INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

岡田「ホワイト化社会」の修正案(ホワイトは終わった)

以前から考えてきた、岡田斗司夫「ホワイト化社会」についてだが。

 

岡田氏はホワイトはあと10年以上(合計2~30年くらい?)続くと言っていたけど、

私が思うに、ついにホワイト時代は終わったぞ。

というか、岡田定義のホワイト社会は少し範囲が広すぎるので、

私なりに再定義させていただいた結果、

ホワイトは2024年で完全に終わったと申し上げている次第である。

 

以下、もう少し詳しく書く。

 

岡田氏によれば、岡田定義の「ホワイト化社会」はすでに後半戦に

入ったらしい。今がホワイトのピーク(振り子の最下点)で、

今後減速しながらあと10年以上続くと。

 

しかし、敬愛する岡田師匠に逆らうようでたいへん恐縮なのだが、

岡田先生よ、その考察はたぶんちょっと違ってるぞ。

多くの人は、今がピークとは感じてないと思うぞ。

むしろ「終わり」を感じていると思うぞ。

 

そもそも「ホワイト社会」という名前は岡田定義の「ホワイト前半」にのみ

適した呼び名であって、後半戦にはそぐわないと思うのだ。

これまでのホワイト前半とは891ワールドのことであり、

特に1への憧れが強く含まれたために【法律絶対/告げ口OK】

のイメージがあって「ホワイト社会」の名称に合っていた。

 

でも、岡田定義での「ホワイト後半」にあたる

「人気者がえらい社会/推し活応援の社会/広義のモテ時代」

は、別にホワイトじゃないだろ?

色で言うなら「レッド」とか「ピンク」とかになるべきだろ?

法律とモテをまとめてホワイトはさすがに変だよ。

 

※なお岡田氏は「ルール+ルックスの社会」をホワイトと呼んでおり、

 単独ではなく2つを混ぜたものをホワイトと定義している。

 「なぜ岡田氏は2つを混ぜたのか?」についての考察は後述。

 

 

以前から、私は岡田氏のホワイト化社会説にたいへん感銘を受け、

そして深く賛同しながらも、いくつかの点で違和感を感じていた。

そしてずっと考え続けてきた。

 

岡田氏は2つのワールドがあってそれが振り子のように組成変化するという

イメージで話しているようなのだが、だったら残り50%を占める成分は何だ?

片方がホワイトなら、他方は「ブラック社会」なのか?

(そうでなくては辻褄が合わぬ)

 

しかし独善エニア野郎の私は、そうではない気がしていたのだ。

サイクル期間については、岡田氏の数字はよく言われる「流行30年サイクル」

と近い値だしおおむね合っているのだろうと思うが、相の数が2相じゃない気がする。

社会は2相ではなく、3相である可能性のほうが高いと思うのだ。

 

んで、はたとひらめいた。

「待てよ、僕は前回のホワイトを知っているぞ!

 それは昭和の暴走族時代のことだ。

 えーと、暴走族って何年ごろだったっけ?

 ともかく、それをヒントに考えれば周期とかも推測できるはずだ!」

と。

 

暴走族社会がホワイト(ルール厳守)の一種というのは奇妙に感じるだろうが、

これは今のホワイトが9-1的な世界であるのに対し、暴走族は9-8的な世界である

ということで、どちらも891ワールドという意味では同じである。

 

(※流行30年周期説においても言われることだが、流行はまったく同じものが

 再来するのではなく、遺伝子モデルのように螺旋状の変化を伴う。

 ワールドについても同じく、ウイング的なものが入れ替わるのだ)

 

てことで、さっそく周期を推測してみる。

暴走族時代の定義はよく知らんが、1980年頃からではなかろうか。

これが前回のホワイトで、今回のホワイトは2014年頃からか?

つまり、おおむね34年で周期する。

ここでは計算しやすいように33年ということに仮定してみよう。

 

そうすると、「暴走族時代(エニア891)」は(1980-1991)で、

その次は「ブコメ時代(エニア234)」(1991-2002)だったから、

その次の「オタク時代(エニア567)」は(2002-2013)となる。

(※今回は漢数字を使わず一般定義の数字で書く。実際は5=七、7=五である)

 

で、一周まわって今の「ホワイト化時代(891)」が(2013-2024)で、

次の「推し活イキリ時代(234)」が(2024-2035)というわけだ。

 

どうだ、そこそこ合っていそうな感じがしないか?

 

このように、もし社会が3相であるとすると、誰しも自分の時代は3分の1しかない。

つまり、33年のうち22年は、自分にとって暗黒の時代なのである。

これは勝手な推測だが、岡田師匠の2相論的な考え方が出てきた原因も、

なんとなくこのへんにあるような気がしてならない。

岡田氏(6w7)にとってみれば、「891」と「234」の22年間は

どちらも暗黒だ。岡田氏はその暗黒時代のことを「ホワイト化社会」と

言って嘆いたのではなかろうか。

(そうではなく、師はピンポイントで1-2が震源だと看破してる可能性もある。

 でも私も567族だから暗黒の22年を嘆きたくなる気持ちがあり、上記のように推測した)

 

このアホブログを読んでいる人も、たぶん多くは567族だろう。

(でなければこんな文字だけのアホブログなど読まんだろ)

残念だが、岡田氏も、私も、読んでる諸兄も、あと11年は辛抱しなければならない。

 

*************

 

ついでなので、螺旋変化のほうも考察しておこう。

(つまりウイング的なものについても考察するということね)

 

私の感覚では、ラブコメ時代(狭義のモテ時代?)の象徴は、

あだち充のアニメ「タッチ」とかだ(お色気恋愛)。

つまり4よりも2の色合いが濃い。3-2寄りの234だ。

てことは、今次のピンクレッドは3-4寄りになるのかな?

つまり、『侮れない愛され力(c2)を持ったイキリ(3)が、

独創性にあこがれ(w4)た生き方で天下を取る時代』と。

・・・って、これ孫正義じゃねえか。

おかしいな。考察がまちがってるか。

前回が3-4で今回は3-2なのかな?

つまりラブコメは「特別性+イキリ」の産物てことか?

うーん、私の雑魚すぎる234ではよくわからん・・・。

 

まあいいや、234のうちの誰が栄えようが、私には関係ない。

それより次だ、次。

気になるのは、次の567時代だ。

 

えーと、先のオタク時代は、6-5か6-7かどっちだったんだろ?

