INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

悪戦苦闘の3連敗

しばらく前から、私は熱心に5w6のメンバー探しをしている。

というか、そもそもこのブログの目的がそれかもしれないんで、

ここ最近の話じゃないのかもしれんが、とにかくやっている。

 

この件について、前回の話では、

「大学とかに、学問にうんざりした5w6が落ちてるかも?」

ということで、大学を探してみようということだった。

 

かつての自分であれば、さも関係者のような顔をして堂々と大学へ侵入し、

勝手に広告の紙やら貼りまくって叱られるところであろうが、

目をつけていた近所の大学というのが小さすぎて、

うまいこと人ごみに紛れることができそうにない。

そもそも、その大学へ出入りする人を全然見かけない。

いったいどういう大学なのか・・・?

 

あまりに謎すぎるゆえ、さすがにちょっと情報を集めようと思い、

私は自分の母校の先生にメール&電話してみた。

もう20年以上前の卒業生のおっさんのことなど、とっくに忘れられて

いるのでないかと、なんかメールするのも心配だったのだが、

先生は普通に憶えていて(すげえな)、たいへん親切に相談に乗ってくれた。

 

先生の話では、産業に興味のある大学教員は、きっといるだろうとのこと。

2足のわらじで勧誘する作戦も、まあまあ悪い手筋ではなさそうとのこと。

ただ、求人に関しては大学が人材斡旋組織に業務委託していることが多く、

私が目をつけていた謎の大学も、変な民間会社が仕切っていた。

先生の話では、まずはその会社に金を払わないといけないとのことであった。

人を雇うのに中抜きされるのは、なんか萎える・・・。

 

で、ちょっと嫌になってきたころに、別の侵入ルートの可能性がでてきた。

以前、アカデミー界へ行ってしまったENTP5w4の知人の話を書いたが、

その知人から、「大学で作っている装置の開発を手伝ってくれないか」との

お誘いがあったのだ。これなら、おもっきし関係者として頻繁に学内に

侵入できるので、私は願ったり叶ったりである。タイミング的にも、

神のお告げかと思うほどタイムリーであった。

 

で、謎の大学のことはもうそっちのけで、私はENTPの装置のほうに期待して

あれこれ活動していたのだが、最後の最後で、話がお流れになってしまった。

どうやら私は、研究室のボス教授に、嫌われてしまったようだ・・・。

I型の准教の人は、ノリノリで私の参加を歓迎してくれたんだが、

ボスの教授はドEタイプだったので、私のような-A型のイキリ陰キャは、

きっと目障りだったのだろうな・・・。

私はすでに社内体制まで作って準備してたのに・・・これはかなり萎えた。

 

んで、しょんぼりしていると、今度はまた、全く別のところから話が入った。

知り合いのESTJ6w5から、「自分の奥さんはどうか?」と打診があったのだ。

私の観察では、6w5の配偶者は、5w6である場合が多い。

だから私は以前、6w5と思われる知人達に、

「もし奥さんがヒマだったら紹介して!」

と声をかけ、釣り針を垂らしておいたのである。

【5w6を射んとすれば、まずは6w5から】的な作戦である。

 

もちろん、そうでない組み合わせの夫婦もたくさんいるのだが、

たとえばESTJ6w5の配偶者は、

「エニア的な好相性」である5w6か、

「MBTI的な好相性」であるENFPか、

そのどちらかである可能性が高いのだ。

私は、ぜひ会わせて欲しいと言って、面接をしたのが一昨日である。

 

結果は・・・ENFPのほうだった・・・。

算数風味のテストをさせてもらい、確実にF型とわかった。

もちろん人柄としてはいい人だったんだが、

それでは5w6を得るという目的は果たせない。

またもや敗北・・・これで3連敗である。

 

あー、世の中には5w6なんてゴロゴロいるはずなのに、

私はどうしてこんなに苦労しているのか。

さすがに萎えてきたなあ・・・。

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私が適応すべき2つのこと(+追記)

世の中に不満を持つ人は多いが、もっと悲惨な状態も存在し得るわけで、

たとえば極寒でエサがない時代に比べれば現代日本は恵まれているとも言える。

 

そういう考え方なので、私はどんな時代に生まれても

概ね不満なく適当に生きるのが得意なような気がするのだが、

やはりどうしても不満な部分はあり、それは以下の2点周辺に集約されている。

その不満には、旧来からの不満点と、新しく生じてきている不満点がある。

 

この2点をどうやって自己解決するか、

つまりできるだけ不満を感じないようにするにはどうすればよいかを、

私は日々考えている。

 

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旧来からの不満:【為政者に掠め取られること】

 

政治が強くなる方法は簡単だ。何かを許認可制にすればいい。

関所を作り、通関料を払わせれば、金は簡単に掠め取れる。

もっと多く掠め取るには、空間関所ではなく、行動関所にすればいいわけである。

 

