INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

「噂話」の話題から、本能3分類の互換性について

「噂話」をしたがる人、というのが存在する。

 

「噂」の定義はよく知らないが、

ここでは

『コミュニティの中で、構成員Aの秘密等を、他の構成員Bに話すこと』

という意味としよう。

 

噂話をしがたる人の目的は、大別して

・噂を、敵を倒すための道具として使う人(対Aが目的)

・噂を、人と親しくなるための道具として使う人(対Bが目的)

の2つがあると思われるが、

1つ目のほうはまあ誰でも想像がつくと思うので、

ここでは2つめの目的の人の話をしてみる。

 

===================

 

私の知人に、R氏という噂屋がいる。

R氏は9w8と推測されるソーシャルメイン/セクシャル盲点の人なのだが、

彼は毎日他人に様々な噂話(=真実80%に嘘20%を混入したもの)を流して、

自分がいかに人から信頼されているかをアピールしている。

 

なぜ噂話をすることが信頼のアピールなのかというと、

R氏の脳内では

 ①「皆は僕を信頼してるからこそ、こんな深刻な話も教えてくれるんだよ」

 ②「皆が僕を信頼するのは、僕が優しくて親身に相談に乗る人間だからさ」

 ③「だから君も、もっと僕と親密になった方がいいよ

という謎のセクシャルアピール3段活用が、

ばっちり成功していることになっているからである。

 

現実には、そんな回りくどいアピールをしても意味がない。

むしろ、彼がしきりに持ち出す噂話を聞いた人間のうちの約半数は

「こいつは人の秘密をペラペラ話すような人間だから、

 こいつに自分の情報を渡すと、きっと20%の嘘を混入しながら

 ”ここだけの話だけどさ~”とか言って噂話にされてしまうんだろうな」

という推測が働くであろうため、彼のアピールは逆効果である。

 

結果として、彼はもういい歳なのに人と親しくなる能力が全然向上せず、

彼の願いである「親しい友人を得る」どころか、

むしろ妻子にも疎まれつつあり、そのうちヤバい右翼団体とかに

入ったりするんじゃないかという危険臭を放っている。

 

(上記のような噂屋は、5w4と6w7を除くセクシャル盲点者に散見される。

 なお5w4と6w7は、IQテスト等でよく見る「囚人のジレンマ問題」を

 軽く解けるだけのT5力があり、他者の利害を容易に予測できるため、

 ここまでアホな行動はしないのだと思われる。

 ちなみにR氏は、囚人問題の解答を見ても理解できない感じの人物であり、

 計算等は普通にできるが、何らかの知能が欠落しているようなフシがある)

 

==============

 

さて、人と親しくなりたいゆえに噂話をしてしまうR氏の話をしたが、

私がこの話をしたのは、R氏を貶めて楽しむためではないし、

R氏を救う方法を考えるためでもない。

 

私がR氏について書いたのは、私が最近ハマっている

「自己保存、セクシャル、ソーシャル」(本能3分類)

の意味について、

わりと重要かもしれないことに気付いたからだ。

 

それは、

【セクシャル能力の不足を、ソーシャル能力で補うことは不可能】

なのではないか、ということだ。

 

そして、これを一般化して推測できることは、

【"盲点"の能力不足を、"メイン"や"サブ"で補うことは不可能】

なのではないかという、わりと身も蓋もない結論だ。

 

これは、たった1行の結論だが、たいへん根本的な事柄である。

この命題が正しいかどうかで、取るべき行動の指針が違ってくる。

 

============

 

上記の命題が正しいかどうかを考えてみる。

 

R氏の行動を見る限り、彼は自分のセクシャル力の低さを

自身のメイン機能であるソーシャル力によって補おうと

試みているのはおそらく明らかであろうと思われる。

(「情報共有」というソーシャル行為を、秘密話という「危険共有」

 に変形させて親密さにつなげようという意図がみられる)

 

しかし彼の作戦は、功を奏しているようには見えない。

なぜなら、噂話に精を出しているときのR氏は、外野の人から見れば

つくづく魅力に欠けた、つまらない人間にしか見えないからである。

むしろ人間関係を表層的に捉えていることを、自ら周囲に露呈している。

 

後出し情報になってしまうが、

9w8の彼はかつて、w8をこじらせて少年施設に入ったことがある。

彼は中学時代に、自分の両親を困らせるために執拗に軽犯罪を繰り返し、

「俺が犯罪をすれば困るのはお前らだ。やめてほしければ俺の言うことを聞け」

と言って親を支配しようとしたことがあったのだ。

施設に入って改心したと言っているが、T8が絶望的に下手なのは変わっていない。

いまだに何かを根本的に間違って理解している可能性はある。

 