もし本当に「オタク時代」って呼べるなら、そりゃ6-7が主役だわな。

だとすると次は6-5、つまり私の時代(*)だ! キキキ。

すまんが岡田氏はあと44年待ってくれ。

 

(* 厳密に言えば真に6力を持っているのは七w6である私ではなく

  七w8のほうのINTPだから、言うほど私の時代ではなかったりする。

 でもまあ6が尊重される時代ならヨシとしよう。

  私は永遠に6の味方だ。自分自身については贅沢は言わぬ。)

 

いや待てよ、やっぱ螺旋変化についての考察はまだちょっと怪しいな。

さっきの234でも、いまいちよくわからんかったからな。

(たぶん単純なウイング論だけでは要素が不足してるのだろう

 

先の567時代だって、漫画の世界ではオタク時代だったかもしれないが、

社会全体ではむしろ「ガリベン時代」だったということもあり得る。

もし先の567がガリベン時代で、漫画はそのカウンタカルチャーに

すぎなかったみたいな感じだとすると、44年待たないといけないのは

岡田氏ではなく私のほうかもしれない。

44年先って、わし確実に死んでますがな。

てゆうか岡田先生も11年以内に死んでるかもしれんが。

若いINTPやISFJの人は期待してもいいと思う。

 

**************

 

余談。

不倫スキャンダルの玉木党首は、もし去年だったら詰んでたな。

逆に、多目的トイレ氏は、最悪の時代にやっちまったな。

まあともかく、私は腐ったホワイト時代が終わるのが実に嬉しい。

 

もう終わりだから言ってやる。

ホワイト共め、法律法律って、バカのひとつおぼえみたいに言いやがって。

よく考えてみろよ。法律って、あのうんこ議員どもが作るんやぞ?

うんこが作ったもので規定される人生って、何か楽しいのか?

蓄財告げ口が大好きな奴がモサモサ増えて、ほんま地獄の時代やったわ。

終わってせいせいしたで。

(i1で1をこじらせた奴の個人的意見である)

 

なお私は次の234時代も不遇だが、これは空気のような存在になるだけの話だ。

社会で誰がモテようが、誰が人気者になろうが、私には関係がない。お呼びでない。

それでいいのだ。私はうんこな奴らに「おい、許可なく研究をするんじゃねえ」

とか言われて、いちいち邪魔をされるのが嫌なだけだ。空気ならOK。

 

まったく、何故うんこに金を払って研究を「させていただ」かなければならんのだ。

どう考えてもおかしいだろ。

 

しかし2024年、ついにホワイトは終わる。これまでのように

「ドローン作りたかったら公益機体番号の更新料を払え」だの、

「作ったのを飛ばしたかったら公益操縦免許料も払わんかい」だの、

スーツを着た山賊が公益を騙って金を強奪しまくる世の中

もあと少しだ。

 

今後の11年は、よくわからんけど例えば

「かわいいドローンなら作っても全然OKだよ♥」

みたいなイミフな世の中になっていくのだろう。

うむ、それなら対応可能である。

合わせてやってもやぶさかでないぞ。

ミーハー話題(総裁選後のシミュレーション)時限

おいおい、なんか予想に反して、ヤホーで「石破有利」って書かれてたぞ。

もし本当に当選したら、、以前書いた「前半1%」の関門をクリアしたことになり、

私の願いは実現に一歩近づいたことになる。

 

あとは「後半1%」の復讐が為せるかどうかだが、

なんか石破氏の様子を見ていると、

当選よりもこっちのほうが実現が難しいかもしれんな・・・。

 

いちおう、後半1%が実現する場合と、そうでない99%の場合について、

それぞれ石破氏が当選した場合の言動をシミュレーションしてみようと思う。

 

====================

 

【後半1%が実現する場合のシミュレーション】

 

理想の石破:「当選したか・・・。ついにやったな。

       よし、総選挙が終わったらいよいよ復讐開始だぞ。」

 

取り巻き達:「えっ?今すぐ組閣で復讐するんじゃないんですか?」

 

理想の石破:「何を言ってるんだ。俺は組閣人事なんて小さな復讐には興味ない。

       いいか、俺は議員全員に復讐すると言っているんだ。」

 

取り巻き達:「具体的に、どうなさるんですか?」

 

理想の石破:「ありがちな方法だが、まずは国会議員の定数を来年度中に半減

       するべきだと大声で言いまくることにする。そして

       『この案について国民投票をするべきだ!反対者は私利私欲者だ!』

       と、ヒトラー総統も驚くくらい何度も繰り返し叫びまくる。

       これは、宣戦布告の初弾としてはいいんじゃないかな。

       あ、もちろん比例ゾンビ復活とかも完全禁止化ね。

 

取り巻き達:「げっ、そんなことしたら議員全員から恨まれますよ!

       あなたを当選させてくれた議員まで、ぜんぶ裏切るのですか?」

 

理想の石破:「当たり前じゃないか。俺は国会議員が嫌がることをやるために

       総理大臣になったんだ。全員に嫌がらせをしなくてどうする。

       そんな不公平なことをやってはいかん。」

 

取り巻き達:「さすが閣下、いっちゃってますねー。で、その次は何を?」

 

理想の石破:「そうだな、次は世襲の禁止かな。イギリス方式を導入しよう。

       つまり、親の地盤で子が議員に立候補することを違法とするんだよ。」

 

取り巻き達:「げえっ、そんなことしたら、石破さんの子もアウトになりますよ?」

 

理想の石破:「おいおい、俺のエニアを忘れたのか。俺は統合が2なんだぞ。

       子への愛情なんか、あるわけねーだろ。だから俺は問題なしだ。

       でも、他のやつらはかなり嫌がると思うで?」

 

取り巻き達:「なるほど、その攻撃はけっこう効きそうですね・・・。

       さすが『後ろから撃ちまくり』と言われたゲル閣下、

       見事な嫌がらせでございます。で、次は?」

 

理想の石破:「次は、老人がいつまでも議員でいられないようにしてやろうかな。

       ほら、特殊な車とか飛行機とかの運転免許では、たしか『適性検査』

       っていう制度あっただろ?

