INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

マウント

こないだISTP5w4の女性と話してたら、

「職場でマウントとってくる人がうざい」

的なことを話していた。

 

で、どんなマウント?って聞いたら、

「あの人も、あの人も、私の元カレなのよね」

みたいな、【私モテますマウント】なのだそうだ。

 

私は「あー、なるほどね」と言って流したんだが、

内心はいまいち賛同していなかった。

 

私としては、

仮にそのマウント主がT2・T7・T8のセクシャルメインだったら、

そういうのが日常の人も多いんだから、別にマウントには見えない。

 

逆に、もしその人がセクシャル盲点の人だったら、

赤の他人に元彼さんの秘密をベラベラ話したがるあなたは、

 間違いなくセクシャル神経が崩壊しています。

 家庭内別居へまっしぐらの残念な3w2ということで当たりですか?」

としか思わないので、アホな人やなーと思いこそすれ、

やっぱりマウントとは思わない。

 

こういう「マウント」の話は、逆の立場で考えるとわかりやすいと思う。

たとえば自己保存メインの人が

「あー、リモートで定時勤務とはいえ週5日はだりーよなぁ。

 せめて週休3日欲しいよなぁ」

とか言ったとしても、本人は別に

「俺は定時リモートで完全週休2日の勝ち組だもんね」

とか自慢してるわけじゃなく、

ただ素直にそう思ってるだけなわけだ。

 

でも自己保存神経が崩壊した、過労死まっしぐらの人から見ると、

「それは残業や休出を断れない私へのマウントですか?」

「私より多くの給料を短時間で得てる自分は有能っていう自慢ですか?」

と受け取られてしまう可能性は否定できないことになる。

(※これはまっしぐらの人には深刻な悩みなのだ。

  一方で、自己保存の人は過労死なんてなるわけない)

 

つまり、人は誰しも

「ほぼ無意識に、できて当たり前のこと」・・・メイン

「できるけど、どうでもいいこと」・・・サブ

「他の人は普通にできるのに、自分にはできないこと」・・・盲点

があるわけで、

もし誰かが自分の得意な話をすると、

それは必ず誰かにとっては苦手なことなわけで、

それを【マウントだ】と取る人は、わりとめんどくさいと思う。

 

私的には、マウントというのは

「俺なんか、もーーっと大きいオモチャ持ってるもんね!」

みたいな嘘をつくアホな子供のことであって、

これこそが猿の「マウント」に該当する行動だと思う。

 

 

ちなみに私はソーシャルが盲点なわけだが、もし他の人が

「イジメとかハブとかは、一度もされたことないですね。

 私、そういうのは得意なんですよ。今後も大丈夫だと思います」

と言ってたとしても、

「それはソーシャル崩壊で敵が多い僕への当てつけですか?」

「僕と違って自分はソーシャルが上手だと自慢したいわけですか?」

とは思わず、

「あー、あなたは2w1だからソーシャル興味ないけど得意だよね」

って考えるだけで、別にマウント取られたとか思わない。(実話)

 

むしろ、

「プロすぎてイっちゃってる本家メインの人よりも、

 ソーシャルサブの人の話のほうが理解しやすいから、

 何かちょっと質問しとこうかな」

ってなって、あれこれ教えてもらえる(自己保存的に+)。

だから自分が得意なことを話してくれる人は実に好ましい。

 

そういう意味では、冒頭に出てきた「私モテます女」は、

本当は得意じゃないことを話してるだけに見えるので、

たしかにうざいけれども、別に「マウント」には見えない。

むしろ可能性が高いのは、

「私のことを愛されない女だと思ってるかもしれないけど、

  そうじゃないんだからね!」

という、悲しい弁明のようにすら思える。

(こういうのはマウントじゃないと思うんだが、何て呼ぶんだろうな?)

 

 

一方で、相手が本家メインの場合は、たとえ内容が自慢っぽかったとしても、

実は悩み相談だったりするほうが多いと思う。

私よりだいぶ歳上のESTP7w8の話をひとつ。

 

ESTP「俺、モテるんだよねー。しょうがないじゃん、寄ってくるんだもの」

私「まあ、そうでしょうね」

ESTP「でもさ、もう身体が言うことを聞いてくれないのよ」

私「あ、そっち系の話でしたか・・・。」

ESTP「hiza君、バイ@グラ持ってない?」

私「持ってないです。高血圧ですって言えば病院でもらえるんじゃないですか?」

ESTP「低血圧だとあかんの?」

私「もともと血圧を下げるための薬ですからね」

ESTP「そうか、いいこと聞いたぞ!血圧あげまくってから病院行こう!」

 

(彼の悩みに、私のお得情報が役に立ったというわけである)

 

もうひとつ、中学時代の友人ESTP7w8と、20歳で再会したときの話を。

 

ESTP「俺、絶倫すぎて女がヘトヘトになるねん」

私「・・・。」(むしろ即死終了が心配な、未経験の私)

 

どう答えろと?

おそらく悩み相談だったのだろうが、相談する相手を間違っている。

そういえば彼が鍼灸学校を受けるときに生物の家庭教師をしたことがあり、

彼は私の「人体についての知識」に心底びびりまくっていたので、

また何かいい情報をパクれないか期待してたのかもしれないのだが、

残念ながら私にも知らないことはある・・・。

(っていうか、そんなの僕を見たらだいたいわかることやろ)

 

まあ今なら、

ベーブルースは1晩4人、チンギスハーンは1晩7人だったらしいよ?」

と言って、

彼が果たすべきノルマを果たしてないことを責めてやるのだがな。