本来であれば、もしR氏が「親しい友人が欲しい」と切に願うのであれば、

まずは「親しさとは何か」を、もっと真剣に考えてみるべきであろう。

しかしそれをせずに、他の機能によって表層的で見せかけの「成果」を

得ようとしている。

たしかに、相手が噂好きであれば、噂話への食いつきはいいだろうし、

ぱっと見「親しく話している感じ」にもなる。

しかしそのときの相手の関心は第三者に向いており、R氏には向いていない。

すさまじく本末転倒な匂いがする。

 

このことを、

「R氏は頭が悪いだけだ」

と見ることもできるし、

「R氏は統合先であるT3の悪いところ(=表層的で非本質的なところ)が出ている」

と見ることもできる。

もしそうであれば、これはT9型かつF型のR氏に特有のミスであって、

他の人にはあまり関係がないという話になる。

 

しかし、他者の関心をひくために噂話をするのは9w8だけでなく、

T4のFP型なども同じ過ちをよく犯しているのを見かける。

だから私には、これはT9だけの問題ではなく、

本能3分類の互換性についての話のように見える。

 

ということで、結局よくわかっていないのだが、

私はなんとなくのカンで、

「これはたぶん、すべての人に共通する問題だ」

というふうに思った。

 

ということで、私は

【"盲点"の能力不足を、"メイン"や"サブ"で補うことは不可能、

 ただし表層的でトータルマイナスな効用を除く。】

は真であると仮定して行動しようと思った。

 

ーーーーーーーーーー

 

さて、長話の末にようやく結論にたどり着いたが、

ここで自分自身を振り返ってみると、

私が彼と同じミスをするとしたら、

「ソーシャルを表層的に捉え、自己保存機能でソーシャル不足を補おうとする」

というミスであろう。

これは言い換えると、

「ソーシャルを甘く見て、自己保存の応用で制覇できると思いあがること」

とも言えるかもしれない。

 

これは、うっかりすると、やってしまいそうである。

そしてやるとしたら、

・社会を憎いと思ったとき

・ソーシャルで80点以上を取ろうとしたとき

などに起こるような気がする。

(特に社会を憎いと思った時がやばい。やりそうだ・・・)

 

これを回避するには、おそらく、

・社会を憎まない

・ソーシャルは「40点以上を確実に維持し、高得点は望まない」

というベーシックな方法しか存在しないのではないかと思う。

 

ソーシャルを得るには、ソーシャルそのものを身に着けるしかない。

他の機能で代用することはできない。

そしてたぶん、他人の力を借りることもできない。

少なくとも最低点は、自力で取るしかない。

・・・たぶん。

 

ということで、しばらくこの観点で考えてみようという話でした。

積極と受動(時限)

私はMBTIを知る前、発達障○についてかなり調べていた。

発達○害という単語はもはや危険用語であるので使わないほうがよいのだが、

要するにADHDとアスペのことである。(正確にはLDも含むとされている)

 

てことで、早く死語になってほしいので時限話とするが、

今回は「アスペ」の話をする。

 

MBTIを知る人ならわかると思うが、

ADHDとはE型の傾向そのものであり、アスペとはI型の傾向そのものである。

従ってMBTIを知る人には、ADHDやアスペという単語には

もはやほとんど意味がなく、MBTIのほうが詳細だし使いやすい。

 

ただ、MBTIでは不十分なところもあり、それがアスペの分類だ。

アスペには積極奇異型受動型があり(+変形バーションの孤立型)、

両者にはかなり大きな違いがある。

なおE型にはそのような区別はなく(全員が積極と受動の中間)

かわりにADDというのがある。

 

この違いを意識してか、MBTIにも-Aと-Tという分類があるが、

あまりメジャーな分類とは言えない。

私も、アスペの分類をE型にも当てはめるのはナンセンスだと思う。

だからたぶん、-A/-Tは今後も流行らないと思う。

 

************

 

さて、たぶん言わなくてもわかると思うが、私は積極奇異型のアスペである。

 

以下、かなり乱暴な言い方であるが、

時限記述として、ぼかさずはっきりと暴言を書いてみる。

 

アスペが積極か受動かは、恋愛傾向ですぐわかる。

自分からグイグイ行く「しかできない」のが積極奇異で、

言い換えると「相手からグイグイ来られたら絶対無理」なのが積極である。

 

結果として、積極と積極がくっつくことは無い。

電気のプラスとプラス、磁石のN極とN極・・・とにかく無理なのだ。

理由は「それだとヘテロにならないから」としか言いようがない。

積極型は、受動型のI型異性とくっつくか、中間型であるE型異性とくっつくしかない。

 

逆に受動型は待ちの恋愛姿勢であり、

同時に「相手が待ちの姿勢だったら絶対無理」なのが受動である。

受動型は、相手任せの異性は無理なのだ。

受動型は、積極型のI型異性とくっつくか、中間型であるE型異性とくっつくしかない。

 