税金に巣くう毛ダニはつくづくうっとうしい奴らであり、私は若いころからずっと

「小さな政府になってほしいなあ」と願ってきたが、そうなる気配はない。

むしろ大きな政府化が趨勢であり、この点では、私はがっかりしたまま死ぬのだろう。

 

ただまあ、これはもう百年以上続いている流れで、今に始まったことではないので、

私も行動面ではある程度対処できているような気もしないでもない。

できてないのは、「考えないようにする」ということだな。

考えても無駄だと知りながら、つい考えてムカついてしまうことがある。

我ながら愚かである。

 

私は逆ウイングが4だから、「考えないようにする」のがどうしても苦手だ。

救いとしては、なんだかんだ言ってT5はバランス志向のような気がするので、

バランスの話に落とし込めばどうにかなるかもしれない。

「〇〇%だけ認めると一番バランスが良い」みたいに考える習慣を

つけていくことを目指そうと思う。

 

 

 

新たに生じつつある不満:【クソ客の増加】

 

消費する奴が生産する奴の邪魔をするのが「クソ客」という現象だ。

私にとっては実に腹立たしいことなのだが、世の趨勢には逆らえぬ。

わりとしょうもない無能が、他人様の店に行って

「味が薄い✖。店員の態度が気に入らない👎。皆さんは行かないようにね💛」

とか書き込める仕組みは、今後もますます増えていくだろう。

 

仕事を「最も飽きにくい最高の遊び」と考える5w6としては、こういう奴を見ると

「嫌ならもう行かなきゃいいだけだろ、他人の足を引っ張るなよクソ暇人め」

としか思えないのだが、どうやら世の中はその逆だ。

「偉そうに店を構えるようなイキった奴には、消費者様を満足させる義務がある👊」

「足を引っ張る人が悪いのではなく、足を引っ張られるような奴が悪いのだ👊」

という主張が多数決に勝つ趨勢であり、この流れには逆らえぬようだ。

 

まあこの現象も、社会を見ることが得意な人からすれば

だいぶ前から加速してきてるので「何を今さら」ということなんだろうが、

社会性最下位のw6族である私は、あまりにも自分の価値観と合わないため、

十分な対処ができていない。

お暇様たる消費者をもっと敬えという趨勢は、今後もきっと止まらない。

私は人生を楽しく過ごすために、もう少し適応しなくてはならない。

 

方向としては、私はどうしても暇人にはなりたくないので、

少数派として生きていくことは避けられない。

ただし、

「有閑貴族たる暇人様こそが一番エライという掟に、私は決して反抗いたしません」

「私は皆さんがますます高貴になれるよう、下僕としてお手伝いさせていただきます」

というスタンスをきちんと身につけ、

多数派の人々に迎合することは、不可能ではないはず。

 

自分の価値観に反したことを習慣化するのはなかなか困難なことであるが、

今後も楽しく仕事をしたいのであれば、

「あいつは製造などという汚染行為をしているが、まあ特別に許してやろう👍」

「あいつは週7勤務などという低脳反社活動をしているが、まあ許してやろう👍」

そういわれるポジションをゲットしなければならないのである。

 

できうることなら、

「消費者選考試験を受けますので、どうか製品を売っていただけませんか🥺」

と言われるポジションになることがベストであり、

それこそが我が社で働く人々を愉快にさせる道なのであるが、

現状そこまで欲をかくほど有利なポジションとも思えないので、

当面はゲリラ的にしぶとく粘るしかない。

 

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今の世は、人口減少という歴史的にまあまあ珍しい状態であるから、

そこそこ大きなルールチェンジが行われても、そんなに変じゃない。

そのへんは早すぎず遅すぎず適当に対応せねばならないのだが、

私は②については、やっぱ遅れているのかな。遅れている気がするな。

 

ただまあ、私は「クソ客は嫌がらせして追放」という素直かつ合理的な営業形態を

いち早く確立して実施してきたぶん、ある意味スッキリしているので、

いざ「暇つぶしの技を競い合う貧乏化社会」に敬意を示すと決心したら、

案外素直に切り替えられるかもしれない。

というか、切り替えられるといいんだがな・・・。

 

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(※追記)

書いた翌日に読み返してみたら、あまりにも意味不明だったのでちょっと追記。

 

「切り替える」とは、【お客様を神様として扱い、お客の横暴やワガママを受け

入れていく】という意味ではないです(そんなことをしていたら社員が死にますし)。

横暴な客については、これまで通り直ちに応戦し、もう二度と近寄りたくないと

思わせることを是としていく所存です。

 

では何を切り替えるのかと言うと、これまでは私はひたすら「客の生産的行動を

支援する」ということを事業目的にしていたのを、少しずつ「客の消費的行動も

支援する」に切り替えていこうと考えているということです。

 

ちょっと極端な例ですが、「マッチングアプリ」というものがありますよね。

あれは、生産的なものでしょうか、それとも消費的なものでしょうか?