       立体視力とか運動能力とか脳機能とか、いろいろ検査しまくるやつな。

       あれを議会にも適用して、ヨボヨボだと立候補できないようにして

       やるんだ。文句をいう奴には、『運転に適性検査が必要なように、

       議会にも適性検査が必要なのは当然の制度である』と言えばよい。

 

取り巻き達:「それだと閣下もそろそろやばそ・・・いや何でもないです。

       素晴らしい復讐です。他には?」

 

理想の石破:「あとはまあ、国会議員の会計について、ねちねち監査しまくってやろ

       うかな。これには、いま政府や役所が国民に対して行っている嫌がら

       せ方法を参考するのがよい。つまり、100円のガム買うにも

       複数の書類提出が必要になるようにするわけだ。」

 

取り巻き達:「異常にめんどくさくしてやるぞ、というわけですね?」

 

理想の石破:「国は民間に対して、すでにそれを強いているわけだからね。

       議員も同じルールでやるべきでしょう。

       ちなみに助成金等の公金でガムを買う場合は、書類は8枚必要です。

       VIP待遇消費税免除とか贈与税免除とかも、今後はすべて不可です。

       すべて民間と同じようにやってもらいましょう♥

       あと、最も重要なのが人件費かな?

       今後は税金逃れ放題の『教団ボランティア』はすべて違法とする。

       秘書や選挙応援にも最低賃金法を適用して、雇用主である議員には

       社会保険料を1/2負担させる。もちろん労働基準法もガチガチに適用

       されるようにしていかねばならない。偽装請負応援とか許さん。」

 

取り巻き達:「でも、そんなことしたら石破さんも周囲にお金を撒けなくなって

       しまい、党内での求心力がやばくなってしまうのでは?」

 

理想の石破:「ふん、俺は議員にエサを与える気なんて1ミリもない

       俺は俺をイジメまくった国会議員のやつらに復讐するんじゃ。

 

取り巻き達:「あのー、復讐についての熱意はじゅうぶんわかりましたが、さすがに

       復讐ばかりやってたら、国政をする時間がなくなってしまうのでは?

       いちおう政策もちゃんとやらないと、閣下が国民にしばかれますよ?」

 

理想の石破:「ハハハ、心配すんな。国民は政策になんか興味ないわい。

       そんなことよりも、国民は『徴税族しばかれまくり劇場』を見てる

       ほうが楽しいに決まってるがな。ワシが国民なら、絶対そっち選ぶわ。

       考えてもみろ。税だの保険だのと称して国民から強奪しまくって奴ら

       が、次々としばかれていくんだぞ?国民は大喝采

       まあ政策のほうは、お前ら副大臣にしてやるから適当にやっとけや。

       基本『今まで通り』で、当たり障りのないことだけやってりゃOKよ」

 

取り巻き達:「わかりました。全力で現状を維持して、ご信頼にお応えします!」

 

 

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上記のようになってくれれば楽しいのだが、

残念ながら「当選したけど復讐は失敗」の場合のこともシミュレーションしておく。

(たぶんこっちが現実)

 

 

【後半1%が失敗する場合のシミュレーション】

 

現実の石破:「うっひょ~、ついに首相になったぞ。ああ、最高の気分だ。

       そうか、やっぱり俺は選ばれし特別な人間だったか。(w4)

       それが証明された今、すべての不満が消えた。

       復讐してやろうと思ってたけど、どうでもよくなってきたなー。」

 

取り巻き達:「えっ、あの感動の『復讐宣言』はどうなったんですか?」

 

現実の石破:「何を言ってるんだ。国家の宰相たるもの、そんな小さな私情よりも

       国民の幸福のために行動するのが当たり前じゃないか。違うかね?」

 

取り巻き達:「あ、そ、そうですか・・・。ものすごい掌返しですね・・・。」

 

現実の石破:「さあ、組閣だ組閣。人事は権力、楽しいなー、グヒ♥

       ・・・じゃなくて、俺は過去の恨みは忘れて優秀な人材を登用するぞ。

       お前らも『さすが石破さん、懐が大きい!』って言われるような

       すばらしい人事案を一緒に考えてくれ。頼りにしているぞ!」

 

取り巻き達:「えーと、とりあえず親友の進次郎君は重要ポストで確定ですよね?」

 

現実の石破:「え?進次郎か・・・。たしかにあいつは俺をイジメなかったし、

       かわいい子分でもあるけどな・・・。

       でもあいつ、ひょっとして俺よりも国民に人気あるんじゃね?

       そういうのはよくないよ。あくまで人気No1は俺じゃないと。

       だからまあ、進次郎は重用するけど、それは総選挙までだな。

       俺が長期政権を担うために、総選挙では進次郎の人気が必要だ。

       でも総選挙が終わったら、進次郎君には消えてもらうことにする。」

 

取り巻き達:「ひでえ・・・。で、ではもうひとりのライバルだった高市氏は?」

 

現実の石破:「え?高市か。確かに俺の当選に貢献してくれた奴ではあるが・・・。

       でもあいつ、なんか俺の言うことに逆らいそうじゃね?

       あいつって、たしか元レディースなんやろ?

       なんかあいつのほうが俺よりも8力ありそうで心配やねん。

       あ、そうだ、あいつは少子化大臣にでもしとけばいいや。

       あんま向いてなさそうだから、失敗しよるやろ。それを俺が助ける。」

 

取り巻き達:「失敗させるための人事ですか。さすがうんこ閣下ですね。

       じゃあ、河野さんとかどうでしょ?」

 

現実の石破:「うん、あいつは良いな。明らかに俺よりも人気がないところが良い。

       あいつ、国民からも役人からも嫌われまくりやからな。

       あいつは重用してやっても大丈夫やろ。採用決定!」

 

取り巻き達:「えーと、つまり石破さんより国民人気のなさそうな人を入閣させる

       という方向で組閣案を考えろということですね?」

 

現実の石破:「君ィ、そういう言い方はよくないだろう。

       真に国家のためを思える人は、嫌われてしまうものだよ。

       私は人気取りやポピュリズムはいけないと思っている。

       たとえ嫌われてでも、真に国家を思える人を集めるということだよ。」

 

取り巻き達:「そうでしたか。私は閣下はどちらかというとポピュリズムの代表

       みたいな人かと思ってたんですが、違ったのですね。

       大変失礼いたしました。

       ところで、石破さん自身はどんな政策を実行なさるんで?」

 

現実の石破:「俺か?俺は自衛隊というオモチャ・・・もとい、機能的なシステム

       を扱わせてもらえれば、それで満足だよ。あと消防も欲しいかな。

       とりあえず、俺は自衛隊と消防の1割を召し上げて接収したい。

       そんでもって、スーパー防災レスキュー部隊を作るんだ。

       通称は『ISB』、つまりイシバだ。かっこいい名前だろ?

