INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

うんこ落書きの続き(その5)

エニアグラムの仕組みは、以下のようになっている。

 

 カウンタウイング ―  本体  ― ウイング
  (サブ系)    (メイン系)  (盲点系)

 

  【本体】:生まれつき自然にできること。

【ウイング】:あこがれているが、自分にはできないこと。

【カウンタ】:興味がないのに、かなりできてしまうこと。

 

【メイン系】:本体を含む正三角形のこと。本体は「複雑で高度」。
       本体以外の2つは「不得意 or 荷が重い」かも(?)

 【盲点系】:ウイングを含む正三角形のこと。
       ウイングは「あこがれだが一番の不得意」。
       ウイング以外の2つは「好き or 嫌い」かも(?)

 【サブ系】:カウンタウイングを含む正三角形のこと。
       カウンタウイングは本体よりも「シンプルに得意」。
       カウンタ以外の2つは「興味なし」

 

あこがれて目指してる方向こそ「からっきしダメ」で、
どうでもいいと思ってることほど「できてしまう」

という原理がエニアグラムの肝である。

 

(例)たとえば3w2について言えば、


 本体:3(メイン系:3-6-9)
 ウイング:2(盲点系:2-五-8)
 カウンタ:4(サブ系:4-七-1)
 結果:
 ハーレムという夢のために、独特の方法を考案して目標を達成する。
 結果として競争に強くタレントとしての才能もあるが、身近な人
 愛される能力は皆無に近く、家族にも愛想を尽かされて家庭内独居。


という具合だ。


============

 

さて、最近はタイプ8について考えていた。

タイプ7とタイプ8は、エニア習熟者でも間違える人が多いと聞く。
(特に7w8と8w7は識別が難しいと聞く)

 

だが、それって何だかおかしい。

相手のことをよく知らないという理由で間違えるのはわかるが、

7w8か8w7かで迷うのは、本来の理屈から言えばおかしい。

なぜなら、7w8と8w7は真逆に近いくらい「まるっきり違う」はずだからだ。

何しろ、片方は8力が死んでいて、他方は7力が死んでいるのだからな。

 

これを混同するということは、理屈で判定していないということではないか?

まあ、よく知らないうちは雰囲気だけで見てしまうのはよくわかるが、

私はできるだけ雰囲気で考えるのではなく、

上記の「原理」に適合しているかどうかで考えていきたいと思う。


ということで、以下の人物について考えてみてほしい。

 

=======================

 

和田アキ子島田紳助

これら2人は、T7だとかT8だとか言われている人である。

おそらく、「紳助が8w7または7w8、和田が8w9」と言う人が多いのではなかろうか。

それは、8w7が「挑戦する人」、8w9が「クマさん」などと呼ばれるからである。

 

しかし、ちょっと落ち着いて考えてみてほしい。

もし両人がT8だと仮定して、T8のウイングサブタイプの特徴を考えてみると、

理屈から言えば以下のようになるはずである。

 

【8w七の本来の特徴】
 ・リーダー的な資質、傲慢、しつこい、面倒見が良い(T8)
 ・頭が悪く、IQや教養が高い人にあこがれを持ちやすい(w七)
 ・調べない人であり、理屈で考えない人である(w七)
 ・あまり怒らない、怒りを抑えようとする(cw9)
 ・くつろぐことが得意である(cw9)
   ・原始人のような身体能力を有する(cw9)

 

【8w9の本来の特徴】
   ・リーダー的な資質、傲慢、しつこい、面倒見が良い(T8)
 ・しばしば些細なことで激怒し、怒りを抑えようとしない(w9)
 ・せっかちでしばしば急ぎ過ぎる(w9)
 ・おバカな人が好き(w9)
 ・地頭が良く勉学の資質もあるが、空論学者は大嫌い(cw七)
 ・よく調べるし、理屈で考えることができる(cw七)


これらは巷で言われている特徴とまるっきり違う。

いったい誰なんだ、8w9のことを「クマさん」などと可愛く表現した奴は。

8w9はむしろ9力が無いのだから、激怒王になりかねない性格のはずだろう?

 

(てゆうか、実際のクマはおもっきし狂暴な猛獣だぞ。自分の唾液が付いた
 ものは「俺の物」とみなす性質があり、その性質によってしばしば凄惨な
 事件を起こしている。その異常なまでの執着心は確かにT8と似ているが、
 決して「クマさん」なんていうような可愛い生き物ではない)

 

さて、ちょっと話が逸れたが、次に紳助とアキ子の特徴を見てみる。

 

【紳助】
・過去の落語のテープを集めて分類し、猛勉強をしたことで有名である。
・勉強家であると同時に、なんか地頭も良さそうである。
・一般人のおばちゃんに激怒し、暴言と暴力で謹慎処分を受けた。
・おバカな女性が大好き。逆に机上の空論を述べる男は軽蔑してそう。
暴力団とズブズブの関係。平和とは程遠い行動。いわゆるインテリヤクザ

 

【アキ子】
・「上から目線」とか「傲慢」と言われているが、ネチネチと小言を言うだけで
 あまり激怒はしない。面罵せずに陰口を言うことで有名。
・いかにも数学とかできなさそう。権威主義的に学者を尊敬しそう。
・のほほんとした雰囲気の子分を使うのが上手い。子分がバカでも怒らない。
・原始人のようなドスのきいた声で歌手デビュー、最高2位。

 

 

いかがだろうか。

紳助には知性や合理性が見え隠れし、かつ平和力が死んでいる。

もし彼がT8であると仮定するならば、間違いなく8w9であろう。

 

一方の和田は、上から目線だが寛大でのんびりした一面があり、

もし和田がT8であると仮定すれば、8w七と考えるのが妥当である。


===========

 

