超過疎ブログだからこそ言える暴言だが。
世間では、給料が安いから結婚しづらいとか、子供が作りづらいとか、
経済格差のせいで少子化になるんだ!みたいなテキトーなことを言ってる人が
やたら多いけどさ・・・。
そんなみみちい経済とか1ミリも関係なくさ、
ただ単に「恋愛」が友情的な要素を多く含むものとして複合化されてしまった結果、
ちまたに繁殖に向かない組み合わせが増えすぎて、
それで少子化になってると思うんだけど。
・・・っていきなり言っても意味わかんないと思うので順番に説明すると、
私はこないだ休みの日に、評論家みたいなオッサンが一般人夫婦の住む
デザイナーズハウス(注文住宅)を見に行って感想を述べる「建物探訪」
っていうしょうもない番組を、立て続けに15本くらい見たんだけど、
なんと、そこに出てきた夫婦のほとんど全てが、
「エニアグラム上の好相性」によって結婚してたんですよ。
(エニア上の好相性とは、AwBとBwAの関係のことです)
でも、繁殖っていうのは価値観じゃなくて本能だからさ、
子供の増えやすさでは「MBTI上の好相性」(同一クアドラ)のほうが
意味があったりするかもしれないというか、ぶっちゃけ私の確信する意見としては、
繁殖はモロにMBTIとリンクしてるはずだと考えるのです。
なんでMBTIのほうが繁殖に関係しやすいかというと、それは人の性癖とか嗜好
みたいなものがMBTIの第1第2機能に起因しているからであって、
たとえばよく変態の代表として扱われがちな
「ロウソクを垂らされたり、ムチで叩かれたり、ブタ野郎って言われたりしたい」
みたいな人って、ぶっちゃけNTJ以外に存在しえないわけで、
同時にその相方を務められる特殊な人も、SFPにしか存在しえないわけですよ。
(この現象は、SFPのSe成分がNTJのNi成分に作用することによって発生します)
ここではわかりやすい例としてNTJ-SFPのクアドラを挙げさせてもらったけど、
他のクアドラの嗜好も、(ここはシモネタブログではないから明言は避けるが、)
クアドラ外の人から見れば「まさにド変態やな!」という類のものが大半なわけです。
夫婦というのは、いくら価値観の相性(すなわちエニア上の相性)がよくても、
他クアドラの持つ特殊な変態性に共感することは極めて困難なことであり、
「頭では理解するからしぶしぶ協力はするけど、内心はドン引きです」
みたいな状態になってしまうことは避けがたく、
この溝を埋めることは永久にできないと推測されます。
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私が思うに、もともとエニア的な好相性というのは、友人やパートナーとしての
長期安定性を考慮するときに有効なものであって、繁殖にはあまり適さないと思う。
ところが20世紀末は、まさに「劇的な恋愛」が商品になった時代だった。
しょうもない恋愛ドラマが、まるでテレビに生えるカビのように量産された。
これが、エニア的な結婚を量産する結果につながったのかもしれない。
(※考えやすいようにマスコミのせいにしてみたが、実際にはテレビとか関係なく、
その前に人口が急激に増えすぎたために、アイデンティティを軽視された
多子世代の人々がやたらと「自分にピッタリの相手探し」を好むようになり、
その結果として「価値観ピッタリ」を最重視した組み合わせが増えた
という話なのかもしれない)
一方で、それよりも昔にいた「お見合い斡旋おばさん」とかは、
たぶんMBTI的視点で組み合わせを考えていたのじゃないかな?
(だって、MBTIは写真などの外観からでもおぼろげに推測がつくけど、
エニアはそれなりの時間をかけて話さないと、外観ではわからんからね)
クアドラは、繁殖において非常に重要な概念だと私は思います。
なにしろ、人類の75%から「このド変態め!」と非難されかねない趣味が、
同一クアドラの異性から見た場合に限り「そんなにも私が好みなのね」
ということになったりするわけだから、この差は大きいはずです。
これなら少々価値観が合わなくても、子供だけは生まれやすいでしょう。
・・・ということを、「建物探訪」を見ていてしみじみ思いました。
と言っても、私はそもそも少子化を問題だと思ってない気がするので、
これは問題提起とかの話ではないです。エニア婚でも全然いいと思います。