       それ以外のことは・・・ぶっちゃけ言うと、あんま興味ないですわ。

       自衛隊以外のことは、おまえら副大臣にしてやるから、やってみろ。

       いいか、思い切ってやれよ。責任はワシが取るっ!!」

 

取り巻き達:「そのセリフ、まんま角栄さんのパクリですがな。」

 

現実の石破:「うひゃひゃひゃ、いっぺん言ってみたかったんだよねー。

       いやぁ、やっぱ総理は気分ええわ。

       こないだまで議員達を恨みまくってたのが嘘みたい♥」

 

取り巻き達:「あーあ、だめだこりゃ・・・。

       こうなるような気がしてたけど、やっぱりか。」

 

ミーハー話題(兵庫県知事)

(※)

ヤホーニュースをネタに兵庫知事はESFP3w2と思われる的な話を書いてましたが、

おねだりとか瞬間湯沸かし器とかを肯定するようなことを書いてた部分は

今となってはしばかれそうなので消します。知事様すみません。

 

知事のエニアはもはや不明ですがESFPなのはたぶん合ってる気がします。

私の母ESFPは、調子こいてるときはアホだし隙だらけでしたが、

生きるか死ぬかの瀬戸際みたいな場面になると恐ろしく強かった。

だから兵庫知事もESFPで合ってると思います。

 

なお選挙の結果については、私はたいへん好ましい結果であると思いました。

斎藤氏当選の立役者となったNHK立花氏を私は嫌いですが、

多くの人が「故人に鞭を打つな!」と批判されることを極度に怖れるなか、

防具なしでタブーを破り続けたのはさすがにすごいと思いました。

今の日本であそこまでデンジャラスな暴言を吐きまくれるのは

立花氏だけだったかもしれない。顔見たらムカつくからもう見たくないけど。

ミーハー話題(総裁になってほしい人)

 

私は、アホすぎる総裁選になど興味がなかった。

なぜなら、序盤のほうで自民党が作ったポスターを見てしまったからだ。

 

自民党のうんこポスター

 

 

想像だが、たぶん党の上層部としては、本当はここまで露骨なポスターにする

予定ではなかったのだろう。でも複数のイエスマンが上の要望を忖度しまくって

いるうちに、だんだんエスカレートしてしまったんだろうと推測する。

 

で、私は

「こんなアホな茶番に1ミリでも興味を持ったら負けだ」

と思ったので、

意地でも興味を持たないようにがんばっていたのだが、

 

今日ふと

【誰が首相になったら一番イヤで、

 誰が首相になったら一番マシか?】

ということを、つい考えてしまった。

 

この時点で私は負けで、それは悔しい限りだったのだが、

意外なことに

ひとりだけ素晴らしい可能性を感じる人物を発見できたので、

せっかくだから書いてみようと思った次第である。

 

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さて、いきなり話が脱線してしまうが、

日本の歴史の中で、私が一番イヤだと思う為政者は徳川綱吉である。

なぜなら、こいつは日常に干渉してくるタイプの政治家だからだ。

私はただでさえ他人に命令されるのが嫌なのに、

ましてやジョンウンよりもアホかもしれないような人間から

「オイお前ら、今日から魚を食うの禁止な。生き物を食ったら逮捕だからな。」

とか命令されたらたいへん嫌である。

私はw6なので、日常を重視する。

アホが日常に干渉してくると、許せない気持ちになるのだ。

 

 

これを現代に当てはめると、私は綱吉に最も似ているのは河〇太郎だと思う。

こいつは「ハンコ禁止」とか「ファックス禁止」とか「フォーク並びしろ」とか、

やたらと日常的な分野にしゃしゃり出てくるから最もうっとうしい。

 

もちろん「ビニール禁止」とか言いやがった奴もギネス級にうっとうしかったが、

ポリ次郎は自分をアホだと自覚しているぶんだけまだ可愛げがある。

ハンコ太郎は自分をカシコイと思ってるところがますます綱吉に似ている。

 

てことで、現在の情勢を見ると

たぶん最悪の綱太郎だけは回避できそうな気がするが、

残念ながら2番目にうっとうしい綱次郎が首相になってしまうんだろうな。

 

とはいえ3番目以降もろくなもんじゃなさそうな感じだったので

まあどうでもいいやと思っていたのだが、

よくよく観察してみると、いま一人だけ

「よりよい日本のために1%の可能性を秘めている奴」がいた。

 

それは、冷や飯喰いの代表選手、

あの落ち目の石破のおっさんである。

と言うと

「いまさらあんな過去のおじさん?」

と思う人が多いだろうが、

あのオッサンほど国会議員にムカついている国会議員はそうそういない

という点に私は注目した。

なにしろ石破氏は、

すごい長期にわたって、ひたすら党内でイジメられた

のだからな。

 

 

もし石破氏がその恨みを心に刻み、以下のように宣言したならば、

おそらく多くの人が喝采を送るだろう。

 

石破:「もし私が首相になったら、リベンジ政治を行います。

 私は、私をイジメまくった自民党議員のやつらに、徹底的に復讐をします。

 私がイジメられるのを見て見ぬフリしやがった奴らにも、嫌がらせをします。

 しかし国民の皆様に対しては、決して余計なことはいたしません。

 ハンコ禁止だのビニール禁止だの、そんないらんお世話は決して言いません。

 私がやりたいことは議員への嫌がらせ、ただそれだけなのです。

 このようなことが実行できるのは、積年の恨みを抱える私だけでありましょう。

 国民の皆様、どうか応援よろしくお願いします」

 

 

 

・・・と言っても、そもそも石破が当選する可能性なんて多く見積もっても1%

くらいだろうし、当選したあとに勇気をもってリベンジ政治を断行する確率も

せいぜい1%くらいしかなさそうだから、

上記のことが実現する可能性は1%×1%=0.01%しかない。

 

それゆえ上記は私の願望を述べた夢物語にすぎないのだが、

たとえ0.01%でも政治に期待を感じることができたのは久しぶりだったので、

ちょっとだけうれしくて書きたくなったのだった。

 

うーむ、できれば進次郎が不倫でもやらかしてくれないかなー。

進次郎さえ消えれば、石破のおっさんの可能性も、ほんの少しはあったんだけどなー。

悔しいけど、進次郎はそこまでアホじゃないか。

性格分裂と職業の話

最近、バイトの募集にENFPの女性が来たんだが、

私は愚かにも

「かなり高い確率でISTP」

と考え、その間違いになかなか気づくことができなかった。

 

