INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

T6とは何か

 

ついに史上最大の難問

「18種中で最も6力のない5w6が、T6とは何かを考えてみる」

というテーマに挑んでみる。

 

エニア6といえば協調・同調・量産型などのイメージだが、

ぶっちゃけ私は6力が低すぎて、本家の6を見ても

これがなぜ「頭」の働きと言えるのか、いまいちよくわからない。

(エニアでは、234が胸、567が頭、891が腹とされている)

 

そこで私は、あえてハイレベルすぎる本家6を見るのではなく、

第3位の「あなどれない6力」を持つ「7w8と5w4」を見ることにより、

その意味を理解しようと試みることにした。

 

同時に、5w6および7w6の「6力最低コンビ」と比較することにより、

より具体的に、最低コンビは何が欠けているのかを考察する。

 

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結論から述べよう。

私は今回の考察により、【6力とは、忘却力である】

という大胆な結論を得るに至った。

 

考察対象の4タイプについて、それぞれ述べる。

 

①7w8は、よかったことを忘れる能力がある。

『宵越しの金は持たねえ』的な姉御の行動は、その現れであると推測する。

このように「よかったことをあえて忘れる能力」により7w8は己を律し、

E型にありがちな「調子乗り」の失敗を回避することができていると推測。

 

②その逆が、7w6である。

ESTP7w6はアホなので、ちょっとうまく行くとすぐ調子に乗る。

たとえばパチンコをして「勝ち・負け・負け」という結果だとしても、

アホゆえに初日の「勝ち」の喜びを脳から消すことができず、

4日目もパチンコに行ってしまうという寸法である。

また女性の半裸を見ると、頭からその映像を消すことができず、

半裸女性に自由自在にカモられてしまったりもする。

しみじみアホである。

 

③次に、5w6は「悪かったことを忘れる能力」が欠けている。

誰かの行動(というかその動機)に強い嫌悪感を抱いたりすると、その嫌な記憶を

なかなか頭から消すことができず、そいつの顔を見るだけで嫌な気分になってしまう。

そのような記憶は脳容量の無駄以外の何物でもないということを

理屈ではしっかり理解しているのだが、その嫌な気分が半減するのに、

なんか7年くらいかかってる気がする。

そのため、嫌いな人物はできるだけ視界外に置くようにしたくなり、

どんどん人を切り捨てていき、ついにはごく限られた数名としか親しく

しないという、ボッチ村住人になりやすいわけである。

仕事では大人数を相手にするのも耐えるのだが、私生活では耐えられぬ。

おそらく5w6は、人嫌いになりやすい傾向をかなり強く持つのではあるまいか?

ちなみに私は、かつて野犬の群れに襲われそうになったので、犬も嫌いである。

我ながらしみじみアホである。

 

④その逆の5w4は、巷では「繊細」とか「ナイーブ」とか言われているようだけど、

実はその逆で、むしろ他者との嫌な出来事を忘れる能力が高いように見える。

西村ひろゆき氏は、自分の過失でホリエモンとケンカして

「あいつとは二度と組みたくねえ」とか言われても気に留めておらず、

いちおう自分が悪いとわかっているので謝るのは本心から謝るのだが、

次の瞬間には平気で別の話題に夢中になっている。(←私には絶対できない)

これって、諸葛孔明が言った「離」の術を会得しているとしか思えない。

このような「有益でない対人情報をすぐ記憶から消し去る能力」によって、

彼はひょうひょうと毒舌を吐きまくりながらも、多くの人づきあいを

保ち続けることができる結果となっているように見える。

(おそらくホリエモンとも、もしホリエ側が和解してもいいと言ったら

 「あ、OKすよ」的に何の抵抗もなく和解するだろう。)

 

 

以上、私の考察結果は

「6の協調性は、優れた忘却力による結果として達成されている」

というものなのであるが、

 

この話を6族にしてみたところ、

「忘れる天才って言われると、なんかアホって言われてるような気も

 しないでもないけど、まあ当たってるような気がする」

とのことであった。

 

(6族が言うには、厳密には出来事の記憶自体は残っているんだけど、記憶を

 再生しても気分や感覚は再生されないようにする術みたいなことをやってるそうだ。

 また、記憶の半減期という概念を幼い頃から持っており、出来事を思い出さない

 時間をこまめに確保することによって時間を稼ぎ、難しい忘却をも達成するらしい。

 なお、6族はよい記憶も悪い記憶もうまく消せるのが強みであるが、6w5は

 良い記憶を消すのがより得意で、6w7は悪い記憶を消すのがより得意なようだ)

 

ちなみに「あなどれない4力」を持つはずの私の意見としては、

4力を得るには「常に目的を頭に留め置く」という非忘却性が必要なので、

4力と6力は、やはり根本的に相反するものなのかもしれないと思った。

 

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(追記)

余談だが、6族は「長期の活動目的」をすぐに忘れる。

「おまえはトリか?」というくらい、すぐ忘れる。

私はおよそ10年くらい目的を脳のメモリに確保し続けているのに、奴らは翌日には

1kbくらいにガチ圧縮して、ハードディスクの奥深くにしまいこんでやがるのだ。

(そしてその圧縮ファイルすらも、90日後に自動消去するプログラムになっている)

これではあまりに不公平なので、メモリを大量に消費するマルチタスク的な作業は、

6族に堂々と押し付けても非難される筋合いはないと、私は考えるのである。