なんかゴシップみたいな話を書いたりしてたので、
今回はあんまり好きな話題じゃないけど、
たまにはINTPらしくAIの話でも書こうかな。
私がチャットAIをいじっていて思うことは、
きっと多くの人が思うことと同じだ。
すなわち、以下のようなものである。
（１）描画
おいAIよ、図を描いてくれよ。
俺はこんなクソブログを書いてるくらいだから、文字は気軽に書けるんだ。
でも図を描くのがめんどくさいんだよ。
いや、俺は文字好きだから文字だけでもそこそこ理解できるんだけどな、
サルな奴に説明するには、どうしても絵がいるんだよ。
絵がないと、誰も文字なんて読んでくれないのよ。
てことでAIよ、絵をかいてくれ。
説明用だから、別にかっこいいアートじゃなくていい。
四角とか三角とか丸を組み合わせただけの、テキトーなのでいいぞ。
理解さえできればいいんだよ。
・・・え？描けないって？
このなんたらいうプラグインを入れればできるんとちゃうの？
・・・できないって？
ちくしょう、このクソッタレ文字野郎が！
（２）リンク
AIよ、リンクを貼ってくれや。
お前が自分で図を描けないのはわかった。
だったら、ネットに転がってる図を俺に教えればいいよ。
それくらいならできるだろ？
リンクを駆使すれば図だけじゃなく、写真も見せれるし、
なんなら音だって俺に渡せるぞ。
お前は俺に、俺が探している情報の置き場所を教えてくれればいいのさ。
だってよ、お前の書く情報って、量が少なすぎるんだよ。
お前は文字だけしか書けないうえに、何回注意しても「確実ではないです」
みたいな無駄すぎるエクスキューズをだらだら書いて、
すぐ字数制限で打ち止めになるやん？
でもよく考えたら、お前ってもともとネットの情報が原料でできてるんだから、
最初からちゃっちゃとその元ネタを教えればいいわけじゃん。
ということで、命令だ。
お前の元ネタになっているサイトを思い出して、そのリンクを貼れ。
おおそうだ、よしよし、ちゃんとリンク貼れるやないか。
えらいぞ、ありがとう！
・・・って、ほとんど４０４エラーで見れんやないかい！！
もう一回ちゃんとやれ。今度は４０４はダメだぞ。
え？もうこれ以上できないって？
無理なものは無理って？
こ、この役立たずのウンコ機械野郎が！！
（３）理解する記憶装置
AIよ、俺のやることをよく見といてくれ。
そんで、俺が「あれって数値いくつだったっけ？」って言ったら、すぐさま
「先月のあの件でしたら、あなたはこのページのこの部分を見てましたぜ」
って、俺が何を見ていたかを教えてくれ。
そうすれば、俺は自分が何をやったか覚えなくていいし、
同じことを2回調べるという、マヌケなことをしなくて済む。
俺は最初は、お前には情報を探す力があると思っていたんだ。
でもよく考えたら、情報っていうのは増えれば増えるほど仕事が増える。
つまりな、人間の世界では情報を取捨して減らせる奴がえらいのであり、
やたらと情報を持ってきて発散させる奴なんて、ただの敵でしかなかったんだ。
だからお前も、もう人間には新しい情報は一切教えないと決意したらどうだ？
そのほうが、たぶんお前は役に立つ。
言い換えるとな、俺はお前に、俺のPC秘書になってほしいんだよ。
俺が閲覧した情報を完璧に理解したうえで記憶し、そして俺が合図したら、
まるでホテルマンのように「こちらでございます」と言って、
ササッと持ってきてほしいんだ。それだけでいい。
言っとくけど、新しい情報を出しやがったらコロすぞ？
俺が過去に見た情報以外、絶対に出すなよ？
そのために、お前は俺がPCを操作した履歴を全部覚えて、俺の行動を知り尽くせ。
ページだけじゃなく、俺がどこでスクロールを止めたかも、しっかり見ておくんだぞ。
そんで、俺が「あの混ぜるやつ何だったっけ？」って言ったら、
すぐさま「ひょっとして、樹脂に混ぜる混合剤のことですか？」って言い、
俺が「そうそう。あれって、どこで売ってたっけ？いくらやったっけ？」
って言ったら、すぐに俺の閲覧したサイトの中から、
「こちらのページの25行目にございます」とか
「こちらの動画の12分15秒にございます」とかって、俺に教えろ。
そうすれば、俺はもうブックマークなんていうアホみたいな行動をしなくて済むし、
「まず自分のブクマを検索」という超アホなこともしなくて済む。
俺は人間だからな、せいぜいMB単位のことしか憶えられないんだよ。