質問自体が愚問すぎるのですが、私的意見を書くならば、この手のアプリは

「相手を見つけるための生産的活動を支援するサービス」と私は考えます。

なので、この種のアプリを使うことは、おそらく苦痛を伴うだろうと思います。

目的を果たすために、苦労をする覚悟がある人だけが使えるツールなわけですね。

 

一方で、「ゲーム」は生産的ツールでしょうか、それとも消費的ツールでしょうか?

ますます設問が愚問すぎるのですが、おおざっぱに言うと、

私はずっとゲームについて否定的に考えていました。

 

ゲームは、誰がやっても楽しめるように、作り手が楽しみを準備してくれています。

むしろ、麻薬的刺激を埋め込んでプレイヤーを判断不能と堕落に陥れることに成功

すれば、それがゲームとしての名作ということであろう、とさえ思っていました。

(かなり偏った見方であることは承知しています)

 

もうひとつ、ラーメン屋はどうでしょうか。ラーメン屋は、食事という生命維持活動

を支援すると同時に、娯楽的意味も含んでいます。私は「娯楽」を否定するつもりは

ありません。それらも翌日の生産につながるかもしれませんし、つながらないかも

しれませんが、どちらも含めて人生ですので、いちいち生産か消費かを区別することは

そもそも無意味なことであります。

 

ただしかし、もし店主が「ラーメンに麻薬物質を混入して客を中毒に陥れ、たとえ

健康を害してでも毎日食いたくなるようにしてやろう」と考えているならば、

どうでしょうか。私は、そのように考えるラーメン屋と、その他のラーメン屋は、

「もはや別の業種である」と考えて、個人的に区別して見ていたのです。

ラーメンによって区別するのではなく、事業者の意思によって区別していたわけです。

 

このように私は、客を依存や中毒に陥れることを手段とした事業を、一種の害悪の

ようにみなしてきました。そして、それが悪であるとみなす理由を、いちいち個別に

人道的な観点から判断するのではなく、

「生産の阻害を回避する意思のない事業は、すべて害悪とみなす」

という、いかにも私らしい判断基準でスピード処理していました。

 

(私の脳みそは、わりと邪悪な作戦も平気で生み出してきやがるので、自分が不幸に

 ならないために、何をやってよくて、何をやってはいけないかを、できるだけ明確に

 判断することが必要だったのです)

 

しかし、そもそも生産を価値基準の重点に置くことは私の単なる好みであり、世界共通

の普遍的概念ではありません。生産の阻害を害悪とみなし得るのは、生産を価値基準に

置く人が大多数を占める社会においてのみです。

もし人々の大半が「生命維持ツールよりも、麻薬によって苦痛を取り除いてくれ

と考えているならば、むしろ私のような生命維持重視の人間こそが害悪の存在とも

なり得るわけですよね。

 

私は、現在の世相は、このギリギリの境目、あるいは遷移過程にあると思います。

 

過去の基準で言えば、たとえばSNSに依存し、わざわざ不幸感を感じている人は、

ずばり「自己制御できない愚かな人」と言ってもよいくらいでした。

しかし、時間をやり過ごすことが大きな目的となる世相であれば、全くそうでは

なくなります。SNSは優良な趣味のひとつとなり、もしそこで不幸感を感じること

があったとしても、それは不幸な内容の映画を見るのと同じように、

「SNSによって一時的な不幸感を味わうことができ、有意義な時間であった」

と解釈するのが妥当ということになります。

 

このように、「生命維持的活動」と「時間消費的活動」のどちらに重きを置くかに

よって、解釈がまるっきりかわってしまうかもしれないわけです。

 

これまでの私は、「マッチングアプリを作ることはあっても、ゲームを作ることは

ないであろう」という人間でした。もっと端的に言うと、依存を誘うツールは害悪に

近いものであるとみなして、徹底的に避けてきました。

 

私のいう「切り替える」とは、このへんのバランス配置を少しづつ変化させていこう

ということです。ゲームによって「時間をやり過ごす」ことに一定の価値があると

認識し、そのへんを含めた事業目的に変更していこうと考えている、という話でした。

 

そういう意味では、「評論家気取りで★1をつけてまわる人」なども、そうやって

時間を塗りつぶすことに価値を置いている層が多いのだと、認識を変えていく必要が

あるかなと思います。

 

(でも正直、これがとても難しい。死ねばいいのにと思ってしまいそうになるから。

 こういうことをされると社員も萎えまくるし、対抗するか否かの判断基準を

 どこに置くべきなのか、今の私には明確な答えが出せていない。

 そもそも、下駄箱の靴を隠す系の見えない敵は、対面とは異なり、かなり手強い。

 個人の感想なのか、他業者による営業妨害なのかを判定することさえ困難だ。

 これまでは、すべて生産優位の判断基準で、受ける攻撃も対面攻撃ばかりだった

 ので、答えを明確に決められたのだが、ネットは決めること自体が難しい)

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発情性自己制御不能症(仮)

今日は少々重い話を。

 

世の中には、

「付近に異性がいると、舞い上がってしまうタイプの男(女)」

が少なからず存在する。

 