私はENFPに化かされる間違いは2度目であり、

一度目は5~6年前に若いENFPの女性が来て

「こりゃ珍しい、INTPの女性が来たぞ!」

と喜んで採用したらENFPだったというやつだ。

 

共通しているのは、どちらも相手が女性であるということ。

 

で、私は再度のミスを防ぐために

【なぜ男性だと間違わないのに、女性だと間違ってしまうのか?】

というのを考察して、

まあまあためになる結論が得られたので、

せっかくだから書いておこうと思う。

 

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まず、EFP型をITP型と見違えるのはさほど不思議なことではない。

 

以前も書いたように人間には性格分裂(※私が勝手に命名)という現象

があり、たとえば

  ITP  → ITJ* + EFP*

のように2種類の人格に分裂して、状況に応じて使い分ける

というのはよくある現象だからである。

(*印は偽物であることを意味する記号である)

 

分裂のしかたは必ず「 ABC → ABc + abC 」という形で

共通しており、これはENFPの場合だと 

  EFP → EFJ* + ITP*

ということになるから、

分裂しているENFPは「外向場面ではEFJ、内向場面ではITP」っぽく見える。

(しかし実際は偽物なので、よく見るとどちらにも矛盾点がある)

 

今回の私のミスは、男性だとすぐに

「あ、これは本物じゃない、分裂の片割れだ。じゃあ本体は何かな?」

ということが考察できるのに、

なぜか女性だと見落としてしまうということだ。

 

 

んで、あれこれ考えた結果、その答えがわかった。

それは、男性だと【服装で気づく】という部分があるけど、

相手が女性だとそれが鈍感になってしまい、

服装についての観察力がほぼゼロ

になってしまうということがミスの原因のようだった。

 

実際、上記の2件のミスについても、よくよく思い出せば

「面接時に、ひらひらした服を着ていた」

という点で、確かに小さな違和感は感じたのだ。

 

しかし私は自分自身がテキトーな服装ばかりしていて

おしゃれ(T3)に関する関心が低すぎるせいで、

いつもなら探知した違和感については徹底的に考察するはずのところを

「まあ僕は人様の服装をどうこう言える身分じゃないし」

って考えて軽くスルーしてしまい、

2回ともサクッと見落としてしまったのであった。

 

 

このとき、もし相手のENFP女性が迷彩柄の服とか着ていたのなら、

私はそれは悪意とみなすだろう。すなわち

「こいつ、明らかに故意に面接官を騙そうとしてやがる!」

って考えてむかつくところであるが、

上記のENFPの場合は二人ともいかにもENFPらしいひらひらした服装

(=「動物のお医者さん」に出てくるひしぬまさんみたいな恰好)

をしていたのだから、

つまり堂々とENFPであることを宣言していたわけであり、

これは気づかないほうに非があると言えるだろう。

(つまり私が悪いということだ)

 

私はこれまで「他人の服とかどーでもいい、まったく興味ない」

とか言っていたツケが来てしまったというわけで、

今後はもう少しだけ気を付けて人様の服装を観察しようと

反省した次第である。

(てゆうかその前にまず自分の服装をどうにかしろって話かもしれんが)

 

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ちなみに今回来たENFPの人は、1か月ほどで

「すみません、仕事が難しすぎて悪夢にうなされるように

 なってしまったので、申し訳ないけど辞めさせてください」

と自分から申し出てくれたので、平和に問題は解決した。

 

私はこの言葉でようやく、

「ん? まさか、またENFPをITPと誤認したのか?」

と気づきはじめ、その後いろいろ話して

「実は以前、医者に注意欠陥って言われました」

という説明を聞き、

ようやく誤りを認識できたのであった。

 

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ちなみに上記のENFPは、二人とも勉強がよくできて、

たいへん有名な大学の卒業生であった。

だが、仕事はびっくりするほどできなかった。

あらためて、言語能力と動作能力の落差がすさまじい。

 

私は人様の動作能力をどうこう言うのは好きではないが(私も苦手だし)、

この世にはびっくりするほどどんくさい人が確かに存在する。

(気になった人はワーキングメモリとかのキーワードで調べてみてください)

 

これは気の毒なことであり、社会の支援があるべきだと私は思う。

この点、日本社会ではあまり配慮されているとは言い難い。

あの中国でさえ、ADD(注意欠陥障害)専用の仕事がちゃんと用意

されてて感心したというのに。

 

とはいえ、やっぱり小さな会社でADDを雇うのは採算的に無理がある。

このことは、実際にADDの人を見たことがない人には、

ちょっと想像ができないことかもしれないな。

 

(あまり適切な例ではないかもしれないが一例を挙げると、昔1人目のENFPの人に

 「この机を搬送するので分解しておいてください」

 と頼んでから2時間後に見に行ったら、なんとネジを2本抜くだけしか

 できていなかったという出来事があった。

 私が「この2時間、何をやってたの?」と聞くと「ずっと分解をしてました」

 というのでよく見てみると、なんと六角レンチで回すネジをプラスドライバー

 で必死で開けようとして、電動ドライバーの先が燃えそうなくらい熱くなっていた。

 てゆうかよく2本抜いたな、それで。)

 

 

もっとわかりやすい例だと、これとかかな?⇩

(ADDは男性も困っているはずだが、女性のほうがより多いような感がある)

 

girlschannel.net

 

 

 

この手の話は、読んでいると過去を思い出して辛くなる。

私は過去に重度のADD当事者(男性)に遭遇し、周囲に対して

「その仕事は、あの人には無理なんだよ。できないものはできないんだよ」

と必死に説明したがまったく理解してもらえず、逆に

「努力不足だ」だの「甘えてる」だの「できないフリしてる」だの

うっとうしいことばかり言う奴がいた(←主にESTJ)うえに、

そのうち指導者である私にまで

「お前の指導不足だ」「人を育てようという熱意が足りない」

とか言って、無責任な非難の矢が飛んできたのである。

(だったらお前が教えてみろ!俺でも無理なのにお前にできるわけがない!

