠出によって、

決算が1億を超える大赤字となってしまったのだが、

「おかげで来年から税金が安くなりますねって、銀行の人が言ってた」

と笑って言った。

こんなところで彼の口から節税の話が出ると思わず、私も思わず笑って

しまったが、これは普段から黒字のQ社だからこその余裕であり、

でなければ銀行員も言える話じゃないよなと思った。

 

適当な予測だが、彼の手にかかれば、ガタガタになっていた元P氏の会社も、

おそらく来年くらいには利益を出すようになるんだろうなーと思った。

固定費の話+余談2つ

以前少し書いたように、我が社は「利益率」よりも「拡大路線」である。

(本当は利益率のほうが合理的だと思うのだが、拡大しないと社員達が

 やさぐれてめんどくさいことになるので、しかたなく拡大している。

 だからこれは一種の宗教だという話を以前書いた)

 

そんなわけで、我が社の月間売上高は毎月のように過去最高だ。

しかし、だからといってたいして儲かってるというわけでもなく、

旨味はさほどないわりに、売上に伴って役所関係の雑務がやたらと増えた。

そして、そのような雑務から逃避したいがために、このような駄文を

夜な夜な書いてしまっているというわけである。

 

以下愚痴だが、

もうね、しょうもない事務仕事が多すぎる。

嫌で嫌でしょうがない。

 

まあ愚痴を言ったってやるしかないのだが、

なぜ日本の中小企業のおっさんがこのように思うのかを、

逃避がてら少し説明してみたいと思う。

 

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巷には「アドビ税」という言葉があり、

多くの企業がアドビに毎月何万円(PC1台につき数千円)もの金を

ひたすら搾り取られているわけだが、

私は人間を縛り付ける「固定費」というものが大嫌いなので、

意地でもアドビを使わないで粘っている。

 

しかし、アドビ税には自分の意思で対抗できなくもないが、

日本のお上が課してくる「労役」という税は、

どうやっても回避することができない。

(しかもアドビ税はアドビ商品がもらえるけど、労役は何ももらえない)

 

「労役」とは、しょうもない書類を永遠に書き続けるなどの、

会社にとって何の利益にもならない雑務がひたすら増え続けることである。

国や地方が気軽に企業に押し付けている労役を時給換算すると、

1つ1つはだいたい「月3~4千円」とかの程度なのだが、

これが数種類あると2万円を軽く超えるようになる。

 

しかも、社員というのは無駄な労役をやると満足してしまい、

それだけで職務を果たしている気分になるという「労役好き」

の傾向があるので、この被害はますます拡大することになる。

 

もし社員に知恵があり、その作業が

「いかにヤクザな労役税で、会社の利益に寄与しないものであるか」

を常に理解できているのであれば、

その作業にかける時間を1秒でも短くするように行動するであろう。

しかし現実にはその逆で、日本人は固定費の恐ろしさをすぐに忘却し、

「くだらん労役をダラダラやって、それで仕事した気分になる人」

が非常にたくさん存在しているのである。

 

そのような人にお上の雑役をやらせると、労役の固定費が2万から4万へ、

4万から8万へと簡単に増幅されてしまい、しまいには「労役のやり方」という

教育まで行われるようになったりして、無駄が永遠に増殖していくことになる。

 

それゆえ、中小企業のおっさん達の一部は、こう考えるわけである。

「政府の寄生談合族には、ただでさえヤクザな税をこってりと掠め取られて

 いるというのに、このうえ無意味な労役にまで8万以上もの無駄金を

 毎月払い続けるなんて、こんなバカバカしい話があるか。

 俺は意地でも固定費にしないぞ!

 俺の全知全能を使って、このクソ仕事を極限まで手抜きしてやる!」

・・・と。

 

このような背景から、

私は社員に労役を委任することがどうしてもできない。

となると、これらのうんこ役務はすべて自分でやるしかない。

結果として、私は数か月に1回、とんでもない量の事務仕事をやらねば

ならなくなってしまい、こうして愚痴を言いたくなるというわけなのである。

 

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(以下余談)

 

上記には書かなかったが、無駄な労役が増えていく理由は、実はもう一つある。

それは、お上の人事異動が2年毎という高頻度で行われることである。

 

