INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

Youtubeの腐りっぷりは、もはやテレビを超えた

Youtubeという新たなマスコミが幅をきかせるようになったせいで、

だんだん世の中がすさみまくりになってきたな・・・。

あまりにも嘘つきが多すぎだろ。。。

 

ねずみ講の信者集めも目障りだけど、最近↓こういうのも増えたな。

 


www.youtube.com

 

これ、なんか昔コンピュータ専門学校が流行して問題になったときと

よく似てるわ。あのときも、まったくコンピュータに向いてない

SP型の若者が大量に騙され、悲惨なことになっていた。

(当時騙されたSPは、自分の適性のなさに悩んだ末、その後ほとんどが

 職を失っている)

 

こうやって「たった58分で30万ゲットだぜ!」みたいなクソ動画で無垢なSPの

羨望を煽り、騙してタコツボに送り込むのは、本人にとってはもちろんのこと、

社会にとってもマイナスでしかない。

 

せめて、勧誘する相手がSPではなくNTだったなら、たとえ騙し広告ほどの

報酬にはならなくとも、もともと適性があるのでそれなりに職業になり、

当然社会の役にも立つはずだから、悲惨なことにはならない。

でも、適性のない人を騙すのは、さすがにダメでしょ。悲惨すぎるやん。

こういう動画を載せるなら、MBTIの簡易検査を一緒に動画に載せて、

「結果がSPだった人は、向いてないからやめとき」って言ってあげるべきだ。

 

なのにこの動画、色々と茶番劇も痛いが、コメント欄がもっと痛すぎる。

「かっこいいです!」とか「さすがプロです、憧れます!」的なコメントが

ズラリとならび、まるでマルチのセミナーみたいになっている。

(よく知らんけど、Youtubeって都合の悪いコメントは消せるんだっけ?

 それとも、変なマンセーコメがサクラだったりするのか?

 なんかYoutubeって、もはや最高の騙しツールと化してるよな。。。)

 

でもさあ、冷静に考えればわかるやん。

こんなほとんど設備の要らない仕事で、1時間で30万なんてそうそう

あるわけないし、もし一時的にあったとしても、そういう多くの人が

「おいしいからやりたい」と思うような仕事は必然的に報酬が下がる、

それが対価というものの根本原理ですやん。

そういう目でこの動画を見れば、過剰にコピペを避けて全部手打ちしてる

ところとか、わざとらしい演技が多いのにも気づくはずなんだがなあ。

 

ちなみに、私は前にLancersでこのくらいのボリュームの仕事を出したことが

あるのだけど、予算2万円で出した案件に速攻で8件も応募が来て、

結局2人(NTとENFJ)を選び、それぞれ8000円ずつでの依頼になったぞ。

現実にはこんなもんだよ。

(なお、私は案件を出すに当たって仕様の明確化のために自分の時間を

 かなり割き、コピペネタになるファイルも添付して募集したから2万でも

 応募してもらえたのであって、丸投げだったらもっと払わないと誰も応募

 してくれないことを付記しておく)

 

そもそもプログラムって、もう何十年も前からあるものだし、わりと成熟産業に

近いものなんだから、もはや電動工具的な地味ツールとして見るべきであって、

もうカッコイイとかいう類のものじゃないでしょ。

 

私はプログラマーじゃないけど、設計職として会社に入って最初に書いた

計算用のプログラムは、A4用紙で1000ページくらいのボリュームだった。

一昨年書いた自社用のラズパイコードでさえ、約100ページだった。

このくらいのボリュームになると、いくら方法を知ってても、やっぱり

時間はかかってしまう。実際の業務の大半はこれに該当するわけで、

知識があるとかないとか以前に、どうやっても時間はかかるんだよ。

時間が食われて痛すぎるからこそ、少しでも要領の良いプロに頼みたいわけでさ。

 

それが、この動画みたいな2ページやそこらのミニコードに、社員の月給に

相当するような額が、何度も支払われるはずがないやん。

個人受注に慣れていて評価の高い人でも、まあ5万てとこじゃないか?

本当に30万で出される案件は、けっこうマジでハードだと思うぞ。

まあ本職じゃないから、詳しくは知らんけどね。

 

ちなみに、私の兄(ISTP)が昔コンピュータ学校に騙されて、悲惨なことに

なっていた。必死で働いて学費を出した母親も、気の毒だった。

専門学校以外、誰も得をしなかった。

こういうのは本当によくない。商売は三方よしであるべきだ。

 

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(追記)

本文中、まるで私がプログラムが得意とでもいうようなことを書いたが、

実際にはそうではない。INTP5w6の書くプログラムはくちゃくちゃで、

書いた本人にしか理解できない類のものになりやすい。

(6力が欠けており、集団で保守することを考えないからこうなる)

一方、INTP5w4の人は、口ではぶつぶつと反社会的なことを口走りながらも、

ちゃんと他人が読めるコードにすることに十分な手間を割いている。

このへんが、あなどれない6力を持つ5w4の協調性の表れなのだろう。

結局、産業としてのプログラミングに最も適しているのはINTP5w4である。

本文中、5w6の分際で生意気なことを書いた点をお詫びする。