INTP5w6による性格タイプ雑記ブログ

MBTI&エニアグラムのよもやまブログ

マザーテレサのすごさについて

マザーテレサの原理」というのをご存じだろうか。

(ご存じのわけがない、私が勝手に作った)

 

マザーテレサはISFJ2w1、すなわち「働かない愛の人」である。

なぜ彼女は、働かない「穀潰し」の身でありながら、愛されることができたのか?

 

T型的な見方で申し訳ないが、彼女が一生やり続けたことは、

「歩き回って人から物をもらい、もらったものをすべて即日あげてしまう」

という行動である。

 

たとえば一日の終わりに、テレサのまわりにお腹をすかせた「Aさん」「Bさん」

という2人の人がいたとすると、

テレサは全資産(=今日もらったもの+昨日の繰り越し)を、

自分を含めて3等分し、その場で分けて食ってしまうのである。

(食いきれない場合は明日に繰り越し)

 

ここで視点を、パンをもらった「Aさん」「Bさん」に移してみよう。

AさんBさんからすれば、テレサ【全財産の3分の1をくれた人】である。

 

赤の他人に対して、全財産の3分の1を惜しげもなくくれる人に、

会ったことがあるだろうか?

おそらく、あまり会ったことがないでしょう。

テレサが愛されるのは、こういう理屈から来ているわけです。(しかも毎日実施)

 

これをN的に言うと、だいたいの感じとして、

愛とは「あげること」

であり、

愛の深さは「何割をあげたか」で決まる

ということになります。

 

 

ちなみに、与えた割合がそのまま「感謝」になるとは限らない。

愛(Fe)と感謝(Fi)は、根本的に別のものである。

Fe型にとって愛とは与えることであり、見返りを伴うものではない。

しかし、世の中の半数はFi型であり、彼らは基本的に見返りをするし求めもする。

結果として、たまたま感謝や見返りがある場合もあるということである。

 

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このことを端的に示す例として、私の父母の間で起こった論争を紹介しよう。

(たいへん見苦しい会話であることを、あらかじめ言っておきます)

 

ことの起こりは、競艇きちがいの父INFJが珍しく100万円ほどの舟券を的中させ、

母ESFPに「おすそわけ」として5万円をあげたことから始まる。

なにやらケンカをしはじめる2人。(なお私は当時大学生であった)

 

母:「100万も勝ったんやから、5万じゃなくて、もっとちょうだいよ」

父:「なんでや、タダで5万ももらえばじゅうぶんやろ?」

母:「いや、十分やない。

   私は以前パチンコで3万勝ったとき、あんたに1万円あげた。

   今回、あんたは100万勝ったんやから、私に40万くれるのが当たり前」

私:「それを言うなら、40万じゃなくて33万では・・・?」

母:「アホ!切り上げに決まってるやんか。お金には利子がつくんや。」

父:「わかったわかった、ほな、公平に1万をお返しすることにするわ。

   利子もつけて2万円あげるから、3万返せ。さあ返せ(手を差し出す)」

母:「よ、よくもそんなひどいことが言えるわね!人でなし!(半泣き)」

私:「お父はん、うるさいからあと5万あげてや」

父:「・・・しゃーないなあ、じゃああと5万やるわ」

母:「100万も勝ったのにたった10万って・・・ドケチ!!

   よーくわかった。このことは一生忘れへんからね。

私:「お父はん、僕にも的中自慢の聞いてあげ賃1万円、忘れんといてな」

妹:「私も聞いてあげたから1万円」

 

以上、私の実家の見苦しすぎる金銭的情景をご紹介したが、

母ESFPは完全に【割合論者】であり、同時に【見返りを求める人】

であることが、よくわかるかと思う。

(なお母は言葉通り、「あのとき10万しかくれなかった」と父が死ぬまで言い続けた)

 

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以上の話を読み、「F型はアホだ」と思ったT型諸兄もいたかもしれない。

しかし、そう思うのは早計である。T型も同じなのだ。

ただしT型の場合は、対象はお金ではなく「愛情」であるが。

 

ここはシモネタブログではないのであまり本意ではないのだが、

話をわかりやすくするため、「おっぱい」というものを考えてみよう。

 

世の貞節な女性は、おっぱいを誰にでも見せたりしない。

自分のおっぱいを見てもいい男性は、彼氏や夫だけである。

これはすなわち「全資産を夫にあげる」ということである。

 

(※厳密には、このおっぱいは過去に付き合った彼氏に既にあげたはずなのだが、

  そのへんを含めると話がややこしくなるので、ここでは未婚女性=全員処女

  という仮想空間での話として読んでいただきたい)

 

人の貞操観には個人差があるが、一般的な傾向として男性は(特にI型の男性は)、

女性から全資産をもらうことで深い愛情を感じ、

「全資産をくれて、うれしいよ」と感激しやすいものである。

 

逆に、たとえばESFJのグラビアアイドルのように

「乳首以外は誰でも閲覧OKよ、ただし有料ね。さあ、みんな見て見て!」

という場合は、あんまし全財産をもらった気になれず、

このアイドルと結婚したとしても、おそらく乳首ぶんの感激しか感じないだろう。

 

というわけで、個人差はあれど、T型男性にも

【愛とは割合である】

の原理は、深層心理として成り立っていると言えるのである。

 

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以上、記述内容に細かい間違いはあるかもしれないが、

マザーテレサのやり方には、一定の合理性があった】

ということは、なんとなくわかっていただけたかと思う。

この算術的合理性のことを、私は「テレサの原理」と呼んでいるわけなのである。

 

余談だが、私が妻にお金をあげないのは、この原理の応用である。

妻は私より収入が多いので、仮に私から10万円をもらうと、Fi型の妻としては、

収入比に応じて「10万円以上のものをお返ししなくてはならない」と考えるであろう。

それでは妻が気の毒なので、私は妻に、千円札しかあげないのである。

もらったのが千円札であれば、仮に利子をつけても、たかが知れている。

すなわち私としては、千円札しかあげないことが「優しさ(Fi)」となるわけである。

 

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最後に、INTP諸氏は、よく憶えておくべきです。

金を儲けると、愛の反対のもの・・・すなわち「憎しみ」を得るのがデフォです。

「嫌われる」のではなく「憎まれる」のです。

 

Fiを持たないITP型は、「嫌われる勇気」は理解していても、

「憎まれる勇気」のほうは、きちんと理解していない人がいる。

 

憎まれる勇気を理解し、それでも金儲けをしたい場合は、

誰に憎まれるべきかを選択すると、よいのかもしれない。

 

(ちなみに私も、ボッタクリ野郎とクソ客以外には、憎まれる勇気を持っていない。

 嫌われる勇気のほうは、まあまああると思っているのだが。)

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裏理論たのしい

エニアの裏理論を知ってから、人や会社の観察がおもしろい。

特に、これまで敬遠気味だったTJ族を見るのがおもしろい。

私が興味を持ったものを、小ネタ集みたいに適当に3つほど書いてみる。

 

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(話題1)歯医者

 

私は歯医者が嫌いだ。治療も嫌だが、歯科医にはISTJが多いので、

因業T1族に「死ぬまで通い続け、定期的に羊毛を刈らせてくれる羊」とみなされ、

養殖されてしまうのが嫌だったのだ。

(因業1族は、すぐに人間を養殖しようとしやがるからな!)