次に、

芸能人だと人によって印象が違うので、私の知る一般人で。


②ゴリラ風味の友人

高校時代の友人だが、顔も身体もゴリラなので、仮に「ゴリ夫」と呼ぶ。

ゴリ夫は、イキって騒いでいたESTJ3w2に「お前うるせえぞ」とつぶやき、
 いきなりグーで殴って流血ダウンさせた。幸い退学にはならずに済んだ。
ゴリ夫の口癖は「秩序を乱す奴は許せねえ」だった。
ゴリ夫は東大に入学したが、「時間の無駄だ」と言って1年で退学した。
ゴリ夫は世界最速の爆撃機が好きみたいだった。


私の分析:

ゴリ夫は「秩序」をこの上もなく重要視する(T8)
・地頭が良いが学問嫌い(cw七)
・せっかちで、些細なことでブチ切れる(w9)
・級友をグーで殴るという、平和とは真逆の暴挙(w9)

 

てことで、ゴリ夫はたぶん8w9ということになるのであろう。

彼はしばしば怒りを表し、極めて攻撃的な言葉で相手を絶望に陥れた。

なお五w4の人達と仲が良かった。(分裂先だから?)

七w6の私ともまあまあ仲が良く(秩序共有)、私は何度か彼の家に泊まりに行った。

夕食に必ずステーキが出たが、彼の家では3枚食うことがノルマだった。

(兵藤和尊なのか・・・?)

 

続けて織田信長の話を書こうかと思ったが、

疲れたので今日はこんなところで。

うんこ落書きその4(スコア化)

また五七法の続き。

このうんこは、いったい何メートル出続けるのか・・・?

 

内容は生煮えのしょうもない自説ですので、

間違いだらけでも御容赦ください。

 

=======================

 

エニアのウイングサブタイプ18種類について、

それぞれの「1力」「2力」「3力」・・・「9力」

数値化してみた。

 

考え方としては、まあ要するに

 

 

エクセルでこういう絵を描きながら座標を拾い、

「自分から距離が遠い価値観については能力が低い」

という仮定と、

「盲点系の正三角形については逆効果」

のという仮定の2つの条件から、適当に数字を出してみたということだ。

 

なお細かい計算条件は以下の通り。

 ①最終的に、能力は「自分の位置と各タイプの角度差」に反比例するとした。

  (円周距離ではなく直線距離でも計算してみたが、なんか角度のほうがいい気がした)

 ②盲点の正三角形については角度差90度からのプラマイを逆転した。

 ③平均点が全員「50点」になるようにした

  (上記①②で得られた値xを、y=50+20*(x-μ)/σでスコア化)。

 

 

てことで、さっそく結果を貼り付ける。

斜体字が「1力」「2力」・・・「9力」のスコアである。

数値の絶対値にはたいした意味はないので、50点より上か下かという

観点で見ると、自分の長所や弱点がわかっていいかもしれない。

 

【感情センター】

図削除

 

【思考センター】

図削除

 

【身体センター】

図削除

 

 

※上記は五七法の表記順で書いたが、これではわかりにくいと思うので、

通常の英数字表記順に書き直して一枚にまとめておいた。

なお( )内は18種中の順位である。

 

 

 

 

2つくらい前の記事で、1力と4力(つまり自己保存系)については

「自分は平均よりちょっとだけ上だぜ」みたいなことを書いたが、

こうしてサクッと計算してみると、どちらも余裕で平均以下だった。

 

まあ5w6(=七w6)の私としては、

4力については「そんなもん別にイラネ」と思うのでどうでもいいが、

1力が13位というのは若干ショックで、周囲の6w5の人に、

「ねえ、僕の1力が平均以下って出たんだけどマジ?」

って聞いてみた。

 

すると、

「ああ、そうでしょうね。出納帳とかいつも3日坊主だし。

 同じことを2度するのが嫌で、精密再現ができないし。

 たまに気合入れてやってるけど、数日しか持たないじゃん。」

と全力でダメ出しされてしまった。

 

でもそういう6w5のほうも、

「3力なんかタダでも要らんから平均以下でも全然OKだけど、

 9力は自分ではあると思っていたから悔しい」

と私と似たような感想を言っていたので、

 

私はすかさず

「いつもネズミのようにちょろちょろと動き回り、

 隙あらば無駄に残業しようとするような奴が、

 9力なんてあるわけないでしょw 15位が妥当だよ。」

と反撃のジャブを入れておいた。

 

この会話から推測されることとして、

人間はいわゆる「統合先」については自己評価が高くなってしまう

という傾向があるのかもしれないと思った。

 

(※ここで言う統合先とは、正三角形の左回りの順序のことで

 「1→4→七(5)→1」「2→五(7)→8→2」「3→6→9→3」

 の意味である)

 

 

ここまで本編

======================

以下どうでもいい雑談。(そのうち消すかも)

 

さて、こうして曲がりなりにも数字にしてみると、

各タイプの本当の意味が、おぼろげに見えてきたりする。

例えばT4は、「必ずしも芸術の才能ではない」ということがなんとなくわかってきた。

4力とは、たぶん「独創性(⇔模倣)」ということだと思う。

 

私は小粒アイデアの生産装置のような人間であるが、

それはすべて既存アイデアの融合や変形だ。

もしこれを「独創性が低い」と言われたとしても、私はべつに欠点だとは思わない。

なぜなら、本当に仕事を独創でやろうとすると、

しばしば「車輪の発明」からやらねばならないことになり、

ヘタをすると「どの会社にも雇ってもらえないほど要領が悪い」

ということにさえなりかねないと思うからである。

 

(例えば「漫画」で言えば、「コマ割り」やら「吹き出し」やら「集中線」

 やらの各種記号について、もし先人の発明を無視して漫画を描く人がいたら

 それはもはや漫画ではない。漫画を描くには過度の独創性は禁物である)

 

ちなみに私の知るESTP7w8(=4力が17位)のおじさんは、

しばしば口癖のように「徹底的にパクるぞ!」などと口走っており、

隙あらば他人からお得情報をパクろうとしているのであるが、

パクリ(=模倣)は「要領」と直結しているので、彼は仕事が優秀である。

 