明らかに挙動がおかしくなり、そわそわと落ち着きを失い、仕事はうわのそら。

意識の9割が女のほうに向いているのが、誰の目にもはっきりわかる。

そういう特性を持つ男が、おそらく3~5%くらい存在するのだ。

(5%って、かなりすごい数字だ)

 

いやもちろん、恋愛対象に対して上記のような挙動を示すのは問題ない。

というか、しかたない。人間は動物なのだからな。

 

しかし私が言っているのは、特定の相手に対してだけではなく、

ほぼ無差別に「異性」というだけでウキウキ/ソワソワしてしまい、

完全に平常心を失ってしまうタイプの男のことだ。

こちらの場合は、仕方ないという言葉では片づけられない問題が起こる。

 

こういう類の男が職場に混じると、非常にやっかいだ。

すべての仕事を差し置いて、無意識に異性の歓心をひこうとするので、

周囲には、彼のすべての言動が私利私欲/公私混同で行われていると映る。

やがて、「これは周囲に対するセクハラではないのか?」という声が出て、

処罰や解雇という、ぶっそうな方向へ話が進んでいくことになるのである。

 

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上記のような症状を、仮に【発情性自己制御不能症(仮)】と名付けるとする。

 

この病は、実はグラデーションになっていて、

よく観察してみると、わりと普通っぽく見える人物でも

「周囲に異性がいると、ちょっとウキウキしてる」

という傾向を示す人間は、3~4割くらい存在する。

ここまでなら、ほぼ問題ない。

しかし、そのうちの上位1割くらいの重度の傾向を示す人間が、

断トツで突き抜けた特性を示して、やばいことになるのである。

 

この病は、該当者の社会的評価をわずか数日で粉砕するほどの威力を持っているため、

該当者本人も経験的に危機感を感じていることが多く、

自ら進んで「男性ばかりの職務」を選びたがることも少なくない。

(重い機械を持ち上げる必要がある等、男性ばかりの仕事は案外存在するものだ)

 

自らの弱点を自覚し、自ら対処するのは、賢明な行動である。

しかし、そのために病は潜在化し、周囲はまったく気づかないという現象が起こる。

そして、あるとき病が露見したときには、周囲が全員ドン引きするほどの

桁外れの異常行動を次々とやらかすことになるのである。

 

==========

 

さて、ここまでの話は、

そういう人物を見たことがある人は

「あー、あいつのことか」

と思うであろうし、見たことがない人には

「意味わかんね」

ってなるであろうから、これ以上説明するつもりはない。

ともかく、そういう男は決して少なくないということだ。

 

で、私がずっと疑問に思っていることは、

「この病は、性格傾向とどうリンクしているのか?」

ということである。

 

経験的に言うと、

「周囲に異性がいると、ちょっとウキウキする」

というソフトな傾向を示すのは、圧倒的にE型に多い

E型は人間に関心が強いので、そうなるのは理解できる。奇妙なことではない。

しかし、異常行動を示すほどの域になると、

必ずしもE型が多いというわけではなく、E/I同等くらいである。

 

私は最近、これはMBTIよりも、エニア的な価値観のほうが

関連が強いのではないか?と思うようになってきた。

ひょっとしたら、T3/T6/T9という群れる生き物

ありがちな傾向なのかもしれない。

 

私がこれまで見た中で、最も重症だったのは、3w2と9w8であった。

どちらもSJ型で、硬派な職業や遊びを好む傾向があった。

その他にも、発情性のトラブルを起こす人は5%くらいいたのだが、

上記2名があまりにも突き抜けていたので、なんだか傾向がつかみにくい。

(また7w6の一部も強い傾向を示すので、これが私を混乱させる)

 

こういう話をすると、またエニアグラムのオカルト理論家から

「それは本能の3分類において、セクシャル盲点がどうのこうの」

とか言われてしまいそうなのだが、

それだと3分の1もの人が該当することになってしまい、人数がまったく合わない。

 

私が知りたいのは、業務に支障をきたすほどの域に達するのは

どういうメカニズムなのかということである。

私の観察では、発情性自己制御不能症(仮)は、一時的な現象ではない

 

世の中には、「中高一貫の男子校出身の生徒が、卒業後に痛い行動を示す」みたいな

現象を見たことがある人も多いと思うが、それが一生続くということは稀である。

 

一方で、私が話題にしているのは、無差別な発情行動が長期にわたって職務に

重大な支障を及ぼす人物のことであり、男子校現象などとは桁が違う。

私が観察してきた限りでは、これらの人物は

経験による「慣れ」によって改善を示すことはほとんどなかったのだ。

 

私はなんとなく、「群れの習性」に関係があるのではないかと思うのだが、

私自身がw6で群れの適性を著しく欠いているせいか、

この問題を長期にわたって考えている割に、全然成果が出ていない。

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ESFPの対面販売

誰かが箇条書きの小ネタ集みたいにブログを書いていた。

たしかに、1つの記事が長いと書くのにエネルギーがいる。

書いても1円にもならないのに、書く時間ももったいない。

てことで、小ネタ集にするのをマネしてみたくなった。

 

