INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

一部のFP型は人の言うことをよく聞く(K首相の話)

近衛文麿(このえふみまろ)という人をご存じだろうか。

昭和12年~16年10月まで首相だったおじさんです。

その次の首相は、有名な東条英機でした。

 

ご存じの通り、日米開戦(真珠湾攻撃)が昭和16年12月8日だから、

「対米戦争を開始したときの首相は東条英機

です。

そして、東条氏のマンガみたいな話し方やギャグな容姿から、

「きちがい東条が戦争をおっぱじめた」

という認識の人が、非常に多かったりします。

 

しかし、冷静に考えてみればわかることですが、

10月18日に首相になった人が、個人の一存で戦争を決意し、

12月8日に実行するなんて、できるわけがありません。

物事には準備というものが必要だからです。

(最低でも半年はかかります)

 

実際に戦争を起こした、というか「もうやるしか道がない」という状況を作ったのは、

その前に結構長期で政権者であった近衛文麿という人でありまして、

興味のある人は、少し調べてみれば「たしかに」ってなると思います。

 

(ここまで一般論)

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(ここから私のたわごと)

 

で、なんで私が近衛文麿なんていう地味なおっさんの話を

持ち出したかというとですね、

この人がねー、岸田首相に激似なんですよね。

こう書くと、

「なんだ、ただの政権批判か。しょーもな」

と思われるとまずいので、

あくまで性格分類的な話ということで、ちょっと別の話をします。

フランスのルイ16世の話です。

 

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ルイ16世は、マリーアントワネットの夫だった人です。

奥さんと一緒にギロチン処刑されたのですが、

奥さんのほうがはるかに有名であるあたり、

この人も地味なおっさんであったことがわかると思います。

 

で、この人も、近衛文麿さんにめっちゃ似てるんですよ。

 

ルイ16世は、内向的でおとなしい性格でありながら、

なぜか国際会議には精力的に出てました。

そして、そのたびに大金を出資して、拍手喝采されてました。

しかしその裏で、国内はめちゃくちゃだったのです。

(てゆうか家庭もめちゃくちゃ)

 

彼は算数ができないので、ありえないお金を外国にあげてしまいます。

諸外国はルイ16世のことを

「アホやこいつwww」

と思いながら、

「あいつ、言いくるめればいくらでも金出すぞ」

ということで、大人気でした。

 

ルイ16世は、べつに目立ちたがりでもないし、

ヒーローになりたがる性格だったわけでもありません。

むしろ、

「政治とか算数とか、難しいからやりたくないです」

というのが本音の、地味な性格でした。

でも王だから、政治も算数もやるしかありません。

でないと、お母ちゃんに怒られてしまいます。

 

そこで、ルイ君は考えるわけです。

「なんか国際会議みたいのに出て、適当にお金出しとけば、

 めっちゃ政治してるっぽく見えるよ・・・ね?

 会議でしゃべるとか本当は嫌だけど、それをがんばったら、

 あとはゲームしててもいいよ・・・ね?

と。

 

そして、その本心が見透かされるとやばいので、

会議から帰った後は、国民にも

「フランスは国際平和に貢献する。親愛なる民のために!」

とかなんとか、どうとでも取れる美句をならべてみると、

また拍手喝采になって、お母ちゃんから

「ルイちゃん、今日は立派だったわよ!」

と褒めてもらえるわけです。

 

※ただし本人は、べつに立派になりたいとか思ってません。

 そのとき彼の頭にあることは、だいたい

 「おなかへった」「ねむい」「うんこしたい」

 のどれかであって、叱られなくてよかったと安心してるだけです。

 

このような性格の君主は、歴史上に何人か登場します。

基本的には、

「人の言うことを聞く」(というか自分で考えるの無理と知ってる

という性格なので、

周囲にまともな宰相がいれば、まあどうにか耐えます。

やばいのは、周囲もアホだった場合です。

ルイ君の場合は、不運にも、奥さんが同じタイプのアホでした。

 

ルイ君は、最初はお母ちゃんの言うことを聞いてましたが、

横からマリーさんが「そんなのテキトーでいいじゃん」とか

「おかし食べたい」とか言いまくるので、

だんだんルイ君も

「たしかに。財政とかどーでもええわw おれのプリンどこ?」

みたいになって、相互感化で本来の性格特徴が加速していきます。

それで、国民に怒られてしまったのです。

 

(ここまで、ルイ16世の話)

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(ここから、また日本の話)

 

で、キッシー(岸田首相)なんですけどね。

キッシーがフミマロ君やルイ君にそっくりなのは、

まあ私の主観ですけど、おおむね間違ってないと思います。

 

となると、問題は、

「彼の周囲がどんな人か?」

ということです。

 

ねちねちと小言をいう安倍パパ(TJ型)がいなくなって、

キッシーはいまや自由の身、糸の切れた凧です。

 

もしキッシーにFP型の補佐がついたら、急激に相互感化して

ヘタに自分の頭で考えるようになってしまい、

今さえよければいいんだ的に、じゃぶじゃぶ金を使うかも。

まあさすがにFPの補佐は考えにくいですが、

ありそうなのは、ジャイアンみたいな補佐がつくことです。

 

もしジャイアンみたいな補佐がついたら、

いわゆる「パシリ」の才能を持つ彼は、けっこうやばいです。

ジャイアンから

「おうキッシー、みんなにアンパン買ってこいよ。お前の金でな。」

って言われると、キッシーはほいほい買いに行くでしょう。

もちろん、自分の金でなく税金でですが・・・。

(実はルイ君の散財も、半分くらいこんなパターンでした)

 

てことで、キッシーは地味に見えて、実はかなりの破壊力を秘めた

逸材だったりしますよという、どうでもいい政治の話でした。