ただ、私の知るENTP氏のように、

「誰よりもパクりまくりのくせに、人にパクられると激怒して訴訟とかする」

というようなのは、さすがに幼稚すぎてアウトだと思うので、

パクるならパクられることも甘受すべきであろうと思う。

この点は注意が必要である。

 

ちなみに、私はパクられても何とも思わない。

(※パクって失敗した場合に僕のせいにする奴は除く)

私はむしろ、

「パクられるってことは、その製品が優秀な証だ」

というのが口癖であり、私はおもっきしパクリ肯定派である。

 

私は、各自が「車輪の発明」をしないといけないような社会には

住みたくないのだ。だから私は特許制度もあまり好きではない。

(なお5w6の国と言われるイギリスでは、過去に真剣に特許廃止が

 議論されたことがある。廃止案は否決されたけど白熱してたそうだ)

 

=====

 

さて、パクリを肯定する話ばかりしてきたが、

では本家のT4がすごいというのはどういうことかと言うと、

やはり日本人なら「宮崎駿」を考えるのがわかりやすいかと思う。

 

宮崎駿未来少年コナンを作ったとき、彼は

原作小説である「残された人々」とあまりにも内容が違うと

原作者側からクレームを受けた。

すると、なんとパヤオは、

「あんなつまらん小説を、こんなおもろいアニメにしてやったんだから感謝しろ」

と言い放ったというのは有名な話である。

 

また、風立ちぬに至っては、実在の設計者「堀越二郎」と

しょうもない「サナトリウム系恋愛小説」を魔界転生ミックスして、

「堀越が女と手をつなぎながら設計をしたら、その女の手から愛が流れ込み、

 生命と愛の力で超高性能な九六戦(と零戦)が出来上がった」

という、とんでもストーリーの作品を作った。

しかし、私は堀越の書いた設計本を擦り切れるほど読んだ人間なのだが、

実物の堀越はおそらくINTJ5w6であり、そんなやり方で設計をするはずがない。

でも、もちろんパヤオ「そんなの関係ねぇ!」である。

もし二郎が存命でクレームを言ったとしても、たぶんパヤオ

「お前のつまらんガリベン人生を、いい人生にしてやったんだから感謝しろ」

とか言い放つんだろうな、きっと。

 

こういう無茶苦茶な発想で創作をやってのけるのが「4力」であろう。

私は宮崎駿の作品が好きだし、「パヤオはマジで天才だ」と思っているが、

正直「あんな天才の異常者に生まれなくてよかった」と思っている自分もいる。

 

てゆうか駿先生よ、堀越は普通に奥さんおるんだけど、ええの?(・_・;)

私はあのアニメを見たとき、「奥さんが見たらどう思うのだろう?」と、

それが気になってしょうがなかった。ありえねーっす。

(あと、いつも物理の解説がデタラメすぎまっせ駿先生・・・いいけどさ)

うんこ落書きその3(ウイングの角度etc)

例によって、続きの落書き。

ただのうんこメモですので、

まちがいだらけでも気にしないでください。

 

=============

 

いやー、五七法に気付いてから色々つじつまが合うようになって、

おもしろくてうんこが止まらん。

 

たぶん色々イっちゃってますが、ご容赦ください。

 

今日考えたことは以下の3つ

 

【ウイングの偏角は10度】

 

ウイングの偏角が何度なのか、以前から気になってました。

例えば1w2というのは、数字で言うと1.5なのか、それとも1.33なのか?

その答えが1.25、すなわち偏角10度であると確信したということです。

 

正九角形というのは、各点が40度ずつ離れているわけですが

(360度÷9=40度)、

ここでウイングによる偏角を10度とすると、

サブタイプ18種は、それぞれ20度ずつの角度差になってきれいに並ぶ。

それ以外の角度であるメリットが全くない。

だからウイング偏角は10度以外ありえないだろうということです。

 

てことで、1w2というのは数字で言うと「1.25の人」という意味になります。

1w2ー2w1ー2w3ー3w2は円周上を等間隔に並んでおり、

それぞれの角度差は20度ということになります。

 

エニアグラムでは「ウイングが重い人と軽い人がいる」という説がありますが、

私はウイングに重さは存在しないと思います。

なぜなら、「人間は20度刻みにしか存在できない」と考えなければ、

1w1や2w2が実在しないことの説明がつかないからです。

 

これって、いわば人間のプランク定数、あるいはボーアの電子殻モデル

(電子が存在できる軌道帯)みたいなもんじゃないですかね?

私は原子物理がどうにも嫌いだったのですが、

こんなところで似たような考え方になってしまうとは悔しい。

 

 

【バランスと集中】

 

真逆の人というのは、当たり前ですが「180度離れた人」です。

真逆の人と組むと、「内部バランス」が最大化されます。

これが最も「万能性があり、困りごとが少ない組み合わせ」と言えます。

 

しかし一切偏りのないペアは、外部から見れば「何の特徴もないペア」となり、

「内部を幸せにするが外部には幸福をもたらさない」ということになり、

これはつまり誰も興味を持ってくれないということです。

 

一方で、集中によりあえてアンバランスを作ると、内部では偏りが生じて

弱点が発生してしまいますが、

外から見れば「専門性がわかりやすい」ということになります。

外部に向けて活動するグループは、自分たちの存在を知ってもらうために

あえて偏りを持ち、特徴的(専門的)な存在となる必要があります。

 

グループの構成は、20度置きでも40度置きでも60度置きでも可能ですが、

構成員が必ず等間隔に並んでいる必要があります。

等間隔性が一部でも崩れていると、内部の人は「気持ち悪い」と感じ、

構成員が奇数の時にメンバーが抜けていく(崩壊する)ことになります。

(って、なぜ断言するのか自分でも謎。本当は確信なし)