そのブログの各小ネタは、出来事に対して思ったことを書いていた。

「今日は〇〇がありました。僕は〇〇と思いました。おわり」

という構成だ。

それは小学生の日記と同じ構成なのであるが、

よく考えたらブログって日記という意味なんだから、それこそが王道とも言える。

よし、私もやってみよう。

 

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・・・てことで、ちょっとやってみたんだが、無理だった。

思えば私は、小学生の頃から、ひねくれた作文しか書けなかった。

逆に難しすぎる。どうしても途中で脈絡を説明したくなる。

 

しょうがないので、以下のようにしてみた。

 

「今日は〇〇をしました。(目的は、〇〇です)

 そして、こんなことになりました。(理由は、〇〇です)

 僕は、〇〇だと思いました。」

 

これならまあ、なんとかいけるかと思ったが、やってみると無理だった。

上記の構造にすると、1つの文章が長くなりすぎる。

ただでさえ妻から

「あんたは1つの文が長すぎる。古文かよ。」

とか言われてるのに、これ以上長くなってどうする。

 

しょうがないので、こうしてみた。

「今日は〇〇をしました。段落①

 (目的は、〇〇です)段落②

 そして、こんなことになりました。段落③

 (理由は、〇〇です)段落④

 僕は、〇〇だと思いました。段落⑤」

 

どうやらこれが限界だ。やってみよう。

 

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日記の題名:からおけ

 

1,

僕はこないだ、ESFPのお姉さんを誘って、飲みに行きました。

カラオケという、僕には似つかわしくない場所にも行きました。

いつもなら恥ずかしくて人前で歌など歌えないのですが、

不思議なことに、相手がESFPだと、平気で歌うことができました。

どうやら僕は、相手がESFPだと、「どう思われても、どうでもいい」

と心底から思えるようです。

てことは、僕がふだんカラオケを絶対拒否しているのは、

「どう思われてもいい」とは思っていないということのようです。

歌唱力はともかく、選曲のセンスを問われるのが嫌なのかもしれません。

 

2,

さて、僕がお姉さんを飲みに誘ったのは、

僕が作ったものを、お姉さん(女社長)に売ってもらおうという相談のためです。

なぜそう思ったのかというと、僕はむかし、ESFPの母親に

「塾あきた。今度は家庭教師をしたいから、僕を売ってきて。」

と頼んでみたところ、母親が化粧品販売のノウハウを使って

アホみたいに売りまくってきたので、

今回もESFPに売ってもらうのが良いように思ったからです。

 

3,

僕を売ってきた母親に、僕は

「そんなにいっぱい、教えられるわけないでしょ」

と言いました。

すると母親は、今度は高額で売ることに挑戦し始めました。

僕は時給3000円でお願いと言ったのに、母親は6000円で売り始め、

しまいには時給12000円で売ってきたのです(しかも2つも)。

僕は「そんな値段に見合う授業、できるわけないでしょ」

と言いましたが、おかんの押し売り力には感銘を受けました。

 

4,

結局、僕は12000円は断って、家庭教師の単価上限を6000円としました。

そのかわり、希望者のお子様に様々な適性テストをさせてもらい、

実績につながりそうなお子様だけを受任するという方式にしました。

このやり方なら、確実にお客の期待に応えられ、繁盛しそうと思ったからです。

そんな僕を見て、おかんは僕に、邪悪なアドバイスをくれました。

「まあ値段はそれでもいいわ。でも、必ず半分くらいはお断りして、

 いいものっぽく見えるようにしなさい。

 人間はね、買えないとなると、余計に欲しくなる生き物なのよ。」

僕はそのような邪悪なことは考えたくありませんでしたが、

結果的に断る数が多くなると、希望者はますます増えていきました。

 

5,

そんな背景があり、母親とよく似たESFPお姉さんに、僕は前から着目していました。

そして今回の商品はBtoBっぽいもので、どうしても直接販売をしないといけないので、

そういうのが苦手な僕は、ESFPの押し売り力を借りようと思ったわけです。

僕の作ったものを見せると、お姉さんは言いました。

「いいね!見た目がシャープにできると、もっといいね!」

お姉さんはESFPなので、嘘が死ぬほど下手です。

僕には、お姉さんの心の声が、はっきりと聞こえました。

お姉さんの心の声:『うわ、ださっっ!』

さすがESFP、機能よりも価格よりも、「見た目」重視です。

僕は、まあ自分でもダサいデザインだと思っていましたが、

ここまで露骨に見た目重視だと、新鮮な感動を覚えました。

 

6,

てことで、デザインもちょっと変えてみようと思いました。

 

おわり

 

==========

 

おお、書けた。

これならどうにか書ける。

総量はいつもとたいして変わらんけど、1つの文が短くなった気がする。

 

ただ、もともと箇条書き方式の目的は、

「複数の出来事を、各少量×複数で、一度に書く」

ためのものだったのに、

これだと1個しか書けない。意味がない。

 

