INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

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アイスを騙し取るジャイアンの話

前回と似たような話になるんだが・・・。

 

まんが『ドラえもん』で、

ジャイアンのび太からアイスを騙し取るという話がある。

(正確には、100円のアイスを50円で買い取る話)

 

 

 

 

 

で、ドラえもん

「お人好しもここまでくると、さすがにまずいかも?」

と考え、

のび太に『ギシンアンキ』という疑り深くなる薬を飲ませるわけであるが、

まあドラえもんの話はここまでにしておこう。

(続きが気になった人は、最後に貼っておくので読んでくれ)

 

 

さて、私がこの話を持ち出したのは、

『このときのジャイアンの論法が、最近よく使われてるよね』

と思うからである。

 

すなわち、買い物というのはあくまで

「お金と物(又はサービス)の等価交換」

であるはずなのだが、

ここでわざと交換物を無視して「片方だけ計算する」ことにより、

相手の脳を混乱させようとする論法である。

 

 

って言っても抽象的すぎると思うので具体例を出すと、

たとえば以下みたいな論法だ。

 

 

 

 

 

 

 

賢明な読者諸君であれば、

この話のどこがおかしいか、すぐにわかったであろう。

そう、

財政支出と等価交換されたはずの「物やサービス」が

煙のように消えてしまい、計算に入っていない点である。

 

 

普通に考えれば、日本の財政は赤字続きなんだから、

5000万円の税金は6~7000万円の財政支出となって

国民に還元されているはず(←疑わしい)

言い換えると、国民は5000万の納税と引き換えに

一人当たり7000万のサービスを受け取っているはずなのである

(本当にその価値があるかどうかたいへん疑わしいが)。

 

それなのに3000万を配ってしまうと、単純計算で国民の受取額は1億となり、

5000万の納税では到底足りず回収できるはずがない、という話である。

(てゆうか赤字なんだから10万円すら回収できるはずないんだけどね)

 

 

 

(架空のオチ)↓

 

 

 

このジャイアン論法って、

ただのしょうもないギャグだと思っていたけど、

最近の世の中では、まじで信じてる人もいるような気がしないでもない。

 

なんか最近、

かつて民主党が政権を取った時の世相と似てきたかもな・・・。

 

 

※ご注意

念を押すまでもないと思いますけど、

上記の5000万の話はあくまで所得税地方税の話だからね。

その他の税や天下り養育費(=無意味な免許やら認可やら棒振り爺さんに払う金やら

を国内事業者が強制的に負担させられ、それが代金に上乗せされるコスト)

も入れると、もはや普通に収入の半分以上をうんこ幕府に持ってかれるという

江戸時代以下の仕組みになってるから、そのへん決して勘違いしないように

してくださいね。

 

 

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【おまけ】

ドラえもんの続き

 

(こっちのほうが私の駄文よりよほどおもしろい)

 

 

 

初期のドラえもんは、今読んでもわりとおもしろい気がする。