異動というのは、それ自体はよいことである。

机上の理屈だけでいえば異動は非効率で、すべての被雇用者に

「お前はこれから40年間、ひらすらこのネジを超スピードで作り続けろ」

と命じるほうが金銭的には効率がよいのであるが、

人間には同じことをずっと続けていると脳が壊れるという性質があるので、

金の効率だけで考えるとうまくいかない。

 

だから金銭効率を多少犠牲にしても、適当に仕事の内容が変わる仕組みに

なっているのは良いことであり、その点お上の「飽きさせない人事」

という制度はそれなりに優れていると言えるわけである。

(これはもともとは軍隊で採用されているやり方である)

 

だがしかし、それにも限度というものがある。

お上の異動が2年という短かすぎるサイクルで行われるために、役人達は

新しい部署の人間関係ややり方を覚えるだけで任期が終わってしまい、

とっくに形骸化した労役について「この仕事って、要りますかね?」

と言う人が誰もいなくなってしまうのである。

 

てことで、異動周期が短かすぎるのは非常によくないと思う。

私は4~5年くらいが適切なのではないかと思うのだが、

どうなんでしょね?

 

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余談その2

 

さらに余談だが、この種の「無駄書類」の話になると、

決まって「デジタル化すればいい」とか言い出す輩がいるのだが、

彼らの脳みそは、いったいどうなっているんだろうな?

デジタルにしたからといって、ゴミ作業の時間はほとんど減らんだろ。

なぜ減ると思えるのかが謎だ。

 

デジタル以前に、その労役を「なぜやらせるのか」「いつまでやるのか」

を考えるほうが百倍重要であり先決のはずだろう。

媒体が紙であるかサーバーであるかなんて、心底どうでもよい。

くだらん役務を生み出してるのは紙ではなく、人間なんだからな。

 

すでに何度か書いてきたが、

無駄労役を生み出しているのは「期限のないルールを作る奴」である。

以前、河野太郎大臣が「今日からFAX禁止!」と命令して官僚からヒンシュクを

買っていたが、これも正しくは「今日から3か月間、FAX禁止!」と

言わねばならならかった。

 

もし大臣達が期限のないルールを乱発するのであれば、官僚から

「また無駄なルールを増やしたがるイキリ野郎が来たわ」

と思われるのは当たり前のことである。

しかし日本のイキリは、自分が定めたルールがずっと消えずに、

「俺様の威光が、永遠に光り続けますように」

と願っているような人達なので、むしろ無期限にしたがるのである。

(日本はT6やT9が多いので、T3のイキリに甘すぎる傾向がある)

 

ということで、

「今後1年間、期限のない法案を提出した国会議員は除名する」

というルールが作られてほしいと願う私である。

いくらアホでも、1年あればさすがに少しは理解するだろと思うんだが、

どうなんでしょね。

奇妙な病(時限)

人は生きていると、病気になったりすることもある。

私もかつて、めんどくさい病気になった。

バセ○ウ氏病というやつだ。

 

症状

■小さな物音で、跳び上がるほどびっくりする

■小さな光が、めちゃくちゃまぶしくて脳みそに響く

■人と話すと膝がブルブル震える

■体重が減りまくる

 

このようなわけのわからない症状が起こり、

最初はどうにか自分で治そうとしたが無理で、

ついに観念して会社の医務室へ行った。

 

私:

「先生、僕は脳みその病気になったみたいです。

 人と話すと、脚がすごい勢いで震えるんです。

 先月、人が大勢いる会議で話をしたら、脚がびっくりするほど震えました。

 なんでそんなに緊張したのだろうと不思議に思ってましたが、

 この症状は徐々に悪化していき、

 だんだん数人のミーティングでも震えるようになり、

 昨日はなんと、ローソンの店員のお兄さんと話しただけで

 脚がガクガクと震えて止まらなくなったんですよ。

 いや大袈裟ではありません、嘘だと思うかもしれませんが本当です。

 先生、これはうつ病の一種ですか?」

  

医者:

「あー、私はもうわかったよ。

 それはうつ病とかではなく、たぶんバ○ドウ病というやつだよ。

 とりあえず採血しよう。来週またおいで。」

 