ほんとは3つくらい書こうと思ってたけど、また今度挑戦してみよう。

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意識高い系についてのおもしろい解説

横山光輝のまんが三国志で、誰だったか忘れたが、

「聖人君子でも千に1つは間違いを言い、愚者でも千に1つは正しいことを言う」

みたいなセリフを言った人がいた。誰だったっけ。

 

私は、このセリフを、

なんか怪しい「まこなり社長」という人の動画を見てて思い出した。

 

私は正直、まこなり社長の動画を見て、

「なんか見るからに胡散臭そうな奴やな・・・」

と思ったのだが、彼の解説で、非常に腑に落ちたことが1つあったのだ。

 

それは、【意識高い系】という生き物を、どう定義するかという話であった。

 

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意識高い系の人は、なんかしらんけど、バカっぽく見える雰囲気を持っている。

イメージとしては、ビジネス書とか日経新聞とかを読み漁って、

誇らしげに「受け売り」ばかり言ってそうな感じの人である。

ただ、彼らは努力家であることも多かったりして、

完全にバカと言い切れるかと言うと、そうとも言い切れない面もあり、

私はいまいちすっきりしない思いがあった。

 

 

このことについて、まこなり氏が以下のように解説していた。

 

マコ:

「意識高い系は、たいへんバカっぽく、見ていて恥ずかしい人です。

 しかしこれは、避けては通れない道程なのです。

 なぜなら、世の中に1000人の【事業家志願者】がいたとすると、

 そのうちの100人が【頭でっかちの意識高い系】になり、

 そのうちの10人が【自信過剰な実践者】になり、

 そのうちの1人が【そこそこの成功者】になるという仕組みだから。」

 

マコ:

「自分自身(まこ)も、かつては鼻持ちならない意識高い系で、

 バカ丸出しだったという自覚があります。

 しかしその道程を経たからこそ、自分は実践に踏み切ることができ、

 そして人より多くの実践ができたからこそ多くの失敗も経験でき

 成功のコツを多少つかんだと思います」

 

てな感じのことを言っていた。

胡散臭い奴であるが、私はこの解説だけは納得するものがあった。

 

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そんなわけで、

私は昔から「なんで意識高い系って、見ていてイラつくんだろなー?」

と疑問に思っていたのだが、この解説でスッキリしたわけである。

 

そうなのだ。

「意識高い系」のうちの何割かは、異常なほど頑なに、実践することを拒否している。

いつまでも経営学やら自己啓発やらの本を読んで、目を輝かせていたりする。

見てる方としては、

「しょうもない本の読み過ぎで、どんどん現実と乖離してってますがな」

と、本末転倒な姿にイラっとくるわけである。

 

で、意識高い人の9割は挫折して1割の人だけが実践に至るわけだが、

その実践者も、雑魚は1つか2つを手堅くやるだけで(残念ながら私のことだ)、

勇気をもって多数の実践をしないため、ここで9割が脱落する。

 

結局、意識高い人のうちの1%だけが数多くの実践をして、

失敗しまくりながら成功のコツを掴むのだというのがマコ氏のストーリーなのだが、

もとをたどれば、

実は意識高い系になることさえ10人に1人しかなれないのであり、

残り9割は意識低いまま脱落するのだと。

 

(だからこそ、意識高い系に「完全にアホとも言い切れない何か」を感じるのかも

 しれないと私は思った。意識高い人は、なんかポジティブなとことか、下を見ない

 ところとか、見ていて身持ちのよい面もある)

 

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とまあ、マコ氏の解説がウソかホントかは各人の判断に任せるとして、

 

このような長い長い前置きを書いたうえで、

前回の続きで「孫正義のアカデミア授業」の動画を見てほしい。

 

孫氏はいつも通りの調子だが、彼の生徒たちの、意識高いっぷりがおもしろい。

 

 

www.youtube.com

 

孫氏などの「おもろいおっさん」は、そのやり方に賛否はあれど、

やっぱ無茶苦茶なことをたくさんやって、異常事態みたいな経験もあるからこそ、

話が「リアルかつ奇妙」で、おもろいんだろうな。

 

その点、私は「高打率な小粒力」とか言って手堅いことばかりやってきてるから、

そりゃまあ、あんまおもろない人間ではあるわな。w

 

 

ところで、マコ氏は何型なんだろうな。

私の知ってるENTJ3w4の若者に雰囲気が非常に似ているんだが、

動画を2つほど見ただけなので、いまいちよくわからなかった。

まあ、なんでもいいけど。

 

私はやはり、マコ氏はいまいち信用ならん感じが否めないと思った。

だけど、意識高い系の解説だけはちゃっかり頂戴させていただいて、

私も「クソ雑魚な実践者」を卒業すべく、手数を増やそうと思います。

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エネルギッシュE型

前回のおっちゃんの話が出た関連で、

エネルギッシュE型の典型である孫正義ENTJ3w4の話をひとつ。

 

