INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

コンテンツとは何か

っていうタイトルの本を、以前読んだ。

自分と同型のINTP5w6と推定される川上量生氏が書いたということもあり、

少なくとも3回は読んだはずなんだが、中身がまったく思い出せない。

 

たぶん4回目を読んでも、すぐ忘れるだろう。

しかし、「コンテンツとは何か」というタイトルだけは

めっちゃ印象に残っている。

 

で、もはや川上氏の書いたこととは一切関係なく、

自分でこの答えを考えると、

コンテンツとは、究極の究極的に要約すると、

【退屈しのぎの道具になるもの】

ではないかと思う。

 

このようなことを考えたのは、西村ひろゆき氏(INTP5w4)についての

「彼の本はおもしろくないのに、youtubeだとおもしろい。

そう感じるのは何故だろう?」

という疑問について、ちょっと答えがわかった気がしたからである。

 

西村ひろゆき氏の本は、誰でも思いつくような処世術ばかり書いてあり、

わざわざ時間を投入して読む価値を感じさせない(個人的主観)。

しかしyoutubeだと、彼の動画は素晴らしい退屈しのぎになる。

私が苦痛とする事務仕事や手作業をやっているときに、

ラジオ代わりにすると作業の苦痛度を大幅に減らしてくれるのである。

 

彼の動画は、まるで週刊誌のように定期的に制作されるので、

聞いている私としては、「ワンパターンながら少しだけ内容の違う話」を、

退屈な作業のお供として、定期的に楽しむことができる。

少年の頃、電車の中で読む少年サンデーを、ちょっとだけ楽しみに

していたのと似ている。

 

このことは、過去の自分のネット体験とも符合する気がする。

私はかつて、自分のブログのアクセス数を集めることに夢中に

なっていた時期があるのだが、このときに最も効果的だった作戦は

「通勤通学中の女性の退屈しのぎ材料となることに徹する」

というものだった。

「いつも同じ分量」「平日朝に必ず更新」「動画は無音」

ガラケー閲覧向き」「ブログテーマ以外のことは意地でも書かない」

などの自分ルールを作り、それを愚直に守った。

不向きな分野に2年間も労力を投入したのは微妙だったが、

この作戦だけは自分にしては上出来だったと、今でも思っている。

(ちなみにそのブログは、アメブロ芸能人ブログというのを始めた時点で

100%負けると確信し、相対的に自サイトの価値が猛烈に下がっていく

という暗い未来しか見えなくなり、バカバカしくなってやめた)

 

話がそれたので、コンテンツの話に戻ろう。

映画や本などの著作物について私がいつも思うのは、

「お宝(コンテンツ)の埋蔵量は有限」ということだ。

新しいメディアが出ても、宝はすぐに掘りつくしてしまう。

youtubeも今はおもしろいが、あっという間に掘りつくすのは目に見えている。

 

いや厳密には「まだ見ぬお宝」が存在していることは間違いないのだが、

私は非常に能動的に自分の興味のあるものから見ていくので、

だんだん「おもしろそうだけど、しょうもないかもしれないもの」しか

残らなくなってきて、みるみるヒット率が下がっていき、

ついには「採掘に値しない廃鉱」と認識するようになってしまうのである。

 

しかし、世の中にはしょうもないテレビ放送を見続けている人もいるわけで、

世間はより多くの【退屈しのぎ】を求めている。

すごくおもしろい必要はない。

ちょっとだけおもしろいものを、継続的に提供することが重要だ。

 

このように、コンテンツ制作とは、「退屈しのぎ」を提供し続ける仕事である。

そしてコンテンツ制作を生業にするには「連載」が重要であり、

これはINTP5w6の自分にはたいへん苦痛な作業であったなと思う。

たとえ芸能人ブログが出てなくても、ブログの継続は私には無理ゲーだった。

ひろゆき氏は動画をいつまで継続するのだろうか?

そのへんの結末も、少し楽しみに見ている。

 

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追記 5w4と5w6の違い

 

タイトルと無関係な話だが、ひろゆき氏の動画で特におもしろいと感じるのは、

彼がホリエモン(ENTP7w6)や川上量生(INTP5w6)などの「w6族」について

いやー、つくづく6力が無い人だよね。バカだよね」と嘲笑するシーンである。

彼は、w6族のダメな部分を、親愛に満ちた表現で的確に指摘してくれる。

これが実におもしろい。

西村氏の視点を通して、自分を見つめなおすきっかけになるからである。

私はもはや、画面で彼の顔を見るだけで親しみを感じるようになっている。

 

それにしても、5w4族の6力は本当にあなどれない。

ひょっとして、18タイプ中の3位なのではないか?と思う。

まあ、もともと6に価値を置かない5w4にとっては6力なんてどうでもいいことで、

ましてや18タイプ中の17位か18位であろう5w6なんかに褒められても

1ミリも嬉しくないだろうとは思うが。