 

 

【3人チーム、4人チーム、・・N人チームについて】

 

外部に向けて活動する必要がないならば、

バランスを取ることがある意味正解ということになりますが、

外部に向けて活動する場合は、

逆に「いかにして偏りを発生させるか」が重要になります。

 

【崩壊せず、かつ外部から見て特徴的】であるためには、

(かつ同型の重複を考えない場合は、)

「20度刻みに連続した点が並んでいる形」が最も偏った解となります。

 

例えば英国の某歴史的音楽バンドは

1.25(J氏)、1.75(G氏)、2.25(R氏)、2.75(P氏)

の4点が連続で並び平均値(重心)が2.00になっているグループであり、

この偏りがあったからこそ「愛の授受」というテーマを浮き彫りにできたわけです。

(それを崩す存在であったB氏は追放されました)

なおこの形は、外側にいる2人(1.25と2.75)が授受の観点で対立しながら

「目立ち役」となりますが、内側にいる地味役の2人(1.75と2.25)が

実質原理かつ楔役となって、チームを維持していく必要があります。

 

自分を含む4点並びは、当然ながら4種類あります。

私は4種類を比較検討した結果、七w6の私(6.75)の目指すチームは重心6.50、

つまり偶然にも某バンドと「真逆」の位置にあるチームを目指したい

という方向性をはっきりさせることができた。

 

これまでは重心6.00でなければならないと勝手に思い込んでいましたが、

そもそも6.00(6w6)の人間は実在しない。

  だからたぶん、同じく実在しない6.50でも何の問題もないはずだ

などの考察を経て、

「自分の思想的に、6.50こそがピタリ目指していたものに該当している」

と考えるに至ったわけです。

私は五七法がさっそく現実に役立ったような気がするので、たいへんうれしい。

うんこ落書きその2(利き手について)

例によって、続きの落書き。

ただのうんこメモですので、

まちがいだらけでも気にしないでください。

 

======================

 

私は、前々回に考えた

【エニアの5と7って、場所が逆なんじゃねえか?】

という考えを短縮して書くために、

これを『五七論』と名づけてみることにした。

 

私は五七論への確信を深めつつあるが、

タイプの表記法を「総入れ替え」するつもりはない。

私はこれからも、今まで通り「T5」であり「5w6」である。

 

と同時に、私は「T七」であり「七w6」でもある。

この意味は「T5=T七」「5w6=七w6」という方程式で定義される。

これならば、新しい2つのパラメータ「七」および「七w6」を追加して、

そこに既存のパラメータとの関係式を2つ追加しただけだから、

既存のエニアグラム体系を否定しなくて済む。

(物理でよくあるやり方である)

 

=====================

 

新たな変数を定義することで、これまで

「なんか法則性がありそうだったけど、うまく証明できなかったもの」

について考えることができる。

 

そのひとつとして、いま、【利き手】について考えている。

 

ひとつ例題

a)毎日3ドルを10日貯金して、合計30ドルを貯金した。

b)毎日10ドルを3日間貯金して、合計30ドルを貯金した。

この場合、どちらの「貯金力」が上であろうか?

(答えとしては、そりゃまあ「同等である」ということになるだろう)

 

私は「統合分裂」について、これと同じことが起こっているような気がする。

七の私の助さん格さんは1と4ということになるが、

1については「10馬力あるけど、三日しか持たない」

4については「3馬力しかないけど、十日くらい持つ」

 

この場合、十日間で発生したエネルギー量は同じ30であるにもかかわらず、

周囲の目には「こいつは1力すげえな」ということになりやすい。

一方で、「4については雑魚だね」ということになりやすい。

しかし実際は、「1と4の能力はどちらも同じだね」と見るのが正しい。

 

この場合、どちらを「利き手」と呼べばいいのだろうか?

 

5w6(=七w6)の私の場合、気軽に手を出せるのは4のほうである。

私はしょっちゅうティッシュ箱などに落書きの絵を描くが、

そこには「よし、絵を描くぞ」という気負いはまったく無い。

ぶっちゃけ思いついたから描いてるだけで、

それが上手であろうと下手であろうとどうでもいい。

すべてはオリジナルデザインを考えるための「ネタ帳」みたいなもので、

もちろんド下手なのだが、意外と仕事で役に立つことが多い。

 

一方、1のほうはめちゃくちゃ気合をいれないとできない。

「よし、今から帳簿の作業やるぞぉ」という覚悟がいる。

そして、「おっと、その前に机の掃除をしなければ」みたいに

なりがちで、着手することにとても苦労する。

周囲から見れば「さっさとやれや、バカ!」って感じでイラつくだろう。

しかし出来上がってしまえば、私の帳簿は非常に見やすく、

周囲からは「これ自分でやったの?すごいね!」などと言われる。

私はすごいと言われたくてやったのではなく、

「帳簿なんか外注して、金を使うのはもったいない」

と思っているからやってるだけなのだが。

 

 

上記のことは、私のしょぼい性能を自慢するために書いたのではなく、

「統合と分裂の能力値は同じ」ということを言いたくて書いたものである。

 

これを化学反応として見るならば、私の場合は

「4はエントロピーが増大する方向、つまり分裂」

「1はエネルギー準位が上がる方向、つまり統合」

ということになるのかもしれない。

 

しかし総合的に見れば、おそらく

「私の1力と4力は、どちらもちょっとだけ価値がある」と見るのが正解で、

「どちらもたいしたことはなく、数字で言えばせいぜい偏差値55くらい」

みたいな感じが実態だと思う。

いずれにしても、これらは職業にするには値しない。しょぼい。

 

 

一方、私とよく似た5w4(=七w8)の人について考えると、

私の推測では、おそらく5w4の人は私と真逆だ。

人から賞賛されがちなのは4のほうだが着手がめんどうで腰が重く、

気軽に小技を使える1のほうが案外役に立ってたりして、

結局「1も4もたいしたことない、どちらも偏差値55程度」

という感じだったりしないか?と思う。

 

もし上記のような現象があるとして、

どっちを「利き手」と呼ぶべきか悩むのだが、

まあ「気軽に使えるほうが利き手」なのかな?

