地獄の事務処理4連発が、ようやく終わった・・・。
思えばこの45日くらい、私はひたすら大嫌いな事務仕事をやっていた。
もはや生きている意味に疑問を感じるような45日であった。
地獄期間の唯一の楽しみはメシであったが、その飯の友として、
私はまたもや某ブログで紹介されていた現代アニメを見てしまった。
そしてPrimeのお薦めに、アニメが出てくるようになってしまった。
本家T5族としては、これでいいのか、ちょっと不安だ。
これまでの私は、「飯の友は本」と相場が決まっていたのだが、
常に左手を奪われる本に比べ、動画だと両手が使えるので飯が食いやすい。
ナイフとフォークを持てる魅力は捨てがたい・・・。
ということで見始めたのだが、
なんともいえない妙なおもしろさがあり、結局仕事を放り出して
おやつを食べながら最後まで見てしまった。しかも2回も(汗
ということで、今日はそのアニメのテーマであった
DIY(=Do It Yourself)という話題について書いてみようと思う。
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その前に、少しだけアニメの紹介。
私が見たアニメのあらすじは、
【女子高生がDIYをして、人数不足で廃部寸前のDIY部を存続させる】
という、まあテンプレのようなストーリーなのだが、
テーマがDIYでメインキャラが6w5と聞いては、見ないわけにいかない。
Primeに出ていた4話までしか見てないのだが、私なりの分析では、
・主人公・・・のほほんとしたENFP-9w1(まじで1力皆無)
・幼なじみ・・・いつも怒っているESTJ-6w5(まじで5力皆無)
・留学生・・・アメリカ人の代表のようなESTJ-3w2(まじで2力皆無)
がメインキャラで、3-6-9の物語のようであった。
この話のストーリーは「部員数を増やすことが目的」という設定だから、
群れの生き物である369にはピッタリの設定になっているのだなあと、
エニアグラム的なアニメ構成にしみじみ納得した次第である。
(部員増やし系は369組の黄金設定といえるかもしれんな)
ちなみに369以外で最初に部にひきずりこまれたのは
推定5w4(=七w8)っぽい感じの内気な生徒であった。
この生徒は最初は「友達が少ない」という設定だったようだが、
回が進むにつれ「あなどれない6力」が顕著化してきて、
時々ちびまる子の「たまちゃん」みたいになるのが笑える。
(ちなみにこのキャラはアート力が高い)
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さて、私が現代アニメの紹介などしても、紹介がヘタクソすぎて
たぶん1ミリもおもしろくないと思うので、さっさとDIYの話に移ろう。
DIYとは、5w6のメッカ・イギリスが発祥であり、
つまり5w6の私にとっても超重要なアイテムである。
てゆうか我が社は「存在自体がDIY」のような会社であり、
DIYの精神にはいたく共感している次第である。
しかしアニメ作中で指摘されているとおり、DIYは
【この機械化の時代に手作業なんて、効率わるっ!生産性ひくっ!」
と言われかねないジャンルでもある。
私の父も、いつも言っていた。
「餅は餅屋だ。何でも自分でやろうとするな、プロに任せろ。」
と。
そういう考えも、わからないでもない。
結果的に言えば、私は父の言葉に真っ向から逆らい、
すべてを自社でやるというスタイルに帰着しているわけだが、
上記の「DIYは非効率」という指摘に対しては、
自信を持って反論できる理屈は持っていない。
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ただしかし、これは別の見方をすれば、
そのへんの素人でも学べばそこそこできることを、
わざわざプロに頼む理由は、いったいどこにあるのだろうか?
という素朴な疑問にもなり得る。
この答えは、やはり分業効率とか投資効率のような話になってくるであろう。
プロに頼む方がお得であれば、そりゃあ私もプロに頼むと思う。
自分でやろうとすれば、作業する時間はもちろんのこと、
道具を揃えたり、やり方を調べたり、色々とコストがかかる。
これらの「時間+エネルギー+お金」の総和において、
プロに頼む方がリターン的にお得であるからこそ
「この人はプロだ」
と言えるのだと、私は思うわけである。
しかしそうでないのなら、
つまり「自分でやった方がお得かも」と悩む程度の分業効率しか
持っていない「うんこプロ」が相手であれば、
私は自分でやるほうがいいのではないかと思う。
なぜなら世の中は、人任せにせずに自分でやれば、
必ず「知識」というおいしいオマケが得られる仕組みに
なっているからである。
特に1Ti-2Neの脳構造を持つINTPからすれば、
知識(Ti)こそが発想(Ne)の源泉なわけである。
ここで「実体験に基づくリアルで正確な知識」を源泉とすれば、
当然ながらリアルで正確な発想が出てくるであろうが、
逆に「他人の話や聞きかじりの知識」に基づけば、
そりゃあ妄想のような発想が出てくるものであろう。
このような当たり前の原理から考えても、
「人に任せることで自分の時間を浮かせるメリット」
というのは、知見を得る機会損失を相殺すると、見かけほど大きくはない。
ということで、たとえプロに頼むにしても、
なるべく最初の1~2回は自分の手で完遂してみる必要があると思われ、
「最初から他人に任せると、ろくなことがない」
というのが私の総合的な結論となっている。
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ただ、DIYにはひとつ残念なことがあってですね・・・。
DIY好きの方はすでにご存じだと思うが、
最近はプチン&キッシーのダブル厄マンによって燃料価格(円)が高騰し、
もともと輸送費割合が高かった金属材料や木材の価格が
マジでびっくりするほど爆上がりしてしまったので、
(ただの型枠コンパネが一枚2700円だぞ?ホムセン行くたびに絶望する価格だ)
もはやDIYをする意味が非常に薄くなってきている。
(物価高とか言われてるけど、材料系の高騰ぶりに比べれば
平均物価の上昇幅などたいしたことないと思う)
これはつまり、例えば費用というものを
費用 = 材料代A + 自分の時給B + うんこプロの人工代C
として計算する(道具代を考慮しない)と考えると、
これまでは
・DIY費用 = AAABBBB
・プロの料金 = AAAAABBCCCCCCCCCC
(※うんこプロは材料が過剰品質で、施主の時間もわりと奪う)
だったのが、今では
・DIY費用 = AAAAAAABBBB
・プロの料金 = AAAAAAAABBCCCCCCCC
(※うんこプロは値上げしづらくて材料の質を落とし手間賃も減らした)
みたいな感じになってしまったわけである。
こうなると、以前はDIYなら半額以下で済んでいたものが、今では
「DIYもプロも、どっちも高くてたいして変わらん」
みたいになってきてしまい、
DIYをする意味が非常に希薄になってきているのである。
材料が高いと、ホントつまらんわ・・・。
とりあえず、プチンは1秒も早く負けてくれることを願う。