 

だがここで、日本という国には奇妙な風習があり、

男女がお付き合いをするときは男性側から誘うという

意味不明な儀式がはびこっている。

たぶん外国のE型文化から来ているのだと思うが、

この文化はI型にはつくづくマッチしない、迷惑かつ愚かな文化である。

 

この文化を使って楽しんでいるのは攻受両刀使いのE型であり、

逆に損をするのはI型・・・特に受動男性と積極女性である。

なぜなら、受動男性と積極女性が付き合う場合、

本来の機能からいえば積極女性からグイグイ行くのが当然であるのに、

それが妙な日本ルールによって妨害され、やりにくいからだ。

 

おそらく受動型男性から見て好ましいのは積極型女性だと思われるが、

もし日本の儀式に踊らされて受動男性側からグイグイ行くと、

ほぼ確実にフラれることになってしまう。

なぜなら、積極女性は「グイグイ来られたら無理な人」が定義だからである。

(相手がE型であれば、自分から行っても問題ない)

 

じゃあ受動型が積極型を攻略したいときはどう行動すればいいの?

と言う人がいるが、その答えはたぶんシンプルである。

【できるだけ標的の半径5m以内に入っていき、にこにこしとく】

もう少し詳しく言うと、

・標的の動きを追って、付かず離れずでさりげなく追尾移動する。

・もし話しかけられたらうれしそうに応答する。

これだけだ。

一応存在に気付いてもらう必要だけはあるので、なるべく標的の視界に

入るように移動はするが、それ以外は何もしないのが一番である。

(事務的な用事で一瞬だけ話しかけるのはセーフである)

 

上記の答えは、受動型の人から聞いたのでそれなりの信憑性があると思うし、

積極の私から見ても、納得の答えである。

決して自分からアプローチしない受動型は、

積極の異性から見ると、たいへん好ましく見えるものである。

 

積極にとって、一番無理な異性は、積極だ。

べつに人物として嫌いというわけではないし、

むしろ積極から見た積極異性は、仲間感があって好ましい。

でも異性としてはどうしても無理で、

これは同性の友人がいかに好ましくても、恋愛対象にはならないのと似ている。

 

このへんのことは、30-35歳くらいになれば誰でも自然にわかってくるのだが、

10代や20代だと、なかなか気付くのが困難である。

長期にわたってアメリカナイズされた日本では、

E型が占領するメディアによって、軽薄な儀式が氾濫してしまっているからだ。

 

ところで、E型はメディアでしょうもない文化を流布しながらも、

実はE型は、I型には積極と受動があることに早い時期から気づいており

相手によって攻受を使い分けて盛大に楽しんでいる。

別に悪気があってやっているのではなく、もとより人間好きな彼らは

「攻め」と「受け」という役割分担を実演して遊んでるだけなのだが。

(だからE型どうしでもやっている。

 彼らは非定型の積極受動中間体であり、攻めも受けも両方大好物である)

 

※余談だが、そもそも若いE型って、とにかくI型のマネするのが大好きなんだよな。

 内気で恥ずかしがりなフリをするESFJとかENFPって、うじゃうじゃいるしな。

 (実際は、内気どころかドEのくせに・・・)

 なおE型が「I型のマネ」をして遊ぶ傾向は、たぶんESFJが一番わかりやすいと思う。

 たとえばISFJが衛生看護法を発明してやりはじめると、すぐに大量のESFJが

 「あれって、なんかモテそうね」とばかりにマネして看護をやり始め、

 いつのまにか看護界を占領して、軽薄かつ支配的な雰囲気を蔓延させたりする。

 たとえばISFJが観察保育法を発明すれば、それを見た大量のESFJが

 「子供のアイドルってのも美味しそうね」とばかりにマネしはじめ、

 数の力で保育界を占領してしまったりする(ISFJには0-1歳を押し付け)。

 

 まあE型は悪気なく人生を謳歌しているだけなので勝手にやればいいとしても、

 それに翻弄される若いI型はあまりに「損すぎる」んじゃないかと思うので、

 老婆心ながら、ちょっと書いておいた。

 ただ、E型は約半数が35歳以降に悲しいほどに綻び、負け犬の哀れさを匂わせ始める

 のが常だが、逆にI型は多くが35歳以降は犬ルールから解放され活き活きしてくる

 のが常であるので、人生70年のトータルではイーブンにできているような気がする。

 若年時は犬文化の受難者となる「積極女性&受動男性」も、35歳以降は漫画”逃げ恥”

 ”漫画家と異星人”のような、自分達らしい恋愛を誰よりも楽しんでいる姿をよく見かける。

 だから若いI型は、一時の不利にめげず信念を持って頑張ってもらいたい次第である。

 

 