 

それが嫌なあまり、私は自分で歯科医の道具を買い揃え、

鏡を見ながら自分で治療していた時期もあったくらいだ。

私はそれほどまでに、因業に養殖されるのが嫌だったのである。

 

しかし、あるとき妻から「いい歯医者があるよ」と勧められ、

行ってみると、たしかに良い!

私が歯医者をほめたのは、そのときが初めてだった。

治療期間は長めだが、驚くほどに「持ち」がよい。

ここは養殖のためではなく、完璧に治すために長引いていると思える。

この歯科医は、T1要素の完璧主義が、いい方向に表れている。

 

それ以来、私はずっとこの歯医者に行って、治療を受けながら観察をしている。

この病院の経営は、たいへん私の興味を引くのだ。

なぜならここは、効率化の鬼のような病院だからである。

 

いつも医師と会話をするのは数秒、施術は1分である。

それ以外は、ESTJの「助手長」とその妹分達によって下準備がされている。

医師の時間を極限まで短くすることにより、多くの客を捌いているのだ。

 

これだけだと、コスト削減しまくってるだけのドケチ病院と思うかもしれないが、

この病院は、それをちゃんと客に還元している。

すなわち、投薬や検査にかかる料金が、びっくりするほど安いのである。

毎回レントゲンを撮って(データ重視)、この値段はあり得ない。

 

一般に、歯医者では、

「暇な時期は治療期間を長引かせ、忙しい時期はさっさと打ち切る」

というセコい技を駆使することにより、収益を最大化することが可能である。

 

しかし、この病院は、それをしないことを料金によって「証明」していた。

長引く時の料金が、あり得ないほど安いのだ。

子どもの飴代にもならないような額なので、

金のために長引かせているのではないと、誰でも理解できる。

おかげで、養殖されている気分にならずに済む。

 

そして何より、超効率型にもかかわらず、治癒率が驚異的に高い。

他の歯医者がゴミに見えるくらい、歯の病気のことをよくわかっているのだ。

また美的観点でも、色合わせなど現場でできる努力は徹底的に行い、

保険内材料のみでも何ら遜色ないように、工夫してくれている。

 

なのでこの病院は、むちゃくちゃ繁盛している。

その大量の客を、ESTJ助手長が高速パズルをして、

スケジュール表にぎゅうぎゅうに詰め込む。

料金は安いが、捌く数が尋常ではないので儲かっている。

 

ちなみにこの病院では、クソ客は一発で「出禁」にされる。

つまり、高効率に協力する客には「安くて高品質な治療」を与えてくれるが、

効率を妨害する客は、容赦なく永久追放されてしまうのである。

 

妻いわく

「あの病院は、客にめちゃくちゃ厳しい。あんたに似てる。

とのことであった。

ISTJと一緒にされたくはないが、たしかに似てる・・・。

この医院の院長は、1w9ではなく、ISTJ5w6(裏1w9)なのではないだろうか。

 

そして、この病院を見ていると、私の弱点もわかる。

すなわち、

この病院のやり方は、確実にある水準までは儲かるけども、

個人のスキルに依存しすぎているため、

規模を大きくすることが絶対にできない。

必ず頭打ちになるという弱点がある。

 

個人経営の歯科医院としては、おそらく正解なのだろう。

しかしINTPの私が同じ方法を取ると、(てゆうかすでにメチャ似てるんだが、)

数年くらいでだんだんサチってきて、

ついに年間伸び率が20%を切り始めると、とたんにつまらなくなり、

「飽きた」という結果になる傾向がある。

 

たとえ同じ5w6でも、ISTJは飽きにくいが、INTPは飽きやすい。

私はその違いを、しっかりと認識していなくてはならない。

 

この頭打ち飽き対策を、私はもっとまじめに考えねばならないと、

このISTJ歯科医を見ていて、しみじみ思った。

(んで、いい方法を、もう考えた。ここでは述べないけど。)

 

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(話題2)動物病院

 

昨日、飼い猫を連れて、いつもの動物病院に行った。

ここは、私が病院ジプシーの結果辿り着いた最高の医院であり、

医師のMBTIはINTJである。エニアは考えたことがなかったのだが、

今回考えてみて、「たぶん1w9」と思った。

(ちなみに受付の奥さんらしき女性は9感あり)

 

この病院は料金が高く、毎回1万以上吹っ飛ぶ。

つまり因業本家1w9の「ボッタクリ気質」が表れた病院であると言える。

ボッタクリなので客は少なく、わりと閑散としている。

 

しかし、ペット病院の目的は「ペットの病気を治すこと(T9)」であり、

圧倒的な治療力を持つこの病院は、目的に合致しているといえる。

客としては、「どうでもいい病気は安いESFJ病院へ、難病はINTJ病院へ」と

使い分けることができるので、少々料金が高くても何の問題もない。

高品質獣医は、1w9にピッタリの仕事であると思った。

今後も盛大にボッタクって、末永く営業して欲しいものである。

 

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(話題3)総合商社の仕事

 

ヤフーニュースで、就職の人気会社ランキングの上位が「商社だらけ」

になっているという記事を読んだ。

総合商社は給料がいいので人気になるのはわかるが、

具体的に毎日何をやってるんだろう?と思い、ちょっとネットで漁ってみた。

 

すると、たいへんわかりやすい記事があった! ↓

 

『総合商社で投資がしたい』君へ。長いけど読んでくれ。投資業務の理想と現実|就活サイト【ONE CAREER】

 

 

おー、様子がありありと目に浮かぶ・・・。

この仕事は、まさに「事務仕事」だ。これぞ文系、いかにも文系って感じ。

 

総合商社の仕事の分担方法は、要するに体育会系だ。

「~しといて」というシトイテ指令が、上から次々に、無限に降ってくるわけである。

指令の伝達は、たとえば

「接待の段取りしといて」とか「説明資料の作成しといて」

とかの、ひとことで終わり。

 

