INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

サイト作りは難しい

いまさら、自社のHPを作ろうとしてるんだが・・・。

(既存事業用の化石サイトとは別に、新事業用のやつ)

 

なんか昔と違い、もはや検索からの流入は期待できそうに

ない気がするので、もう検索は捨てて、

ひたすら製品の箱から来てもらおうかと。

 

で、せっかく作るんだから内容を明確にしたいと思い、

しばらく前からあれこれ考えていた。

 

で、これ以上考えててもしょうがないと思い、

そろそろ手を動かそうと、社内のESTJ6w5の女性を

サイト係に任命してみることになった。

 

さてサイト係とあれこれ相談してみたところ、

彼女は、なんか笑うほど「操作性・実用性」の話ばかりして、

内容の「おもしろさ」についての話は一切出なかった。

(ある意味、期待通りのESTJである)

 

で、こりゃもう「おもしろさ」の部分は自分が1人で考えるしか

ないと思い、無い知恵を絞って考えてみた。

そのために、以下の3つを参考にした。

 

 1,youtubeの人気チャンネル

 2,現代風のアニメ

 3,マニアック系の機械販売サイト

 

以下、個別に話す。

 

==============

 

1,youtubeについての考察

 

これは自社サイト用にチャンネルを作ろうという話ではなく、

ただ「媒体としての特徴」を考察してみたという意味である。

 

様々なチャンネルを閲覧した結果、私はなんとなく、

youtubeはラジオである」という結論に達した。

すなわち、1人のyoutuberが多数のリスナーに話しかけ、

リスナーとそれぞれ1対1の関係を築いて1対Nにする

というものに見えた。

 

つまり言いたいことは、

youtubeはめっちゃセクシャルな媒体である」

ということだ。

 

また、さらに細部を分析すると、youtube

制作者が「セクシャルメイン」か「セクシャル盲点」かによって、

だいぶ傾向が分かれていると思った。

 

【セクシャルメイン型】

わりと思い付き的な軽いネタを、セクシャルの達人であるT2・T7・T8が

ぶっつけ本番で制作し、魅力ある話し方やリアクションで人気を取る。

 

【セクシャル盲点型】

緻密な計算で練られたネタと構成を、主にセクシャル盲点の人達が

けっこうな手間と時間をかけて作りこみ、安定した品質で人気を得る。

 

観察用に上記に分けたが、私は別にyoutuberをやるわけじゃないので、

この分類は正直どうでもよい。

ただ、上記のような区分をしながら視聴したおかげで、

ちょっと気付いたことがあった。

 

それは、

ラジオだから「セクシャル」な魅力を持つのは当たり前として、

「自己保存」と「ソーシャル」のどちらかが欠落すると伸びない

ということだ。

 

もう少し詳しく言い換えると、

・自己保存(知識・経験・情報などが得られるお得感)

・セクシャル(人間的魅力や刺激性が感じられる):最重要

・ソーシャル(適切性、賑やかさ、雰囲気)

の3拍子がすべて揃ってないと、人気チャンネルにはなれない

ということで、

この傾向はもしやサイト作りにも関係あるのではと思い、

「3拍子」の観点で考えてみようと思った。

 

なおどうでもいい話だが、私が昔つくったチャンネルは、

なんかそこそこいい線行ってたようなつもりになっていたが、

いま見たら報酬基準である登録1000件に届いてなかった。

それなりに時間かけてたはずなのに、これじゃ小遣い稼ぎにもならんがな。

まったく厳しい世界ですな。皆さんよーやるわ・・・。

あと、なんかやっててイマイチ楽しくなかった理由がわかった。

セクシャル媒体だったからだ。セクシャル嫌いの私は、そらあかんわな。

 

 

2,現代アニメについて

 

と書いたものの、私はアニメを見ていない。

しかし、なぜかアニメの「キャラ分析」の記事を熱心に読んでいたりする。

 

キャラ分析を読んで私なりに思ったことは、

「現代アニメは、おもっきしソーシャルな媒体である」

ということだ。

 

ソーシャル神経が死んでいる私ごときが語るのは僭越なのだが、

ちょっと述べさせていただく。

 

「ソーシャルな関係」とは、たとえば自分の周囲にAさんとBさんがいたとして、

・AさんやBさんと、自分が仲良くなろうとする =セクシャル

・AさんとBさんが仲良くするのを眺めて楽しむ =ソーシャル

という違いによって定義できると思った。

 

アニメについて言うと、ちょっと極端な見方かもしれないが、

「なんか画面の奥で、いろんなキャラがわちゃわちゃしてる雰囲気」

を味わって楽しむのが現代アニメの特徴ではないかと思う。

 

さて、そんなソーシャルアニメでは「キャラの役割分担」

みたいなものが存在して、それぞれのキャラは

わりと決まったパターンの言動をする感じがあると思う。

(たとえばドSキャラの女の子は、いつもドSなことばかり言う)

 

現実の世界では、人間はもうちょっと複雑に行動しており、

同じ人でも優しくなったり冷たくなったりするし、

寛容になったり不寛容になったりするものである。

しかしアニメでは、キャラを専門化するほうが登場人物を増やしやすく、

そのほうがソーシャル感を出しやすいのかもしれない。

 

てことで、まとめると。

現代アニメというソーシャルな媒体においては、

・各キャラは決まった役割を持っており、

・設定されたパターンの言動を繰り返す。

 

そうして皆が役割を果たしながら、

・なんか「わちゃわちゃした感じ」

で日常や事件が流れると、それを見ている人は、

まるで自分が傍観者であるような、

あるいは自分もその輪の中にいるような、

「あいまいでまったりした雰囲気」を楽しめる

ということではないかと考えた。

 

(ソーシャル崩壊の私の分析なので、違ってるかもしれない)

 

てことで、実はよくわかってないのだが、

これ以上考えたってわからんものはわからんので、

ソーシャル感を出すには「キャラとわちゃわちゃ」

ってことにしておいて、次に行くことにする。

 

 

3,マニアックな機械販売サイト

 

これは、もはや自社サイトのお手本とも言えるものである。

我が社の製品は必ずしも機械ではないが、

できればそっち方向へ進化して行きたいなということで、

機械のサイトを特に参考にした。

 

ただ、漠然と他社のサイトを見ても、なんか表面的に見てしまって

浅はかにパクることしかできなくなりそうだったので、

あえて一歩後退して、youtubeやアニメを分析してみたわけである。

 

で、準備運動のあとで他社サイトをみて思ったことは、

やっぱマニアックサイトは「自己保存」がメインテーマであるが、

そこにセクシャルとソーシャルをどう添加するかが課題である

ということであった。

 

 

てことで、以上を総合して整理すると、

・サイトのメインテーマ = 自己保存(知識、体験、データ)

・セクシャル風味の添加 = 次々と新しいことに挑戦(刺激性)

・ソーシャル風味の添加 = 複数キャラが生み出す雰囲気

のそれぞれについて考えていくことにして、

これらを3人に割り振って手を動かしてみることにした。

 

なお私の担当はセクシャルの部分である。

私は人間的魅力なんてあるわけないし興味もないのだが、

珍しいものを次々と作るという意味での刺激ならやれそうかも。

(私の身辺は、すでに変なものだらけだしね)