積極と受動の話に戻るが、

実は私も、若い頃はぼんやりとしかわかっていなかった。

相手から来られたら無理っぽいということは察知できたが、

なぜそう思ってしまうのか、まったくわからなかった。

今ははっきりわかる。「凸と凸だから無理!」なのである。

 

もっと早く気づいてれば無駄な動きをせずに済んだのだが、

なんかI型って、そういうところが晩成傾向だよなと思う。

マウント

こないだISTP5w4の女性と話してたら、

「職場でマウントとってくる人がうざい」

的なことを話していた。

 

で、どんなマウント?って聞いたら、

「あの人も、あの人も、私の元カレなのよね」

みたいな、【私モテますマウント】なのだそうだ。

 

私は「あー、なるほどね」と言って流したんだが、

内心はいまいち賛同していなかった。

 

私としては、

仮にそのマウント主がT2・T7・T8のセクシャルメインだったら、

そういうのが日常の人も多いんだから、別にマウントには見えない。

 

逆に、もしその人がセクシャル盲点の人だったら、

赤の他人に元彼さんの秘密をベラベラ話したがるあなたは、

 間違いなくセクシャル神経が崩壊しています。

 家庭内別居へまっしぐらの残念な3w2ということで当たりですか?」

としか思わないので、アホな人やなーと思いこそすれ、

やっぱりマウントとは思わない。

 

こういう「マウント」の話は、逆の立場で考えるとわかりやすいと思う。

たとえば自己保存メインの人が

「あー、リモートで定時勤務とはいえ週5日はだりーよなぁ。

 せめて週休3日欲しいよなぁ」

とか言ったとしても、本人は別に

「俺は定時リモートで完全週休2日の勝ち組だもんね」

とか自慢してるわけじゃなく、

ただ素直にそう思ってるだけなわけだ。

 

でも自己保存神経が崩壊した、過労死まっしぐらの人から見ると、

「それは残業や休出を断れない私へのマウントですか?」

「私より多くの給料を短時間で得てる自分は有能っていう自慢ですか?」

と受け取られてしまう可能性は否定できないことになる。

(※これはまっしぐらの人には深刻な悩みなのだ。

  一方で、自己保存の人は過労死なんてなるわけない)

 

つまり、人は誰しも

「ほぼ無意識に、できて当たり前のこと」・・・メイン

「できるけど、どうでもいいこと」・・・サブ

「他の人は普通にできるのに、自分にはできないこと」・・・盲点

があるわけで、

もし誰かが自分の得意な話をすると、

それは必ず誰かにとっては苦手なことなわけで、

それを【マウントだ】と取る人は、わりとめんどくさいと思う。

 

私的には、マウントというのは

「俺なんか、もーーっと大きいオモチャ持ってるもんね!」

みたいな嘘をつくアホな子供のことであって、

これこそが猿の「マウント」に該当する行動だと思う。

 

 

ちなみに私はソーシャルが盲点なわけだが、もし他の人が

「イジメとかハブとかは、一度もされたことないですね。

 私、そういうのは得意なんですよ。今後も大丈夫だと思います」

と言ってたとしても、

「それはソーシャル崩壊で敵が多い僕への当てつけですか?」

「僕と違って自分はソーシャルが上手だと自慢したいわけですか?」

とは思わず、

「あー、あなたは2w1だからソーシャル興味ないけど得意だよね」

って考えるだけで、別にマウント取られたとか思わない。(実話)

 

むしろ、

「プロすぎてイっちゃってる本家メインの人よりも、

 ソーシャルサブの人の話のほうが理解しやすいから、

 何かちょっと質問しとこうかな」

ってなって、あれこれ教えてもらえる(自己保存的に+)。

だから自分が得意なことを話してくれる人は実に好ましい。

 

そういう意味では、冒頭に出てきた「私モテます女」は、

本当は得意じゃないことを話してるだけに見えるので、

たしかにうざいけれども、別に「マウント」には見えない。

むしろ可能性が高いのは、

「私のことを愛されない女だと思ってるかもしれないけど、

  そうじゃないんだからね!」

という、悲しい弁明のようにすら思える。

(こういうのはマウントじゃないと思うんだが、何て呼ぶんだろうな?)

 

 

一方で、相手が本家メインの場合は、たとえ内容が自慢っぽかったとしても、

実は悩み相談だったりするほうが多いと思う。

私よりだいぶ歳上のESTP7w8の話をひとつ。

 

ESTP「俺、モテるんだよねー。しょうがないじゃん、寄ってくるんだもの」

私「まあ、そうでしょうね」

ESTP「でもさ、もう身体が言うことを聞いてくれないのよ」

私「あ、そっち系の話でしたか・・・。」

ESTP「hiza君、バイ@グラ持ってない?」

私「持ってないです。高血圧ですって言えば病院でもらえるんじゃないですか?」

ESTP「低血圧だとあかんの?」

私「もともと血圧を下げるための薬ですからね」

ESTP「そうか、いいこと聞いたぞ!血圧あげまくってから病院行こう!」

 

(彼の悩みに、私のお得情報が役に立ったというわけである)

 

もうひとつ、中学時代の友人ESTP7w8と、20歳で再会したときの話を。

 

ESTP「俺、絶倫すぎて女がヘトヘトになるねん」

私「・・・。」(むしろ即死終了が心配な、未経験の私)

 

どう答えろと?

