最近エニア寄りの話が多かったので、たまにはMBTIと均等に書いてみよう。
私が自分で発見したおもしろい例を紹介する。
かつて異常現象ともいえるほどの世界的ブームをひきおこした
「ザ・ビートルズ」の4人の構成についてである。
私は父と2代で「変態ビートルズ親子」と言われ、彼らについてかなり熟知しまくって
いるのだが、そのマニアな私の分類では、4名の類型は以下なのである。
ポールマッカートニー ESFP 3w2(セコいイキリ)
ジョンレノン INFJ 1w2(無責任な教育者)
ジョージハリスン ISFJ 2w1(働かない愛の人)
リンゴスター ENFP 2w3(媚び売りマン)
【アゲサゲバランスを取るために、あえて悪口的あだ名をつけておいた】
(なお、分類についての異論は受け付けない。なぜなら私以上のビートルオタは
世界基準でも稀有だからである)
さて、このおそろしいほどの対称性に気づかれただろうか?
以下の3点に注目してもらいたい。
① 4人とも、Fが第2機能である。
② 4名の総量は、 FeとFiが等量、EとIも等量、SとNも等量、PとJも等量である。
③ 4人ともエニア2がらみで、かつ重複なし。
これは、すごいことである。完璧なバランスである。
Fを目的とした場合、これ以上の組み合わせは存在しない。
私は、こんな奇跡のような組み合わせじゃ、
彼らが音楽の権化になったのも当然かもしれないと思った次第である。
で、「自分もこういう4人チームを作れないか?」と考えてみたのだが、
ビートルズと同じ理屈でNを目的とするチームを作るには、
INFP、ENTJ、ENFJを呼ばねばならぬ。
しかし、これらのメンバーで「5中心」または「6中心」のエニア構成を
作り出すことはどうやっても不可能であるという結論に達した。
いくら考えても無理だったのだ。悔しい限りである。
しかし、MBTIの顔ぶれを見ていて、
「これは・・・4中心の最強N集団ならあり得るな」
と思った。
INTP 5w4
INFP 4w5
ENTJ 3w4
ENFJ 4w3
これなら十分ありえる。どれもよくいるタイプである。
(ちなみにこの組み合わせだと、目立ち役はINTPとENTJで他2名が地味役になる。
しかし実際に4力を持っているのは脇2名という構成はビートルズと同じ)
私が最強チームに含まれない理由としては、もともとINTPは5w4が主流であり、
私のような『ISTPの兄に5w4を取られていたからしょうがなく5w6になった』
みたいな亜流生物は、このような天然最強チームには入れてもらえないのだろうと
推測した。
せっかく私が気づいたのに、自分自身が入れないとは、なんと悲しい。
最強チームの結成は、私の悲願の1つでもあったのに。
というわけで、残念ながら私には最強4人チームを作れないことが確定したが、
作れる可能性のある人は、挑戦してみるとおもしろいかもしれない。