例によって、続きの落書き。
ただのうんこメモですので、
まちがいだらけでも気にしないでください。
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私は、前々回に考えた
【エニアの5と7って、場所が逆なんじゃねえか?】
という考えを短縮して書くために、
これを『五七論』と名づけてみることにした。
私は五七論への確信を深めつつあるが、
タイプの表記法を「総入れ替え」するつもりはない。
私はこれからも、今まで通り「T5」であり「5w6」である。
と同時に、私は「T七」であり「七w6」でもある。
この意味は「T5=T七」「5w6=七w6」という方程式で定義される。
これならば、新しい2つのパラメータ「七」および「七w6」を追加して、
そこに既存のパラメータとの関係式を2つ追加しただけだから、
既存のエニアグラム体系を否定しなくて済む。
(物理でよくあるやり方である)
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新たな変数を定義することで、これまで
「なんか法則性がありそうだったけど、うまく証明できなかったもの」
について考えることができる。
そのひとつとして、いま、【利き手】について考えている。
ひとつ例題
a)毎日3ドルを10日貯金して、合計30ドルを貯金した。
b)毎日10ドルを3日間貯金して、合計30ドルを貯金した。
この場合、どちらの「貯金力」が上であろうか?
(答えとしては、そりゃまあ「同等である」ということになるだろう)
私は「統合分裂」について、これと同じことが起こっているような気がする。
七の私の助さん格さんは1と4ということになるが、
1については「10馬力あるけど、三日しか持たない」
4については「3馬力しかないけど、十日くらい持つ」
この場合、十日間で発生したエネルギー量は同じ30であるにもかかわらず、
周囲の目には「こいつは1力すげえな」ということになりやすい。
一方で、「4については雑魚だね」ということになりやすい。
しかし実際は、「1と4の能力はどちらも同じだね」と見るのが正しい。
この場合、どちらを「利き手」と呼べばいいのだろうか?
5w6(=七w6)の私の場合、気軽に手を出せるのは4のほうである。
私はしょっちゅうティッシュ箱などに落書きの絵を描くが、
そこには「よし、絵を描くぞ」という気負いはまったく無い。
ぶっちゃけ思いついたから描いてるだけで、
それが上手であろうと下手であろうとどうでもいい。
すべてはオリジナルデザインを考えるための「ネタ帳」みたいなもので、
もちろんド下手なのだが、意外と仕事で役に立つことが多い。
一方、1のほうはめちゃくちゃ気合をいれないとできない。
「よし、今から帳簿の作業やるぞぉ」という覚悟がいる。
そして、「おっと、その前に机の掃除をしなければ」みたいに
なりがちで、着手することにとても苦労する。
周囲から見れば「さっさとやれや、バカ!」って感じでイラつくだろう。
しかし出来上がってしまえば、私の帳簿は非常に見やすく、
周囲からは「これ自分でやったの?すごいね!」などと言われる。
私はすごいと言われたくてやったのではなく、
「帳簿なんか外注して、金を使うのはもったいない」
と思っているからやってるだけなのだが。
上記のことは、私のしょぼい性能を自慢するために書いたのではなく、
「統合と分裂の能力値は同じ」ということを言いたくて書いたものである。
これを化学反応として見るならば、私の場合は
「4はエントロピーが増大する方向、つまり分裂」
「1はエネルギー準位が上がる方向、つまり統合」
ということになるのかもしれない。
しかし総合的に見れば、おそらく
「私の1力と4力は、どちらもちょっとだけ価値がある」と見るのが正解で、
「どちらもたいしたことはなく、数字で言えばせいぜい偏差値55くらい」
みたいな感じが実態だと思う。
いずれにしても、これらは職業にするには値しない。しょぼい。
一方、私とよく似た5w4(=七w8)の人について考えると、
私の推測では、おそらく5w4の人は私と真逆だ。
人から賞賛されがちなのは4のほうだが着手がめんどうで腰が重く、
気軽に小技を使える1のほうが案外役に立ってたりして、
結局「1も4もたいしたことない、どちらも偏差値55程度」
という感じだったりしないか?と思う。
もし上記のような現象があるとして、
どっちを「利き手」と呼ぶべきか悩むのだが、
まあ「気軽に使えるほうが利き手」なのかな?
七w6も七w8も、
エニアの一般則では4が分裂、1が統合ということになるであろう。
ただ私は、なんとなく
「統合か分裂かはウイングで決まる」みたいな法則があるのではないか?
とも思ったりする。
なぜなら、同じ1・4についてであっても、
七w6と七w8では「九角形上での距離(角度差)が違う」からである。
とはいえ、これについてはあまり自信がない。
普通に「1→4→7→1」というジャンケンの関係なのかもしれない。
もし七にとっての統合がウイングにかかわらず1だとすると、
別途「利き手」みたいな言葉が必要になるかもしれない。
もうちょっと考えてみたい。