おそらく悩み相談だったのだろうが、相談する相手を間違っている。

そういえば彼が鍼灸学校を受けるときに生物の家庭教師をしたことがあり、

彼は私の「人体についての知識」に心底びびりまくっていたので、

また何かいい情報をパクれないか期待してたのかもしれないのだが、

残念ながら私にも知らないことはある・・・。

(っていうか、そんなの僕を見たらだいたいわかることやろ)

 

まあ今なら、

ベーブルースは1晩4人、チンギスハーンは1晩7人だったらしいよ?」

と言って、

彼が果たすべきノルマを果たしてないことを責めてやるのだがな。

エネルギーがもったいない話

私の周辺にはISTP5w4が数名いるが、

今日も今日とて、

彼らはひたすらジョブチェンジを繰り返している。

 

どうやったらそんなにすぐに変節できるのか、ある意味すげえ・・・。

「面接や入社に使ったエネルギーと時間がもったいない」

とか思わないのかな。

 

ひょっとして、何か崇高な理想を追い過ぎなのでは?と思ったが、

通説によると理想を追うのはT1の習性らしいので、むしろ逆か。

 

実現困難な理想(いや、T1なら「先の遠い目標」と言うべきか?)

みたいなものを何かひとつは持っていないと、

目先の条件に振り回されかねないということなのかな。

 

 

ISTP5w4は、人間的には潔くてイイヤツが多いのだが、

こと仕事とか働き方の話になると、

「餅を絵に描いて、すぐ破って描き直す」

を繰り返してる感じの、

何がしたいのかさっぱりわからん人が多い。

 

んでよく見ると、なんか職場で

「空気が読めて物覚えもよい、超スマートな人材」

みたいなキャラを演じてしまい、

そのハリボテを演じるのがだんだんしんどくなってくると、

「もう無理」ってなって、

別にいじめられたり冷遇されたりしたわけじゃないのに、

ひとりで勝手に遁走してるようにも見えなくもない。

 

まあよくわからんけど、ともかくすごいわ。

もはや1年続いたら奇跡に感じられるくらいだ。

 

私から見ると、まあ一歩譲って「辞めたくなる気持ち」はわかるとしても、

辞めたらまた面接とか受けて、わけのわからん職場に初出勤しないと

いけないのだろう?

そんな死ぬほどめんどくさいことをやる気力が、よく湧くなあと思う。

 

(しかも、もし新しい職場にボスザルボスママみたいなのが君臨してたら

 ダメージ喰らいまくったうえにリセットやむなしっていう、

 かなり確率のよくないルーレットを回しながらだ)

 

それだったら、ちょっとくらいハリボテが見破られても、

何らかの目標を達成するまで行き続けるほうが、まだマシやん・・・。

先のない職場に行く時間はバカバカしく感じるかもしれんけど、

頻繁に次を探すためのエネルギーのほうが、もったいなさすぎるで・・・。

 

ってことで、私は彼らに

「動く前に、なんか目標の数字をクリアしてから動いたほうがええんちゃう?

と言ってみたくなったのだが、

言っても嫌がられるだけから、たぶん黙って見てる。

サイト作りは難しい

いまさら、自社のHPを作ろうとしてるんだが・・・。

(既存事業用の化石サイトとは別に、新事業用のやつ)

 

なんか昔と違い、もはや検索からの流入は期待できそうに

ない気がするので、もう検索は捨てて、

ひたすら製品の箱から来てもらおうかと。

 

で、せっかく作るんだから内容を明確にしたいと思い、

しばらく前からあれこれ考えていた。

 

で、これ以上考えててもしょうがないと思い、

そろそろ手を動かそうと、社内のESTJ6w5の女性を

サイト係に任命してみることになった。

 

さてサイト係とあれこれ相談してみたところ、

彼女は、なんか笑うほど「操作性・実用性」の話ばかりして、

内容の「おもしろさ」についての話は一切出なかった。

(ある意味、期待通りのESTJである)

 

で、こりゃもう「おもしろさ」の部分は自分が1人で考えるしか

ないと思い、無い知恵を絞って考えてみた。

そのために、以下の3つを参考にした。

 

 1,youtubeの人気チャンネル

 2,現代風のアニメ

 3,マニアック系の機械販売サイト

 