私は、かつて漫画ブラックジャックの「奇病難病シリーズ」で

読んだことのある病名を言われて

「まじか?この医者は大丈夫か?」と思ったが、

はたして血液検査の結果は医師の予想通り、

甲状腺ホルモンの数値がぶっとんでいる結果であった。

 

後で聞いた話では、医師は私の膝ガクガクの話よりも、

私が激痩せした姿を見てわかったらしい。

(私はよく頭痛薬や肩凝り湿布をもらいに医務室へ行ってたので)

 

たしかに、体重が1ヵ月で12kgも減って、40㎏台になったからな・・・。

必死で食ってもすごい勢いで減りまくるのでびびったが、

それよりも脚ブルブルのほうがもっとびびった。

 

なお、ブラックジャックの時代と違い、今は特効薬があるから、

治療期間は1年ほどかかったけど、手術とかはしないで済んだ。

(ちなみにブラックジャックでは、患者の喉を切開して放射性物質

 埋め込むというやべえ治療をしていたので、私もその手術をやらないと

 いけないのかと思って、実はけっこうびびっていた)

 

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・・・って、いきなり病気の話をしたのは、

べつに病気自慢をしたかったわけではなく、

私は「膝が震える」というセンサーによって

【人間は人間と話す時、密かにかなり緊張していることを知った】

という話をしたかったのである。

 

人間は、ローソンのお兄さんに、たったひとこと

「あ、温めはナシでいいです」

って言うだけでも、実はそこそこの緊張(ストレス)を感じている。

そのことを、私は自分の病んだ肉体をセンサーとして使うことで、

はっきりと計測できたわけである。

そして、このような奇妙かつ貴重なデータを見たことがある人は

あまりいないだろうと思ったので、こうして書いてみた次第である。

 

・・・いや、上記の話の主語は、

ひょっとすると「人間は」ではなく「I型は」なのかもしれない。

 

というのも、とある女性歌手がこの病になり、

コンサートをやった後で突然

「病気になったから活動を休止します、みんなごめんね」

と発表し、ファンが泣いて残念がったという事件があったらしく、

その話を聞いた私は

「まじか、バセ○ウの身で何千人の前でコンサートをやったんか!

 そんなことしたら、脚が電動マッサージ機みたいになるやろ?!」

と心底驚いた、ということがあったからである。

 

その頃はMBTIとか知らなかったのだが、

今考えると、その女性歌手はあまりI型っぽくない人だった。

よく知らないが、たぶんドE型だったと思う。

 

一般に、【I型は人と会うと消耗し、E型は元気になる】という。

ひょっとすると、バセ○ウ病になったE型は、

一人のときのほうがブルブルしたりするんだろうか?

E型で同病になった人の話を聞いてみたいものである。

スクールカーストの理由(?)

【予備情報】

  エニアグラムの3分類

   自己保存(1人)・・・・・・T1/T4/T七

   セクシャル(2人)・・・・・T2/T五/T8

   ソーシャル(3人以上)・・・T3/T6/T9

 

以下本題。

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自ら動くことができない赤ん坊は、

【微笑む】・・・好意を伝える、敵を懐柔する・・・T2

【好奇心】・・・何にでも興味を示す、喜びを表す・・・T五(T7)

【泣く、わめく】・・・不快を伝える、執着を表す・・・T8

の3つだけで自由自在に大人を動かし、

大人に面倒をみさせることで生きていると言っても過言ではない。

 

言い換えると、赤ん坊はセクシャルの塊ということではないかと思った。

(これは人間だけでなく哺乳類全体に共通してるかもしれない。

 赤ちゃんの力は、同種生物間だけでなく異種生物にまで効果を

 及ぼすほど強力である)

 

そして、これらセクシャル要素は、同時にモテ要素でもある。

そう考えれば、幼年期~思春期(or繁殖適齢期)において、

これらの能力に特化したセクシャル組(T2/T五/T8)が最強で、

主にE型の彼らがスクールカーストの頂点に君臨しがちなのも

なんとなくうなづける感じかと思った。

 

しかし、それならば「ソーシャル」や「自己保存」についても

【それぞれ黄金時代みたいなものがあるのではないか?】

と思って考えてみた。

だって、そうじゃないと不公平じゃないか?