 と言いたかったが、こんな奴に指導させたら会社が訴えられてしまうので言わなかった)

 

 

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さて、上記のようなことを書くと「優しい人ぶっている」と思われるかも

しれないが、実際はそうではない。私は決して優しくない。

私は他人の問題を理解することはできるが、だからといって身を捨ててでも

他人を救おうとするほどハートフルなやつではないのだ。

 

ただ、雇ってしまった以上はどうにかして向いた職務を当てがおうと

これまで必死でもがいてきた経緯がある(でないと自分が困る)から、

そのぶんADD当事者の悩み度もよくわかるというだけの話だ。

 

私のDisorder(障害)に関する考え方は、おそらくこいつ⇩に近いだろう。

 

 

(サムネはただの煽りですのでスルーしてください。内容はまともです)

www.youtube.com

 

 

ひろゆき氏が言うように、Disorderとは自分が困っているかどうかで

決まることであり、もし社会的に困っているなら障害だが、そうでない

なら障害ではないというのが定義である。

 

ADDの問題は、その特性にマッチした職業(漫画家とか?)の椅子が非常に

少ないということであり、ひろゆきが「近視」の例で述べていた考え方と

同様に、ADDは現代だと困りやすい特性であるから、その点は気の毒である。

 

そんなこともあって、私は駄文前半で自身のミスを反省する文章を

書いたのだが、もう少し正確に言うと、

「相手にも問題がなかったわけではない」と思っている。

それは、分裂に頼り過ぎということである。

 

そもそも今回の求人は、あからさまにITPを求める求人であった。

私はその意図がサルにでも伝わるよう、長時間考えて案内を出したのだ。

その甲斐あって、もう一人採用した本物のITPのほうは

「え? こんな超楽勝な仕事でこの時給もらっていいんすか?

 こういうのが苦手な人もいるんだろうけど、僕にとっては娯楽

 みたいな仕事で、このバイトが見つかってラッキーっす!」

って言っているので、私の求人は不誠実ではなかったと思っている。

 

だとすれば、そんな仕事にEFPが応募するのが悪いとも言える。

だって、いくら性格分裂して行動スタイルだけ真似たところで、

たとえば理数科や技術科の分野において、不器用で算数オンチな

ENFPがITP達に混ざって仕事するなんて、そもそも無理があるんだからな。

(そのことは言語能力が高い本人もうすうすわかってたはずだ)

 

本人に聞いた話では、今回のENFPの人は、経歴の前半では第1分裂である

ENFJのような仕事ばかりしていたが、それで失敗しまくって詰んだので、

今度はもう片方の分裂であるITP分野で勝負しようとして、

今回やっぱり失敗したということのようだった。

 

職がなくて必死なのはわかるが、私は言いたい。

小手先の分裂なんかで解決しようとしても、いい未来はないと。

たとえ椅子が少なくても、本体のままで勝負したほうがいいと。

だいいち、分裂はメンタルにも悪すぎる。

 

・・・って言うと、たぶんADDの人から

「いや、素のままでできる仕事が少なすぎるから困ってんだよ!

 しょうがねえだろ!

 自分は偽物とわかってても、数少ない適職のように見えるんだよ!」

と猛反論されてしまいそうな気がする。

 

もしそう言われたら、それはその通りなのかもしれない。

でも、それでも私は分裂は答えじゃないと思うのである。

 

だって、分裂はある意味正確に行われるので、多くの人には「まるで本物」のように

見えるはずだから、自動的に周囲から「その性格に通常備わっている能力」も期待

されてしまうことになる。

すなわち、わざわざ自分でハードルを上げてしまっていることになるのだ。

 

そんなことをするくらいなら、むしろ分裂とはまったく関係のないジャンルに

行くほうが、相手を落胆させないぶん、まだマシなのではないか?

 

ということで、私は職業選びに分裂を用いるのは大損だと思うのである。

きょうだいの話

私は6歳上の兄と3歳下の妹にはさまれた次男坊として育った。

一緒に過ごした時間は歳が近い妹のほうが多かったが、

人生への影響が大きかったのはおそらく兄のほうである。

 

てゆうか、兄貴がいるって、ひたすらお得だ。

なにしろ、兄の経験値をひたすらパクリまくれるわけだからな。

 

それに対し、妹の存在は「お得」というよりもむしろ「修行」に近かった。

なにしろ、ひたすら情報をパクられまくるうえに、パクられた後の責任まで

負わされるのだからな。

(妹が私の真似をして怪我したりすると、親から「お前のせいだ」と言われる。

 逆に、妹が私の真似をせずに失敗すると「お前が教えてあげないせいだ」と

 言われてしまうのだ。なんという理不尽な修行であろうか。)

 

ということで、今日は

兄貴がいると、ひたすらラッキー!!

という話を書いてみる。

 

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私の兄は無類の「新しい物好き」で、かつ「SFが大好き」であった。

兄はISTP七w8だから、まあそうなのだろう。

 

一方で少年時代の私は

「本を読むとアホになるから、僕は本は読みません。」

とか言ってマンガと百科事典以外の本は読まなかったのだが、

兄の教育により、SFだけは問答無用の必修科目であった。

 

私は小学生のうちからクラークだのハインラインだのを

ことごとく読まされた。ぶっちゃけ言うと私は

「SFってあんまおもしろくないなー。話が長げえよ。」

とか思っていたのだが、それを兄に言うことは許されない。

もしそんなことを言おうものなら、兄から

「アホ、低俗、無教養、低IQ、面白みの欠片もない人間」

などと罵られ、遊んでもらえなくなってしまうからである。

 

私のもっぱらの興味は、SF作品そのものではなく、

SFにちなんだボードゲームであった。

これはいわゆる戦争シミュレーションゲームの類で、

畳一枚ほどの広さのマップに大量のユニット(駒)を並べ、

約一か月をかけて兄と戦争をするわけである。

マップには事前に様々な罠を仕掛けることができ、

相手の罠を読むことが重要である。

 

敵への攻撃が命中したかどうかは、双方の「距離」「移動速度」

「火器性能」「地形」「視界角度」「搭乗員の能力値」

などをすべて勘案して計算し、相当する確率を2つのサイコロの

出目確率に置き換え、サイコロを振って判定する。

 

もし命中したら、今度は撃破判定だ。

「火器の威力」「装甲値」「入射角度」「距離」「命中部位」

などを加味して計算し、同じように2つのサイコロによって

ユニットの被害が決められる。

 

なお上記の計算はすべて私の役目であり、

被害の記録や移動経路、弾薬残量などはすべてノートに記録されるので、

一回の戦争でノートが一冊消費されていく感じであった。

 