以下、個別に話す。

 

==============

 

1,youtubeについての考察

 

これは自社サイト用にチャンネルを作ろうという話ではなく、

ただ「媒体としての特徴」を考察してみたという意味である。

 

様々なチャンネルを閲覧した結果、私はなんとなく、

youtubeはラジオである」という結論に達した。

すなわち、1人のyoutuberが多数のリスナーに話しかけ、

リスナーとそれぞれ1対1の関係を築いて1対Nにする

というものに見えた。

 

つまり言いたいことは、

youtubeはめっちゃセクシャルな媒体である」

ということだ。

 

また、さらに細部を分析すると、youtube

制作者が「セクシャルメイン」か「セクシャル盲点」かによって、

だいぶ傾向が分かれていると思った。

 

【セクシャルメイン型】

わりと思い付き的な軽いネタを、セクシャルの達人であるT2・T7・T8が

ぶっつけ本番で制作し、魅力ある話し方やリアクションで人気を取る。

 

【セクシャル盲点型】

緻密な計算で練られたネタと構成を、主にセクシャル盲点の人達が

けっこうな手間と時間をかけて作りこみ、安定した品質で人気を得る。

 

観察用に上記に分けたが、私は別にyoutuberをやるわけじゃないので、

この分類は正直どうでもよい。

ただ、上記のような区分をしながら視聴したおかげで、

ちょっと気付いたことがあった。

 

それは、

ラジオだから「セクシャル」な魅力を持つのは当たり前として、

「自己保存」と「ソーシャル」のどちらかが欠落すると伸びない

ということだ。

 

もう少し詳しく言い換えると、

・自己保存(知識・経験・情報などが得られるお得感)

・セクシャル(人間的魅力や刺激性が感じられる):最重要

・ソーシャル(適切性、賑やかさ、雰囲気)

の3拍子がすべて揃ってないと、人気チャンネルにはなれない

ということで、

この傾向はもしやサイト作りにも関係あるのではと思い、

「3拍子」の観点で考えてみようと思った。

 

なおどうでもいい話だが、私が昔つくったチャンネルは、

なんかそこそこいい線行ってたようなつもりになっていたが、

いま見たら報酬基準である登録1000件に届いてなかった。

それなりに時間かけてたはずなのに、これじゃ小遣い稼ぎにもならんがな。

まったく厳しい世界ですな。皆さんよーやるわ・・・。

あと、なんかやっててイマイチ楽しくなかった理由がわかった。

セクシャル媒体だったからだ。セクシャル嫌いの私は、そらあかんわな。

 

 

2,現代アニメについて

 

と書いたものの、私はアニメを見ていない。

しかし、なぜかアニメの「キャラ分析」の記事を熱心に読んでいたりする。

 

キャラ分析を読んで私なりに思ったことは、

「現代アニメは、おもっきしソーシャルな媒体である」

ということだ。

 

ソーシャル神経が死んでいる私ごときが語るのは僭越なのだが、

ちょっと述べさせていただく。

 

「ソーシャルな関係」とは、たとえば自分の周囲にAさんとBさんがいたとして、

・AさんやBさんと、自分が仲良くなろうとする =セクシャル

・AさんとBさんが仲良くするのを眺めて楽しむ =ソーシャル

という違いによって定義できると思った。

 

アニメについて言うと、ちょっと極端な見方かもしれないが、

「なんか画面の奥で、いろんなキャラがわちゃわちゃしてる雰囲気」

を味わって楽しむのが現代アニメの特徴ではないかと思う。

 

さて、そんなソーシャルアニメでは「キャラの役割分担」

みたいなものが存在して、それぞれのキャラは

わりと決まったパターンの言動をする感じがあると思う。

(たとえばドSキャラの女の子は、いつもドSなことばかり言う)

 

現実の世界では、人間はもうちょっと複雑に行動しており、

同じ人でも優しくなったり冷たくなったりするし、

寛容になったり不寛容になったりするものである。

しかしアニメでは、キャラを専門化するほうが登場人物を増やしやすく、

そのほうがソーシャル感を出しやすいのかもしれない。

 

てことで、まとめると。

現代アニメというソーシャルな媒体においては、

・各キャラは決まった役割を持っており、

・設定されたパターンの言動を繰り返す。

 

そうして皆が役割を果たしながら、

・なんか「わちゃわちゃした感じ」

で日常や事件が流れると、それを見ている人は、

まるで自分が傍観者であるような、

あるいは自分もその輪の中にいるような、

「あいまいでまったりした雰囲気」を楽しめる

ということではないかと考えた。

 

(ソーシャル崩壊の私の分析なので、違ってるかもしれない)

 

てことで、実はよくわかってないのだが、

これ以上考えたってわからんものはわからんので、

ソーシャル感を出すには「キャラとわちゃわちゃ」

ってことにしておいて、次に行くことにする。

 