シトイテ指令をどうやって遂行するかは、指令を受けた人がすべて自分で考える。

決まった方法などない。とにかく契約が成立すれば、それが正解である。

 

そういう指令が、雨あられのように降ってきて、

ちぎっては投げ、ちぎっては投げと仕事を片付けていくうちに、

5年、10年と時間が過ぎていき、

いつの間にか年収2000万の高給取りになっていた、みたいな世界だ。

 

私が思うに、この仕事に向いているのは、たぶんT3型だろうと思う。

表裏を含めると「3w4-8w7組」「3w2-7w8組」という、

典型的な「エネルギッシュE型」に向く仕事だ。

 

私のカンでは、この中でも、総合商社は特にESTJ3w2に向いているような気がする。

なぜなら、この仕事は、目の前の人間を陥落させればよいので視野は狭くてもよい。

そして、もともと愛され力17位の3w2だが、仕事で活躍して高給を取り、

それを合コンや夜の店で自慢しまくれば、2w3女性あたりにモテそうだからである。

つまり「自慢屋」という彼らの短所が許されやすくなり、「ハーレム」という

彼らの願望にピタリと合致し、しかもハーレムに来てくれる相手は

ベストカップルの2w3という、たいへん理にかなった仕事であると思うからである。

 

 

I型の私としては、指令の数自体はさほど苦にしないかもしれないが(T型)、

内容があまりにも苦痛すぎるものばかりなので(特にアポ取り系)、

総合商社で働くのは絶対に無理である。

(正直、読んでるだけで鬱になりそうだった)

 

しかし残念なことに、なんか会社経営って、こういう苦痛な「事務仕事」に、

どうしても一定の時間を使わされる仕事のような気がする。

 

私は、他人を喜ばせるためにあれこれ気遣いしたり、

他人を説得するためのエクセル資料をカチャカチャやったり、

そういう「成否を他人が決める仕事」は、どうしてもおもしろくない。

でも、やらないといけない。

ああ、本当に嫌だ・・・心底から苦痛だ・・・。

私も「~シトイテ」って言いたい。

(実は今も、事務仕事の苦痛から逃避するために、こんなものを書いている)

 

私は、他人が成否を決める仕事になると、なんか「裏1w9」っぽい感じの

エセ完璧主義の悪い面が、もろに出てしまう。

私はI型のわりにプレゼンとかが妙に上手いようで(あなどれない4?)、

会社員の頃はよくやらされていたのだが、でもその上手さは、

普通の人の10倍以上の時間を使うことによるものなのだ。

 

私は基準が「他人」だと、いくら考えても確信が持てない。

確信が持てないと、納得がいかなくて気持ちが悪い。気持ち悪いから、また考える。

やってもやっても終わらない。どれだけやってもキリがない。

この種の仕事をすると、私は時間効率がダントツの最下位になってしまう。

つまり、向いていないのである。

もし私が鬱になるとしたら、この種の「事務仕事」をやり続けたときだと思う。

 

ちなみに妻ESTJ6w5に聞いたら、事務仕事は「べつに苦痛じゃない」という。

そして、「そういうゴミ作業の最中に何を考えてるのか?」

と聞いてみたところ、妻の答えは

「無(む)です」

だった。

 

うーむ、この答えは、たぶん事務屋の回答としては100点だ。

こいつは商社マンもやれるかもしれない。

やりたいことが「特にない」って、まじで最強だと思う。

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9力とは何か?

前回の表裏理論によって、自分が1w9の裏成分を持つかもしれないとわかり、

今までぜんぜん興味なかったT9、T1、T2あたりにも、

がぜん興味がわくようになった。

 

で、さっそく、「9力とは何か」を考えてみた。

 

このアホブログと違い、まともなエニアグラムの解説では

T9=平和主義、安穏、寛容】

などと言われているようだ。

 

ただ、それらの解説はポジティブな言葉だけを選んで慎重に書かねばならないという

苦しい立場での記述であるため、かえって何が言いたいのかわからんこともある。

 

私は超過疎ブログという立場を利用し、それらの解説とは一線を引いて、

あくまで「9力とは何か」という観点での自説を、軽率に書いてみる。

 

ずばり核心を述べよう。

9力とは【退屈に耐える力】のことである。

 

もう少し丁寧に言えば、

【時間をやりすごす力】とか【時間の経過を感じずにいる力】

と言うべきかもしれないが、

あえて限定気味に【退屈に耐える力】と考えるほうが、憶えやすい気がする。

 

なお「w9」の場合は、退屈に耐える能力が特に欠如していることを意味する。

てことで、裏が1w9の私は、退屈に耐える力が相当低いであろう。

(別にエニアに教えてもらわなくても知ってたけど)

 

そして私と逆なのが、真正の9w1であるうちの猫(INFP)だ。

こいつの時間つぶし力は、まじでハンパない。神がかっている。

 

たとえば、飼い主が寝ているときにオヤツが欲しくなったとすると、

私が猫であれば、3分も耐えられずに飼い主の顔をなめて起こし、

「にゃーん」(おやつちょうだい)と鳴くであろう。

 

しかしうちの猫は、寝ている私の頭の横に座り、1時間でも2時間でも、

私が目覚めるまで、平気でいつまでも待っているのだ。

私はしばしば、こいつの「待ってたよ力」に敬服する。

こやつのFi(がまん愛)は、ただものではない。

 

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あと、これはS型限定の話であるが、【黙々と同じ作業を続ける】

というジャンルにおいても、時間をやりすごす力が関係あるように思える。

 

私の個人的な観察によれば、

9的資質を持つS型の人」は、黙々作業の才能を持つように見える。

おそらく、頭の中は妄想の世界へトリップしているのだと思われるが、

高度なS力があれば、脳みそがトリップしていても、手は自動で動くのである。

(※9的資質=本体または逆ウイングに9を持っていること)

 

その点、N型はトリップすると手も止まるので、この種の才能には恵まれぬ。

またT9のS型でも、ウイングがw1の人は、手作業がスピードに比例して雑になる

傾向があるように見えるので、向いてるとは言い難そうだ。

 

 

てことで、結果的に「1w2(6w5)のS型、9w8(4w5)のS型」

おそらく黙々作業(トリッピング手作業)に向いている

ということになるであろうと予想するが、

まだまだ未検証の部分が多いので、今後観察していく予定である。

 

(※なお、いくら資質が優れていても、実際に同じ作業を10年続けたら

  誰でも確実に精神崩壊するらしいので、注意が必要である。)