記録と計算は面倒であったが、ゲームは面白かった。

私はSFを読むのが苦痛だったけれども、

(何しろ登場人物の名前や関係が1ミリも憶えられず、メモしながら読むという苦行だったのだ)

これらのゲームをすることで逆にSFのキャラや作者への興味がわいてきて、

おかげで退屈なSFをかろうじて読破することができたのであった。

 

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さて、ここで考えてみてもらいたい。

兄がSFに夢中になっていたのは中3~高2くらいの頃だ。

(おそらくそのようなお年頃だったのであろう)

てことは、その頃の私は小3~小5くらいということである。

 

小学校3年と言えば、級友達は下手するとガシャポン人形とかを

使って「くらえっ!!」「ぐわあー!!」とか言って

遊んでそうなくらい、すさまじくアホな時期である。

 

その中で私だけが、よくわからん外人が書いたSFを(強制的に)読み、

たいへん複雑な計算や記録を要するゲームで遊んでいるわけだから、

先生や級友達から見ると、いやがおうにも

「こいつだけ知能が別次元やな」とふうに映るかもしれない。

(てゆうか、たぶんそう思われていたであろうと想像する)

 

ここでは主にSFの話を書いたが、それ以外も万事がこの調子で、

プラモデル、オーディオ(電気)、バイク(エンジン)、コンピュータなどなど、

およそ少年が好きそうなオタク知識系の趣味全般において、

私は兄の仕入れてきた情報や経験により、常に級友達よりも

6年くらい先取りした場所で生きていたわけである。

これがどれほどお得なことか、同性の兄弟がいる人には

きっとよくわかることであろう。

 

おっさんになると6年の経験差なんて誤差のようなものだが、

10歳前後の少年にとってみれば、6年の差はたいへん大きい。

結果として、私の少年時代は兄からパクった情報によって、

おそらく中3くらいまでの間、ひたすら得をしまくっていた

ということなのである。

 

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余談だが、兄は新しいもの好きなので、新設の高校に入学した。

2年生がいない、まっさらな高校というわけである。

それが後にどういう高校になるのかは、まだわからない。

進学校になるかもしれないし、スポーツ校かもしれない。

はたまた、暴走族(死語)がたむろする不良学校かもしれない。

そのような未知未定の状態が、兄は好きなのである。

 

だが、その結果は2年後くらいにすぐ出てしまった。

兄の高校は、20校くらいあった選択可能な高校のうち、

難易度が下から3番目くらいの「運動も勉強もダメなネクラ学校」

というポジションで、すっかり定着してしまったのだ。

(こうなることを怖れて多くの人は新設校を避けるわけだが)

(※ネクラ=現在の陰キャと同義語)

 

この高校に通うため、新聞配達をして買ったスポーツ自転車を漕いで

毎日何十kmもの長距離通学をしていた兄としては、

そのことがたいへん不満だったらしい。

ある日、兄は知能指数を測定できる本を2冊ほど買ってきて、

自分は評判の悪い高校にいるけども実はIQが高いのだと主張した。

 

当然の流れとして私もその本の問題をやらされたが、

そのうちの一冊が実にふざけた本だったことを憶えている。

なんかほとんどが写真の問題で、気味の悪い外人の写真を見せられて

「この人は次にどうするか?」

とかの意味不明な質問を次々と浴びせられるのである。

 

私は「この問題はおかしい、答えがない」と言って反発したが、

兄に「黙ってやれ」と言われてしぶしぶ答えを書いていった。

あとで解答を見せてもらい、私は小学生ながら本気で激怒した。

そこにはなんと、

「回答の内容には意味はありません。回答に至った時間が短いほど

 高得点となります。時間と得点の関係は下記のとおりです」

などと書いてあったのだ。

結果、私のIQはたったの103ということになり、兄から

「そういう問題であることに気づかないお前が悪い」

「ククク、この凡人君め♥」

とか言われて超むかつく結果となった。

 

(ちなみにもう一冊のほうのパズルみたいな問題の本では逆に私のほうが兄よりも

 20点くらい高いスコアだったのだが、私はイヤミを言い返さなかった。

 なぜなら、兄が小学生の弟に負けてしまったショックで絶望死しそうな顔を

 していたからである。そして、兄はもう二度とIQの話をしなくなった)

 

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こうして兄と過ごした少年時代のことを思い出すと、

私は何か兄に恩返しをしたほうがよいのではなかろうかという気がしてきた。

もし兄がいなかったら、兄から授けられる情報というものがなかったら、

腕力が非力だった私は、きっと何倍も苦労していたことだろう。

 

一方で、妹からは恩返しをしてもらっても、しかるべきのような気がする。

こいつは末っ子ということで生意気に保育園だの教室だのに通ってやがったので、

私は毎日自転車でこいつの迎えに行き、こいつを耳鼻科に連れて行き、

いじめっこ対策やら何やらかんやら、ひたすら面倒をみさせられたのだ。

 

私は兄に貢ぎ物をするべきだが、妹からは貢ぎ物をもらうべきだと思う。

 

1年前のニュースについて、いまごろ話してみる

ニュースの9か月後に書き、そこからさらに放置したのち、

ついに公開のときを迎えました。

 

あまりおもしろくないですが暇つぶしにどうぞ。

 

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なんかだいぶ前に書いてみて、

読み返したら面白くなかったので

公開せずにほったらかしになっていた駄文があった。

 

内容はFTXについての話なんだが、数日前にヤホーニュースで

「~~氏に有罪判決」とかいうニュースがあり、思い出したのだ。

せっかくなので公開してみようかな。

 

ド素人がテキトーに書いてるので間違ってるかもしれないが、

まあこういう考えもあるくらいで容赦してください。

では、はじまり。

 

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9か月ほど前に、アメリカのFTXという取引所(?)がボンバーして

騒ぎになっていたが、

それからほんの2か月もすると、びっくりするくらい沈静化し、

もうまったく話題に上がらなくなった。

 

(その証拠として、youtubeで「FTX」を検索をしてみてほしい。

 動画は9か月~7か月前のものばかりで、それ以降ではFTXをテーマにした動画は

 ほとんど発見することができないはずだ)

 

私は仮想通貨とかにぜんぜん詳しくないので、

私ごときが講釈をたれるのは誠に恐縮なのであるが、

FTX事件とは以下のようなものだったと勝手に理解している。

 

 