私は孫氏のファンであるが、

孫氏らENTJ3w4をあまり好きでない人もいるだろう。

私も正直、彼の下で働くと、鬱になりそうな気がしないでもない。

しかし外野から見ているぶんには、孫氏はやはり、

「圧倒的におもろいおっちゃん」であると思う。

 

 

www.youtube.com

 

 

ところで、上の動画を見て、孫氏の「先見の明」に感心した人もいるだろう。

 

確かに、卓越した未来予想力はENTJの強みである。

ただ、それだけであれば、同じく第2Niを持つENFJだってイケるはずである。

しかし、サントリーやドンキなどの少数の例を除き、そうはなっていない。

 

実際のところ、現代日本におけるENTJの覇権は、

「独占」戦法によるところが大きいと思う。

 

独占というのは、

・排他的販売契約による価格のつり上げ

・寡占業者の示し合わせによる価格の維持

M&Aによる競合の芽摘み

・時限的廉価販売による既存小企業の焼き払い

などのことで、

ものすごく強力であることがすでに判明しているが、

競争による進歩の阻害要因になってしまうため、

あまりよろしくないと言われている戦法である。

 

これらは、いちおう独占禁止法によって禁止されているのだが、

独禁法というのはしょせんは「法律」で、人間が決めるものであり、

すなわち政治によって決定されるものである。

だから厳密な定義づけや世界規模での統一は難しく、

よって正確な運用は期待できない面がある。

 

 

独占という手法は、万物の法則を知りたがるINTPにとっては、

好むと好まざるとにかかわらず、興味深いことである。

 

自由競争市場というシステムは、その原理だけでは成立し得ず、

上記のような独禁の法律を伴わなければ成り立たない(=寡占に収束する)

という、わりと致命的な不完全さを持っている。

 

そんな自由市場の欠陥を、嫌というほど思い知らせてくれるのが、

ENTJという生き物なわけである。

 

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ところで、私は、ENTJの独占戦法が違法だとかアンフェアだとか言いたくて

こんな駄文を書いているのではない。

 

法律の良し悪しに腹を立ててたら、きりがない。

現状の社会に合わせる生き物である5w6の私は、

「ふーん、今は独占はセーフという世の中なんだな」

と解釈して、それに合わせた生き方をするだけである。

 

(と言いつつ、私生活では、ついつい弱小を応援したい気持ちに

 なってしまい、これまで何度か失敗してきているのだが・・・。

 たとえばストリーミングでは、私は自身のサイトに載せる動画について

 頑なにYoutubeを避け続け、日本の弱小ストリーミング会社を利用し続けて

 滅んだりもした。こういう無駄な抵抗を、私は何度かやらかしている)

 

 

まあ私生活の話はさておき、会社の仕事の話で言うと、

政治力を要する「独占」を私が実現することは難しいというか、

ぶっちゃけ不可能と断言できるくらい向いてない分野なので、

私はENTJの真似をすることはあきらめている。

そんなところに私の勝機はないと、自覚している。

 

ただ、他人と同じこと、すなわち「他人でもやれること」ばかりしていたら、

無限に登場するライバルによって疲弊していくことになるのはわかりきっているため、

狭い分野で自分だけ、あるいは自分を含む少数だけができることをやって、

こっそりと「小さな独占」を果たそうという、超低次元での独占戦法を取っているが、

しょせんは低次元レベルであり、全体的にはENTJの独占には速攻で降伏している

と言える。

 

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さて話をエネルギッシュE型に戻すが、エニア分類でいうと、

エネルギッシュE型には、3w4-8w7、3w2-7w8の4つがある。

 

私はこの中で、3w2と8w7はなんとなく苦手であり、

3w4や7w8のほうが付き合いやすい。

これが5w6に共通する傾向なのかはわからないが、もしそうだとすると、

別の価値観の人から見れば、「3w2や8w7は好ましいが、3w4や7w8は苦手だ」と

感じる人もいるのだろうな。知らんけど。

 

ところで、3w4や7w8は、仕事において「事業拡大路線」を好みやすい気がする。

(逆に3w2や8w7は「利益率」を好みやすい気がする)

3w4や7w8と気が合いやすい私も、彼らほどではないが、どちらかといえば

維持より拡大の路線のほうが好ましく見える。

 

もちろん、永遠に拡大し続けることは不可能であり、

拡大路線は原理的には破綻していると言えるのかもしれない。

(なんか、ねずみ講に近いものを含んでいる気配がある)

 

拡大しすぎると利益率が下がったりすることも多々あるし、

(逆に縮小は利益を出しやすかったりする面もあるし、)

拡大がいいことだと言える根拠は、わりと希薄だと思わなくもない。

 

ただ、私は経験的に、思うことがある。

 

人間は、事業が拡大しているとき、すなわち

「仕事が増えているとき」は精神的に元気かつ寛容であり、

もし会社から「売れ行き好調だから残業してくれ」という要請を受けると、

少々無理をしてでも応えようとする傾向がある。

 