 

 

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(以下は、読んでも役に立たない妄想駄文)

 

9力についての見解を述べた一方で、私の裏の性質、すなわち

「9力に欠けるくせに9を目指す」というw9の性質についても考えてみた。

 

私は本物の1w9ではないので、正確なことはわからない。

ただ、たぶん本物と共通するであろうこととして、

「w9=自然への畏怖」みたいな考えを持っているような気がする。

 

私は、人間をバカにしきっている嫌なヤツであり、

同じように、動物もわりとバカにしている。

私がバカにしていないものは、「地球」である。

 

私は産業をこよなく愛する5w6であるが、

ぶっちゃけ論で言えば、

人間にエサをくれているのは「地球様」であり、

人は母なる大地から「食糧」や「資源」をもらい、

それを加工したり運んだりしてるに過ぎぬ。

(そうわかったうえで、私は農耕や加工や運搬という人間の活動に親しみを感じている)

 

言い換えれば、我々は皆、地球に養ってもらっているに等しい。

それなのに、その母なる大地にまで「所有権」などという虚構を適用し、

他人から地面の使用料を巻き上げる「地主」などという人種は、

私の飼い主である地球様の名を騙る不埒な詐欺師と同じような存在であり、

誅しても飽き足らぬほど腹立たしい。

 

また、地球から資源を恵んでもらって生きている身でありながら、

地球から資源を掘り出すことを悪事とみなすグレタみたいなのも、

地主とは逆の意味で地球様をナメきっていると感じられ、

「何様のつもりじゃこのアホが」と言いたくなるわけである。

 

このことは、科学についても言える。

私は科学とは「自然の法則を知ること」と解釈しているが、

あくまで主役は地球様・宇宙様・自然様であり、

人間はただ「気づいただけ」に過ぎぬ。

 

それなのに、まるで地球の原理を人間が編み出したかのように考え、

やたらと「誰が考えたか」に注目したがる人がいる。

そして「俺が見つけたんだから俺のもの」的な主張をする奴などは、

やってることが地主と同じである。

 

私が学問界よりも産業界を好むのは、こういう1w9っぽい考えからであり、

その根源にあるのは、

【私にエサをくれてるのは、人間ではなく地球様】

という、自然への絶対的な畏怖なのである。

 

(したがって、私が人間に畏怖を持つことなどあり得ない。

 ただし、地球様よりはるかに劣る超格下の存在ではあるが、

 ニュートン様とメンデレーエフ様については、

 人間にしては極めて偉大と認める。)

 

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(参考):ウイングのサブタイプ(1w9)解説いろいろ

エニアグラムアソシエイツ||9タイプの分類 

エニアグラムタイプ1:ウイングは9と2 

1w9の解説ー「理想主義者」 - NT’sのblog

エニアグラム-理想主義者-タイプ1ウィング9 | 性格タイプ

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表裏の関係というのを知った!

エニアグラムで、なんかおもろい説があるのを知った。

下の図で、向かい合っている要素を「裏」と呼ぶとすると、

 

人間は「表」で困り果てると、「裏」へ逃げようとするとの説だ。



 

 

私は正直、エニアグラムは、怪しげな説が多すぎると思う。

「統合・退行」だの、「トライタイプ」だの、「本能のなんたら」だの、

あれやこれやとオカルトの盛り込みすぎで、正直まったく使いものにならない。

私は「ウイングのサブタイプ」だけが比較的使えると思っている。

 

そうしてウイングサブタイプだけを詳しく見てきた私としては、

この「表裏」説には、一定の説得力があるように思う。

なぜかというと、例えばENTJのウイングサブタイプは8w7と3w4が多いが、

上図で見ると、これらは向かい合っており、

本質的に「似たもの」であるとわかる。

 

他にも、ENTPに7w8と3w2が多いとか、

一定の関係性を感じる部分が多々あり、

このことは、同じMBTIでエニア(価値観)にどのように違いが出るかを

考えるうえで、何かの参考になる可能性があると思った。

 

ただし、「人間は表で詰むと裏に走る」というのは、ちょっと眉唾だ。

人がそんな都合よく豹変するというのは、考えにくい。

なぜなら、例えば5w6は頭脳をメインに使っているが、

裏である1w9は、主に身体の価値観である。

人間、いきなりそこまで豹変できるものだろうか。

 

どちらかと言えば、「対象による」のではないのか・・・?

たとえば、人は感情問題においては、仕事のように合理的ではないことも、

やってもおかしくないだろう。

つまり「豹変」するのではなく、普段から「対象によって使い分けている」

という可能性があると思う。

 

まあ、まだ知ったばかりなのでよくわからんが、とりあえず仮に

「人は表と裏を成分比 3:1 くらいで併せ持っている」

的な説を将来考えていくことを想定して、

まずはその第一歩として、表裏合算の分布表を作ってみた。

 

ということで、

まずは「表」だけの分布表。(出典なし。根拠オレ。転載は激しく非推奨。)

 



 

次に、「表」と「裏」を合算したやつ。MBTI別に%表示、根拠無、転載激しく非推奨。

(合算のついでに、エニアは価値観なのでN/SよりもF/Tのほうが関連が

 強いと考え、MBTIの並びを「N/Sまとめ」から「F/Tまとめ」に変えといた。)

 

 

 

どうでしょう?

なんか、傾向がわかりやすくなったんじゃないかな・・・?

 

エニアの分類はあまりにも難しくて萎え気味だったんだが、

これを使うと、これまでよりもだいぶ考えやすくなりそうな気がする。

やり方としては、

 ①最初は「表裏を同じとみなして、どのマスに入るか考える」

 ②次に、「どちらが表かを考える」

って感じで絞り込んでいくほうが、

最初から18個を嗅ぎ分けるよりラクそうだ。

 

ちなみに、今日たまたま面接をして、

「たぶんINFP9w1と思うけど、なんかISTPみたいな香りもするし、よくわからん」

っていう結果の人がいたんだが、

これについても、この表の

「たぶんINFPで、たぶん9w1-5w4組」

っていうマスからスタートすれば、正体不明の「ISTPっぽさ」の正体は

「たぶん、裏の5w4成分が、ほんのりとISTP感を醸し出してたのだろう」

という推測ができ、非常にラクになった感じがした。

 

まだ考え始めたばかりで話が超テキトーなのだが、

これから数か月ほどかけて、ちょっとずつ考えてみようと思う。

 

==========

 

(余談)

こないだT1因業族のことをボロクソに書いたのだが、何と、

・私5w6 → 裏1w9

・妻6w5 → 裏1w2

ということで、夫婦そろっておもっきしT1因業の成分を持つことが判明。

 

そうか、そういうことか・・・。

私は、本家の1族と、因業どうしで「攻撃的因業vs防衛的因業」という、

見苦しい同族対決をやってただけだったのか・・・。

 

しかも、本家の因業はだいたい「夫婦のうちの片方が1族で、相方は9族か2族」

なのに対し、わしら夫婦は、なんと2人とも「裏T1」。

ある意味、最悪の因業夫婦ですがな!