【私から見たFTX事件のあらましと感想】

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事件のあらまし

(1)いわゆるポンジと呼ばれるものの一種として、

   もじゃもじゃ頭のサム氏という、いかにもインチキな感じの顔をした奴が

   自転車操業で利払いだけしながら兆単位の金を集めていたことが判明。

   (この時点では、別に珍しくもない詐欺であった)

   

(2)FTXにおける「利」とは、いわゆる時間利息ではなく値上がり幅のことであり、

   もじゃもじゃ頭は集めた金で通貨を自己購入して相場を吊り上げることをもって

   顧客に値上がり幅という「利」を提供していた。

   (これもべつに珍しくない。昭和の不動産バブルでも同じ手法が使われていた

    と父が言っていた。父は煽り屋だったがバブルにはすごく否定的だった)

 

(3)世間が驚いたのは、もじゃもじゃ頭が相場を吊り上げるために使っていた

   自己購入費が、人々の想像よりもだいぶ少額で済んでいたことだ。

   もっとわかりやすく言うと、

   「価格を吊り上げるために100万円突っ込めば、その通貨全体額が

    +200万円になるくらい相場を吊り上げることができていた」

   ということが世間に知れ渡った。(※200という値はテキトー)

 

   上記の吊り上げ倍率を仮に「ゲイン」と呼ぶことにすると、

   本来であれば、総量の価格が1億円のところに100万円突っ込んでも

   単価は1%しか増えない(ゲインが1倍)というのが数学の原則のように

   思うのだが、なぜか「取引所」ではそういう考えはタブー視され、

   あくまで直近の取引成立額のことを「相場」とする。

   そのため、わりとしょぼい量の取引で価格が決定してしまう仕組みに

   なっているわけである。

   (これは不動産でいうところの路線価額の決め方と似ている)

   (普通にゲイン1倍になるように設計することもできるはずなんだけどな)

   

   このことをもっと単純化して言うと、要するにもじゃ夫としては

   ・新通貨がスタートしたら、とりあえず毎日チマチマと自己購入を入れる。

   ・買い注文が入ったら、そのぶん自己購入を減らしてもよい。

   ・売り注文が入ったら、そのぶん自己購入を増やす必要がある。

   上記のようなデイリークエストを毎日チマチマやってれば、

   比較的少額で初期価格を吊り上げることができる。

   そうなれば世間が注目してくれるからこの時点で自己購入はやめ、

   あとは世間のプレイヤーに適当にやらせとけば手数料が入ってくるし、

   なんなら金持ちに他者の注文情報を売るなどの禁じ手もあるかもしれない。

 

  (もじゃもじゃはそれでは飽き足らず、自社の株価を吊り上げるために

   いつまでも自己購入をやっていたみたいだけどな)

 

   もじゃもじゃ事件は、上記のような

   相場取引所のショボすぎる舞台裏

   すごくわかりやすくお茶の間に知れ渡ってしまったという点で、

   詐欺事件としてはちょっと新鮮な感じの事件であった。

 

   (なおこの事件について聞いた私は、真っ先に孫正義氏の困った顔が頭に浮かんだ。

    孫氏は自社株購入を積極的に使っていたから、たぶんゲイン活用が上手だったのでは

    ないかと想像したのだ。そして、孫氏は思ったかもしれない。

   「このもじゃもじゃ野郎、余計なことしやがって、まじでコロすぞ」と。)

 

 

(4)上記3の事柄は、

   「価格を下げずに売り抜けることがいかに難しいか」

   を世間に深く思い知らしめ、

   相場について漠然とした疑念を生じさせた。

  (そりゃそうだ。もし100万を売るだけで全体が300万下がってしまうようなものだと、

   「現在単価×保有数」の値には何の意味もないという話になってしまう)

  

(5)上記4による結果、世の銀行マンやら証券マンやらのT1族のあいだで、

   おそらく以下のような認識が加速された(と私は推測した)。

   

   銀行マン:

   「現在価格のまま売却することが困難あるいは不可能なものは、

    本当は有価証券とみなすべきでないんだろうな。てゆうか、

    もはや債権としてすら認めるべきではないかもしれない。

    認められるのは買い値ぶんだけ、つまり多すぎる在庫とか

    のれん代みたいに「まだ損金処理してないだけっぽいもの」

    として扱うべきなのかもしれない。

    ・・・ってことは前からわかってたけど、そんなこと言ってたら

    販売ノルマが達成できないから知らんふりするしかない。

    でも今回、このことが世間に赤裸々にバレてもうたわけだから、

    もうこの種の貸借表論法を使って投資勧誘することは許されなくなり、

    見て見ぬふりすることもできなくなっていくだろう

    やりにくくなるぞ。もじゃもじゃの野郎、まじでクソやな。」

 

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ということで、銀行とかが本気で「やべえぞ」と考えることで

この事件は会計界にそこそこ大きな影響を与え、

その結果として相場ゲーム自体が下火になっていくのではと私は思った。

 

だが実際にはそのような予想は1ミリも当たらず、

結果は先に述べたように2か月も経たずに事件は風化し、

まるで何事もなかったかのように相場界はにぎわっている。

 

ひょっとすると世間は、

再びゲームを盛り上げてくれるポンジヒーロー

早く現れることを心待ちにしているのかもしれない。

 

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とまあ、FTXの話はこのへんにしておくが、

私が思うのは、そもそもこれほど人為的に操作しやすいものって

ゲームとしてはあまりおもしろくないんじゃ?ということである。

 

これって取引所と金主がグルになったら、どうしようもなくね?

てゆうか、私には取引所自体がそれをやるための仕組みにしか見えないんだが、

いったい相場ルールの何がそんなに人々を魅了するのであろうか。

 

ひょっとして、社会(世界)全体でやるゲームだからかな?

w6の私は6力が死んでるゆえに、その魅力が理解できないのか?

もしそういうことならなんとなく納得するような気もするのだが、

それはそれで、なんか淋しいものがあるな・・・。

 

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さて、なんかちょっと憂鬱な気分になってしまったので、

最後に猫ミームの動画を貼って和やかにしておくことにする。

この動画は、詳しいことは知らんが、東南アジアの通貨の話らしい。

 

私はFTXの話を聞いた時は、頭の中に

「袢纏(はんてん)を着たもじゃ夫がこたつでパソコンを操作している情景」

が浮かんできて気分が萎えまくったのだが、

この動画ではファンドが空売りしまくる場面が

猫パンチ連打で表現されていたので、これなら萎えなかった。

短くてすぐ見れるので、興味のある方はどうぞ。

 

 

 

www.youtube.com