 

3,マニアックな機械販売サイト

 

これは、もはや自社サイトのお手本とも言えるものである。

我が社の製品は必ずしも機械ではないが、

できればそっち方向へ進化して行きたいなということで、

機械のサイトを特に参考にした。

 

ただ、漠然と他社のサイトを見ても、なんか表面的に見てしまって

浅はかにパクることしかできなくなりそうだったので、

あえて一歩後退して、youtubeやアニメを分析してみたわけである。

 

で、準備運動のあとで他社サイトをみて思ったことは、

やっぱマニアックサイトは「自己保存」がメインテーマであるが、

そこにセクシャルとソーシャルをどう添加するかが課題である

ということであった。

 

 

てことで、以上を総合して整理すると、

・サイトのメインテーマ = 自己保存(知識、体験、データ)

・セクシャル風味の添加 = 次々と新しいことに挑戦(刺激性)

・ソーシャル風味の添加 = 複数キャラが生み出す雰囲気

のそれぞれについて考えていくことにして、

これらを3人に割り振って手を動かしてみることにした。

 

なお私の担当はセクシャルの部分である。

私は人間的魅力なんてあるわけないし興味もないのだが、

珍しいものを次々と作るという意味での刺激ならやれそうかも。

(私の身辺は、すでに変なものだらけだしね)

愛の対極は〇〇、無関心の対極は〇〇

以前、私は

「愛の反対は無関心なんかではなく、憎しみに決まってるやん」

という話を書いた。

(黒字の反対は0ではなくて赤字だよねという理屈)

 

これについて、なんか岡田斗司夫がおもしろいことを

言っていたので紹介する。

 

うまく表示されるかどうかわからんが、

岡田が言うには、下の図のようになっているのだそうだ。

 

 

  → 愛情 →

 ↑      ↓

無関心    飽き

 ↑      ↓

 ← 憎しみ ← 

 

・愛情を止めるには、飽きるしかない

・飽きを止めるには、憎むしかない

・憎しみを止めるには、無関心になるしかない

・無関心を止めるには、愛するしかない

 

 

これを私の視点で言い換えると、

「愛の対極は憎しみ」であると同時に、

「無関心の対極は飽き」であり、

これらが4つ巴の関係になっているということだ。

 

愛、憎しみ、無関心というメジャーな要素に、

第4の要素である「飽き」を導入して関係性を明快にするという手法は、

なんかMBTIに「直観」の要素を導入したマイヤー氏と似ている気がした。

 

てことで、私は4つ巴の関係にたいへん納得した。

さすが岡田である。

計測担当は来なかった

3月ごろに、うつ病でパラサイトをしていたNFJ型の九州の友人が

計測担当として我が社に来るかも、という話を書いた。

 

その後、友人(Y氏)は二度も入院して、

計画が延び延びになっていたのだが、

先日、Y氏の妹さんから電話があった。

 

妹さんと話すのは10年ぶりくらいだったので、

私は電話の表示を見てかなり嫌な予感がしたのだが、

残念ながら予感は当たり、

彼女は「兄が死んじゃいました」と言った。

私が「そうですか・・・ひょっとして肝臓ですか?」と聞くと、

妹さんは「そうです、肝硬変です」と言った。

 

それ以上の詳しいことは、わからない。

ただ、私はY氏が何度も入院するので、

「これはうつ病なんかじゃなくて、アル中なのではないだろうか?」

と、何年か前からうすうす思っていたのである。

 

 

彼が最初に入院したのは、私と同じ会社にいたときだった。

思えばその時も、たしか聞いた症状は「幻覚」だった。

壁じゅうを虫が動き回る幻覚で、それがいかに恐ろしいかを、何度か聞いた。

私は「それは大変でしたねー」と素直に反応したが、

よく考えたら、うつ病で幻覚というのは、あまり聞いたことがない。

むしろ幻覚は、アル中の典型的な症状である。

 

つまり、

「うつ的気分 → 気分を紛らわすために酒を飲む → アル中」

という流れで彼はアル中になり、

これは私から見ると

「病名:アルコール依存症に該当すると思うのだが、

彼自身は「飲みたくなるのは気分のせい」というこじつけ的理由で

「病名:うつ病と主張していたのではないかと思われる。

 

===========

 

私はだいぶ前、自分が会社を辞めたときに、しばしの休養ということで

九州の彼の家に一週間ほど遊びに行ったことがあった。

彼は自分の彼女や友人達を毎日のように紹介してくれて、

びっくりするほど親切に、そして賑やかに歓迎してくれた。

(彼は私が会社勤めに疲れて辞めたのだろうと推測して、

 全力で励ましてくれてたっぽい。このへん、さすがNFJである)

 