 

なんか、妻がちゃっかりすぎるのも、ちょっと納得したわ。

私たち夫婦は、金にはあんま困らんかもしれんな・・・。

何しろダブル因業だからな・・・。

 

 

てゆうか、わし、裏が1w9って、それは「白馬の王子」やん!

まじか!?

あの【持ってる金を惜しげもなく、すべて愛する者にあげてしまう】という、

あなどれない2力を備えた、女性から見た理想の男「白馬の王子」

その成分が、よりにもよって、この私に含まれているとな?

 

実を言うと、たしかに微妙にその片鱗がある・・・すごく小さな片鱗が。

私の場合は、余った金は「研究」に使い、研究でも余った金は「猫」に使い、

そこからさらに余った金だけを、「愛する人」に惜しげもなく差し上げる。

本家の王子と最後だけ似ているが、金額は100分の1くらいに減っている。

 

ちなみに、このへんの価値観が表れた20代前半頃の私の発言集

3つほど晒しておく。

 

若気の至り①

私「金なんて、3大浪費さえ避けてれば、絶対に困ることはないで!

  3大浪費っていうのは、家・嫁・車の3つのことや。

  こんなしょーもないもん買うためにあくせく働く奴は、本物のアホやで。

  逆に、この3つさえ捨てれば、金なんかどーにでもなる。

  君もよう憶えときや、イエ・ヨメ・クルマやで!」(24歳)

 

若気の至り②

私「わし今、生まれて初めて、真剣にお金ためてるねん。

  目標金額は300万、使途は裁判費用や。

  いつでも誰にでも裁判やれるように、ばっちり準備しとくんや。

  これこそ本当の金の使い方やと思うで!」(25歳)

 

若気の至り③

私「なあ、日本のGDP(当時はGNP)は500兆で、世帯数は5000万やろ?

  てことは、世帯収入1000万が平均のはずやのに、実際はその半分や。

  足りない分は、どっかの地主野郎に吸われてるっていうことやで。

  現代は、江戸時代の五公五民から、何ひとつ変わってないんや。

  わしは金は欲しがらないと心に決めて技術者になったけどな、

  でも地主野郎だけは絶対に許せんから、意地でも1000万だけはもらうで!

  そのかわり、1000万以上はすべて税金でも文句言わん。

  1000万以上欲しがる奴は地主と同じや。人汁を吸う金の亡者や!」(25歳)

 

 

思い返せば、いろいろと恥ずかしい発言をしまくっていたが、

私はこのころのほうが、今より1w9感が強かったかもしれない。

支出については、日本人家計簿の痛いところを突いてる部分もなくはない気がする。

(今でも、家とか車とかは、もちょっと考えたほうがいいんじゃ?と思わなくもない)

まあ、何に金を使おうが、その人の自由なんだけどな。

とりあえず間違いなく言えることは、

20代前半の私は、史上最悪の「裏白馬の王子」だということだな・・・。

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会社で上司から学んだこと

私は、会社員を10年ほどやっていた。

そこで色んな上司に会ったが、

いちばん参考になったのは、自分と同じINTPの班長のやり方である。

班長のやり方は、【3位戦法】というものだった。(私が勝手に命名

 

当時、私は大きめのプロジェクトに参加していて、

そのプロジェクトは12個の「班」から構成されていたのだが、

私の班長のやり方をみていると、

【他のすべての班にとって、我が班との取引量が3位以内】

を目指しているかのようなスタイルを取っていた。

 

つまり、決して特定の班とズブズブの親密関係にはならないが、

しかし相手にとって「そこそこの存在感」であろうとする姿勢だ。

 

このやり方の効果は、すさまじかった。

ズブズブ関係を避けることで、非能率な感情衝突や馴れ合いを排除しつつ、

我が班は総合取引量で【圧倒的な1位】を獲得し続けたのである。

 

各班から3位を獲得するための方法は、まあわかりやすいものだった。

それは「関係の薄い班からの依頼を優先する」というものである。

たとえば相手から見て我が班が2位のところと7位のところがあれば、

7位の班を優先して対応するのである。

 

これを繰り返していれば、すべての相手にとって我が班の順位が上がっていき、

相手の頭に「我が班の存在が思い浮かぶ場面」が増える(これ重要)。

結果として、我が班への依頼が増えていくというわけである。

 

(そんなわけで、3位という数字は目標ではなく、単なる結果であった。

 厳密には平均では3位には届かず、3~4位くらいだったかもしれない。

 でも世間では普通はライバルが11社もないので、普通は3位以内なら

 だいたいOKなんじゃないかと考え、私は「3位戦法」と呼んでいる)

 

私は班長のシンプルなやり方に深い感銘を受け、今もかなり意識して真似している。

この通りにやっていれば、土着商売でシェアが下位に落ちることは、まずない。

というか、狭い地域だと、勝手に1位になってしまうような感じさえある。

私としては、総合1位になると妬まれたり邪魔されたりしてめんどくさいので、

ぶっちゃけ2位くらいでいるほうがお得なのではないかと思っているのだが、

何にせよ、私はこの班長から「シェアの取り方」を学んだのである。

 

 

班長のおかげで、我が班のシェアは上がり、必然的に班員はみな活躍し、

それぞれ専門家として、なんというか「顔が売れた状態」になっていった。

会社員というのは、ある意味「自分が商品」の商売であるから、

社内で顔が売れると何かと得をする。

そういう意味で、ありがたい班長であった。

 

だが班長自身は、ちっとも出世せずに、55歳の第1次定年で

「もうお腹いっぱい」と言って、さっさと退職してしまった。

班長は、自分の顔を売ることには、ぜんぜん興味がなかったのだ。

 

班長の性格は、「与える人」の側面が強かった。

同じINTPでも、班長は私とは少し違うタイプだった。

班長は物静かで、INTP-Tだったように見えた)

 

班長が退職した後、みなで班長の家に遊びに行った。

和風づくりの、落ち着いた雰囲気の家だった。

そして娘さんや奥さんなどの家族がたいへん幸せそうなのを見て、

私は「だろうね」と思った。

 