その逆に、事業が縮小傾向にあり、

会社が「仕事がないから残業を減らしてくれ」と言い出すような状況では、

所属する人間の精神は一気にすさんでいき、

社員同士でいがみあったり、やたらと上司を批判しはじめたりする

という傾向がある。

縮小傾向になると、雰囲気が一気に悪くなる感じがある。

 

このことは、E型はもちろん、I型にも当てはまる。

つまり人間は、なんだかんだ言っても、

「自分の仕事が社会から必要とされると、まんざらでもない気分になる」

という性質を持っていると、感じざるを得ないのだ。

(まったくそうでない人間もいるだろうが、全体傾向としてはそうなのだ)

 

拡大路線は、それが合理的だからというよりも、

むしろ人間のこういう習性に合わせた宗教っぽい指針であって、

実は拡大を望んでいるのは会社ではなく社員なのでは?と思ったりもする。

(特に日本人は、争いを嫌がる平和好きな気質ゆえに、拡大路線を

 支持する社員が多いような気がする。)

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久々にやってもうた

こないだ、知り合いのおっちゃんESTP7w8に呼ばれて、飲みに行った。

 

そのころ、私は自社の通信器材用のプログラミングをしていて、

なんか思い通りにいかなくて苦戦しまくってたとこだったので、

脳みそがすっかりTiモードになり、ぶつぶつと独り言が増えて、

我ながらI型丸出しになっていた。

 

だから正直、飲みに行くのはちょっと億劫で、

「なんかめんどくさい義理雇用とか押し付けられるんとちゃうやろか」

などと思ってしまったのだが、

「いやいや、最近人間に対して無駄に悲観的になりすぎやろ」

と思いなおし、気を取り直して行ってきた。

 

お相手のおっちゃんは、もう歳は還暦近いのだが、元気はつらつエネルギッシュ、

コロナ禍をものともせず、この2年で会社の売上を8割アップさせた猛者である。

最近は地元の名物経営者みたいになりつつある、大変おもろいおっちゃんである。

 

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さて、呼ばれた店に行ってみると、なんか予想してたのと全然違う用件で、

「うちの〇〇部門を分社して、機材も全部あげるから、君がやってみないか?」

という御提案だった。

 

おっちゃん(M氏とする)の会社の〇〇部門は、我が社の全部門合計と同じくらい

の規模なのだが、M氏にとってはゴミのように小さな部門にすぎない。

M氏としては、爆進中の新事業所(他県)が忙しすぎるので、もはや利の薄い

〇〇部門から幹部らをすべて引き抜いて、新事業所へ送り込みたいようだ。

しかし創業事業である〇〇部門を畳むと、親しまれた看板名が消えてしまうので、

「顧客と機材と分社株半分を恵んでやるから、お前が存続させて利益も出せ」

という話のようだった。

 

正直、私のほうも大金をはたいて新拠点を作ってるところで、他のことなど

考えてる余裕がないのだが、条件的に言えば、チャンスと言えなくもない。

なので、いつもの私なら、少なくとも前向きに考える姿勢を示しながら、

「お誘いありがとうございます、よく考えてみます」とか答えたであろう。

 

しかしこの日、どうにもI型丸出しモードから抜け出せなかった私は、

もはや相手の感情などまったく配慮することなく、

いつもの無礼な本音ダイレクト口調で、べらべらと私見を述べた。

 

「あー、そういうお話でしたか。

 ちなみに僕、最近お金使っちゃって、持ってないですよ?(へらへら笑い)」

 

「それに、僕はMさんとは価値観がだいぶ違うので、もし任せられても、

 Mさんの目指す道からだんだん逸れていくと思うんですよ。」

 

「単に黒字を出すだけなら、がんばればできるかもしれないです。

 でもこの部門には、M社創業の目的が込められているじゃないですか

 だから、もしこの部門を誰かに任せるなら、それはMさんとよく似た

 価値観のじゃないと、無理だと思うんですよね。」

 

「てことで、僕はやめときます。すみません。(ペコリ)」

 

と答えて、即辞退してしまった。

相手の反論をまったく受け付けない論調で、話が一瞬で終了してしまい、

飲み会はいたく盛り下がった。

 

今考えると、メンツ重視のE型がわざわざ席を作って打診してくれているのだから、

断るにしてももう少しマシな言い方や振る舞いを考えるべきだったような気がする

のだが、そのときはTiだけの生き物になっていて、配慮など1ミリもできなかった

のである。

 

んで、すぐに話はお流れになり、以後の私はタダ酒を飲みながら、

価値観分類の話やら、今度買う機械の話やら、

呼ばれた用件とはまったく関係ないことを勝手にベラベラしゃべり倒すという、

なかなかアホなことをして帰ってきた。

 

おそらく私は、人をナメきったクソKYな変人小僧と思われたであろう。

まあ実際その通りなので誤解を受けたというわけではないのだが、

内心おっちゃんのファンであった私としては、非常によろしくない結果であった。

 

脳みそがTiモードのときは、飲み会には行かないほうがいいのかもしれない。

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