 

七w6も七w8も、

エニアの一般則では4が分裂、1が統合ということになるであろう。

ただ私は、なんとなく

「統合か分裂かはウイングで決まる」みたいな法則があるのではないか?

とも思ったりする。

なぜなら、同じ1・4についてであっても、

七w6と七w8では「九角形上での距離(角度差)が違う」からである。

 

とはいえ、これについてはあまり自信がない。

普通に「1→4→7→1」というジャンケンの関係なのかもしれない。

もし七にとっての統合がウイングにかかわらず1だとすると、

別途「利き手」みたいな言葉が必要になるかもしれない。

もうちょっと考えてみたい。

うんこ落書き(前回の延長)

1つ前の記事の続編。

まじでうんこみたいな落書きです。

これはメモです。

まちがいだらけでも気にしないでくださいな。

 

====================

 

【5と7の場所を入れ替えたくなる追加的理由】

 

(1)7w8

 

7w8という人種、これは実に奇妙だと、前から疑問に感じていた。

7w8は、「8をめざす人」(あるいは8に憧れる人、8を応援する人)のはずだ。

これは言い換えると、「8がダメダメな人」(18人中17位)という意味のはずである。

 

しかし7w8と呼ばれる人たちは、そんな感じではない。

むしろ監督的地位につき、わりと現実を動かす力を持っている。

これは他のウイングサブタイプと比較して、明らかに異常である。

 

わかりやすい比較対象として、同じ7族の「諸星あたる7w6」

みたいな人が世の中にけっこう多数存在するが、

6的常識を是とする彼ら7w6に常識力があるように見えるか?というと、

たしかに「常識を目指している」のは端々から理解できるが、

結果としては「常識人には到底見えない」。

 

むしろクラスメートから「クラスで一番ハチャメチャな奴」

として単独指名されるのが7w6であろう。

これは7w6だけの現象ではなく、人はそれが当たり前なのだ。

(6を目指している私が「クソKYな変人」としか言われないのと同じである)

 

しかし、7w8だけが「なんかマジで8力あるかも?」というような、

【7と8の良いとこ取り】みたいなイメージ像になっている。

これは圧倒的におかしいことなのだ。

 

だからおそらく、7w8でエニアグラムを学ぶ人は皆、

「人はウイングの能力を本当に獲得することができる!!」

と、本気で思うようになるであろうと推測される。

(他のサブタイプは、誰もそうなっていないにもかかわらずだ)

 

本来であれば、w8というのは

 「がんばって支配しようとすればするほど、

  キレたり泣き落としたりすればするほど、

  誰も言うこと聞いてくれましぇ~ん!!びえー(泣」

みたいな感じで、

8力(人を動かす力)がかなり残念になっていなければおかしい。

 

 

(1改)タイプ7の位置が、もし本当は「五」の位置であった場合

 

7が実は五で、かつ自己保存盲点という条件だと、

ウイングの選択肢は「五w4」(=あえて表記するなら"7w4")しかない。

 

もし彼ら7w8が実は五w4だったなら、

8は「あこがれ」ではなく、ただの「統合分裂先」になる。

 

統合分裂の能力は、多くの人にとって

「持続時間が短く、本体能力や逆ウイング力に比べればたいしたことがない」

というものであるはずだが、それでも片方(分裂)は優秀だったりするので、

8が分裂ならそこそこの8力があっても違和感はなくなる。

 

私の知るESTP7w8のおじさんは優秀な起業家/事業家であるが、

彼は美少女アニメが好きで、なんと「痛車」を所有している。

しかも全面くまなくアニメ柄という、ものすごいやつである。

これは、w4の持つ「芸術志向」の表れと思われる。

(なお自分で描いたのではなく、金払って描いてもらっただけ。自分では描けない)

 

またw4というのは「人を洗脳する能力がない」という意味であり、

つまり「詐欺師のできそこない」という意味でもある。

これは現代で言えば「起業家」となり得る。

 

彼ら7w8(本当は"7w4")は、

しばしばハッタリで出資や融資を引き出し、

口では詐欺師ぶって

「失敗したら、借りた金なんて踏み倒して逃げりゃいいのさ♡」

とか

「人を信じて貸すほうがバカなんだよ。俺は全く悪いと思わない。」

とか言いながらも、

逆ウイング6の常識力がありすぎて、ついつい真面目に返済してしまう。

 

そして気付いたら完済してしまってたりするのがいつものオチで、

これがたまたま「優秀」という評価になるに過ぎず、

決して「8を目指して実現した」とかじゃないのである。

 

てことで、7w8のウイングは、実は4であると考えるほうが

彼らの奇妙な性格の由来がわかりやすいと思われる。

 

 

 

(2)5w4

 

これもわりとおかしい。

5w4は、w4なのだから「芸術か文藝を目指す人」(あるいは4族を好む人)のはず

である。

しかし私が見た範囲では、彼らの中で芸術(※音楽を除く)に強いあこがれを持ち、

本気でその分野に飛び込もうとする人を、見かけることがほとんどない。

 

 

もし彼らが本当にw4であれば、

「絵に価値を感じるけど自分では1枚も描いたことがない、写実力ゼロの人」

とか

「文豪のような苦悩人にあこがれているけど、どう見ても能天気な人」

とか、

周囲から見て「負の4」っぽい側面がなくてはおかしい。

 

 

(2改)タイプ5の位置が、本当は「七」の位置であった場合

 

5が実は七で、セクシャル盲点という条件だと、

彼ら5w4のウイング選択肢は「七w8」(=あえて表記すれば"5w8")しかない。

 