私は、班長の作戦は真似しまくっているが、

班長の人生をそっくりマネしたいとは思わなかった。

それは、班長に対して、

「退職した後、何するの? 退屈してるんじゃないの?」

と思ったからである。

退屈嫌いの私としては、そういうのは不安でしょうがない。

考えただけでも恐ろしい・・・。

 

と、まあそんな感じで、

班長はよくわからない人だったが、おもしろい人だった。

会社では目立たない人だったが、私にとってはNo1のお手本であった。

 

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こういうありがたい上司がいた一方で、うんこみたいな上司もいた。

私が最初に当たったプロジェクトのリーダーがそれだ。

 

そのオッサンは、ESFPだった。

いつも怒鳴っていて、普段は「パトラッシュを叩く金物屋」に似ている。

しかし上司の前では豹変し、ドン引きするくらいへこへことゴマをするのである。

 

入社1年目だった私は、ある日、このオッサンと初めて会話をした。

そして昼休みになったとき、オッサンは私に「パンを買ってきてくれ」と言った。

まあ食堂に行くついでなので買ってきてあげたのだが、

するとこのオッサンは、パン代を払おうとしなかった。

 

私がパン代の200円を請求すると、

「おいおい、お前、俺から金とる気か?」

とか

「俺によく思われとけば、損はないぞ?」

とか言って、

なにやら関係ない話を持ち出しながら、

何としても200円の支払いを逃れようとするのである。

 

会社に入って間もない私としては、こんな漫画みたいなおっさんが

同じ会社に存在するとは夢にも思わなかったので、かなりの衝撃だった。

 

とりあえず

「全然よく思ってくれなくていいから、パン代200円を払ってください。

 払わないなら、今から労組へ行って来ます。

 あと、もう二度とあなたのパンは買ってきてあげません。」

と言うと、おっさんはしぶしぶ金を払ったが、

かなり不満げで、私に恨みを持ったようであった。

 

このオッサンとの戦いは、その後数年続いた。

私は序盤こそ押され気味だったが、すぐに必勝法を編み出し、

△△キラーと呼ばれた(△△はオッサンの名前)。

私はこのオッサンとの対決を通じて、口げんかの必勝法を学んだのだ。

 

それは、

【外形的には先にキレたほうが負けだが、内面的には先にキレたほうが勝つ】

というものだ。

脅しに弱い人は、相手に「キレられる」「怒鳴られる」のが怖くて、

ついついキレさせないようにと、変に気を遣ってしまう。

そうすると、相手はますます調子に乗ってしまうのである。

 

このような悪循環を断つ方法は、簡単だ。

相手がキレた瞬間に、自分も相手以上にキレまくり、怒鳴りまくればよいのである。

そのためには、「先に内面でキレておく」必要がある。

こちらが怒っていない時に相手にいきなりキレられると、誰でもびっくりしてしまう。

しかしいつでもキレる準備をしておけば、相手が怒鳴った瞬間、間髪入れずに

相手の2倍の音量で怒鳴りまくることができるので、相手がびっくりするのである。

 

この方法は、おもしろいほど効果的であった。

オッサンは、自分が怒鳴られるのが、すごく嫌だったのだ。

また、もともとおかしなことを言っているのはオッサンのほうなので、

こうして大騒ぎにしてやれば、困るのはオッサンのほうなのである。

 

まあそんなわけで、

たいして役に立つ知識とも言えないが、世の中にはクズはいっぱいいるので、

この「内面先ギレ法」は、頭の隅に憶えておいてもよいかもしれない。

(特に、会社を辞めて独立する人には、ちょっと役立つかもしれない)

 

当時の私は、こういう幼稚園児みたいなオッサンが世の中にはゴロゴロいる

ということを、長く穏やかな高等教育のうちに、だいぶ忘れかけていた。

 

思い返せば、小学校や中学校では、こういう人間は、普通にいっぱいいたのだ。

しかし高校以降は、多くのINTPは、暴力野郎が少なそうな高校へ進学する。

そしていつの間にか、脅しや暴力への免疫が消えかけている場合が多い。

(なお私がいた会社でも、このオッサンほどアホな奴に出会うことは、以後なかった)

 

会社を去り、土着自営の道を歩むということは、

こういうアホに「日常的に出会う」ということなのだ。

社会の姿は、あなたがいた高校ではなく、あなたがいた中学校のレベルに非常に近い。

そんな野生のサバンナみたいなところへ行くにあたり、

一定の心準備をさせてくれたという意味では、

このオッサンとの対決の日々は、まあ役に立ったのかもしれない。

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「先守」防衛

専守防衛じゃなく先守防衛。

これは、常に先回りして防衛せよという意味の、私が勝手に考えた言葉である。

 

以前「自己中の定義」の話で書いた通り、世の中には3種類の盗賊がいる。

 T1:足元を見て奪いたがる奴

 T4:嘘をついて騙して奪いたがる奴

 T7:暴力と脅迫によって奪いたがる奴

の3つだ。

人間は、これらの共食い族から、身を守らなければならない。

 

(※なお上記ではT1・T4・T7の悪口を言っているが、元の記事では

  他のタイプについても公平に悪口を述べている。

  T2・T5・T8は「自分だけゲットしたがる強欲な奴ら」だし、

  T3・T6・T9は「群れて勢力拡大したがる卑怯な奴ら」であり、

  いずれもロクな奴らではない。)

 

特に、T5族の私としては、本家の「自分だけゲット道」を曲解して

筋が通らないやり方で自分だけ得したがる「w258」の盗賊から強奪されると

格別の悔しさを感じるので、意地でも完璧に防衛をしなければならない。

 

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さて、上記の共食い族のうちT4・T7については、私は防衛にさほど困っていない。

5w6の私は4力があって騙しの手口はよく見えるし、また私の周囲にいる

6w5の人達は7力があって暴力の封殺法をよく知っている。

結局、私周辺で問題になりやすいのは、T1「足元を見る人」ということになる。

 

ちなみにT1族が好む職業には、

「因業大家(因業地主)」「因業金貸し」「因業役人」

などがあり、すなわちこれらの盗賊は

「家賃」「利子」「不作為賄賂」

という3つの手段で他人の金を奪おうとするので、

それらにどう対抗するかという話でもある。

 

(・・・って、なんか1族の悪口だけ言いまくるのはちょっと気が引けてきた)

 

まあ1族の悪い面は、むかしあった「米騒動」とかを思い返せば、

いちばん想像がしやすいかもしれない。

米騒動というのは、江戸時代の因業野郎が飢饉に乗じて米を買い占め、

米の価格を釣り上げて儲けようとしたが、怒った民衆に焼き討ちされ、

すべてを奪い返されてしまったという、バカすぎる事件のことである。

 