てことで考えてみたのだが・・・結局よくわからなかった・・・。

 

いちおう、T1は「老後のたくわえ」が得意そうだし、

T七(T5)は「生まれながらの仙人」って感じなので、

自己保存組はジジイ時代が黄金なんだろうか?と思ったが、

(じゃあT4は?)ってなると、

うーん、やっぱジジイ時代向けというわけでもなさそうだ。

 

ついでにソーシャル組についても考えると、

T3は「説教好き」でT6は「勤労好き」だから

子供の教育や養育を行う壮年時代が黄金なのか?と思ったが、

(じゃあT9は?)ってなると、

うーん、別に壮年期向けというわけでもなさそうだ。

 

てことで、やっぱりよくわからんかった。

答えは「そういう黄金時代みたいなのは、特に無い」なんだろうな。

残念。

6w7の頭脳はあなどれない

あまりうんこうんこと連呼するのも何なので、

うんこシリーズは前回で終わりにします。

今日は我が社の超優秀な社員の話をしてみようと思います。

 

 

なお、この記事で「頭が良い」という表現を使うが、

私はひろゆきがよく使うこの言葉が、あまり好きではない。

だって、「感情」とか「身体能力」とかもぶっちゃけ全部頭脳なわけで、

感情が優れてるのは頭脳の性能そのものだし、

身体能力も「リミッターの解除」という脳みそ由来のような気がするからな。

 

でもまあ、「私はこういう人のことを特に頭が良いと思っている」ということを

わかりやすく示せるチャンスだとも思うので、今回は積極的に使ってみた。

 

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てことで本題。

うちの超優秀な社員について。

 

彼の性格は6w五(=6w7)、通称「バディ(楽しい仲間)」である。

ISFJの積極奇異型アスペで、「気は優しくて力持ち」なタイプだ。

仮に「富澤トミ夫」と呼んでみる。

 

 

では、まず性格タイプの一般論から。

 

【理屈から見た6w五の特徴】

・協調性がある、よく働く、忠実、量産型、凡人(T6)

・出会いと冒険を求めて外出したがるが、実際はビビリである(w五)

・いわゆる「いい人」になってしまい、異性にモテない場合がある(w五)

・地頭がよく、科学を学ばなくても本能的に知っている。(cw七)

・よく調べる、手を抜かずに計測する、理屈で考えることができる(cw七)

 

 

次に、トミ夫の個別の特徴

 

【トミ夫】

・両親とも早逝、中学2年から学校へ行かずに仕事をしている(T6)。

 (なのでいちおう形上は中卒だが、実質の学歴は「小卒」である)

たいへん頭が良い(cw七)が、彼にとって思考は「道具」にすぎない。

 (だから頭を良くすることには1ミリも興味がない)

・彼の思考は常にシンプルで、無駄な複雑さを一切持たない。

・あらゆる道具の構造と使い方を一瞬で推察し、自由自在に使いこなす。

彼が頭の中で想像できたものは、100%必ず実物として作ることができる。

・トミ夫は九九を憶えていない。例えば「6×8=」の答えを言うのに数秒かかる。

 (でも資格試験を受けさせると、ダントツの高得点を叩き出す)

・外見は「トラクターに乗ったカールおじさん」にしか見えない(T3欠如?)

女性の前では無駄に緊張して、ウンコやキンタマなどの話をしてしまう(w五)。

・彼の友人曰く「トミ夫はどんな化け物みたいな女とでも付き合える男」

・共同作業もできるが、一人で作業するほうが性能が良い。

・一人で作業するときは、謎のアニソンメドレーを聞きながらやっている。

愛する人の死などの悲しい思い出は、笑い話にして話す。

・街の「おばあちゃん」達にやたらと親切

 

 

・・・とまあ、異性がらみでは若干ビミョーな男なのであるが、

仕事では余人に代えがたい才能を持つ。

 

彼のシンプルな頭脳には、本家T七の私もしばしば舌を巻く。

なんというか、科学は生活の従者にすぎない(※)ことを嫌でも思い出さされる。

 

(※人類はナットウ菌を知ったから納豆を作れるようになったのではなく、

  納豆があるからナットウ菌を発見したにすぎないということ)

 

人を出し抜くことばかり考えている私に比べ、

彼は私より純粋に「モノ」を扱う方法を理解している。

我が社にとって、こやつは欠かせぬ天才なわけである。

 