そのときの彼は元気で、うつ的な気配はあまり感じられなかった。

でも、いつもビールを「プシュッ」と開けていたのが印象的だった。

彼は、「もう二度とうつ病にはなりたくないよ」と言って、

ウォーキングやサイクリングなどの運動を非常に熱心にやっていたが、

(運動をすると脳みそによいのだそうだ)

しかし歩いた後は、当たり前のように必ず「プシュッ」とやっていた。

 

思えばあのときから、うつ的症状は改善されていても、

真の病巣である「アルコール依存症」のほうは、

あまり改善されてなかったのかもしれない。

(私もたかがビールと思って気にもしなかった。見事に騙された)

 

その後、私は開業して忙しくなり、彼としばらく疎遠になっていたが、

メールで彼女と別れたと聞いて、驚いたのを憶えている。

ものすごく仲が良いカップルだったから、数年で別れるとは思わなかった。

これは推測であるが、思えばそのころから、

彼はアル中を再び急加速させていたのかもしれない。

 

(彼女が去ってしまったから酒を飲むようになったのか、

 それともアル中がひどくなったから彼女が去ったのか、

 そのへんはもうわからない。

 ただ女性側がSFJ型っぽい性格だったので、私はなんとなく

 後者の可能性が高いのではないかと思っている。)

 

===========

 

私はどうやら、彼の嘘に気付くのが、だいぶ遅かったようだ。

こんなに長い期間にわたって人を騙せるのは、

優秀な第2機能にNiがある人ではないかと思うが、どうなんだろうな?

彼は自分はENFJだ(簡易診断でそう出た)と言っていたが、

INFJではないかとも思え、結局よくわからなかった。

(INFJ4w5のようでもあり、ENFJ4w3のようでもあった)

 

私は、自分は他人から詐欺られにくい性格だと思っているが、

それは「致命傷になりそうな嘘」についての話であり、

わりとしょうもない「すぐバレる系の嘘」には、誰よりも簡単に騙される

という自信がある。

たとえば「嘘ついて仕事をサボる人」とかには、100%騙される。

 

(※一時的に騙されてもたいした被害ではない場合、

 私は疑うことを時間の無駄だと考えているっぽい。

 つまり内容ではなく、ひたすら規模だけで判断している) 

 

いちおう会社を経営する以上、致命傷を受ける可能性はしつこく疑い、

常に最悪のケースを想定して二重三重の防衛策を講じているつもりだが、

たいした被害がなさそうな事柄については超テキトーというか、

疑うということにまったく意義を感じられないので、

相手の言うことをほぼ善意(故意の嘘がない言葉)として聞いている。

 

(※上記は科学と演技に関する事柄を除く。科学はすべて疑う。

  また相手が演技性障害くさい場合は、ほぼすべて嘘と確信しながら、

  どんな嘘をつくのかだけを観察している)

 

Y氏はNFJ型だったから、無意味な嘘をつく演技性障害ではないと判断し、

私は彼が伝えてくる情報は基本的に善意であるという前提で話を聞いていた。

だからY氏にとっては、すごく騙しやすかっただろうと思う。

 

こうして簡単に騙された私は、Y氏に向かって

「隠れて酒を飲んでるんじゃないか?」

的なことは、一度も言わなかった。当たり前だ。

なぜなら、私は最後まで、彼がうつ病だという前提で話をしていたからである。

 

私は妻のうつ闘病で苦労した経験があるので、

Y氏にはそれなりに気を遣って対応していた。

(がんばれとか言わないようにしていた)

しかし彼のパラサイトやニートについては、誰よりも露骨に指摘していた。

うつを治すことと、復職する計画を立てることは、相反しないと考えたからだ。

 

彼の無計画性について、私はメールでも電話でも、ストレートに本音を言った。

相手が年上であることも無視して、きついことをずけずけと言いまくった。

にもかかわらず、いつも連絡をしてくるのは彼のほうからだった。

私は、彼がどうして私を煙たがらないのか不思議に思っていた。

 

しかし、ようやくその理由が分かった。

彼の不調の原因が、アル中だったからだ。

きっと彼にとっては、

「hiza君は、酒のことをうるさく言わないから好き」

みたいな感じだったのだろう。

 

彼は最後の最後まで、僕に「謎解き」をさせて遊んでいたのだ。

きっと騙されている私を見て、内心ニヤニヤしていたのだろう。

でも、彼は最後まで騙すつもりだったわけではない。

死因を聞けば、すぐに謎が解けることだからだ。

 

私が何度も書いて送った「脱うつ計画」のメールは、すべて無駄であった。

それなりに時間をかけて一生懸命書いてるのに響かないなと思っていたが、

今となっては、それで彼が楽しんでくれたなら幸いだったと思う。

intp5w6による性格タイプ雑記ブログ