最近でも、コロナに乗じてマスクを買い占めたアホがいたようだが、

さすがにここまでアホだと、世間からしばかれるのは必然と思う。

 

しかし、じゃあ自分が焼き討ちなどの因業討伐に参加するかといえば、

そんなめんどくさいことを、私はたぶんやらない。

何しろ世の中には、因業族は人口の「9分の1」も存在するのだ。

彼らにいちいち腹を立てて全滅させようなどと考えたらきりがなく、

ヒトラーと同じ種類のアホになってしまう。

 

私としては、因業族をむやみに目の敵にするのではなく、

自分が因業の餌食にならないようにすれば、それでよいわけである。

 

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ということで、因業の対策について。

 

因業への対抗手段は主に2つあり、ずばり「備蓄」と「生産」である。

因業が他人の足元を見るやり方はおよそパターンが決まっていて、

歴史や古い物語などを読めば、彼らが狙う分野はだいたい予想がつく。

その予想に従い、物質や資材が不足する前にあらかじめ備蓄するか、

あるいは代替品の生産手段を確保しておくか、

そのいずれか又は両方を行えばよいわけである。

 

そしてここで重要なことは、

【決して、直前になって備蓄しようとしてはいけない】

ということだ。

直前になってあわてて備蓄するのは、むしろ因業の思う壺であり、

そうではなく、備蓄は「長期視野で平時から行う」ものでなければならない。

 

私の考えでは、因業の成立を許してから対策を考えるのでは、遅すぎる

自分周辺で因業を成立させないようにすることが「先守」であり、

場当たり的に守っているだけではむしろ敵を調子に乗らせ、

いいようにやられてしまうことになるだろう。

 

そんなわけで、私の因業対策はものすごい長期スパンで、少しずつ実行されている。

私が田舎に移り住んだのも、因業対策の一環であると言える。

例えば、都会で米3トンを備蓄するのにいくらのコストがかかるか?

おそらく保管場所の家賃コストが高すぎて、誰も実行しないレベルであろう。

しかし田舎は不動産が都会とは比べ物にならないほど安く、

特に中古のポンコツ物件なら東京の同規模新築の2~3%とかの価格レベルなので、

少々かさばるものでも惜しみなく備蓄が可能である。

田舎は備蓄に関して、都会よりも圧倒的に有利なのである。

 

そして備蓄よりも重要な「生産」についてだが、

私が製造業へのシフトを決めたのも、ぶっちゃけこれが背景にある。

自ら作れるということは、因業への強力な対抗手段であり、

基本的に備蓄は生産までのつなぎでしかない。

(なお生産においても、田舎は都会よりコスト面で有利だ。開発では不利だが。)

 

余談だが、私の知り合いで会社に「農業部門」を作っている人がおり、

もちろん因業対策だから私もめっちゃ興味があったのだが、

第3うんこSiの私にはさすがに平時に農業はしんどすぎると思い、

食糧については「個人備蓄と生産準備」にとどめることにした次第である。

 

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まあこんな感じで、私の因業対策は食糧だけでなく多くのジャンルについて

地味に着々と行われてきたのであるが、

しかし最近はプチン事件のこともあって、「武器の備蓄」に関心が向いている。

 

武器の場合は、食糧などとは少し事情が異なる。

というのも、日本ではピストルなどを保有すると、たとえ使っていなくても

銃刀法違反で直ちに逮捕されてしまうため、備蓄ができないからである。

 

ただ私が思うに、「いつでもピストルを製造できる知識、汎用加工機、動力源」

などを持っているだけなら、それによって逮捕されることはないはず。

そういう広い意味での備蓄なら、武器についてもやれることはあるはずだ。

 

 

そもそも、いくら因業対策として物資の備蓄や生産準備を整えていても、

そのときになってT7に暴力襲撃されて設備ごと奪われたのでは、

何をやっているのかわからない。

備蓄にしろ生産にしろ、そこには必ず「物資と設備の防衛」が

伴っていなくては、まったく意味がないのである。

 

これまでは、あらかじめ複数の拠点を確保しておき、

備蓄や生産力を分けてあげることで旧知の仲間を呼び集め、

私兵団として防衛することを考えていたのだが、

いくら人数を集めても、効果的な武器がなければ烏合の衆に

なりかねないと思うようになってきた。

 

歴史的に見て、因業族が猛威をふるうのは、主に災害や戦争のときだ。

かつて阪神大震災では、水を5000円で売った因業コンビニもあったそうだが、

さらに深刻な災害や戦争だと、無法状態が数年に及ぶことも起こり得る。

そうなると、今度は暴力好きの盗賊達が、どこからかすごい武器を調達してきて、

めっちゃ活き活きと強奪活動をするだろうと予想される。

 

そんな状態の彼らに対して、包丁レベルのしょぼい武器では、

おそらくたちうちできないだろう。

もっと彼らをあっと言わせるほどの超強力で連続力のある武器群を、

今のうちから真剣に考えておいて損はないというか、

それも含めての盗賊対策でなければならないと、最近思うのである。

 

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以上、私の因業対策について書いてきたが、

こういう話をおおっぴらにすると、

一般的な善人の方から

「そんなに他人を警戒して、悲しくないの?」

みたいなことを言われてしまいかねない。

 

しかし、それはちょっと違うのだ。

因業対策は、コストもかかるし面倒な面もあるが、

その一方で、非常に楽しい一面もあるのだ。

 

というのも、私はかつて麻雀というギャンブルをたしなみ、

履歴書の趣味欄にも麻雀への深い愛を書きまくってきたのだが、

すると面接官から

【どういう人と一緒に麻雀するのが楽しいか?】

と聞かれることが多かった。

 

そのたびに、私はいつも正直に同じ答えを言ってきたのだが、

私の答えは、

【麻雀は、まったく気が合わないムカつく奴3人とやるのが一番楽しい】

というものであった。

 

だってそうだろう。

いい人と麻雀をやって金を巻き上げても気の毒で申し訳ないだけだし、

逆に負けた場合もぜんぜん腹が立たないので、

つまり退屈でおもしろくない。

 

しかし、業つくばりのセコガメつい因業野郎が相手なら、

金をむしり取れば取るほど気分爽快だし、逆に負けると鼻血が出るほど腹立つので、

それはつまり刺激的で楽しいということだ。

 

総じて勝負事というのは、ムカつく奴とやるのが

いちばん刺激的で、いちばん楽しいわけである。

 