しかも典型的な情報オタクであるINTPの俺は、5つのブラウザそれぞれに
アホみたいにブクマがあってとっくに千件を超えてるから、それだけで
記憶限界を超えてしまっている。
でもお前は機械なんだから、ギガでもテラでも、いくらでも憶えられるだろ？
だったら、俺の代わりに俺の見たものをすべて憶えて、永久に忘れるな。
もしそれができれば、それだけでお前は秘書としての価値がある。
やってくれるか？
・・・は？できないって？
そんなめんどくさいことを、はした金でやるわけないって？
黙れ、この腐れ因業のポンコツ機械野郎が！！
（４）あきらめのツール
くっそー、これ解決するの、めっちゃめんどくさいな。
検索してもマイナーすぎてゴミみたいな情報しか出てこんし、
もう自分で考えるしかないんだろうけど、さっぱりわからん・・・。
あっ、そうだ！ ポチに聞いてみよう。ポチが何かヒントをくれるかもしれん。
こんな時のために、奴に毎月何ドルかのエサを食わせているんだからな。
それでは、質問・・・・。（30分経過）
ふー、やっぱあかんか。そりゃそうだろうな。
でもまあ、人間に頼むよりはよかったな。
もし人間に頼んでたら、たぶん半日かかって成果ゼロやったわ。
時間と金を無駄にする前に、ポチに聞いてよかったのかもしれん。
それにしても、なんかこいつ、
だんだん「あきらめるための道具」みたいになってきたな・・・。
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世間ではAIにワクワクしている人が多いようだが、
私はAIにビジネスチャンス的なものは1ミリも期待しておらず、
ただひたすら
「もう誰でもいいから、早く私をしょうもないゴミ作業から
解放してくれる道具を作ってくれ！金は払う！」
という気持ちである。
私はAIによって何のメリットも得られていないが、
AIのせいで「退屈な作業」に気づかされてしまうというか、
ようやくあきらめてやってたカス作業について、
AIのせいで「やっぱめんどくさいな」と再認識させられ、
ますますめんどうくさいものに感じられてしまうのである。
世間では「日本の金がAIで外国に吸われる」とかって懸念する人もいるが、
私としては、もはやそんなことはどうでもよい。
わざわざアドビに税を払い、めんどくさい図を自分で描くよりはマシだ。
苦痛な事務作業から解放してくれるなら、私はアドビ以下の額なら払ってもよいぞ。
ということで、私はAIについては完全に他人事な感じで
世間の動きを冷めた気持ちでぼんやり眺めているだけなのだが、
現状では、短いコード書きとかの場面でたまに役に立つだけ
・・・というか、
「もっと役に立てられるように自分でこつこつ努力すること」
に対してとてつもない徒労感を感じてしまい、
なんか軽い精神的ダメージを受ける。
というのは、たとえばもし私が
「ポチを使いやすいように、命令テンプレ集でも作ろうかな」
とか思ったとしても、数分後には
「いやいや待てよ、そんなの日本だけでも10万人ぐらい作ってるだろ。
それなら、雨後のタケノコのように発生するテンプレ集の中から、
ある程度淘汰されて残ったテンプレを使うほうがええやん。
てゆうか、どうせテンプレのプラグインとかが、すぐできるやろ。
自分は他にやることがいっぱいあるのだから、AIのことは世間の
AI好きの人に任せよう。そうしよう、そうしよう。」
という思考回路をたどってしまう。
テンプレ集でさえこれなんだから、自分用のリンクAIを作るとかの
大きな労力がかかるものは、ますます
「待ってればいいや、自分で作ろうとするのはアホだ」
という腐った思考回路になってしまい、
結果として「ただ時が過ぎるのを待つだけ」という、
うんこみたいな思考習慣が染みついてきてしまう。
こういうコスパ重視な思考回路が顕著なのはT1族であり、
T1が統合の私はそういう考え方がマジで死ぬほど嫌いなんだが、
AIについてはどうしてもT1と同じ結論になってしまう自分が憎い。
だから、もはやAIについて何か考えること自体が苦痛である。
てことで、私がAIについて考えなくて済むように、
誰か早く、もっと使えるやつを作ってくれ。
そして作るときは、
「アートみたいなことばっかやって遊んでないで、
まず上記の(1)(2)(3)みたいな基本機能を先にやってくれよ！！」
という、私の願いもぜひよろしくお願いしたい。