これなら4は「あこがれ」ではなく、ただの「統合分裂先」になり、

彼らが「言うほど芸術志向でもないっすね」な人であることにも納得がいく。

 

 

そして、彼らの

「独立したい、支配されたくない」

という極めて特徴的な性格傾向も、8に憧れる「w8」ということなら説明もつく。

(私の知る限り、5w4は全員に近いぐらい、この願望を持っている)

 

そして、これまで私は実に不思議だったのだが、

「5w4はなぜ、支配されたくないと口では言いながら、

 わざわざ好んでT8のENTJみたいな"典型的支配屋"が

 経営する中小企業へ行きたがるのだろうか・・・?」

ということについても、w8ということなら説明がつく。

(なぜか体育会好きだったりするのも同じ現象なのかな?)←5w6にはありえん

 

また、彼らがクラシック音楽や文学などに造詣が深いのも、

「芸術(4)」ではなく「教養(8)」と考えて好んでいるような

ふしがあると思う。

 

 

============================

 

【5と7の場所を入れ替え】による影響の整理

 

*印のついていた人のウイングは

(隣接する相手しか選べないので)変わらざるを得なくなり、

 

 変更前             変更後

 4w5(知性にあこがれる人) → 実は4w五(=冒険や出会いにあこがれる人)

 5w4(芸術にあこがれる人) → 実は七w8(=独立や統治にあこがれる人)

 7w8(独立にあこがれる人) → 実は五w4(=芸術や独創にあこがれる人)

 8w7(冒険にあこがれる人) → 実は8w七(=知性や真理にあこがれる人)

 

ということになる。

 

なお私自身について言えば、七w6の私が知識屋のくせに逆ウイングの8を使って

中小企業の経営なんぞをやっていることにも合点がいくし、

 

私がT1やT4に強い反感を抱くのも、

「実は14七で同じグループの同族嫌悪だった」

と考えれば、いたく納得がいく感じがある。

これなら、

【統合というのは、T8がT2になろうとするのと同じくらい苦痛なものなんですよ】

という、どこかで読んだ言葉の意味が理解できる。

 

(※もし私の統合先が8だったら、8に統合することは「T8がT2になりきるほどの苦痛」になるはずだが、

  私は全然そんな感じがない。つまり私の統合先が8であるとは考えにくい。私にとって8というのは

  【他人を統治したがる奴なんて大嫌いだけど、自分が他人から理不尽な要求をされないためには

   避けて通れないのが8的思考であり、防御ツールとして幼い頃から使い慣れてる感じのもの

  であり、別に苦痛でも何でもない。もちろん私は8じゃないから他人を指導したいとか強制したいとか

  の願望はゼロだし、むしろ8的な態度はT6の人達にすごく嫌われからゴミだと思ってるけど、

  ぶっちゃけ脳内では日常的に使いまくっているような気がする。というか、しょぼい会社なんか

  やってたらアホなセコケチがハエみたいに寄って来るのは避けられないからいつでも駆除できる

  ようにバックグラウンドで8回路まわしとくのは仕方ないような気がする。じゃないと、クレーマー

  天国の日本はもはや乞食チンピラの巣みたいなっているので、普通に食い物にされてしまう。

  個人的に、私は怠け者働かないのは勝手にすればいいと思うが、低レベルな感情を振り回して

  他人の仕事の邪魔するだけはまじで心底から許せんので、「必ず倍返しで嫌な気分にさせてやる!」

  というのが私という性格悪い人間である。でもそういう邪悪な性格を態度に表すと6族にめちゃくちゃ

  嫌われるから、6の前ではできそこないの腐った8を表に出さないように日々努力しているわけである。

  何しろw6というのは、常識人の味方ですからね。実際、私はお客から異常者とも言わますが、腰が

  低い人だともよく言わます。そうです、にこやか温厚が5w6のモットーなのです。

  何でも他人のせいにするカスみた甘ったれの幼稚人間お情けで社会に混ぜいただいている恩

  忘れ、我が社の勤勉な6社員難癖つけて困らようなことしない限りは、私は本当に常識主義なの

  です。・・・って、こういう思考回路こそ腐っ8。ダメ!絶対ダメ!こういうのは6の敵!

 

と同時に、「14七」「2五8」「369」は

【本体以外の2つが統合分裂先】という区別になって、

それぞれ正三角形ですっきりする。

(不自然だった「369だけ特別扱い」がなくなる!)

 

 

統合分裂先の2つの能力(長いので「助さん格さん」と呼んでみる)は、

皆わりと気軽に借りてきて使っているのではないかと思われるが、

きっと「どうがんばっても長続きしない」ことが自覚できるものであろう。

無理に長期でやると鬱になる。あくまで臨時装備的なものと思われる。

(後日追記:無理してやると鬱になるのは、たぶん統合のほうね。分裂は気軽に持続できる)

 

なお私(T七)にとって1と4のどちらが統合なのかはよくわからない。

いちおう一般論的には「1が統合先」ということになるようだが、もしかして、

同じ5でも5w6と5w4で「利き手」が逆向きになるのではないか?とも思う。

私は1的に「きちんと習慣づける」のにすごくエネルギーが要り、

5w4の人のほうが1的な習慣づけに苦労していないように見える。

(ちなみに私は、小学校の通信簿の「整理整頓」の項がずっと「がんばろう」だった。

 やっぱ1が鬼門なのではないかという感があるが、5w4の人達はそこまでダメに見えない)

 

なお、今まで1と4をひたすらボロクソに言ってたのが

全てブーメランで返ってくるあたり、さすが私である。

 

=============================

 

「裏の性格」(自分と180度離れた位置の性格)についても検証すると、

 

変更前             変更後

4w5(裏9w8「審判者」)  → 4w五(裏は9w8、変わらず)

5w4(裏9w1「お姫様」)  → 七w8(裏は3w2「イキリ」=すべてが表面的な人)