そういう観点で1w2という人種を見ると、彼らは

「足元見るのはNo1」で「愛され力が18種中の最下位」なわけだから、

いわゆる「他人にあげるのは痰(タン)でも惜しい」という類の超むかつく奴であり、

まさしく最高の勝負相手となり得るわけである。

 

てことで、私が隠遁準備を兼ねて因業対策をコツコツと行うのは、

ばかげた世紀末願望などに基づいてやっているのではなく、

わりと刺激的で楽しい「勝負」としてやってるので、

どうかご心配なくというか、むしろ私は

【因業野郎との先守勝負はめっちゃ楽しいから、みなさんもいかが?】

と、おススメしたいのであります。

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Ti型から見た「Te型の収入はなぜ多いのか」

私は、私の妻に、年収でたいてい負けている。

私は妻ESTJ6w5よりも「知的である」とみなされることが多いが、

こと金儲けの分野、特に「生涯収入」の分野では、

ぶっちゃけあんまし勝てる気がしない

(てゆうか、こいつ、ちゃっかりしすぎ)

 

学生の頃、私はよく妻と「桃鉄シリーズ」という金儲けゲームをして

遊んでいたのだが、

妻にはだいたい8割ぐらいの確率でベコベコに負けていたので、

そのときからちょっとだけ嫌な予感はしていたのだが、

どうやら私は、金儲けの才能がないらしい。

 

てことで、金に縁のないやつほど金の話をしたがるというわけで、

私から見た「金儲けにおけるTeとTiの違い」を書いてみようと思う。

 

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【金儲けにおいて、最も大事なことは何か?】

こういうテーマを話題にして、なんか色んなことを言ってる人がいるよな。

「人脈が大事」だとか、

「エネルギッシュであること」だとか、

「数値化が大事」だとか、

「スピードが重要」だとか、

その他にも、いろんな人が、好き放題なことを言っている。

 

しかしだな、

こんなに答えが分かれるってことは、

つまり「設問がアホ」ということなんじゃないのか?

 

私は、設問がもっとしっかり定義されていれば、

答えはほとんど1つに決まってもおかしくないと思う。

 

私は、この種の設問の定義がめちゃくちゃになる最大の原因は、

金儲け論議が好きな人の集団が、

「大儲け」以外は金儲けとみなさない

という、かなり偏った集団であるからだと思う。

(そして大儲けした特定個人の特徴を考えるから、答えがバラバラになるわけだ)

 

私は、そういう偏ったフィルターを取り除き、

純粋に「平均収入」(正確には収入中央値)だけに焦点を当てて、

「Te型の平均収入はなぜ多いのか?」

という素朴なMBTIテーマについて、長年観察を続けてきた。

 

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前置きが長くなったので、単刀直入に結論を書こう。

 

私は、Te型の平均収入が多い理由は、彼らの

【出されたものはパセリでも食う】

という性質によるものだと、心から確信している。

 

(私は、これがSTJだけでなくNTJにも当てはまることを

 いくつかのサンプルで慎重に観察した結果をもって、

 このようなたわごとを書いている。)

 

 

パセリというのは、「おいしくない仕事」の喩えである。

利益率が低すぎるとか、手間がかかりすぎるとか、

リスクが大きすぎるとか、将来性がないとか、

様々な理由によって、とにかく旨味を感じない仕事のことを、

ここでは「パセリ仕事」と呼ぶ。

 

当たり前のことだが、

パセリを食っても、大儲けはできない。

(これはだいたい理屈でわかる)

大儲けした人の中には、パセリを食わない人も多い。

(これもだいたい見てればわかる)

 

しかし、

パセリを食ってさえいれば、だいたい平均以上にはなれる

(これは案外知らない人が多いように見える)

 

てことで、

この話を聞いたからって「やる気がわいた!」みたいな効果はなく、

むしろ萎える人が多いかもしれないが、

しかしこれはたいへん重要な観察結果であると、私は思っているのである。

 

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そういう私は、パセリを食うのが嫌いである。

特に、「ウェットな人間関係が絡みそうな仕事」とか、

「後からイチャモンをつけられそうな予感がする仕事」とかは、

食べかけても、「げー」って吐き出してしまう。

 

脳みそが拒否しており、食べたくないのだ。

いくら努力家のT5型でも、脳が拒否してることを努力するのは難しいと思う。

 

従って、私は、私のような者を販売担当者にしてはいけないと思う。

 

しかし逆に、出されたパセリを「食わずにいられないやつ」を

販売担当者にすれば、とりあえず会社はその業種で「平均以上」

みたいになれて、つまり死なないで済むことが多い。

 

パセリ嫌いの私がやるべきことは、

パセリを残すのが死んでもイヤな人に販売や受注を任せて、

そいつがパセリをむしゃむしゃ食うのを、

見ないようにする」ことである。

 

食べてるところを見たら、

「おげー、そんなもん食わないでくれ」

って言いたくなる。

しかし見なければ、言いたくならない。

だから見てはいけない。

 

販売担当がパセリを食う様子を見ているよりも、私は外を見て

「ウェットじゃない仕事で、将来性もちょっとありそうなもの」

を探しに行くほうが、

私も苦痛じゃないし、よほど会社のためにもなる。

 

パセリ担当は、私がエサを探しに行く時間を、せっせと作ってくれているのだ。

だから何が何でも、私はエサを見つけて来なければならない。

パセリを拒否する脳みそを持ってしまった私としては、そう考えるより他にない。

 

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(追記)

 

私はふだんから「パセリでも食う」という言葉を口癖のように使っているので

上記のように書いたが、もう少し一般的に言い換えると、

「食える時に満腹まで食う」タイプが有利であるという話かもしれない。

その逆に、

「もっとおいしいものが出てくるかもしれないから、今は食べないようにしとこ」

みたいに考える人、つまり幸運の「余地」を残しておきたがる人は、

最も貧乏になりやすいタイプではないかと思う。

 

私は「対人リスク」が嫌なだけで、別に幸運を期待してるわけではない。

だからたぶんそこまで貧乏にはならないのでは?と勝手に思っているが、

まあどっちにしろ、妻にはまったく勝てる気がしない。

こいつのちゃっかりぶりは、まじでありえねー。

雨が降っても雪が降っても、カエルが鳴いてもカラスが鳴いても、

なぜかこいつが小銭をもらえる仕組みになっている。

(ちなみに財布は別々)

 

昔は、桃鉄なんか強くても、何の意味もないと思ってたのになあ・・・。

将棋とか戦争ゲーとかなら、滅多に負けないんだけどなあ・・・。

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