ひろゆきから見れば、

「そんな才能があるのにしょぼい給料で雇われてるなんて、頭悪いねー」

ってことになるのかもしれんが、

でも金って、ある一定を超えるとレースと同じになり、

とたんにエネルギー効率が悪化していく場合が多い。

 

たとえばある男が「金持ちの家に婿入りして金を得た」としても、

もしその男がいなければ、代わりに誰かが婿になって金を得るわけだ。

つまり金って、多分に「ポスト(座席)」の領域なんだよね。

ぶっちゃけ製造やサービスなどの実業においても、同じ原理が働いている。

勝つ人数が決まっているものは、すなわちレースだ。

レースは総じて期待値が低い。

 

レースに勝つには「レースに勝つ才能」が必要だが、

トミ夫はレースにはまったく興味がない。

それは別に奇妙なことではないし、頭が悪いわけでもない。

むしろ、期待値が低いレースに使うエネルギーを節約し、

かわりに他人が真似できない特殊な才能を得たならば、

それってめちゃくちゃ頭いい方法やん、と私は思う。

 

なお余談だが、

トミ夫の話を読んだからと言って、無学を過度に美化するのはよくない。

小卒や中卒には10~15%という高確率(体感値)で逸材が混じっており、

ある意味「宝の山」であるのは事実だが、残り85%からは刑務所の香りがする。

しかも一見まともに見える奴ほど本物のサイコパス野郎(*)である可能性が高く、

未熟な面接官が軽率に手を出すとマジで会社が爆死することになる。

私も何度も悲惨な目に遭ったが、後述する「天才好き」という性質のため、

あえて危険ゾーンに踏み込まずにいられないだけである。

 

(*) たとえば入社してすぐに故意に怪我をして「首が痛い」と言い続ければ

  簡単に不労所得を得ることができる。PTSDとかも使えるわな。

  整体師崩れと結託したり、業務妨害スレスレの粘着攻撃も併用すれば、

 さらに効果倍増である。なにしろ日本の警察は民事不介入だからな。

  こういう腐った行為をいろんな分野で並行して実行すれば、過保護社会

  から金を掠めとることは決して難しくない。そして誰でも思いつくことだから、

  実際にやってるやつはうじゃうじゃいる。

 

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以下どうでもいい雑談。私の「天才好き」の習性について。

 

カウンタウイングの能力のことを、私は「あなどれない力」と呼んでいるが、

トミ夫の「あなどれない七力(=5力)」については、

「本体がT七の自分のほうが負けてるかも・・・」

と思ったりすることも多々ある。

 

だがしかし、トミ夫に「あなどれない七力」があるのなら、

私にも「あなどれない8力」があるはずだ。

私は一度ゲットした優秀な奴を、決して手放すことはない。

クマと同じで、「俺が唾をつけた天才は、もう俺のもの」なのだ。

 

だって、いくら私が勉強好きといえど、

自分が勉強して得られる知識なんて、たかが知れてるじゃん。

他人の脳みそを喰わないと、これ以上賢くなれないではないか。

(逆に、アホを喰うとアホになるから喰ってはいけない)

 

てことで、私の頭脳はトミ夫に負けているかもしれないのだが、

どっちにしろトミ夫の頭脳は「俺のもの」なんだから、

どっちが勝っていようとどうでもいいというか、

むしろ軽く負かされるほど天才だったほうがラッキーなわけである。

 

私は若い頃から「お前の知恵は俺のもの、俺の知恵も俺のもの」

というのが口癖で、もちろん冗談で言っていたのだが、

五七法に気付いてからは

「もはやシャレになってないかもしれんから、あまり言わないようにしよう」

と思うようになってきた。

 

妻からも「あんたはホントに知識のジャイアンだね」と言われ続けており、

学生時代には工学・理学・医学・法学など様々な学部に出入りして

自分の巣を確保し、私の知恵袋となる人物を探していた。

その習性は社会人になっても続き、あらゆる部署に馴れ馴れしく出入りして

「どこかに天才はいないか?」と探し回ることが趣味であった。

(会社を辞めて一番つらかったのは、これができなくなったことだ)

 

私は、他人の脳みそをゲットする執念にかけては、

本家8にも引けを取らないほどの「クマ野郎」なのである。

もし他人に盗られたら・・・私は激怒し、必ずや盗り返すであろう。