5w6(裏1w9「白馬の王子」)→ 七w6(裏は2w3「昭和アイドル」=媚びを売る人)

6w5(裏1w2「会計士」)  → 6w七(裏は2w1「マザーテレサ」=働かない人)

6w7(裏2w1「マザーテレサ」)→ 6w五(裏は1w2「ロッテンマイヤー」=お堅い人)

7w6(裏2w3「昭和アイドル」)→ 五w6(裏は1w9「白馬の王子」=浮気しない人)

7w8(裏3w2「イキリ」)  → 五w4(裏は9w1「お姫様」=我慢して待つ人)

8w7(裏3w4「事業家」)  → 8w七(裏は3w4、変わらず)

 

私的には変更前よりも変更後のほうが納得感あるんだが、どうなんでしょね。

(浮気大好きの7w6の裏が「浮気しない人」なのは笑った)

(6w5と6w7についても、だいぶ真逆感が出た気がする)

私自身も、「白馬の王子(ISTJ)」よりも「昭和アイドル(ESFJ)」のほうが

より真逆感が出た気がするので問題は感じなかった。

 

裏の性格は、別にそういう人が憎いというわけではなく、むしろ

「遠すぎてさほど反感は感じないが、自分がそれを行うと

 本体部分の信用を著しく失墜してひどいマイナス効果になる」

って感じかも。

(もし私が小泉進次郎のような格好をして、笑顔で投げキッスをしながら

 御婦人方に媚びを売ったら、もう誰も私を5w6として認めてくれなくなる。

 媚びの効果は認めるが、本体の信用を毀損しては元も子もない)

 

私の予想では、裏の性質=「もはや他人にやってもらうしかない分野」

っていう結論になっていくのではないかと思う。

もしコンビを組めればペア能力が最大化されるかもしれない。

まあ、コンビを維持することに耐えられればの話だが。

エニアグラムに関する超暴論な自説

エニアグラムって、おもしろいんだけど、

どうにもオカルト感がぬぐえないんだよな・・・。

 

その最たるものが統合分裂で、

なぜ4→1→7→5→8→2の並び順なのか

が、いくら考えてもさっぱりわからない。

 

369組と258組が左回りなんだから、

147組も左回りでいいんじゃないのか?

なんで147だけ右回りなんだよ?

 

そもそも「369だけ特別扱い」と言うのもかなり変なんだが、

百歩譲って「369は思考/感情/身体の中央だから」

で妥協するとしても、

残り6つが循環してる必要性はどこにもないだろ。

正三角形3つでいいじゃん。

 

 

このことには多くの人が疑問を抱くようで、

しつこく調べていくと、

【7という宇宙の真理を司るありがたい数字について

 1÷7=0.142857142857・・・

 の循環小数になるから、142857の並びなのです】

という、頭のおかしい説明にたどり着く。

 

これには「だから何?」を通り越して、もはやキチガイとしか思えない。

てゆうか、残り6個なのに、なんで7で割るんだよ。

なんか発想が根本的にキチガイすぎる。

こんなの、統○教○の人しか信じんわい。

 

ーーーーーーーーーーー

 

といいうわけで、私はずっと、

エニアグラムって、なんかすっきりしないんだよな」

と思っていたのだが・・・。

 

ふと、ちょっと気付いたことがあった。

 

それを説明するために、以前書いた「本能3分類」の図で、

「ここだけ何かヘン」っていうところがあったことを

思い出してほしいので、図を再掲する。

 

 

上記の*印の4箇所だけウイングの法則性が成立せず、

「PwQとQwPの相互補完」が成立しないことに、

私は当時から強い違和感を感じていた。

 

で、私はこの図をしつこく眺めていて、ふと、

「これって、5と7を入れ替えればスッキリするんじゃね?」

と思ったわけである。

 

5と7を入れ替えれば、思考/感情/身体のすべてのグループが

セクシャルーソーシャルー自己保存の順になって、簡単に対称性が得られる。

 

入れ替えた図を描いてみよう。↓

 

 

 

ほらね、ヘンな非対称性がなくなって、きれいな三角対称になったっしょ?

 

昔のエニア屋の人がどうしても「369」以外を循環させたかった理由は、

べつに369を特別扱いしたいとか思ったわけではなくて、

この部分がヘンだったせいでどうしても「14」,「28」の正三角形の

共通項が説明できなくて悩み、この2組を循環させることでむりやり辻褄を

合わせようとしたのではないかと思う。

 

===========

 

この入れ替えは、単なる「場所の入れ替え」だから、

俺って実は7の人だったのか!という意味ではない。

ただ数字の割り振りを変えるだけの話である。

 

混乱しないように、私の提案する並びを漢数字で書いた。

5w6の私は「6をめざす人」であることは変わりがなく、

七w6ということになる。(七=本来の5の意味)

 

ただし、一部の人のウイングの扱いは大きく変わる。

ウイングは隣接した番号でなければならないので、

5を七として扱うと、七の人は4をウイングにできないことになる。

 

5w4の人達がいまいちエニアを不審がって好まない傾向があるのを見るに、

おそらく、5w4というのは「実は七w8だった」ということではないかと思われ、

5w6である私の逆ウイングは「実は4ではなく8だった」ということになり、

T5・T7がらみのウイング考察は大きく影響を受けることになってしまう。

 

このことは、ウイング論を重視する人(私もその一人だ)にとっては

あまりにも無茶振りすぎるので、

「5と7の場所がおかしい」というのは、思い付きで主張するには

重すぎる内容である。

 

もし有名なエニア家がこんなことを書いたら、

きっと猛反発を食らい、「奴は頭が狂った」と言われるだろう。

 

しかし私は1ミリも有名ではなく、

私が過疎りまくりの雑魚サイトで何かを言ったところで、

世間は「アホが何か言ってる」と思うだけなので、

私は反発など喰らわないで済む。

 

