INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

宇宙は遠かった

なんか奇妙な感じの動画を見つけた。

 

小惑星探査機「はやぶさ」の動画なのだが、

ISTP5w4の兄のお気に入りだった「宇宙飛行士の歌」とミックスされていて、

なんとなく興味を持ったものの、私は最初、意味がよくわからなかった。

 

ニコニコ動画のコメントには「この映像と曲との組み合わせはピッタリだ!」

みたいなことが書かれているのだが、私には

「え?はやぶさ無人機だから、宇宙飛行士とは全然関係ないやん」

としか思えず、1ミリも共感できなかったのである。

 

しかし、周りの人に教えてもらって、ようやく意味がわかった。

「この動画は、はやぶさを人間だと思って見るんだよ」と。

 

あー、そういうことか・・・なるほど、たしかに!

何度か見ていると、だんだんはやぶさが「健気な生き物」に見えてきて、

かわいく感じるようになってきた。

(教えてもらわないとわからない、私の感受性の乏しさよw)

 

 

 

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ちょっと回想。

 

SF狂いの兄の影響もあったのか、私はかつて、はやぶさの運用をしている

JAXA(宇宙開発機構)に就職しようと思っていたことがある。

採用予定数は24名、受験者はたしか330人だったと思う。

大学に入る時から決めていた進路(JAXAへの就職者数も調べて入学)だったので、

私は学科試験は準備万全だったのだが、問題は面接だった。

 

いよいよ最終面接となり、私はびびった。

面接官が、「少年の頃から愛読していた本の著者」だったからだ。

私は、面接官の前に置かれた名札を見て驚き、そしてめずらしく緊張してしまった。

ふだんは、誰かに会うことで緊張することなどないのだが、

本というのは不思議な力があるものだ。

 

面接で、私は本当は

「僕はあなたの大ファンです。あなたの本を何度も読んで、ここへ来ました」

と言いたかった。

しかし、そういう発言をするような状況にはならなかった。

てゆうか、なんとなく最初から、「こりゃやべぇぞ、落ちそうだ」

っていう、アゲインストな雰囲気だったのである。

 

そして、私は落とされた。

皮肉にも、進路を決める理由となった本の著者に、不合格の印を押されたのだ。

 

結果通知が来たのは8月後半だった。私は途方に暮れた。

JAXAしか受けていなかった私は、もう行くところがない。

というか、どこへ行きたいのかわからない。

しかも世間に疎い私は、就職活動というもののやり方も、よく知らなかった。

周囲に聞いてみると、「え?今から就職活動?それは厳しいんじゃない?」との反応。

まるで、迷子になってしまったような気分だった。

 

困り果てた私は、仕方なく大学院の試験を受けて、修士課程に進んだ。

本当は早く仕事がしたかったのだが、それしかなかったのだ。

 

2年後、多少の処世術を身につけ、ずる賢くなった私は、再びJAXAへ来た。

私は「あふれる熱意」を訴えて、ついに内定を獲得した。

しかし実際は、気持ちは以前より冷めてしまっていた。

あこがれの面接官に招いてもらえなかったというのも、あったかもしれない。

私は、どうしようかさんざん迷った挙句、別の民間会社に就職した。

 

今、ずっと忘れていた宇宙開発の動画を見て、

あのとき入所をやめた理由が、なんとなくはっきりしてきた。

動画の最初のほう、ロケットを組み立てている人達の放つ「雰囲気」が、

私とはあまりに違いすぎるということだ。

なんとなく「そぐわない」。INTP5w6の私は、あの場所で、

6族になり切れない疎外感」を、強烈に味わっていたのだ。

 

宇宙士官候補生の曲を聞いて、ますますそう思った。

おそらく5w4型や7w8型が多いであろう「宇宙飛行士」は、任務は孤独でも、

まちがいなく皆と協力している。飛行士は開発チームの一員である。

それに比べて私は、大きなプロジェクトに参加するには、性格が勝手すぎる。

みんなで夢を叶えようみたいな雰囲気に、どうしてもなじめない。

最初の面接のとき、「やべえぞ」と思った正体は、これだったのだ。

 

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私は今日も、皆が帰った後、会社に一人残って、研究をしている。

自分が会社のためになると思うことを、自分がやりたいように、勝手にやっている。

大きなプロジェクトに参加できないのは少しだけ寂しいが、

私には、今のスタイルのほうが合っていると思う。

 

どこかで読んだ記憶では、INTPは「ノスタルジー」にはまるとよくないらしい。

ノスタルジーは、きっと第3Siから来るものだ。(第3はうんこ機能だ)

いつも通り、未来だけをみて過ごすほうがよい。

今日の実験は、思わずガッツポーズがでるような結果だった。

明日はもっとよい結果が出るに違いない。その作戦は、もう考え済みである。

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