過疎でよかったと、しみじみ思う次第である。

intp5w6による性格タイプ雑記ブログ

物語と現実の違うところ

物語を作るために、エニアグラムの「統合・分裂」を考えている人がいて、

わりとおもしろいので、私は楽しみに読んでいる。

これは簡単に言うと、

【物語の主人公の親友2名は、

 主人公の"統合先"と"分裂先"になっているものが多い】

というもので、

たとえば『進撃の巨人』でいうと(っていうかこれしか知らんのだが)、

これに出てくる仲良し3人組は、

 

 (友達)ミカサ【T1】=T7の分裂先

 (主人公)エレン【T7】

 (友達)アルミン【T5】=T7の統合先

 

ってことで、うん、たしかにそうなってる。

 

そう言われてみれば、物語にはこんな感じの3人組が多いかもしれん。

それって、すごい気付きなのかもね。

 

で、それを読んだ私は、いかにも私らしい考え方で、

「この公式を現実世界にも応用して、何かうまいこと使えないだろうか?」

と長いあいだ考えていたのだが、結果としては

「それはたぶん不可能であろう」

という結論に達した。

 

その理由は、たとえば上記の巨人のやつの例で言えば、

・主人公がT5寄りになっているとき、T1はハブである。

・主人公がT1寄りになっているとき、T5はハブである。

ということで、どう考えても安定しないと思ったからである。

 

また別の角度から言えば、ストーリーがT7の価値観で進むことで、

主人公は統合も分裂も許されるのに、

T1は分裂が許されず、T5は統合が許されないことになる。

そんなの、不公平すぎるやん。

つまりこれは、主人公に都合が良すぎる関係なのである。

 

むしろ物語の3人組は、現実では最も不安定な関係とさえ言えるかもしれない。

そして作家側もそれを承知しているからこそ、

【3人は幼なじみ】(=ちょっとやそっとじゃ切れない関係)

という葵の印籠のような設定を、わざわざ付与するのではないだろうか。

(なお主人公が369であればこの設定は不要となる)

 

てことで、幼なじみ設定ならいいが、もしこれが現実であれば、

子供ほどの柔軟性を持たない大人達の間では、

このような関係はただちに崩壊するような気がする。

 

実際、私の周囲にいたT3(E)・T6(I)・T9(I)の3人組も、

たしかに一瞬は仲良くなったが、

しばしばT6やT9がハブられたりするうちに、

そのうちT3がハブになって激怒し、崩壊してしまった。

 

また、私の知人のESTP(T2)女性も、以前こんなことを言っていた。

「私は女ばかりの三姉妹だったの。

 私は三姉妹がすごく嫌だったから、子供は4人作ろうと思っていたの。

 だって、4人=2+2になるから、ハブられることがなくなるでしょ?

 でも4人を育てるのはお金がかかるから、

 結局私も3人にして、今は男三兄弟の母親なんだけどねw」

と。

 

まあ私としては、4人だからってそううまくいくとは限らないと思うのだが、

彼女はとにかく「3人はすぐハブになるから嫌!」だったのだそうだ。

私はソーシャル崩壊者なので4人より3人のほうがよほどラクだが、

世間一般で言えば、3人組というのは意外と不安定なのかもしれない。

 

そして私自身(T5)の場合について考えると、

私を主人公とするなら「T7とT8の友人」ということになるが、

そんなドEの代表格のような2人と一緒に「仲良し三人組」を

維持するなんて、どう考えても無理なような気がする・・・。

 

現実的には、ESTP7w8とENTJ8w7の「相思相愛の2人」に

たまにゲストとして混ぜてもらう、程度の付き合いしかできん。

その程度の関係なら、たしかにこの2人と飲むのは楽しい。

(ただ、その時の私の状態によって、

 「2人のうちどちらかに好かれ、どちらかに嫌われる」

 みたいな感じになりがちで、それがめんどくさいのだけど)

 

 

ということで、私が言いたかったことは

「大変おもしろいので前向きに考えてみたけど、

 残念ながらリアルには応用できそうになかった」

という話である。

ただ、もし最初から

「物語と現実は違う。物語は主人公中心の都合で作るのが当たり前」

ということならば、

たしかにそのほうがストーリーが展開しやすそうなので、

【統合先友人-主人公-分裂先友人 の3人組】

非常に有効な設定なのかもしれない。

 

======

 

あと余談だが、もし現実世界での3人組を考えるのであれば、

2-5-8(リャン・ウー・パー)・・・強欲トリオ

1-4-7(イー・スー・チー)・・・盗賊トリオ

3-6-9(サブ・ロー・キュー)・・・談合トリオ

みたいな「筋の関係」のほうがいいような気がする。

 

これだと、たとえばT5から見ると

「T2は愛の亡者だし、T8は権力の亡者だし、まったくこいつらは・・・」

という感じで、互いに一線を引いた関係でありながら、

「価値観が遠すぎて、口出しする気にもならない」

という不戦協定が成り立つような気がするからである。

ついでに、強欲トリオと呼ばれるT2・T5・T8の悪い所を見せ合うことで、

「こいつらみたいに強欲になったらアカンな!」と思えるのも美味しい。

 

一線を引いた関係は、案外悪くないような気がする。

互いに「こいつらみたいにならないようにしよう」という警告をもらうことで

T5がT5らしくあり続ける(統合も分裂もしない)ための抑止力になり、

そして物事を解決するときには、「強欲」以外の公約数を持たない3つの能力のうち、

どれか1つが役立ったりしそうな気がするからである。

 

ということで、リアルでは「筋の関係」がいいかも?と思ったのだが、

実際にT2やT8の友達を作るかと言うと、

そんな趣味の合わなそうな友達をわざわざ作ろうという意欲は湧かない。

でも、もし何か素晴らしい「偶然」があって、

なぜかこの3人で組まないといけなくなったときには、

このことを思い出してみようと思いました。